家電の買取ノウハウを解説!買取相場や高く売るコツ、売却方法まとめ

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新品・中古にかかわらず、家電の買い替えを検討する方が増える季節の変わり目。
まだ使えて状態の良い家電なら、買取へ出して売却処分を検討してみてはいかがでしょうか?
きれいな中古家電は家電を安く買いたいという層のニーズにマッチするため、年間通して高い需要があります。

ここでは、家電を高く売るための買取ノウハウを余すことなくお教えします!
買取NGな家電の特徴や買取以外の処分方法、買取不可な品目についても触れていくので、ぜひ参考にしてください。

家電の買取を考えるべきケース

家電の買取を考えるべきケース

不要な家電の処分に困ったとき、「売ること」に慣れていないと「ゴミとして捨てたほうが早い」と感じるかもしれません。

しかし、まだ使える家電を捨ててしまうことはお小遣いゲットのタイミングを自ら逃してしまうようなもの。

そこで、まずは家電を売るのに適したタイミングを知って、ご自身の生活と照らし合わせてみましょう。
不要な家電を売って手にしたお金は、新モデルの購入費用や趣味の品など、自由なお金として活用できます!

・引っ越し前後のタイミング

引っ越し時は、新居の条件によってサイズや使用勝手などさまざまな問題にぶつかりがち。
とくに、使用畳数などサイズが合わなくなった家電があれば、売ったお金で理想的なスペックの家電を購入しやすくなります。
引っ越しによりサイズやパワーなどに無理を感じたら、家電の売りどきと言えるでしょう。

・旧モデルから買い替えるタイミング

長年使っている家電を新しく買い替えるときは、まさに家電を売るのに適したタイミングです。
古いモデルほど高価買取は狙いにくくなりますが、旧モデルの処分に費用をかけず、新モデルの購入費用にあてられれば十分お得です。
「そろそろ新しい家電に買い替えたい…」と感じたら「売却処分」を視野に入れてみましょう。

・電気代の節約を気にするタイミング

「電気を無駄遣いしていないのに、電気代が高い」と悩んでいるなら、家庭内にある家電の消費電力を見直す必要があります。
以下では、消費電力が多く電気代高騰の原因となりやすい家電をまとめました。
省エネ達成率が低い家電(古いモデルなど)は売ってお金に換えて、エコ家電への買い替えを検討してみましょう。

【消費電力が多い家電(例)】
・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫
・炊飯器
・照明器具
・洗濯乾燥機
・食器洗い乾燥機

<この章のポイントをおさらい!>
家電を売るベストなタイミングは?

・引っ越しで家電のサイズが合わないとき
・旧モデルを新モデルへ買い替えるとき
・電気代節約のためにエコ家電へ買い替えるとき

家電の買取相場はどうやって決まる?

家電の買取相場はどうやって決まる?

家電は、新品購入時に高価だったから売るときも高価とは限りません。
家電の買取価格は、買取ショップごとに定められた査定基準によって決められます。
そのため、家電買取時に重視されるポイントを知っておくことで、売りたい家電の買取相場目安を把握しやすくなるでしょう。

以下では、家電の買取相場に影響しやすい6つのポイントを見ていきましょう。

1.製造年数

製造年数は家電の寿命にもつながることから、買取価格を左右しやすいポイントです。
買取可能な製造年数に厳密な決まりはありませんが、一般的には製造から「5年以内」の家電に価値がつけられやすくなっています。

ただし、製造年数が3年以内と新しい場合でも、家電によって高価買取にならない場合もあります。
これは、品目によって寿命が異なったり、中古品へのニーズが異なるためです。

2.どれくらい人気があるか?

人気=需要です。
需要が高い家電ほど買取されやすく、買取相場も高くなっていきます。
一般的に人気と言われる家電には、以下のような特徴があります。

・メーカー(ブランド)が国内外問わず有名
・ロングランモデル
・販売終了したハイスペックモデル
・テレビや雑誌で紹介されたモデル
・芸能人ご用達のモデル

3.ブランド

家電で人気のブランドは幅広く、品目によっても異なります。
売りたい家電で人気のブランドを知って、品物の価値や買取価格の目安を考えておきましょう。
国内の大手家電メーカーは品目にかかわらず買取されやすく、高価買取につながりやすい特徴があります。

4.デザイン、カラー

人気のデザインやカラーの家電は、買取相場が高くなる傾向があります。
とくに、限定販売品や数量販売品、人気だった生産終了モデルは通常カラーのものに比べて高く買い取ってもらいやすいでしょう。

通常カラーでは、白、黒、ブラウンなどインテリア性を左右しないカラーが人気です(買取実績が豊富)。

ただし、白い家電は汚れや劣化が目立ち安く、状態によっては思ったような買取価格がつかない場合もあるため注意しましょう。

5.汚れや傷などの状態

汚れや傷は、買取相場に影響しやすいポイントです。
使用時についてしまう自然な傷(至近距離でしか確認できないような浅く小さな傷)の場合は買取相場が大きく下がってしまうことはありません。

しかし、目立つ傷や、特殊な清掃方法でしか落とせない汚れは減額対象となります。
買取価格にマイナスの影響を与えやすい状態を、以下にまとめました。

・目に付く場所(家電前面)の目立つ擦り傷
・目に付く場所(家電前面)の目立つ凹み
・変色、色あせ、大部分の塗装剥げ
・日焼け
・タバコのヤニ
・食べ物やペット、タバコの臭い

6.動作状況

正常に動作するかどうかは、買取可否にもつながる重要なポイントです。
そのため、買取依頼前は必ず、売りたい家電の動作確認をしておきましょう。
万が一、家電に不具合があったとき、査定前に伝えておくのと査定時に発覚するのとでは、買取価格が変わってしまう可能性があります。

査定にかかる手間を減らして減額を防止するためにも、「動作確認」と「動作状況の報告」はセットで覚えておきましょう。

【買取価格の目安の計算方法】
家電の買取では、家電のモデルごとに「買取上限価格」が定められている場合があります。
この金額は買取ショップによって異なり、時期や需要によって変動するため常に一定とはかぎりません。

しかし、自分が売りたいタイミングで家電の価格上限金額をチェックできれば、あとは家電の状態によっておおよその買取価格を計算していくことができます。
以下を参考にしながら、売りたい家電の買取価格(目安)を考えてみましょう。

買取上限価格が30,000円のモデルの場合

・製造年数が5年以上前で、1,500円マイナス
・国内の大手メーカー品で、マイナスなし
・一箇所に目立つ傷があり、1,000円マイナス
・白い部分に小さな汚れがあり、500円マイナス
・動作に問題なしで、マイナスなし

(計算方法)
30,000円 - (1,500円+1,000円+500円) = 27,000円

<この章のポイントをおさらい!>
家電の買取相場の決まり方は?

