オンライン開催の古物市場一覧|初心者が押さえたい情報も満載

オンライン開催の古物市場一覧|初心者が押さえたい情報も満載

古物商の許可を取得することで、参加が可能になる古物市場。古物商のみが参加可能な古物の取引場所であり、安価で仕入れられる・大量購入も可能などさまざまなメリットがあります。 そのため古物商の許可を取得したなら、積極的に利用したいものです。

中でも、新規参入で利用しやすいのはオンラインに対応している古物市場でしょう。 「古物市場ってどんなところ?」 「どんなことに気をつけたらいい?」 といった悩みも解決できるよう、オンライン対応の古物市場について紹介します。

 

古物市場初心者にはオンライン参加がおすすめ

特に初心者におすすめなのが、オンラインで参加可能な古物市場。ネット環境さえあればどこからでも利用できるオンライン古物市場は、コロナ禍の影響もあり、開催が増えてきた今がチャンスです

オンラインで参加できる古物市場

古物市場には大きくわけると、現地まで出向き参加する従来の古物市場、そしてオンライン開催のみの形態を取っている古物市場、そして利用者の都合に合わせて選択可能な古物市場があります。

このうちオンラインでの参加が可能な古物市場をピックアップしました。古物市場ごとに取扱いの中心となる商品は違います。メイン商品ごとに市場を分けたので、参考にしてみてください。

ブランド品・宝飾品・時計がメインのオンライン古物市場

古物市場で最も人気があり、メインでの取扱いも多いのがブランド品や宝飾品、そして高級時計です。ブランド品はバッグからアパレルまでさまざまな商品が出品されています。

日本流通勉強会オークション

東京、大阪にてオークションならびに勉強会を開催している株式会社LUCEが運営する日本流通勉強会オークション。取扱い商品は、ブランド品・宝石・高級時計です。

現地参加型の通常オークションの他、JDSオークションアプリを使用してオンラインでも参加可能です。iPhone、Androidのスマホやタブレットに上記のアプリをダウンロードすれば、国内だけではなく海外からでも入札できるのが特徴と言えます。

入会は、古物商の許可さえ持っていれば誰でも可能です。電話・メールにて入会申し込みをおこない、古物商許可証のコピーや代表者の身分証明書、個人情報を含む登録情報取り扱いの承諾書と振込口座指定用紙を新規参加申込書と一緒にFAXで送信します。新規参加申込書は、サイトからダウンロードしましょう。

簡単な入会審査に通れば、入会金・年会費の支払い確認後にアプリのIDやパスが発行されます。 日本流通勉強会オークションの入会金は30,000円、年会費は10,000円です。ただ年会費は、2年目から11,000円になる為注意しましょう。

落札手数料については、アプリからオンラインで参加する場合、税込10%です。 商品の詳細や画像はアプリからでも確認できますが、現地での下見も可能です。下見で現物を確認、オークションはオンラインで参加するのも選択肢のひとつではないでしょうか。

開催日は基本的に大阪会場・木曜、東京会場・月曜。サイトにてお知らせされています。

新規参加者や初心者も参加しやすい開けたオークションを展開する日本流通勉強会オークション。今後さらなるブラッシュアップが期待できるオンライン参加可能な古物市場です。

コメ兵オークション

国内シェア最大級のコメ兵オークションは、日本最大級リサイクルショップを運営するコメ兵ホールディングスが開催しています。取扱いしている商品は、宝石・時計・バッグ・アパレル。アパレルは、ハイブランド他人気ブランドが取扱いされています。

コメ兵オークションは、オンライン参加型ですが、実地下見も可能です。とはいっても出品物は、コメ兵ならではの豊富な実績と経験により培われたスキルにより鑑定されていますから、オンライン下見のみでも安心して入札できます。

2022年からは、入札システムを一新し、入札式オークションから競り上がり式オークションへの変更されより利用しやすくなりました。現在価格がわかるため、効率的かつ計画的な入札が可能です。また新システムでは、即決落札が導入され欲しい商品を即決価格ですぐに落札できます。

