【兵庫県】おすすめの古物市場|活用ノウハウや仕入れルートの確立方法を

【兵庫県】おすすめの古物市場|活用ノウハウや仕入れルートの確立方法を

この記事では、兵庫県で開催されている古物市場を紹介していきます。比較的参入しやすい市場から玄人向けの市場まで8か所をピックアップしました。
古物市場に参加する方法や「おいくら」の活用方法についても解説していきますので、これから仕入れルートを確率しようと考えている人はぜひチェックしてみてください。

古物市場に参加するには

古物市場は古物商だけが参加できるマーケットです。一般公開されていない市場も多く、上手く活用すれば安く大量に仕入れできる可能性があります。まずは、古物市場に参加する方法をチェックしておきましょう。

古物商許可証の携帯が必要

古物市場で競りなどの取引をおこなうためには、古物商許可証を「行商する」で申請し、取得しておかなければなりません。
行商とは営業所以外で古物の取引をすることです。古物商の許可取得時に「行商しない」を選択している場合は、古物市場での取引ができないため注意してください。
また、古物商の許可を取得していても、競りの当日に古物商許可証を携帯していないと、原則競りに参加できません。市場によっては会場に入場もできなくなってしまうため、忘れずに持参しましょう。

市場ごとの参加条件をクリアする

古物市場は、主催者ごとに異なる参加条件を定めているため、事前にしっかり調べてから参加申請する必要があります。以下は古物市場の参加要件の一例です。

  • ・古物商の許可を取得している
  • ・営業所や活動拠点がある
  • ・開業から1年以上経過している
  • ・既に会員になっている人から推薦・紹介される

「古物商であれば誰でも参加できる」というオープンな市場もあれば、「既存会員の紹介がないと参加できない」というクローズドな市場も存在します。
さらに、フォロー体制が整っている初心者歓迎の市場・古物商としての営業実績がある人だけが参加できる市場など、参加の難易度もさまざまです。
公式サイトをチェックし、不明点がある場合は問い合わせをおこなうなどして、必ず事前に内容を把握してから参加しましょう。

兵庫県の古物市場|参入しやすいおすすめ市場

ここからは、兵庫県のおすすめ古物市場を紹介していきます。まずは比較的参加しやすい古物市場をピックアップしていますので、初心者はぜひチェックしてみてください。

ハリマオークション

毎週火曜日9:30から開催しており、厨房機器や事務機器、家具家電や工具、貴金属や小物まで幅広く取り扱っている古物市場です。ジャンルごとに競りの時間が異なるため、欲しい商材のタイムスケジュールに合わせて参加できます。
公式サイトでオークションの搬入画像が事前に閲覧でき、画像をチェックして金額を入力すればWeb上で事前入札も可能です。オンラインでオークションに参加できるため、遠方でも参加しやすいメリットがあります。
現地参加の実の場合は、当日現地で入会登録すればOKです。オンラインを利用する場合は、公式サイトのフォームから登録する必要があります。


会場 兵庫県加古川市東神吉町神吉517-3
問い合わせ先 問い合わせフォーム
古物商許可証 必須
費用 会員登録料(現地参加の場合)11,000円
オンラインオークション参加費用22,000円
公式サイト ハリマオークション

関西道具市場

リユース商品全般のオークションをおこなっているBtoBマーケットです。古物商の許可を取得していれば誰でも参加できます。会場での当日入会もできるため、即日から競りに参加できるのがメリットです。
入会申込書を公式HPからダウンロードし、ファックス送信または会場に直接持参することで、会員番号が発行されます。競りの当日には古物商許可証と入会金を持参し、窓口へ申し出ることが条件です。
競りの開催日程については公式サイトで随時更新されるので、定期的にチェックしてみてください。

会場 兵庫県姫路市四郷町本郷301-1
問い合わせ先 079-280-1812
古物商許可証 必須
費用 入会費5,000円
参加費1,500円
公式サイト 関西道具市場

兵庫の古物市場|中古自動車オークション

兵庫県の古物市場では中古車の取引が盛んにおこなわれています。ただし、取引される金額が高い分参加条件も厳しい特徴があるため注意が必要です。

ホンダオートオークション 関西会場

全国6か所の会場で毎週月曜日に同時開催される大規模なオートオークションです。5800社以上の会員数を誇っており、インターネット上で全国どこからでもリアルタイムに競りに参加できる特徴があります。
ホンダグループのディーラーからの出品のため、品質が保証されているのがメリットです。
入会条件としては、中古車の取り扱いができる古物商であることや、創業から1年以上常設拠点で営業している状態であることなどが求められます。さらに、10種類の書類を提出し、連帯保証人も立てなければなりません。
公式サイトから申し込み書類の請求ができるため、気になる人はチェックしてみてください。

会場 兵庫県神戸市中央区小野浜町18-1
問い合わせ先 0120-55-8609
古物商許可証 必須
費用 入会金35,000円
会員更新手数料12,000円
公式サイト ホンダオートオークション