・製造年数、人気、メーカー、デザイン、状態、動作状況の6つのポイントから決まる
・買ったときに高い家電でも高く売れるとは限らない
・買取ショップの買取上限価格から買取価格の目安を計算できる

買取が難しい家電の特徴

買取が難しい家電の特徴

次に、買取が難しい家電の特徴を見ていきましょう。

・製造年数が5年以上の古いもの

製造年数が古い家電は、動作の安定性や交換パーツの生産事情などから買取を断られてしまうケースがあります。

買取不可となる製造年数は買取ショップによっても異なるため、事前に確認しておきましょう。
なかには、製造年数10年以内なら買取可能と定めているショップもあります。

・定価がそもそも安い

通販やホームセンターなどで安く購入した家電の場合、「買取価格がつかない=買取不可」となる場合があります。

例えば、定価1,000円で買ったパソコン用スピーカーや、定価1,580円の海外製トースターなどは買取不可となりやすい傾向があります。
一般的に、買取価格が3,000円を下回るような家電は買取価格がつきにくく、価格がついたとしても10円~500円が目安です。

・ジャンク品や不動品

修復困難な破損や動作不良があると、買取不可となる場合があります。
ジャンク品や不動品はほとんどのショップで買取価格がつかないため、処分してしまうケースが多くなっています。
しかし、ジャンク品を専門に扱うショップや不動品の買取OKと謳っているショップもあるため、買取ショップ選びを工夫してみましょう。

・傷や汚れの状態が著しく悪い家電

傷や汚れの状態によっては、買取できない場合があります。
買い取られた家電はクリーニングや点検をしたのち、中古家電として販売されます。
そのため、販売が見込めないほどの傷や汚れがある家電は、買取を断られてしまうケースが多いようです。

とくに、清潔感が重視される調理家電や洗濯機の汚れには注意が必要です。
使用していて気付きにくい臭いにも意識を向けておきましょう。
タバコやペットの臭い・汚れは、買取可否に影響しやすいポイントです。

・中古市場における需要が少ないもの

中古市場において、極端に需要が少ない家電は買取してもらえない可能性があります。
買取ショップは販売が見込める家電を買取対象としている場合がほとんどです。
そのため、需要が少ない家電を売るには、大規模な販路を確保している買取ショップ(豊富な品目、モデルを買取しているショップ)を探してみましょう。

・搬出に手間がかかる大型家電

搬出に2人以上の人員が必要となるなど、運び出しが困難な大型家電は買取不可となりやすいです。
家電を幅広く買取しているショップほど断られやすいため、家電の品目に特化した買取ショップをあたってみましょう。

例えば、搬出に手間がかかる100インチの液晶テレビを売りたい場合、家電のリサイクルショップでは買取を断られても、テレビ買取の専門ショップなら対応してもらえる可能性が高いと言えます。
専門的なショップほど搬出、運搬、販売などの実績が豊富なため、スムーズに対応してもらえるでしょう。

このほか、法令や買取ショップの規定により買取不可となりやすい家電があります。
例えば、以下のようなものです。

・ブラウン管テレビ、モニター
・衣類乾燥機
・給湯器
・ウォシュレット
・肌に直接触れる美顔器やひげ剃り
・整水器、吸入器

<この章のポイントをおさらい!>
買取が難しい家電の特徴は?

・製造年数が5年以上
・定価が3,000円以下と、とても安い
・ジャンク品、不動品
・傷や汚れ、臭いがひどい状態
・需要が少ない
・搬出が大変な大型家電
・法令や買取ショップの規定で買取NGになっている

主要な家電の売却ポイント

主要な家電の売却ポイント

引っ越しや買い替えで不要になった家電を売るなら、品目ごとの売却ポイントを押さえて高価買取を狙ってみましょう。
売るときの注意点や売りやすいメーカー(ブランド)についても知っておくことで、家電をより高く売ることができます。

・冷蔵庫

冷蔵庫はメーカーや状態のほか、スペックや容量、買取に出す時期によって買取価格が変わります。
冷蔵庫の需要が高まるのは、主に新生活が始まる3月~4月、そして冷蔵庫が壊れやすい夏場です。
そのため、2月以降もしくは6月~7月ごろに買取依頼を出しましょう。
需要が高まるシーズンが近付くと、多くの買取ショップではキャンペーンや買取強化が行われるため、他の時期に比べて高価買取を期待できます。

◇注意点
買取可能な冷蔵庫の製造年数(目安)は5年以内です。
売りたい冷蔵庫があれば、できるだけ早く買取依頼を出しましょう。

また、冷蔵庫は衛生面や清潔感を重視される家電です。
内装・外装ともに丁寧な清掃をしておくことで、買取価格の減額を防止できます。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
日立、東芝、パナソニック、シャープ、三菱電機、アクア

・洗濯機

洗濯機は大きく分けて縦型(樽形)とドラム式に分類でき、ドラム式のほうが高く売れる傾向があります。

また、メーカーやシリーズ、モデルによって、おおよその買取相場が決まっています。
製造年数や状態から買取価格の目安を計算しておき、より高く買い取ってくれる買取ショップを探してみましょう。

高く売りやすい時期としては、新生活が始まる前の2月~3月、買替需要が増加する7月ごろです。

◇注意点
買取可能な洗濯機の製造年数(目安)は10年以内です。
古くなるほど買取価格が減額されやすいため、なるべく早く買取依頼を出しましょう。

とくに、製造年数が5年以内の洗濯機は比較的状態が良く高価買取を期待できるため、年式が古くなる前に売るのがコツです。

冷蔵庫同様、衛生面や清潔感を重視される家電のため、槽洗浄や外面の掃除が欠かせません。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
パナソニック、日立、東芝、シャープ、アクア、ハイアール