入会はオンラインから申込み可能。会員登録時には古物商許可証と登記簿謄本もしくは個本人確認書類を用意しましょう。審査に通過するとオークション会員アカウントが発行されます。 コメ兵オークションの入会金は30,000円、月会費3,000円です。

落札手数料は、商品1点ごとに発生しますが、詳しい手数料率は要問い合わせ。毎月第2・第4水曜日は、宝石・時計・バッグ、アパレルは第一水曜日にオークションが開催されています。

JBAリアルライブネットオークション

株式会社K-ブランドオフが開催するJBAリアルライブネットオークションは、ブランド・宝飾品・時計を取り扱っています。 株式会社K-ブランドオフは、大手リサイクルショップのコメ兵グループで、毎週約2,000点の商品が出品されます。

また、リサイクル品だけでなく新品も入手可能です。 JBAリアルライブネットオークションは、パソコンやスマホさえあればどこにいても参加可能で、下見や事前入札もできます。

JBAリアルライブネットオークションは、業者同士のオークションではありますが、誰でも参加しやすいしがらみのないオークションを目指しています。そのため古物商を取得していれば、厳しい条件や審査はありません。

入会は申込みフォームから可能。オンライン参加したい場合は、入会を希望する市場にJBAライブネットオークションの欄をチェックしましょう。 入会後は専用のアプリをダウンロードしてオークションに参加します。

入会金は通常30,000円ですが、キャンペーン期間中は入会金無料です(2022年5月現在)。月会費は3,000円、年会費は33,000円。 落札手数料は、落札額によって変わり通常は1,000円~5,000円で500円の手数料が5,001円~20,000円では落札額の10%、それ以上になると2%が商品1品ごとに必要です。

ただし、キャンペーン期間中は落札額10,000円までは500円、99,999円までが5%、100,000円~が2%です。 オークションは毎週木曜日の10:30~です。

Rs-Ayctuion

全国、海外のブランド業者専門のRs-Ayctuionは、ブランドバッグ、ブランドジュエリー、時計、宝石がメインに出品されているBtoBオークションです。

基本はレストランを貸しきったビュッフェ形式の食事をしながら開催される平場オークションです。 ただし、ネットを介したライブ参加も可能です。ライブオークションの場合は、1,000円・5,000円・10,000円単位でのボタンを使用した競り上がり方式です。

入会は申込みフォームまたはサイトから申込み書をダウンロードしておこないましょう。登録完了までは2~3週間の時間がかかります。 入会金33,000円、年会費11,000円、ライブでのオークション参加費は1社1,100円です。

買い手数料は、宝石が落札額の2%、バッグ・時計は3%で設定されています。 ブランドバックが毎月第2・4水曜日、宝石は毎月2日、そして時計は月1回オークションが開催されています。

monobank wordwide auction

オンラインで完結するmonobank wordwide auctionは、世界中から参加可能なリアルでは実現できない大規模オークションです。宝石・時計・バッグ・道具といった古物を扱っています。 monobank 最低保証価格が設定されており、誰でも安心して始めやすい設計のオークションです。

週のはじめには出品リストが公開され、下見・事前入札が可能になります。そして、水曜日には、動画での下見が公開されます。 また、モノバンクのバイヤーが出品される全ての商品を検品し、モノバンクバイヤーズコメントとして情報を提供しているため、下見の精度をあげ満足のいく仕入れをサポートしてくれます。

気になる場合には受付フォームより申込み、届いたe-mailに必要事項を記入・必要書類を提出してください。受付・審査完了後にログインに必要なIDとパスが届きます。 入会金は20,000円、年会費は12,000円。骨董品・美術品類は落札額の5%が落札手数料として発生、その他のジャンルは3%が落札手数料です。

オークションの開催は毎週金曜日と土曜日。金曜日は時計・宝石オークションがAM9:30からスタートします。土曜日は家電・バッグ(ブランド)のオークションが開催されています。

