【せどりビジネスに最適!】ヤフオク仕入れのコツや注意点を解説
日本最大級のオークションサイトである「ヤフオク」を活用したせどりビジネスが注目を集めています。しかし、実際にヤフオクせどりは儲かるのか、と疑問に思っている人も多いことでしょう。
この記事では、ヤフオク仕入れのメリットやデメリットについて詳しく解説し、せどりビジネスを成功に導くコツや失敗しないための注意点について紹介していきます。
せどりと転売の違いや、おすすめの仕入れ経路についてもあわせて紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
【ヤフオクとは?】オークションサイトの特徴
「ヤフオク!」は、カテゴリ数4万以上・常時7万件以上の取引がおこなわれている、日本最大級のオークションサイトです。
オークションでは、購入希望者が希望価格を提示する「入札」をおこない、金額をせり上げていきます。最高金額をつけた人のみが「落札」し、商品を競り落とすことができるという仕組みです。
ヤフオクには、アカウントが無料で開設でき、気軽に利用開始できるメリットがあります。利用者層は20〜40代の男性が多く、メンズのファッションアイテムや、マニアな商品などが人気です。
ヤフオク以外にもオークションサイトは存在しますが、利用者が多く比較的手数料が安いため、初心者でも参入しやすい特徴があります。
ヤフオクせどりのメリット
ヤフオクは「せどり」ビジネスの仕入先としても人気のオークションサイトです。まずは、ヤフオクが仕入れ先として注目されている理由から紹介していきます。
安く仕入れができる
ヤフオクでせどりビジネスの仕入れをおこなう1番のメリットは「安く仕入れができること」です。せどりビジネスはいかに安く仕入れができるかで利益率が変動します。
ヤフオクを利用している出品者は、個人事業主・法人・個人などさまざまです。中には処分目的だったり、すぐに現金化したくて安価で出品していたりするケースもあります。
たとえば、ヤフオクには1円から競りがスタートする「1円出品」という出品方法がありますが、ライバルが少なければ相場よりも値崩れした価格で競り落とすことも可能です。上手く活用できれば継続して安く仕入れできるでしょう。
マニアックな商品が仕入れできる
ヤフオクは、他のオークションサイトやフリーマーケットアプリなどとは異なり、玄人向けのマニアックな商品も多く出品されている特徴があります。フリーマーケットアプリなどは主婦層がメインなのに対し、ヤフオクは男性ユーザーが多いというのがその理由の1つでしょう。
マニアックな商品はライバルが少ないため、需要のある層へ届けばかなりの利益が見込めるものもあります。市販されていない価値のあるものや、希少性の高いものなどが安価で手に入れば、利益を出しやすくなるのです。
オークファンが有効活用できる
「オークファン」とは、ヤフオクの落札相場をチェックできる便利なサイトのことです。無料プランは過去半年間の落札相場が検索でき、有料のプレミアムプランなら過去10年間の推移がチェックできます。
落札相場のリサーチは、仕入れ時の予算組みや、販売時の売価設定時などに大いに役立ってくれるものです。
自身で調べることもできますが、ヤフオクなら専用のツールが用意されているため、リサーチに割く時間や労力をカットできます。
落札相場の推移をチェックしたいだけなら、無料プランで十分でしょう。ただし、有料プランは他にもさまざまな機能が利用できるため、安定して利益が出るようになってから切り替えるのもおすすめです。
詳しい内容については公式サイトをチェックしてみてください。
出品期間が短くライバルが少ない
ヤフオクの出品方式には、以下の2種類があります。
- ・入札して競り落とす「オークション出品」
- ・定額で販売する「定額出品」
どちらも最大7日間の出品期間が設けられており、メルカリやAmazonなどの無期限の出品とは異なるのが特徴です。
その期間にサイトにアクセスしたユーザーのみが商品を把握できるため、比較的ライバルが少ないメリットがあります。
ヤフオクせどりのデメリット
魅力的なヤフオクせどりですが、もちろんデメリットも存在します。ここからは、ヤフオクせどりの注意点について解説していきますので、しっかり把握しておきましょう。
出品者の当たりはずれがある
ヤフオクにはさまざまなユーザーが出品しています。オークションに慣れている出品者なら、丁寧な説明があり商品情報も把握しやすいのですが、そうでない場合は注意が必要です。
説明があったとしても、コンディションなどの視覚情報は、表現の仕方や感じ方に個人差があります。「競り落としてみたら思っていたものと違った」というトラブルも少なくありません。
送料に関しても、無料で対応してくれる人もいれば、着払いを指定してくる人もいるので、出品者の対応にばらつきがあることは覚えておきましょう。法人や個人事業主、業者などの出品者なら、比較的丁寧な対応であることが多いです。
ヤフオクに限った話ではありませんが、一部悪質な出品者や業者も存在します。詐欺に引っかからないためには、入札前に出品者の評価や出品履歴などをチェックし、信頼できそうな相手か確認することが大切です。
