リサイクルショップのホームページ制作の手順をポイントごとに解説

リサイクルショップのホームページ制作の手順をポイントごとに解説

実店舗を構えないでネットでリサイクルショップの始めるかたが増えてきていますが、実際にどうやって進めていけばよいか分からないケースも多いのではないでしょうか。

ここではまず何から手を付けて良いか?という疑問に、これから、「リサイクルショップの集客方法」、「リサイクルショップのホームページ制作の準備」、「集客のためのホームページ作り」の順番で丁寧に解説していきます。

リサイクルショップの集客方法

リサイクルショップと言えば、これまでは店舗を構えて店頭で買取、販売が当たり前でした。

しかし、近年ではインターネットの普及により実店舗を構えないネットでのリサイクルショップが急増してきています。

集客の方法も様々あるので、ご自身のネットショップに適した方法を探してみましょう。

店舗型リサイクルショップとネット型リサイクルショップ

店舗型リサイクルショップは営業時間を決めて、店を開けます。

お客様が入りやすい店舗にしていくことが大切です。

ネット型では、その店舗の代わりがホームページということになります。

ネット型リサイクルショップは、店舗初期費用、維持費がかからないという大きなメリットがあります。

その反面、店舗での売上がないことになります。

ネット型ではホームページだけでいかにお客様が呼べるかということが重要になっていくでしょう。

ホームページを閲覧してもらう対策

ネット型リサイクルショップでは、実店舗がないため、ホームページを見つけてもらわなければなりません。

そのための対策を次に紹介していきます。

MEO対策

MEOとは、「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」の略です。

MEO対策は、Googleマイビジネスを利用することにより、お客様が「リサイクルショップ+エリア名」でGoogle検索した際、地図と店舗の名前が同時に表示されるため、利用者がわかりやすく、地域の顧客を獲得しやすいというメリットがあります。

無料で利用できるので、利用しない手はないと思われます。

利用にあたり注意点があります。

良い口コミとともに、悪い口コミもあることを前もって理解しておく必要があるということです。

ただし、悪い口コミであっても、まず真摯に受止め、店舗サービスの改善を検討しましょう。

SEO対策

SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略です。

SEO対策とは、Googleなどでキーワードを検索したときに、自社のサイトが上位に表示されるように工夫をすることで、自社サイトをより多くの人に見てもらうための施策です。