大吉オークション

買取専門店・大吉が提供するオークションは、オンライン参加型です。出品される商品は、大吉が独自のルートで仕入れたものや多数の取引企業による時計やジュエリー、ブランド品で、毎回3,000点以上の商品が出品されています。

大吉オークションへの参加は、サイトの申込みフォームから。申込み後、大吉から送信されるメールに古物商許可証のコピー・口座情報・身分証明書のコピーなどの必要書類を添付し提出します。会員登録完了のメールが届けば、申込み完了です。

毎月14~17日までは下見会、14~18日までは入札会が開催されています。入札サイトよりログインすれば、簡単に参加できます。 競り上がりの入札方式を採用しており、入札はオンラインのみで完了しますが、東上野会場で希望者のみ実地での予約下見が可能です

大吉オークションでは、入会金や年会費、月会費が無料。オークション参加費のみ3,000円がかかります。買い手数料は、ジュエリーが3%、ブランド品5%、時計3%となり別途消費税もかかってきます。 開催日は、毎月18日と25日ですが、1回開催のみの月もあるためお知らせをチェックしておきましょう。

エコリング the オークション

株式会社エコリングが提供する古物ネットオークションがエコリング the オークションです。エコリングが仕入れたブランド品などが出品されており、月間約45,000件出品、落札率約85%を誇る大型ネットオークションです。

リアルタイムオークションとタイムリミットオークションの2種類があり、それぞれに異なる特徴がみられます。 実際の競りと同じように取引のできるリアルタイムオークション。そしてあらかじめ商品ごとにオークションの終了時間が決まっており、現在の最高入札額も目で見て確認できるタイムリミットオークション。特にタイムリミットオークションは、忙しくて時間が取りにくい方、オークション初心者におすすめのシステムです。

エコオクは基本的に古物商の許可証があれば、厳しい入会条件はありません。入会フォームから必要書類と共に必要事項を記入して送信すれば、およそ2週間ほどでID・パスが発行されます。

入会金は30,000円、年会費は20,000円が初期費用として発生。年会費は加入月によって変わり、2~7月までの入会者は10,000円です。更新月は、毎年8月となり年会費20,000円が請求されます。手数料は落札額ごとに500円・1,000円・2,000円です。落札額がいくらになっても最大で2,000円しかかかりません。

リアルタイムオークションは、毎週水曜日・金曜日AM10時~。タイムリミットオークションでは、毎週水~火曜日のPM8時までです。

アプレオークション

貴金属・リユース事業を展開する株式会社アプレ。独自に仕入れた商品や多数のパートナー企業による豊富な商品量を誇るアプレオークションを開催しています。アプレは宝石やジュエリー、貴金属に強く、時計やブランド品も対象です。

オークション会場での下見もできますが、基本的に下見から入札・落札までを全てオンラインで完了可能です。入札はWebでの競り上がり方式が採用されています。

入会はサイトの新規申込みフォームから可能ですが、申込みには審査があります。 審査に通過した場合のみオークションに参加できます。アプレオークションは、入会金・年会費が無料。大会参加費として取引成立時のみに3,000円が発生します。

落札手数料は、ダイヤ・宝石・時計は落札額の3%、ブランド品は5%です。 開催日はジャンルによって異なり、毎月11日大会はジュエリー・ダイヤモンド・ブランド品・時計。25日大会はジュエリー・ダイヤモンド・ブランド品のみです。

スターバイヤーズオークション

スターバイヤーズオークションには、国内だけではなく世界中から高品質な商品が集まっています。商品数は月間25,000点以上、宝石貴金属・高級時計を中心にバッグやアパレルも取扱中です。宝石に関しては、ブランドジュエリーとノンブランドジュエリーに分かれています。

このオークションは、毎日入札可能という特徴があります。毎週水曜から土曜日の期間、毎日新しい商品が出品されているのです。 オークション自体は、オンライン完結の競り方式ですが、下見・検討期間が6~7日ほどあるのでじっくり検討できるのも魅力と言えます。
商品は確かな検品とケアがなされているとのことですから、安心して入札できるでしょう。

