古着のおすすめ仕入れ先4選!利益を出すためのコツもあわせて紹介します

古着のおすすめ仕入れ先4選!利益を出すためのコツもあわせて紹介します

古着に限らず、中古販売は良材を定期的に仕入れできるかが重要になります。特に個人営業の場合は、可能な限り初期費用を抑えて利益を出したいと考えるものです。
この記事では、おすすめの古着の仕入先を4つ紹介し、利用するメリット・デメリットについて解説していきます。
さらに、古着の仕入れで利益を出すために必要な心得も紹介しますので、ぜひ自社運営に役立ててください。

古着で利益を出すには仕入先が重要

古着の販売で利益を出すためには、良い在庫が仕入れられるかどうかが重要になります。
利益を出せていない人は「仕入先が定まっていないこと」が理由の1つです。仕入先が定まらないと仕入れ値が高くなり、売値と釣り合わず損失が出てしまう可能性があります。

さらに、品数が少ないことも利益が出にくい要因でしょう。ほかのお店と比較された時に、出品数が多いほうが優位になるためです。
ある程度利益が出るまでは、100点程度出品してみて売値・買値のデータを集計し、バランスを掴むよう心掛けてください。
仕入れの質と量を安定させることが利益獲得への近道です。

古着の仕入先1.リサイクルショップ

初心者の仕入先としておすすめなのが、大手リサイクルショップです。カテゴリーごとに陳列されているため探しやすく、不正品・盗品などを入手してしまう危険が低い特徴があります。比較的安全な仕入れルートだといえるでしょう。

おすすめの大手リサイクルショップ

はじめての仕入先には、大型総合リサイクルショップや古着専門の大手リサイクルショップをチョイスするといいでしょう。全国展開しているリサイクルショップなら、比較的アクセスしやすいため定期的な仕入れも苦になりません。おすすめのリサイクルショップとその特徴は以下の通りです。

仕入先 特徴
セカンドストリート ブランド・古着・ノーブランドまで幅広く取り扱っており、状態・品質が比較的安定している
ブランド品ならオンライン購入も可能
トレファクスタイル
(トレジャーファクトリーの古着専門業態)
状態の良いもの・知名度のあるブランド・古着がメイン
価格は相場に合わせているため、セールなどを活用するのがおすすめ
オフハウス(ハードオフ) ノーブランドのものが多く、ブランド物は少々高めの価格設定(初心者には不向き)
キングファミリー レディース・ベビー服の仕入れに最適
毎日大量入荷しているため常に在庫が新鮮

ブランド品を扱っている大手リサイクルショップは、買取マニュアルがしっかりしているところが多い傾向があります。真贋チェックが済んでいる商品なら、初心者でも安心して仕入れできるでしょう。

リサイクルショップを仕入先にするメリット

フリーマーケットを利用する人も多いのですが、定期的に仕入れたい場合はリサイクルショップのほうが適しています。
リサイクルショップは品揃えが潤沢で、お店によってはブランドやジャンル・サイズごとにカテゴリー分けされており探しやすいのです。
1点1点直接手に取って吟味できるため、状態の見落としなどの失敗をしにくいという特徴もあります。
購入前に隅々まで自分の目でチェックできるのは、実店舗ならではのメリットです。
大手の場合は、適正価格で販売されているものがほとんどなので、極端に安いものは見つかりにくいでしょう。ただし、地域や店舗で顧客の需要は異なるため、掘り出し物がある可能性も大いにあります。また、セールなどを利用すれば、通常価格よりも安く仕入れられるため、キャンペーン情報を把握しておくことが大切です。

リサイクルショップを仕入先にするデメリット

リサイクルショップを仕入先にする場合は、仕入れの度に実際に店舗へ足を運び、商品を持って帰る手間がかかります。
そのため、大量に仕入れたいなら車がないと難しいでしょう。良い仕入先を見つけたとしても、拠点から遠い場所にあると通いにくいものです。
また、掘り出しものに出会えるかどうかはタイミングや運の要素が強いため、せっかく足を運んだのに収穫ゼロという可能性も考えられるでしょう。