ホームページでの買取集客

ネット型リサイクルショップの買取方法は、「出張買取」と「宅配買取」となります。

お客様から依頼があった際、そのときの希望に合わせて買取をします。

お客様の自宅に直接伺い買取をする「出張買取」なら、買取品を目で見て確認をしながら査定が出来ます。

お客様にとっては自宅にいるだけで買取してもらえます。

しかし、遠方や、ごく少量では、ショップ側はコストがかかってしまいます。

そんなときは、「宅配買取」というやり方があります。

「出張買取」、「宅配買取」の案内などは、ホームページ上できちんと、わかりやすくアナウンスするとよいでしょう。

Web集客ならおいくらがおすすめ

ネット型リサイクルショップを成功させるためには、MEO・SEO対策が必要であることがわかりました。

しかし、Webの知識がないという場合には、やみくもにサイトを立ち上げても時間と労力が必要です。

一括査定サービスの「おいくら」なら、登録時点で店舗ページを作成できます。

サイト運営20年以上の実績があるためSEOに強く、地域ごとの店舗一覧や店舗ページにも流入があるので、積極的に店舗情報の発信が可能です。

おいくらでのWeb集客について他社様の成功事例も紹介しているので、ぜひ確認してみてくださいね。

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リサイクルショップのホームページ制作の準備

初心者にも簡単にホームページが制作できるのが「ホームページ制作サービス」です。

サイト制作ツールや、HP制作ツールとも呼ばれています。

無料から始められますが、多くのサービスがあるためどれを選んだらよいか迷ってしまうと思います。

これからホームページ制作サービスを選ぶためのポイントをお伝えしていきます。

制作の簡単さ

あまりに難しいホームページだと制作に至らない場合もあります。

・ホームページの型を制作する機能があるか

・自動チェックリストのような機能があるか

・ヘルプページをすぐに確認できるか

・直感的に編集できるデザインか

・電話やチャットでのサポートがあるか

・自分で情報収集しやすいサービスか

・独自ドメインをサービス内で取得できるか

・サイト内は完全日本語化されているか

制作の自由度

ある程度、制作の自由度がないと、自身の理想のホームページが制作できない場合もあります。

・細かいレイアウト調節やデザインの変更がしやすいかどうかの項目をチェック

・配置やスペースを自由に設定可能か

・パーツごとのテンプレートがあるか

・日本語フォントが豊富に準備されているか

・サービス内でフリー画像を使用可能か

デザイン性

自分のイメージしているものに近いテンプレートや自動制作機能で作れる型のデザインがよくないと、ホームページ全体の仕上がりがしっくりこない場合があります。

・自分がお店を開く場合に使いたいデザインかプロっぽいか

料金の安さ

ホームページ制作サービスの料金は月額制で、継続して支払っていくものです。

ホームページの維持費用はできるだけ安く抑えたいところです。

・年間でどれくらいの費用がかかるか

・独自ドメインやサーバーなど付随費用

電話・チャットサービス

初心者はホームページ制作サービスの使い方や、設定の仕方に迷ったりします。

困ったときに疑問を解決しやすいかどうかにも注目してください。

・電話または、チャットサポートの対応無料サービスがあるか

集客のためのホームページ作り

基本ページを制作するにあたり、お客様に役立つコンテンツを満載したページ作りが重要です。

お客様にとって有益なサービスが提供できるよう、良質なコンテンツを作成していくことが最も大事になります。

それぞれくわしく解説していきます。

トップページ

トップページはショップの「顔」でネット上における「名刺」ともいえる部分です。

最初に目にすることが多い最重要ページでもあります。

全体のレイアウト・デザインの選定には納得できるまで時間をかけましょう。

ショップについての紹介や、お知らせを表示したり、画像やリンクボタンを使って他のページに誘導したりと、お問合せに直接結び付く好感のもてる文章を考えながら作成することが大切になってきます。

買取品目について

ショップの買取可能な商品名(腕時計、バッグ、指輪、ネックレスなど)を明記します。

た、商品ごとに実際の買取価格を提示した「買取価格表」も必要です。

なぜなら、価格の透明性や公平性をアピールする上でも有効な手段となるからです。

この価格表には自分が入手したい商品名を出来るだけ多く記載していくのが得策でしょう。

そしてショップで特に仕入れたいと思う売れ筋商品に関しては、「別ページを作成する」ことが重要ポイントです。

例えば「○○を買取強化中!」などの見出しを表記して、商品の説明文や買取価格を記載したページを作ります。

当該商品名での検索結果が上位表示されやすくなり、その商品を売りたい方がショップのサイトを直接クリックする確率が高まり、成約にも結び付きます。

個別の商品ページの作成は確かに面倒ですが、同業他社があまりやっていない作業をする事が結果として利益につながる場合が多いため、気長にコツコツと作っていきましょう。

買取について

買取形態(出張・宅配)を明確にし、買取の流れを簡潔かつ丁寧、わかりやすく説明しましょう。

ここで買取手順を図示するのが効果的です。

また、競合店にはない独自サービスをアピールしたページを制作しましょう。

例えば、宅配買取は「送料無料」「迅速入金」「ダンボール無料提供」「お手持ちのダンボール使用で値引き」など、独自でアピールポイントを考えていきましょう。

買取実績

お客様は、買取希望品が、実際に買い取ってもらえるか不安です。

実際に商品を買い取ったという、買取実績を公開することでお客様に安心感を与えることが出来、買い取り依頼も増えてきます。

お客様からの買取がある程度増えてきたら、サイト内ブログをぜひ利用してください。

そこで、買取品を随時紹介していくとともに、「お客様の声」を紹介したページの作成も有効でしょう。

お問い合わせフォーム

お客様が氏名、メールアドレス、メッセージ等を自由に記入できる「お問い合わせフォーム」は必ず設置するようにしましょう。

ショップのサイトを見て興味をもってくれたお客様が問合せをする大切なページです。

また、「よくあるご質問」も一緒にのせておくことも大事です。

お客様の買取に関する疑問や不安を払拭するようなやさしく、分かりやすい文章で、他店サイトでも採用しているような「Q&A形式」で端的に作成していくことがよいでしょう。

ショップ事業概要

ショップの基本情報で、会社名、事業者名、所在地、電話番号・メールアドレス、古物商許可証番号、事業内容、取引銀行名などを表形式でコンパクトにまとめて表記しましょう。

古物商ははホームページなどによって営業を行う場合には、そのホームページ上に古物商の許可番号を掲載する義務があります。

原則として、取り扱っている古物の各商品ページごとに古物商の許可番号を掲載しなければいけません。

これらの掲載が無い場合には、10万円以下の罰金に処されるので注意しましょう。

ホームページを研究する

これまで「リサイクルショップの集客方法」「ホームページ制作の準備」「集客のためのホームページ作り」とお伝えしてきました。

ホームページはリサイクルショップの顔で名刺となるものです。

競合サイトを十分研究して、納得できるホームページを制作してください。

また、ホームページ公開後からは情報を更新して育てていきながら、集客につなげていきましょう。

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▼こちらの記事では、オンライン開催の古物市場を紹介しているので、あわせて読んでみてください。