落札できないことも多い
狙った商品を見つけたとしても、必ず落札できるというわけではありません。人気の高い商品には落札者も殺到するので、想定した以上に金額がせり上がってしまうこともあるのです。
高値はリアルタイムで更新されるため、負けじと張り合ってしまうと相場より高い値段で競り落とすことになってしまいます。失敗しないためにも、入札前に仕入れ予算を決めておくといいでしょう。
偽物の出品が紛れている可能性がある
ヤフオクでは、著作権や商標権を侵害する商品の出品を禁じています。しかし、他の出品サイトやアプリと同様に、偽物やコピー品が出回っている可能性もゼロではありません。
特に、安すぎるブランド品や限定品などは要注意です。万が一偽物を購入してしまった場合は、転売できず処分する羽目になってしまうでしょう。
ヤフオク仕入れのコツ|仕入れ商品をみつけるテクニック
ここからは、ヤフオク仕入れでせどりビジネスを成功させるコツについて見ていきましょう。
仕入れ時には「商品を検索する」テクニックと「落札する」テクニックの2つのノウハウが必要です。まずは効率的に仕入れるコツを詳しく紹介していきます。
ヤフオクせどりに必要なものを揃える
まずはせどりビジネスに必要なものを用意しましょう。
- ・PCとスマホ
- ・ヤフオクのアカウント
- ・オークファンのアカウント
- ・仕入れ資金
- ・リサーチツール
- ・古物商許可証(中古品を扱う場合)
せどりビジネスをおこなうなら、パソコンは必須アイテムです。スマホでも事足りるように感じるかもしれませんが、リサーチや出品作業の効率化を考えると持っていた方がいいでしょう。
ネットが問題なく閲覧できれば高スペックである必要はありません。
ヤフオクで仕入れて別媒体で販売を検討している場合は、そのプラットフォーム用の分析ツールやリサーチツールがあると便利です。また、詳しくは後述しますが、中古品を仕入れて売却する場合は古物商の許可を取得しておく必要があります。
仕入れ前には必ずリサーチをおこなう
ヤフオクの仕入れで重要な1つ目のポイントが「検索力」です。特に未経験の初心者は、仕入れ前のリサーチを重視すると失敗しづらくなります。
必ずオークファンなどを活用して、売却時にしっかり利益が出る商品か、そもそも買い手がつく商品かどうかをチェックしておきましょう。
検索ワードに工夫をする
掘り出し物を見つけたい場合は、検索キーワードに工夫をするのがおすすめです。たとえば、以下のキーワードを盛り込めば、処分目的の安価出品やレアなアイテムを見つけやすくなります。
- ・生産終了
- ・型落ち
- ・激安
- ・展示品
- ・セット
- ・処分
- ・ジャンク
- ・倉庫整理
- ・断捨離
- ・特典
- ・初回限定
- ・廃盤
- ・消耗品などの日用品
- ・話題になっているトレンド・限定商品
- ・生産中止・終了商品(現在は入手困難なもの)
- ・ヴィンテージもの(古着やレトロ雑貨・骨董など)
- ・ロット数の少ないもの(限定品・初回盤など)
- ・せどりビジネス
- ・転売ビジネス
- ・商品を安く仕入れる(適正価格で売る)
- ・商品を定価で仕入れる(付加価値をつけて売る)
- ・モラル的に良くない(純粋に購入したい層が手に入れられないため)
- ・転売対策が進んでいるため仕入れが安定しない
- ・専業でせどりをおこなう人:年間48万円以上の所得があった場合に必要
- ・副業でせどりをおこなう人:年間20万円以上の所得があった場合に必要
- ・チケット
- ・酒類
- ・たばこ
- ・医薬品
- ・偽物や偽ブランド品
- ・コピーしたCDやDVD
1つずつ検索してみたり、2つ以上のキーワードを組み合わせてみたりして、掘り出し物を見つけてみてください。2つ組み合わせる場合は「処分 展示品」のようにスペースを入れるとヒットしやすくなります。
よく売れる商品を見つける
繰り返し売れる商品が見つかれば、新たにリサーチする労力が省けて、安定して利益を出せるようになります。見つかるまではしっかりリサーチに専念する必要がありますが、以下の商品は安定して売れやすい傾向です。
特に日用品は安定して需要が高いため、安く仕入れられれば利益が安定しやすいでしょう。発売日に売り切れが予想されるようなトレンド品や限定商品は、需要が高いうちならすぐに売れることが多いです。
高く売れる商品を見つける
仕入れのコツを掴んできたら、高く売れる商品の仕入れも検討してみるのもいいでしょう。ヤフオクでの販売も検討しているのであれば、以下のジャンルの商品もおすすめです。
上記の商品は販売当時よりもプレミア価格がついているため、入手できれば大きな利益になるでしょう。特にレトロ雑貨などは処分目的で出品している人も多いので、掘り出しものが思わぬ利益になる可能性も大いにあります。
ヤフオク仕入れのコツ~落札時のテクニック
せっかくリサーチで良い商品が見つかっても、競り落とせなければ入手できません。落札時のテクニックも、ヤフオク仕入れの重要なポイントです。ここからは、落札時のテクニックについて解説していきます。