・テレビ

テレビは、インチ数や機能によって買取価格が変動しやすいです。
4K、HDD、Wi-Fi対応、3D対応、ゲームモード、シアターモードなど、特殊な機能がついているモデルは高価買取を期待できるでしょう。

また、高価買取を期待できるインチ数は40インチ以上です。
需要が高く、多くのショップで買取強化されているので、清掃や動作確認をして減額されるポイントがないか確認しましょう。

◇注意点
買取可能なテレビの製造年数(目安)は5年以内です。
ただし、人気のシリーズなら製造年数が5年以上経っていても買い取ってもらえる場合があるので、買取ショップの規定をよく確認しておきましょう。

また、65インチを超える大型液晶テレビは搬出・運搬の関係で買取が不可となる場合があります。
テレビ買取を専門としているショップなら対応してもらいやすいため、大型テレビを売りたいときはショップ選びを工夫しましょう。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
ソニー(ブラビア)、東芝(レグザ)、シャープ(アクオス)、パナソニック(ビエラ)、日立(ウー)、三菱(リアル)、LGエレクトロニクス

・電子レンジ

電子レンジは機能性によって買取相場が分かれています。
例えば、オーブン機能がない電子レンジの場合、買取相場は~2,000円、オーブン機能がある場合は~10,000円が相場です。
新生活前で需要が高まる2月~3月に売ると、買取価格アップを見込めるでしょう。

ちなみに、需要が高く売りやすい電子レンジは、スチームオーブン機能がある電子レンジです。

◇注意点
買取可能な電子レンジの製造年数(目安)は5年以内です。
電子レンジの寿命は9年~10年と他の家電に比べて長いですが、5年以上使用している電子レンジは汚れも溜まりますし、状態も劣化しているので買い取りされにくいようです。

使用頻度が少なく状態が良い電子レンジなら、機能性にかかわらず買い取ってもらうことができるでしょう。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
シャープ(ヘルシオ)、パナソニック(ビストロ)、日立(ヘルシーシェフ)、東芝(石窯ドーム)

・ガスコンロ

ガスコンロは油や焦げのこびりつきなど、汚れをきれいに取り除いておくだけで買取価格アップを期待できます。
買取依頼時に慌てて掃除するよりも、日ごろのこまめな掃除を心がけましょう。

また、説明書や保証書、グリル用網やトレーなどの付属品を揃えておくことも、高く売るためのポイントです。

◇注意点
ガスコンロのトップ部分は硬いタワシや研磨剤入りの洗剤を使用すると、細かな傷がついてしまいます。
ガスコンロの価値を下げないためにも、掃除の際は本体を傷つけないよう工夫しましょう。
食器用洗剤や重曹を使うと油汚れや焦げに効果的です。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
パナソニック、リンナイ、パロマ、ハーマン、マルゼン、タカラスタンダード、東京ガス、象印、ニチネン、エレクトロラックス

・ミシン

ミシンには、大きく分けて家庭用と業務用があります。
電動ミシン、電子ミシン、コンピューターミシンなどは家庭用として使われやすく、ロックミシン、職業用ミシンなどは専門職に就く人に愛用されています。

中古市場では家庭用ミシン、業務用ミシンともに需要が高く売りやすいですが、本体の動作に不良があると大きく減額されてしまうため注意してください。
とくに、近年では多機能なミシンが増えてきているため、全ての機能が正常に動作するか確認しておくことが大切です。

◇注意点
古いミシンの中に、アンティークミシンと呼ばれるものがあります。
アンティークミシンは骨董品としての価値がつきやすいため、アンティーク品の買取に強いショップでは高価買取してもらえる場合があります。
そのため、数十年以上前のミシン、海外製の古いミシンなどを手放す際は、アンティークミシンとしての価値を理解してくれる専門ショップに査定を依頼してみましょう。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
ジャノメミシン、ブラザー、ジューキ、ベビーロック、シンガーミシン

・空気清浄機

加湿、除湿、アレルゲンの除去、消臭、ナノイーやプラズマクラスターなど、機能性に優れた空気清浄機は高価買取対象です。

また、スリムなモデルやお洒落なデザインのモデルはインテリア性能が高く、需要があります。
製造から6年以上経過していると、最新のものに比べてデザインが古くなっている場合があるため、新モデルが発売される前に、買取へ出すことが大切です。

◇注意点
買取可能な空気清浄機の製造年数(目安)は5年以内です。
製造から1年~2年ほどのモデルは本体の劣化が少なくデザインがまだまだ新しいため、高価買取してもらえる可能性があります。

ただし、タバコやペットなどの臭い・汚れがひどいと、どんなに新しくても買取不可となるケースがあるため注意してください。
日ごろからこまめにフィルター清掃をしてきれいに保つことで、手放すときは高く売りやすくなります。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
シャープ、パナソニック、富士通ゼネラル、ダイキン

・マッサージチェア

マッサージチェアは、モデルと状態でおおよその買取価格が決まります。
モデルは古くなるほど買取価格が下がるため、早めに買取依頼を出すようにしましょう。

また、マッサージチェアは動作の安定性だけでなく、座面や背もたれの状態が重視されます。
擦れ、破れ、シミ、臭いなどに注意して事前に清掃をしておきましょう。
臭いがついてしまっている場合は、風通しの良い日陰に数日置いておくだけでも緩和できます。

◇注意点
買取可能なマッサージチェアの製造年数(目安)は5年以内です。
ただし、人気のメーカーやモデルなら製造から5年以上経過していても買取してもらえる可能性があります。

買取価格を買取上限価格に近づけるためには、リモコン、説明書、保証書など、購入時に揃っていた付属品をまとめておきましょう。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
パナソニック、フジ医療器、ファミリーイナダ、ツカモトエイム、スライヴ、サンヨー電機、オムロン

・炊飯器

炊飯器は、主に性能と製造年数によって買取価格が決まります。
新しく機能性に優れたモデルは高価買取を期待できるため、付属品を揃えて買取上限価格での買取を目指してみましょう。