スターバイヤーズオークションは、基準を満たしているなら新規会員登録をすれば誰でも利用可能で、入会費・年会費・参加費・下見料は、全て無料です。落札時の手数料は、時計・ブランドジュエリー・ノンブランドジュエリー・バッグ・アクセサリー・小物が5%、アパレル・靴・シルバーブランドは10%です。

家具・家電・生活雑貨がメインのオンライン古物市場

生活や仕事に必要な家具や家電も、古物市場では需要の高いジャンルのひとつです。

トレファクライブネットオークション

リサイクルショップを全国に展開するトレジャーファクトリーが運営するオンライン参加型のトレファクライブネットオークションです。家具・家電・生活雑貨・ブランド品などさまざまなジャンルの商品を取扱っています。

多くのネットオークションでは、ブランド品が主流でしたがトレファクライブネットオークションでは、これまで活発ではなかった家電・家具を中心とした一般家庭用品をメインとしているのが特徴です。
また、オークションは道具類とブランド品に分かれています。

入会方法は、サイトのフォームから必要事項を記入し、必要書類も添付するだけと簡単。ブランドオークションは、登録料30,000円、年会更新料10,000円となり、参加費はありません。 落札時の手数料は、200,000円までは5%、それ以上は1%です。道具類のオークションになると登録料として30,000円です。これは、ブランド・道具いずれかのオークションに初回参加した時のみに必要です

年会更新料10,000円、参加費として1回2,000円がかかります。手数料は、金額にかかわらず落札額の10%です。参加費と手数料がブランドオークションと違うため注意しましょう。 ブランドオークションの開催日は、毎月第一月曜日の10時から。道具オークションは、毎週水曜日9時から開始されています。

リステージオークション

日本最大級のオフィス家具リアルネットオークションが、リステージオークションです。リステージオークションは、BtoBオークションとなり現在240社以上が会員として登録しています。

780坪もの自社倉庫にて運営しており、その規模は日本最大級で、1開催およそ3000点のリユース商品が出品されています。Webにて出品情報の確認や入札が、全国どこからでもできます。

入会は申込みフォームに必要事項を記載の上で送信。3営業日以内に担当者より連絡があります。 新規入会金は30,000円、参加していない場合でも直近の開催日精算書にて精算しましょう。また、オークションに参加するたびに参加費として1,500円が必要です。手数料は落札額の7%がかかります。

毎週金曜日、10時からオフィス家具を中心とし家電や雑貨、厨房機器などのオークションがスタートします。

中古車・中古PCスマホ・医療機器がメインのオンライン古物市場

需要と人気は高いものの、専門的な知識などが必要となるジャンルの中古車屋中古PBスマホ、医療機器。運営企業の検品システムなどが重要です。

オークネット

世界初の中古⾞TVオークションが出発点となっているオークネット。オークション会場を持たないオンラインオークションを展開します。

現物での出品もなく、他と比べても特殊なプラネットフォームと言えるでしょう。 オークネットがメインとして扱っているのは、中古車・バイク、中古スマートフォン・パソコン、中古医療機器、中古ブランド品・花きです。情報の信頼性が特に求められる商品を対象としています。

オークネットでは、信頼性の高い検品・検査システムがあるため、上記のような商品を取扱うことが可能とのことです。 入会はサイトのフォームから可能ですが、サービス種別を選択する必要があります。古物商許可証他、口座情報などを用意しておきましょう。

入会審査後、オークネット営業より取扱説明があります。 入会金や月額費用、手数料はジャンルによって異なっています例えばブランドオークションは、月額3,800円〜です。中古車オークションでは、月額費用44,500円、中古バイクオークションは月額最安0円から利用可能です。また、さまざまな有料のオプションサービスも用意されているため、詳しくは問い合わせが必要です。

他のオークションサイトと比較してもオプションサービスが多く、便利な半面、複雑な部分もあります。ですが、サポートがしっかりとしているので、心配する必要はありません。商品ジャンルに合わせたサポートが受けられるでしょう。オークションは、毎週定期的におこなわれています。