古着の仕入先2.ネット

オンラインでの古着の仕入れは、いつでもどこでも商品がチェックできるため、忙しい人や副業で古着の販売をおこなっている人にもおすすめです。
注意点をよく考慮した上で、効率的に仕入れをおこないましょう。

おすすめのネット仕入れ先

古着をネットで仕入れる場合は、下記のフリマサイト・フリマアプリなどが主流です。

仕入先 特徴
メルカリ 20~30代の女性利用者がメイン
若者向けのブランドやレディース服・子供服の仕入れに最適
ラクマ 女性ユーザーがメイン
比較的販売価格が低く、レディース服の仕入れに最適
ヤフオク 30~40代のユーザーがメイン
即決価格と入札制度がある(1円~スタートは利益大の可能性)
ZOZOUSED ブランド古着の品揃えが豊富
初値は相場よりやや高めなので初心者には向かない
セール時期を見極めれば利益大の可能性

フリマサイトだと不正品や状態確認が不安という場合は、ブランド古着を扱うファッションモール「ZOZOUSED」の利用がおすすめです。ただし、初値が崩れてセール品になるスピードが速いため、目星をつけた商品を購入するタイミングには注意しましょう。

ネット仕入れのメリット

古着の仕入れルートをオンラインにすると、自宅からリサーチ・買い付けまで完結できるため、効率的に仕入れできるメリットがあります。
実店舗を回っている暇がない、自宅に居ながら大量に仕入れたいという場合は、ネット経由での仕入れがおすすめです。さらに、プロや売り慣れているユーザーではなく、処分目的で利用している素人ユーザーから購入できれば、かなり安く仕入れできる可能性もあります。

ネット仕入れのデメリット

ネットで古着を仕入れると、写真では分からない傷やダメージが見つかる可能性があります。特に、素人は写真の撮り方や商品説明に不備があることが多いため、可能な限り質問などで状態を入念にチェックする必要があるでしょう。

古着の仕入れ先3.均一古着屋

「均一古着屋」は学生や若者に人気が高く、近年注目されている販売形態の古着屋です。500円・700円・1000円など、店内の商品価格が均一になっている特徴があります。個人で営業している人の中には、均一古着屋を仕入先として活用している人も多いようです。

代表的な均一古着屋

以下は代表的なおすすめの均一古着屋です。

仕入先 特徴
古着神社 新宿区にある300円均一の古着屋
ブランド品の販売実績もあるため掘り出し物が見つかる
STICK OUT 下北沢にある700円均一の古着屋
海外仕入れがメイン(トップス・チノパン・ジーンズなど)
古着屋Sputonic 大阪にある500円均一の古着屋
レディース・メンズ衣料メイン

均一古着屋の中には、SNSで新規入荷した商品の紹介をしているところもあります。ラインナップが気になる人はチェックしてみるといいでしょう。

均一古着屋で仕入れるメリット

均一古着屋のメリットは、チェーン店や海外買付の古着店よりも低コストで仕入れができることです。目利きに失敗しても痛手にならずに済むため、初心者にも適しています。また、仕入れ値が均一なので経費や利益の計算が簡単です。デザインや状態がいいものも多いため、掘り出し物が見つかれば利益に繋げられるでしょう。

均一古着屋で仕入れるデメリット

均一古着屋はブランド品などが少なくノーブランド品がメイン商材になるため、大幅な利益には繋がりにくい特徴があります。上手くやれば利益を出せますが、それなりのデータが頭に入っていないと大きく利益を伸ばすのは難しいかもしれません。

古着の仕入れ先4.卸業者

国内外から大量に買い付けた古着を業者向けに販売している「卸業者」を仕入先にする方法もあります。卸業者の古着倉庫は掘り出し物の宝庫なので、一見の価値はあるでしょう。

おすすめの卸業者

この記事では、代表的な卸業者を3社ピックアップしています。倉庫を一般公開しているタイミングで来店すれば、最低購入価格が設定されていないケースもあるため、しっかり情報を仕入れておくといいでしょう。