傷や汚れがなく、付属品をそろえることができると買取上限価格での高価買取を狙えます。
炊飯器の付属品には説明書や保証書、しゃもじや電源コード、購入時の外箱などがあります。
外箱に収納した状態で査定に出せると、価格が買取上限価格に近付きやすくなるので、炊飯器を購入した際は外箱を捨てずに保管しておきましょう。

◇注意点
買取可能な炊飯器の製造年数(目安)は5年以内です。
製造年数が経過するとお米の炊きあがりに変化が出てくるため、そうなる前に売ることができれば、製造年数による減額はされにくいでしょう。
動作確認では、ボタンの接触不良や音の不具合がないかも確認しておく必要があります。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
象印、タイガー、東芝、三菱電機、日立、バーミキュラ

・ゲーム機

ゲーム機は一世代前の本体(ハード)でも新作ソフトが発売されているものもあり、古いから売れないといったことはありません。

しかし、他の家電と同様に新モデルが発売されると旧モデルの買取相場は下がりやすいため、なるべく早く売ることが大切です。
また、据え置きのゲーム機以外にも、ポータブルタイプのゲーム機も買い取ってもらうことができます。

◇注意点
ゲーム機本体を売るときは、コントローラーやケーブルなどの付属品を忘れずに揃えましょう。
また、別売りのコントローラーやアクセサリー類をセットにできると、それぞれ単品で売るよりも高く買い取ってもらうことができます。

そのほか、数十年以上前の古いゲーム機やソフトのなかにはコレクターの間で人気が高まっているものもあります。
そのため、古いゲーム機を手放す際は、希少価値や買取相場を事前に調べてから買取を依頼しましょう。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
ソニー(プレイステーション2、プレイステーション3、プレイステーション4、プレイステーション4Pro、プレイステーションVita、プレイステーションポータブル)、ニンテンドー(DS、2DSLL、3DS、3DSLL、クラシックミニファミリーコンピューター、クラシックミニスーパーファミコン、Wii、WiiU、ニンテンドースイッチ)

・パソコン

デスクトップやノートパソコンのなかでも、発売された年代が新しく機能性が優れたモデルほど高価買取対象となります。
とくに、2015年7月以降に発売されたモデルは最新のOS(Windows10)が搭載されていることから買取相場が高くなっています。

また、HDD容量が大きいモデルやゲーミングパソコンなど、特定の用途に特化したモデルも買取ショップによっては高価買取対象です。

◇注意点
買取可能なパソコンの製造年数(目安)は5年以内です。
古くなるとハードウェアが劣化し本体の価値が下がってしまうため、不要になったらなるべく早く買取依頼を出しましょう。
査定へ出す際は、データのリカバリ(初期化)を行い、工場出荷状態に戻しておくことがおすすめです。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
アップル(Mac book)、東芝(LIFE BOOK)、パナソニック(Let’s note)、NEC(LAVIE)、マイクロソフト(Surface)、富士通(FMV)、ソニー(VAIO)、Acer、HP、Lenovo、ASUS

・プリンタ

タッチパネルの採用やA3プリンタ対応など、操作性、機能性に優れたモデルは高価買取対象です。
そのほか、製造年数やデザインも買取価格へ影響するため、不要になったらなるべく早く売ることが大切です。

デザインは、コンパクトで給紙トレイや受け皿類が本体に収納できるモデルが人気です。
そのほか、連続印刷速度やコストパフォーマンスの良さも人気を左右します。

◇注意点
買取可能な製造年数(目安)は5年以内です。
付属品(取り扱い説明書、保証書、USBケーブル、電源ケーブル、インクタンク、インストールディスク)や外箱を揃えて、買取価格アップを目指しましょう。

業務用プリンターの場合は、家電買取やプリンタ買取の専門店よりも、オフィス家電や事務用品の買取に特化したショップを選ぶことで高価買取につながりやすくなります。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
エプソン、キャノン、ブラザー、リコー、ゼロックス、京セラミタ、カシオ、富士通、パナソニック、コニカミノルタ、シャープ、富士フイルム、DELL、NEC、HP、OKI

・デジカメ

デジカメにはデジタル一眼レフ、ミラーレス一眼、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)などがあります。

デジタル一眼レフやミラーレス一眼はアマチュアからプロまで幅広い層からの需要があり、高価なモデルは数十万円という買取価格となる場合もあります。
コンデジの場合は定価販売価格が他のカメラよりも安いことから、買取価格は20,000円以内が相場です。
レンズやレンズカバー、ネックストラップなどのアクセサリーもセットにできれば、買取価格アップを見込めるでしょう。

◇注意点
カメラは製造年数が古くても著しく状態が悪くないかぎり、買取不可となるケースは少ないでしょう。
そのため、古いからと言って捨ててしまわず、まずは査定を依頼してみましょう。
古いカメラのなかには販売終了してしまった希少な人気モデルなどもあります。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
キャノン、ニコン、ライカ、ソニー、リコー、マミヤ、エボニー、タカハシ、オリンパス

・スマートフォン

モデルや機能性のほか、容量によって買取価格は左右されます。
とくに、64GB以上のスマートフォンは買取価格をアップしてもらいやすいでしょう。
また、多彩な契約が可能なSIMフリー端末やドコモの端末も人気があります。

◇注意点
買取へ出す前に初期化を行い、工場出荷状態に戻しましょう。
初期化されずに個人情報が残っているスマートフォンは買取不可となってしまう場合があります。

また、初期化後は、個人情報などのデータが入ったSIMカードを忘れずに抜き出しましょう。
購入時に揃っていた付属品(ACアダプタ、充電ケーブル、イヤホン、取り扱い説明書)や外箱も揃えられると、買取価格アップを期待できます。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
アップル(iPhone)、ソニー(Xperia)、サムスン(GALAXY)、シャープ(AQUOS)、富士通(arrows)

・タブレット

スマートフォンと同様の査定基準となっている場合がほとんどです。
ただし、スマートフォンはシリーズやモデルが多彩で需要も分散していますが、タブレットはアップルのipadに人気が高まっている傾向があります。