着物・骨董品がメインのオンライン古物市場

着物や骨董品は専門的な知識が必要となる古物。着物をメインとして取扱っているオンライン参加可能な古物市場は、多くありません。

QPKオークション

初めての人でも参加しやすい平場古物市場が、QPKオークションです。主に着物や骨董品、毛皮を中心にジュエリーや時計、ブランド品も取り扱っています。会社倉庫でも古物市場を開催していますが、パソコンやスマホを使ってオンラインでも参加できます。

古物商許可証を持っていれば参加可能で、登録フォームに情報や必要書類を添付の上で送信しましょう。入会費用として33,000円、初年度年会費として22,000円と初回は合計55,000円が必要です。また落札手数料は、3%です。

QPKオークションでは、道具類は毎月16~23日、着物は1~6日、16~24日毛皮は19~26日にオンライン下見会がおこなわれています。

道具・美術品・骨董品がメインのオンライン古物市場

美術品や骨董品をメインに扱う古物市場では、レアな品がみつかるケースも少なくありません。

WGA

会場でも、そしてアプリを利用したオンラインでも参加できるWGAのオークションです。自動車・厨房機器・電化製品からブランド品・ジュエリー・骨董品・美術品といった多種多様なジャンルの商品がWGAを通して世界各地から売買できます。
中でもメインとして扱っているのは、道具・骨董品類です。

2021年2月に初開催されたため、まだまだ新しい古物市場と言えます。 古物商の許可証があれば、参加登録可能で、資料や入会申込書は、サイトよりダウンロードできます。用意した書類は、すべてファックスもしくは郵送にて送付します。WGAの入会金は30,000円、年会費10,000円、手数料は10%、オークション参加費500円です。

古物市場の流れ

オンラインで参加する古物市場は、一般的にどのような流れになっているのでしょうか。

まずオンラインの場合、非オンラインと違い古物市場の会場へ出向く必要がありません。パソコンなどの環境さえあれば、どこにいても古物市場で仕入れができます。 主にオンライン古物市場では、リアルタイム式と入札式、ふたつの方式でオークションがおこなわれるケースが多いです。それぞれの流れを確認しておきましょう。

リアルタイム式の場合

リアルタイム方式は、決められたオークション開催日に、順番に登場する商品をリアルタイムで競り落としていきます。そのため、当日サイトにログインしていないと競りに参加できません

会場でのシステムに近い方式ですが、口頭ではなくボタンで競り合うのが非オンラインとの大きな違いです。 大抵のオンライン古物市場では、入札ピッチが1,000円、5,000円というように決まっており、他の参加者の出方を伺いながらボタンで応札していきます。

出品数の多いオークションの場合、同時に複数のレーンで競りが進行するケースもあります。最終的に一番高い金額の参加者が商品を競り落とすことができます。

入札式の場合

入札方式は、決められた一定期間にパソコンやスマホから金額を決めて入札します。リアルタイム方式のように当日オンライン参加する必要さえなく、時間の自由が利く方法です。
仕事を掛け持ちしていたり、時間的にリアルタイム参加が難しかったりする人にぴったりの方法といえるでしょう。

大抵の場合、時間内であれば何度でも入札しなおすことができます。また、オークションによって現在の最高額がわかる場合と落札されるまで最高入札額がわからない場合があります。 最高入札額がわかるシステムの方が、より参加しやすく落札もしやすいでしょう。

終了時間になった時点でもっとも高い金額で入札していた参加者が、商品を落札できます。 入札方式は、古物商以外でも参加可能なネットオークションに近く、より親しみやすい形になっているのが特徴です。