仕入先 特徴
3peace 海外から買付した輸入古着の卸業者(USA古着メイン)
関東・名古屋・仙台に倉庫があり、毎月60,000着以上が入荷
ネット販売のほか、業者向けに完全予約制で倉庫販売も可能
TOMIUSED 大阪の大型卸業者でWebと実店舗(倉庫)から仕入れ可能
完全予約制で150坪の倉庫から商品を選別・仕入れできる(最低購入価格あり)
03yard 東京に本拠地を構える卸業者
1着1000円から販売しており安く仕入れできる
福袋などのアソート販売が豊富

また、InstagramなどのSNSで検索してみると、上記以外にもさまざまな卸業者が見つかるので、気になる人はチェックしてみてください。

卸業者から仕入れるメリット

卸業者を仕入先にするメリットは、買い付けてきたばかりの在庫を大量に仕入れられることです。
古着屋に卸す目的で買い付けられているため、人気のブランドやトレンドアイテムなどの売れ筋を入手しやすい特徴があります。

卸業者から仕入れるデメリット

「最低購入額」が決まっているケースが多く、3~5万円程度の経費がかかります。雑多に積まれた大量の商品から売れそうなものを見つけなければならないため、それなりの目利きも必要です。金額も特別安いわけではないので、初心者はリサイクルショップのリサーチから始めましょう。

古着の仕入れで利益を出すコツ

古着の仕入れで確実に利益を出すために必要なコツを3つ紹介します。適正な価格設定はもちろん必要ですが、市場の動向を敏感にキャッチし新鮮な在庫を入荷し続けることも重要です。

月間の仕入れ量を安定させる

特に個人営業の場合は、保管場所の関係で在庫を抱えられない傾向があります。しかし、在庫が少ない・新しい在庫が入荷していないお店はいつ見ても同じものしかないため、面白味がなく魅力的に映りません。

ドラッグストアやスーパーはリピート買いをしますが、古着は基本一点ものなので顧客のニーズは異なります。面白いものや自分の欲しいものがあるか、宝探し感覚で商品を探しにくる顧客が多いため、定期的に在庫を回転させ「鮮度」を保つことが大切です。

理想的なのは顧客が足を運ぶ、またはサイトにアクセスする度に新規入荷をアナウンスできるような状況でしょう。古着は一定のサイクルで仕入れ続ける必要があるのです。

仕入先を固定して時間を有効に使う

毎度仕入れの度にルートを開拓するのは難しいので、自社のニーズに合った仕入れ先を見つけておくことが大切です。ある程度仕入れルートを確立しておけば、開拓に充てていた時間をリサーチやその他業務に割けるようになります。ただ仕入れて売るだけでなく、限られた時間の中でいかに効率よく業務を回せるかを考えるといいでしょう。

流行や市場の動向を把握している

古着は特に流行が大きく影響する商材なので、これから流行るものを早めに確保しておけば、安く仕入れて高く売ることも可能です。たとえば、有名人や海外アーティストなど、火付け役となる人が着用したことで突然人気が出るパターンもあります。パタゴニアのレトロカーディガンやCOOGIのニットなどがその例です。

市場への理解を深めてトレンド情報をいち早くキャッチし、これから値段が上がりそうな商材に目星をつけることも利益獲得には重要でしょう。

古着の仕入れを安定させたいなら「おいくら」もおすすめ

oikura_pc
国内最大級の買取プラットフォームである「おいくら」は、拠点付近でものを売りたいと考えている見込み顧客を紹介するマッチングサービスです。
累計の買取総客数は300万件にのぼり、多くのリサイクルショップを成功に導いてきました。
広告を掲載したショップの中には、電話の問い合わせが月100件以上に増えたという声も上がっています。
おいくらでは、貴社の状況をヒアリングし、スムーズに運営ができるようなお手伝いをしております。状況に合ったおいくらの活用方法をご提案いたしますので、ぜひお問合せください。

『おいくら』の詳細はこちら