◇注意点
モデルでおおよその買取価格が決まりますが、付属品の有無や状態によっては減額されてしまいます。
とくに、液晶面の傷やヒビは減額対象となるので、日ごろから液晶保護フィルムを使用するなどの工夫が大切です。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
アップル(ipad)、ソニー(Xperia Tablet)、富士通(Arrows Tab)、サムスン(GALAXY Tab)、シャープ(AQUOS Tab)、NEC(LAVIE Tab)、マイクロソフト(Surface)

・スピーカー

製造年数や状態、モデルが主な査定基準です。
とくに、有名なメーカーの人気モデルなら製造から年数が経っていても高価買取を期待できるでしょう。
反対に、無名の海外メーカー品や、通販やホームセンターで安売りされているスピーカーは買取価格がつきにくい傾向があります。
買い替えることを考慮して人気メーカーのモデルを選んでおくと、お得に処分しやすいでしょう。

◇注意点
スピーカーは長期間据え置きしているケースが多く、色褪せや日焼け、ホコリによる細部の汚れが目立ちやすいです。
外観で傷や汚れなどの劣化があると減額対象となってしまうため、設置場所の工夫やこまめな掃除を心がけましょう。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
BOSE、ONKYO、パナソニック、ソニー、ヤマハ、パイオニア、タンノイ、ダニエルヘルツ、B&W、JBL、ソニー、フォステクス、マランツ

・ヘッドホン

人気が高いヘッドホンの特徴は、見た目のデザイン性、音質の良さです。
有名音響機器メーカーから発売されているヘッドホンは機能面において優れたものが多く、高価買取を期待できるでしょう。
反対に、無名の海外メーカー品などは購入時の価格にかかわらず売りにくい傾向があります。

◇注意点
イヤーパッド部分など、直接肌に触れる部分の清潔感は買取価格に影響します。
高価買取が期待できるモデルでもパッドが著しく劣化しているなら、新品パーツ(純正品)に替えておくなどの工夫が大切です。
メーカー修理や代理店修理以外に修理歴・交換歴がある場合は、事前に伝えておくと査定時の印象がアップします。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
ソニー、オーディオテクニカ、アーカーゲー、ゼンハイザー、ビーツバイドクタードレー、JVC、パイオニア、フィリップス

・DVDレコーダー

Blu-rayレコーダーへの買い替えでDVDレコーダーを処分するなら、捨ててしまうよりも買取へ出して売却するほうが断然お得です。
DVDレコーダーは人気モデルなら数千円~10,000円ほどの買取価格がつき、機能性に優れたハイスペックモデルなら10,000円以上の買取価格も期待できます。
小さく処分しやすい家電ですが、買取へ出して賢く処分しましょう。

◇注意点
正常に動作しないものや無名の海外メーカー品は買い取ってもらえない場合があります。
また、ホコリや皮脂などを清掃しておくだけで買取価格がアップする可能性があるため、査定へ出す前は手が届く範囲で掃除をしておきましょう。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
パナソニック、東芝、ソニー、三菱電機、シャープ、パイオニア、NEC、JVCケンウッド、サンヨー、日立製作所、デノン、LG電機

・掃除機

掃除機にはサイクロン式、紙パック式、ロボット式などのタイプがあります。
ランニングコストがかかりにくいサイクロン式はファミリー層に、掃除の手間を減らせるロボット式は単身層に人気があります。

中古市場においては、吸引力と管理のしやすさに優れたサイクロン式が人気です。
価格としては、他の家電と異なり、新品購入時の価格が買取価格に反映されやすいでしょう。
そのため、掃除機のなかで高価買取されやすいのはサイクロン式のハイモデル、もしくは定価が高いロボット式掃除機と言えます。

買い替えや引っ越しで上記の掃除機が不要になったら、お小遣いを手にする気持ちで買取依頼を出しましょう。

◇注意点
付属品を揃えて、早めに買取へ出すことが重要です。
また、外部・内部ともに清掃しておくだけで買取価格アップを見込めます。
分解や水洗いが可能なパーツは必ず洗浄し、新品の状態に近づけましょう。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
ダイソン、iRobot(ルンバ、ブラーバ)、日立(かるパック、パワーブーストサイクロン、ミニマル)、パナソニック(RULO、プチサイクロン)、東芝(トルネオV、トルネオミニ、トルネオロボ)、レイコップ、三菱(風神)、エレクトロラックス(エルゴラピード)、マキタ、シャープ(ラクティブ)

・キーボード

キーボードは電子ピアノの一種です。
楽器であり電機製品でもあるキーボードは、製造年数やモデルで買取価格が左右されます。
高価買取されやすいキーボードは製造から3年以内の有名メーカー品なので、買い替え時に意識しておくと良いでしょう。

また、木製鍵盤を使用しているモデルは定価が高く、査定額も高額になりがちです。

◇注意点
キーボードを買取してもらうには、動作確認が欠かせません。
すべての鍵盤、操作ボタン、液晶などが正しく動作しているか確認しましょう。
また、端子やケーブルの接触も確認しておくと安心です。
清掃は塗装や鍵盤の素材に合った道具を使い、本体を傷めないよう気を付けましょう。

◇売れやすいメーカー(ブランド)
ローランド、ヤマハ、カワイ、コルグ、カシオ

<この章のポイントをおさらい!>
主要な家電の売却ポイントは?