オンライン古物市場を利用するメリット・デメリット

最近増えているオンライン古物市場は、直接会場で競りに参加する従来のタイプと比べ、どんなメリットがあるのでしょうか。

オンラインで古物市場に参加するメリット

オンライン古物市場は、全国どこにいてもオンライン環境さえあれば、どこからでも参加できるのが大きなメリットです。

まず、会場へ出向く時間も費用もかかりません。 遠い場所で開催される古物市場は、参加するだけでも交通費や宿泊費など余計なお金がかかってしまいます。参加したい古物市場があっても、お金や時間の都合がつかずに諦めざるえないこともあるでしょう。しかし、オンライン古物市場なら、そんな理由で参加を諦める必要はなくなります。

入札型なら、リアルタイムでオンライン参加する必要さえありません。リアルタイム方式をとっている場合でも、事前入札システムのあるオークションも増えています。場所や時間の制限をうけないことは、オンライン古物市場の大きな強みでありメリットです。

また、従来の古物市場の中には独自のルール、人間関係のしがらみがあることが多く、初心者や新規は参加しにくい雰囲気の会場もあります。今では随分とオープンな古物市場も増えてきましたが、誰でも気軽に参加できるのはオンライン古物市場のメリットです。

オンラインで古物市場に参加するデメリット

オンライン古物市場への参加では、実物の下見ができないケースもあります。そのような場合、画面上で商品の確認をしなければいけません。しかし、ネットの画像と落札をした実物に相違が見られることもあります。
これがオンライン古物市場のデメリットになるでしょう。

ただし、オンライン開催であっても、会場への下見が可能な古物市場もあります。そういったオンライン古物市場を選ぶことで、上記のデメリットを避けることは可能です。

また、他の参加者との交流が持てない点も、人によってはデメリットに感じられるでしょう。 従来の古物市場では、しがらみがあると思う人が多い一方で、古物商同士の横の繋がりが持てる・情報の交換ができるといったメリットもありました。

オンライン古物市場は、人間関係の煩わしさがない反面、他の古物商と繋がることは難しくなります。ですから、人によってはデメリットになってしまいます。

はじめて古物市場に参加する場合の注意点

例えオンライン古物市場であっても、はじめて参加する際には注意したいこともあります。はじめての参加で失敗しないためにも、注意点をあげていきましょう。

新規を受け付けているか確認する

基本中の基本として、新規の参加を受けつけているか確認しておきましょう。現在、オンライン古物市場の規模は拡大中です。そのため、新規を積極的に受付けている業者がほとんどです。
とはいっても、新規参加者の募集を停止している所もあるかもしれません。ですから、オンライン古物市場を探す時は、新規参加者募集中かどうか確認しておきましょう

全体の空気感をよく見てローカルルールを掴む

リアルタイム方式の場合、オンライン古物市場といえでもローカルルールが見られるケースも。まず初回は、競りに参加するというよりも、ローカルルールを掴むために様子を伺うことをおすすめします。

はじめに予算を決めておく、相場を押さえておく

リアルタイム方式、入札方式ともに商品の相場を押さえ、予算を決めておくようにしましょう。オンライン古物市場では、ボタンひとつで簡単に入札ができるため、ついつい加熱して相場より高い金額で落札してしまうことがあります。 そうなっては利益に繋がりません。はじめに決めた予算以上になったら、手を引くように注意してください。

オンラインで仕入れをするなら買取集客プラットフォームもおすすめ

オンライン上で仕入れや集客を行うなら仕入れ、集客の悩みを解決できる買取集客プラットフォームを活用してみてはいかがでしょうか?買取集客プラットフォームは集客や仕入れに悩んでいる古物商と商品を売りたいとおもってるユーザーをつなげるサービスを行っています。サービスを利用するとそこに集まっている買取の依頼を自分で対応することができます。

国内最大級の買取集客プラットフォームの「おいくら」なら近くのおすすめの案件はもちろん、常時1000件以上の買取依頼を自分で検索してより自分の望んでいる依頼を増やすことができます。初心者の方はWeb集客のノウハウ等が一切不要なのでぜひ活用してみてください。買取での仕入れ、集客を増やしたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

『おいくら』問い合わせてみる

▼こちらの記事では、全国の代表的な古物市場をまとめているので、ぜひ参考にしてください。