いすゞモーターオークション ima神戸会場

国内唯一のトラック専門オークションで、神戸会場は西日本地区でNo.1の実績を誇ります。
全国に3か所の会場が設けられており、神戸会場は金曜開催です。トラック・バス・バンなど、さまざまな商用車が取引されています。
参加条件は、自動車の古物商許可を持っていること・常設の営業拠点で営業活動をしていることなどです。入会手続きの審査には2週間ほどかかるため、余裕を持って申し込むよう心掛けてください。
会場では会員カードの携帯が求められるので、参加時は忘れずに持参する必要があります。

会場 兵庫県神戸市灘区味泥町2-48
問い合わせ先 078-871-5500
古物商許可証 必須
費用 入会金30,000円
年会費15,000円(月額1,250円)
会員カード作成費用5,000円
公式サイト いすゞモーターオークション ima神戸会場

エルエーエーサテライト神戸西

令和元年にオープンした、関西地区の会員向けのサテライトオークション会場です。毎週金曜日に開催される、LAA岡山会場の映像出品に参加できます。オークション当日はメンバーズカードの携帯が必要になるため、参加の際は注意しましょう。
参加資格は、古物商の許可取得から1年以上経過していること・常設の販売営業所を所持していることなどです。入会費用が比較的高額なので、まずは資料請求をして検討するのがいいでしょう。

会場 兵庫県神戸市西区櫨谷町福谷7
問い合わせ先 078-940-8311
古物商許可証 必須
費用 入会金55,000円
保証金50,000円
WEBシステム初期設定登録料2,200円
公式サイト エルエーエーサテライト神戸西

兵庫県の古物市場|上級者向けの市場

最後に上級者向けの古物市場を紹介していきます。プロフェッショナル向けの専門的なオークションや、ツテがないと参加できないクローズドな市場などは、競りに慣れてから挑戦するのがおすすめです。

関西古物定市場

毎月6回(1・6・11・16・21・26)開催されており、60名以上が参加する活気にあふれたオークションです。家具・時計・茶道具・アンティーク品など、さまざまな品目が取引されています。
出品者から商品を預かり、買取業者である運営が代理で競りに出品している形です。
本格的なプロの競りがおこなわれるため、上級者向けのオークションになっています。専門家なども参加するので、他の競りよりも高値で取引されるケースもあるようです。費用や要件については明示されていないため、参加したい場合は問い合わせてみましょう。

会場 兵庫県神戸市灘区烏帽子町2-3-12
問い合わせ先 078-861-3638
古物商許可証 必須
費用 要問合せ
公式サイト 関西古物定市場

神戸オークションマーケット

関西最大級のオークションで、毎週木曜日に実施されています。厨房機器・工具・家具家電生活用品など、さまざまな品目を取り扱っている古物市場です。第3木曜日には通常オークションに加え「厨房機器オークション」も同時開催しています。
リサイクルショップや買取業者、在庫処分したいメーカーなど、さまざまな業者が参加しているため専門性が高いのが特徴です。古物商の許可だけでなく、既存会員の推薦がなければ入会できない市場なので注意しましょう。

会場 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町20
問い合わせ先 078-891-4073
古物商許可証 必須
費用 入会費10,000円
参加費1,000円(昼食付)
公式サイト 神戸オークションマーケット

てつ屋道具市場

毎月2・12・22日に開催される道具市です。2部制を採用しており、夕方までの枠は大型商材(家具家電・オフィス家具・厨房機器)を扱っています。夕方以降の競りは、雑貨・小物・楽器などの品目です。
参加するためには、会員からの紹介が必要になります。そのほかの参加条件については明記されていないため、問い合わせが必要です。

会場 兵庫県神戸市西区伊川谷町布施畑825-1
問い合わせ先 078-976-1726
古物商許可証 要問合せ
費用 参加費1,000円
公式サイト なし

古物市場で使われる符丁については以下記事で詳しく解説しています。

仕入れルートが不安なら「おいくら」を活用しよう

古物市場に参加する競合業者には、競りに慣れているベテランが多い傾向があります。そのため、せっかく高い入会金を支払って古物市場に参加したとしても、最初は思うように仕入れができない人も多いでしょう。
競りに負けてしまったり、上手く目利きができなかったりすると落ち込むかもしれませんが、雰囲気やシステムに慣れてくれば、それなりに利益が出せるようになるはずです。諦めずに参加し、現地でノウハウを学びましょう。
とはいえ、運営が立ち行かなくなってしまっては元も子もありません。古物市場での仕入れルート確立が不安な場合は、買取集客プラットフォームである「おいくら」を活用するのも1つの方法です。
おいくらには20年の確かな実績があり、ニーズに見合った買取客をコンスタントに紹介することができます。仕入れルートが安定すれば、安心して運営できるようになるでしょう。
事業は立ち上がりが重要です。事業を軌道に乗せるためにも、ぜひおいくらの活用をご検討ください。

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