・家電によって査定基準が異なる
・カメラやスピーカーなど、製造年数が古くても高く売れる家電がある
・付属品をそろえて清掃しておくことが大切
・買い替えでは売りやすいモデルを選んでおくことが大切

家電を高く売るためのコツ

家電を高く売るためのコツ

多くの家電に共通する高く売るための7つのコツを押さえて、満足いく売却を目指しましょう。

1.掃除やメンテナンス

査定前は掃除やメンテナンスが欠かせません。
しかし、誤った道具や溶剤を使用すると本体を傷めてしまう場合があるため注意しましょう。
ケーブル端子や接触部、ボタンやパーツの隙間などは水分がつかないように掃除することが基本です。

2.付属品やパーツなどを揃える

家電の付属品には以下のようなものがあります。

・取り扱い説明書
・メーカー保証書
・購入店保証書
・充電アダプタ
・電源アダプタ、コード
・接続ケーブル
・リモコン
・CD-ROM
・消耗部品

3.なるべく早く売る

新モデルが発売されるより早く売ることで、本体の価値が高いときに売却できます。
家電には定期的なモデルチェンジがありますが、品目やメーカーによって時期は異なります。
新モデルが発売されやすい時期を以下で確認し、モデルチェンジ前に売れるよう意識しておきましょう。

【家電のモデルチェンジ時期の傾向】
大型冷蔵庫……8月~9月
小型冷蔵庫……2月~3月
縦型洗濯機……6月~7月
ドラム式洗濯機……8月~9月
エアコン……11月~4月
空気清浄機……8月~9月
電子レンジ……7月~9月
炊飯器8月~9月

一般的に、生活に欠かせない家電や単身者に人気の家電は新生活時期にモデルチェンジされる傾向があります。

また、上記以外の季節家電はシーズン直前にモデルチェンジされる傾向があるため、その時期までに買取依頼を出すことがポイントです。

4.動作状況を確認しておく

減額を避けるためにも、動作確認が欠かせません。
動作不良は事前に伝えておくほうが買取ショップの手間にならず、マイナス評価が小さく済む傾向があります。
動作確認では、下のポイントを中心にチェックしていきましょう。

【動作確認時のチェックポイント】
・全てのボタンが正常に押せるか
・全ての機能が正常に動作するか
・音声が正常に出ているか
・液晶に影や歪みがないか
・動作に遅れがないか
・異音、異臭、発熱、発煙がないか

5.型番を正確に伝える

買取依頼時に正確な型番を伝えることで、買取価格の目安を聞くことができます。
事前に買取価格の目安が分かれば他店と比較しやすく、より高く買い取ってくれるショップ選びができるでしょう。

家電の型番は本体背面、裏面、側面、蓋の裏などのラベルに記載されています。
また、ラベルにはメーカー名や製造された年式も記載されている場合が多く、これらは査定に必要な情報です。

「型番 買取相場」「型番 買取価格」などの検索ワードから売りたいモデルの買取価格(目安)を調べることもできるため、買取依頼前に確認してみましょう。

6.季節性のあるものは売る時期を考慮

コタツ、ストーブ、ホットカーペット、扇風機、冷房専用エアコン、除湿器などは季節家電に分類できます。
特定の季節で需要が高まる季節家電は、シーズンの1ヵ月前を目安に買取へ出すと高く売れやすいでしょう。

多くの買取ショップでは高く買取できる時期(需要が高まる時期)に、特定の家電の買取強化キャンペーンなどを行う場合もあります。

7.見積もり時のポイント

見積もり時はできるだけ多くの店舗から買取価格を聞き、より条件の良い店舗に絞り込みましょう。
たとえば、家電1点ではA店のほうが買取価格が高くても、家電2点以上になるとB点のほうが1つ1つの買取価格が高価になる場合もあります。

このように、査定基準や買取価格アップの基準は店舗によって異なるため、見積もり時から多くの店舗を比較していくことが欠かせません。

<この章のポイントをおさらい!>
家電を高く売るコツは?

・状態は「掃除」と「付属品」が肝心
・事前に確認するポイントは「動作状況」と「型番」
・売るタイミングはできるだけ早く
・季節家電はシーズン前が狙い目
・見積もり時は複数店舗を比較してより条件が良い店舗を選ぶ

家電買取業者を選定するポイント

家電買取業者を選定するポイント

家電買取業者を選ぶ際に、重視すべきポイントをご紹介します!

・それぞれの品目ごとの専門店を選ぶ

家電にはさまざまな品目があり、ジャンルも調理や美容、季節ものなど様々です。
買取業者を選定するときは、多くの品目を幅広く買取っている業者よりも、品目に特化した専門店を選ぶことが最もおすすめです。

なぜなら、専門店は独自のメンテナンス技術や販路を確保している場合が多く、他店よりも買取価格が高い傾向があるためです。

また、モデルごとの特徴や価値などの専門知識が豊富なため、確かな査定をしてもらうことが可能です。
価値が判断しにくい年代もの、アンティーク品などを持っている方は、品目ごとの専門店を選んで損のない買取を目指しましょう。

・買取キャンペーンやセールをチェック

買取業者の店頭やHPから、キャンペーン情報やセール情報をチェックしてみましょう。
タイミングが良ければ、お得なキャンペーンを適用させて家電をより高く売ることができます。
キャンペーン内容や実施期間は業者によって異なりますが、

「製造年数が3年以内なら1,000円アップ」
「2点以上の出張買取成立で1,000円アップ」

などのキャンペーンが行われやすいでしょう。
店頭へ足を運べる場合は、セール時期を狙うことで中古家電を安く購入できます。

・引っ越し業者の家電買取も一つの手段

高く売りにくい古い家電やジャンク品などは、引っ越し業者の家電買取サービスを利用するのがおすすめです。
引っ越しと同時に家電を処分できるため、時間を大幅に節約できるでしょう。

また、他店で買取が難しい大型家電なども、引っ越し業者の買取サービスなら買い取ってもらえる場合があります。

・Webで簡単な査定ができると便利

買取業者HPからWeb査定を行っておくと、買取依頼がスムーズになるだけでなく買取価格を他店と比較できるなどのメリットがあります。
Web査定の入力項目には以下のようなものがあるため、事前に売りたい家電の情報を確認しておきましょう。

【Web査定で必要な家電の情報(例)】
・商品名(モデル名)
・製造年数
・容量
・購入時の価格
・色
・メーカー
・タイプ
・型番
・メーカー保証の期限
・動作状況
・商品写真

<この章のポイントをおさらい!>
家電買取業者の選定ポイントは?

・品目ごとの専門店が最もおすすめ
・キャンペーンやセールの有無
・引っ越し時の家電処分なら引っ越し業者の家電買い取りサービスもおすすめ
・HPからWeb査定ができる店舗が便利

売れなかった家電はどうする?

売れなかった家電はどうする?