オークションの終了間近を狙う
落札の成功率をアップするには、オークションの終了間近の時間を狙うテクニックが効果的です。
早めに入札してしまうと、どんどんライバルが高値をせり上げてしまい、落札しづらくなってしまいます。また、ヤフオクの出品方法には「自動延長あり」と「自動延長なし」があるため、落札時はしっかり確認してください。
自動延長ありの商品は、オークション終了までの5分間に新たな入札があった場合に終了時間が延長される仕組みです。ギリギリの時間で入札が続くと、終了せず延々と競りが続いてしまうため、終了の6分前に入札するようにしてください。別の入札者が現れなければ予定通りにオークションが終了し、落札できます。
自動延長なしの商品の場合は、終了の直前に入札しても延長になることはありません。終了ギリギリに入札すれば高確率で落札できるでしょう。
オークファンの自動入札機能を使う
オークションの終了間近まで待機してギリギリに入札するテクニックは、非常に有効ですがその分手間がかかります。
分刻みや秒刻みで入札するのは難しいですし、複数商品を並行しようとしても対応しきれないでしょう。
作業の外注をする方法もありますが、自動入札ツールを活用して時間を有効に使うのもおすすめです。オークファンの「自動入札機能」を活用すれば、時間を指定して入札予約ができます。
詳しい内容については公式サイトをご覧ください。
【そもそもせどりビジネスとは?】特徴や注意点
物販ビジネスである「せどり」は「転売」と混同されることも多いですが、実はビジネスの内容が異なります。
ここからは、転売とせどりの違いや、せどりをおこなう際の注意点について詳しくみていきましょう。
転売とせどりの違いは仕入れ方法
転売ビジネスとせどりビジネスの大きな違いは、仕入れ方法にあります。
仕入れルートに工夫をして商品を安く手に入れて利益を出すのが「せどり」です。
一方、定価で仕入れた商品の値段を吊り上げて販売し、利益を出すのが「転売」になります。転売ビジネスは違法ではありませんが、以下のデメリットがあるので注意が必要です。
せどりビジネスの注意点|古物を扱うなら資格が必要
営利目的で「古物」を仕入れて販売するビジネスには「古物商許可」の取得が必要です。
「古物」とは一般的な中古品だけでなく、法律上で「古物」に該当するものも含まれます。
中古品の売買に関して定めた法律である「古物営業法」では、「使用のために一度でも取引された物品」は古物として扱われるため注意しましょう。
新品・未開封品であっても、一度個人の手に渡ったものは中古品として扱われるため、古物商の許可を取得せずに営業すると無許可営業に該当してしまうのです。
発覚すると警察に逮捕されたり、重いペナルティが科せられたりします。
▼古物商許可の取得方法については以下記事で解説しています。
せどりビジネスの注意点|一定以上の利益が出たら確定申告が必要
せどりビジネスで利益が出た場合は、額面によっては確定申告が必要になります。専業・副業で以下のように異なるため、しっかり把握しておきましょう。
確定申告は、所得があった翌年の2月16日〜3月15日までの間に申請が必要です。副業としてせどりビジネスを始めたい場合は、20万円以下に抑えるか、きちんと準備して正しく申請するよう心掛けてください。
せどりビジネスの注意点③販売プラットフォームの規則に注意
販売するプラットフォームによっては、扱う物品に制限を定めている場合があります。
内容はプラットフォームごとに異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。たとえば、ヤフオクで仕入れてヤフオクで販売する場合は、以下が出品禁止物になります。
上記は法律で禁じられているものだけでなく、ヤフオクが独自に取り扱いを禁止しているものも存在します。
また、商品を仕入れる前に出品する「無在庫販売」や「買占め行為」は規約違反となるため、あわせて注意してください。
詳しい内容については「ヤフオク!ガイドライン細則」を参照ください。
仕入が安定しない場合は「おいくら」の活用をおすすめします
ヤフオクは、戦略的にリサーチをおこない、しっかり狙った商品が落札できれば、安く仕入れができる画期的なプラットフォームです。
登録者数も多く、せどりに適した特徴があるため、これからビジネスを始めたいという人でも参入しやすい魅力があります。
ただし、活用する人が多いということは、ライバルが多いということでもあるのです。最初は落札や販売が上手くいかず、満足に稼ぐのが難しいかもしれません。
買取集客プラットフォームである「おいくら」では、年間約60万件の査定依頼が集まってきます。数ある依頼の中から自社のニーズにマッチした内容を継続的に紹介してもらえるため、安定した仕入れが可能になるのです。買取業務に抵抗がなければ、ヤフオクだけでなくおいくらの活用も検討してみてはいかがでしょうか。
無料相談や資料請求もおこなっておりますので、ぜひお気軽にお問合せください。
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