動作不良や状態が原因となって売れない場合、家電はどのように処分すればいいのでしょうか?
家電リサイクル法の注意点を踏まえて見ていきましょう。

・自治体に粗大ゴミとして出す場合

一辺が30cmを超える家電をゴミとして捨てる場合、多くの自治体では粗大ゴミ扱いとなります。

【粗大ゴミの捨て方(東京都世田谷区の場合)】
1.粗大ゴミの収集を申し込む
2.粗大ゴミ処理券(シール)を購入し、捨てたい家電に張る
3.指定の収集日・時間に指定場所へ出しておく(もしくは指定の場所へ持ち込む)

・家電リサイクル法に注意

家電リサイクル法の対象となる家電は、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目です。
これらの家電はサイズにかかわらず粗大ゴミとして捨てることができず、リサイクル料金を支払って処分する必要があります。

ただし、家電リサイクル法の対象となる4品目のうち、業務用や下の表に記載のあるものは対象外となります。
対象品目の詳しい分類を見ていきましょう。

品目 家電リサイクル法の対象 家電リサイクル法の対象外
エアコン ・壁掛けのセパレート形
・壁掛けのガスヒーターエアコン
・壁掛けのハイブリッドエアコン
・マルチエアコン
・床置きのセパレート形
・床置きのハイブリッドエアコン
・天井埋め込み形のエアコン
・壁埋め込み形のエアコン
・天吊り形のセパレート形
・ウィンドファン
・冷風機
・冷風扇
・除湿器
・パッケージエアコン
エアコン付属品 ・ワイヤレスリモコン
・室内機用の取付金具
・一体型の純正据付部材
・商品同梱の工事部材
・リモコン用電池
・別売りのドレンパイプ、配管パイプ、配管カバーなどの工事部材
・室外機の置き台、屋根
・取扱説明書などの印刷物
・ヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニット
テレビ ・ブラウン管式テレビ
・ブラウン管式VTR内蔵テレビ
・ラジカセ一体型テレビ
・液晶、プラズマ式テレビ
・液晶、プラズマ式HDD・DVD内蔵テレビ
・チューナー分離型テレビ
・ディスプレイモニター(チューナー無し)
・プロジェクションテレビ
・パソコン用ディスプレイモニター(※)
・一次電池や蓄電池を使用する液晶テレビ
・車載用液晶式テレビ
・携帯用液晶式テレビ
・建築物に組み込む設計の液晶式テレビ
テレビの付属品 ・ワイヤレスリモコン(電池除く)
・着脱式付属専用スピーカー
・付属のスタンド
・リモコン用電池
・テレビ台
・取扱説明書などの印刷物
・病院、旅館などで使用のコインボックス内蔵型テレビ
・外付けコインボックス
・有機ELテレビ
冷蔵庫・冷凍庫 ・冷蔵庫
・冷凍冷蔵庫
・ワイン庫
・保冷庫、冷温庫(電気、ガスを使用するもの)
・チェスト形冷凍庫
・アップライト形冷凍庫
・引き出し形冷凍庫
・業務用保冷庫
・おしぼりクーラー
・保冷米びつ
・ショーケース(店舗用)
・冷凍ストッカー(店舗用)
冷蔵庫・冷凍庫の付属品 ・商品同梱の付属品(製氷皿、棚、野菜カゴなど)
・吸収式冷蔵庫(冷媒にアンモニアを使用するもの)
・ベルチェ素子方式冷蔵庫(電子冷蔵庫)
・取扱説明書などの印刷物
・ホテル用システム冷蔵庫(課金式)
・冷水機
・製氷機
・化粧品専用の保冷庫
洗濯機・衣類乾燥機 ・洗濯乾燥機
・全自動洗濯機
・2槽式洗濯機
・電気衣類乾燥機(ドラム式)
・ガス衣類乾燥機
・小型洗濯機(排水機能があるもの)
・衣類乾燥機能付き布団乾燥機
・衣類乾燥機能付きハンガー掛け
・衣類乾燥機能付き換気扇
・衣類乾燥機能付き除湿器
・衣類乾燥機能付きハンガー
・電動のバケツ(排水機能がないもの)
洗濯機・衣類乾燥機の付属品 商品同梱の付属品(洗濯カゴなど) ・脱水機
・衣類乾燥機置き台
・コインランドリーなどで使用のコインボックス内蔵型洗濯機・衣類乾燥機
・外付けのコインボックス

(※)パソコンモニターはパソコンリサイクルの扱いとなります。

上記のほか、パソコンは「パソコン3R推進協会」によりリサイクルが定められています。
家庭で使用していたパソコンを処分したい場合は、パソコンメーカー指定の回収方法・リサイクル方法を守りましょう。
パソコンのリサイクルは、一部の家電量販店や市区町村でも回収が行われています。

・無料引取業者は?

無料引取業者といっても、収集から処分・リサイクルまでを完全無料で行ってくれる業者は残念ながらありません。
後から料金を請求されてしまったり、引き取られた家電が道端に捨てられていたという事例もあるため、注意しましょう。

・有料の不用品回収業者は?

有料の不要品回収業者は、回収した家電を修理・メンテナンスして販売したり、内部の部品を抜き取り再利用したりしています。
処分にかかる手間を代行してもらうことができますが、個人で処分するよりも処分費用が高くなりやすいため注意しましょう。

・買取不可でも無料引取に応じてくれるケース

ジャンク品や動作不良品の引き取りを行っている業者なら、壊れた家電も引き取りを依頼できます。
また、町のリサイクルショップは一律10円などの金額で、不要な家電を買い取ってくれる場合があります。

<この章のポイントをおさらい!>
売れなかった家電の処分方法は?

・自治体の区分に従って粗大ゴミとして出す
・家電リサイクル法の対象4品目とパソコンは粗大ゴミではなくリサイクルする
・無料引取業者には注意する
・買取不可の家電を無料で処分するには、ジャンク品OKの業者や町のリサイクルショップを利用

家電の買取方法まとめ

家電の買取方法まとめ

家電の買取には、以下のような買取方法があります。

・店頭買取

売りたい家電を買取店舗へ持ち込む方法です。
移動にかかる手間を見越して買取価格が低めに設定されている傾向があります。

・出張買取

査定士に訪問してもらい、自宅で査定を済ませる方法です。
高価な家電を外に持ち出す必要がなく、目の前で査定してもらえることが特徴です。

・宅配買取

売りたい家電を買取業者へ送り、査定してもらう方法です。
査定内容を詳しく確認できないため買取価格を気にする場合は不向きです。

・オークションサイト

競売方式で家電が入札され、最高額で入札した人が落札者となります。
個人で行う売買のため、トラブルがつきものです。

・フリマアプリ

気軽に出品できるアプリです。
値下げ交渉や配送トラブルなど個人間のトラブルがつきものです。

買取依頼を出す際は下の表を参考に、買取方法の違いによるメリット・デメリットを比較してご自身の都合に合った方法を選びましょう。

買取方法 メリット デメリット こんな人におすすめ
店頭買取 ・即日現金化が可能
・店頭販売されている中古品を購入できる
・買取価格が低くなりやすい
・交通費がかかる
・家電を持ち運ぶ必要がある
・移動時に破損させるリスクがある
・複数の家電を売るには不向き
・売ったお金をすぐに手にしたい人
・中古家電を欲しいと思っている人
出張買取 ・交通費がかからない
・持ち運ぶ手間がない
・自宅にいながら査定を済ませられる
・移動や配送などで壊れてしまうリスクがない
・同時に他の製品の査定を依頼できる
・運搬費用がかかる場合がある
・家を掃除しておく必要がある
・スケジュールを空けておく必要がある
・自宅で買取を済ませたい人
・複数の製品を買取ってもらいたい人
・移動や配送中の破損リスクをなくしたい人
・配送が困難な大型家電を売りたい人
宅配買取 ・交通費がかからない
・梱包資材を用意してもらえる
・自宅にいながら査定を済ませられる
・人と対面する必要がない
・スケジュールを空けておく必要がない
・売ったお金が振り込まれるまでに時間がかかる
・配送中に破損するリスクがある
・買取キャンセル時の返品で送料がかかる場合がある
・重量がある家電やいびつな形の家電は梱包に工夫が必要
・対面のやりとりが苦手な人
・スケジュールを空けられない人
オークションサイト ・家電の価値や値段を他のユーザーが判断してくれる
・最低落札価格を設定できる
・価格に納得できなければ売らないことも可能
・個人間のトラブルのリスクがある
・入札されずに売れ残る場合がある
・売れるまでの期間が不透明
・撮影、出品、支払確認、取引連絡、梱包、発送などの手間がある
・オークションサイトを使い慣れている人
・どれだけの需要があるか確かめたいなど、明確な目的がある人
・最低限の希望価格がある人
フリマアプリ ・スマートフォンから手軽に出品できる
・自由に販売価格を設定できる
・気持ちが変わったときに出品をキャンセルできる
・個人感のトラブルのリスクがある
・売れ残る場合がある
・売れるまでの期間が不透明
・撮影、出品、支払確認、取引連絡、梱包、発送などの手間がある
・フリマアプリを使い慣れている人
・遊び感覚でのんびり断捨離したい人
・最低限の希望価格がある人

<この章のポイントをおさらい!>
・店舗買取は「即日現金化」「中古家電を購入できること」が魅力
・出張買取は「自宅で買取成立」「複数点同時に査定してもらえること」が魅力
・宅配買取は「自宅で買取成立」「対面の必要がないこと」が魅力
・オークションサイトは「ユーザーが価値を判断してくれる仕組み」が魅力
・フリマアプリは「より気軽に売買できること」が魅力

出張買取がおすすめな理由と活用方法

出張買取がおすすめな理由と活用方法

家電を売るときは、破損のリスクや移動の手間がない「出張買取」が最もおすすめです。
出張買取の仕組みを詳しく見ていきましょう。

・出張買取の大きなメリット

出張買取は、自宅にいながら買取を済ませられる買取方法です。
ネットや電話で申し込むと、買取ショップによっては即日対応・即日査定をしてもらえる場合もあります。

査定では詳しい説明やポイントを聞きながら家電を見てもらえるので安心感があり、査定額にも納得しやすいという点がメリットです。

また、売る予定がなかった製品も査定を依頼できるので、想定外のお小遣いゲットにつながる場合もあるでしょう。

基本的に出張費用や査定料は発生しないため、気軽に申し込みできるのも出張買取の魅力です。

・出張買取の依頼の流れ

1.ネットや電話から出張買取を申し込む
2.査定日・時間を決める
3.査定日までに家内や家電の清掃をしておく
4.自宅で査定を行う
5.査定価格に納得できれば買取依頼、納得できなければ買取キャンセル
6.家電の搬出
7.売却金をその場で受け取る、もしくは後日指定口座に振り込んでもらい、買取完了

・査定後のキャンセルは?

可能です。
ただし、価格を他店と比較するためなど、売る気のない査定依頼は、買取業者へ悪印象を与えやすいためおすすめできません。

・見積もりだけも大丈夫?

見積もりのみの出張は基本的に行われていません。
買取価格の目安を知りたい場合は、買取業者のWeb査定を利用したり、ネット検索を活用しましょう。

【買取相場を調べる際の検索キーワード例】
「テレビ 買取相場」
「ドラム式洗濯機 買取価格」
「iphone 64GB 買取実績」

・予約後に品目数の変更はできる?

可能です。
ただし、品目数を変更する際は「家電2点以上」や「家具・家電合わせて3点以上」などの条件が規定されていないか確認しましょう。
また、品目を増やす場合や大型家電に変更す場合は、運搬の関係から事前の確認が必要です。

・出張買取で買取不可の品目はある?

買取業者が指定する製造年数を超過している家電は、買取不可となるケースが多いです。
また、改造品やコピー品などは原則買取不可となります。

大型家電は買取業者によって買取可否が分かれますが、特定の品目を専門としている買取業者なら対応してもらいやすいでしょう。
そのほか、室内階段を利用して運び出さなければいけない家電は、買取不可となってしまう場合があります。

まとめ

最後に、家電を高く売るために大切なポイントをおさらいしましょう!

・家電の買取を依頼するべきケースは「引っ越し」「買い替え」「電気代の見直し」のタイミング
・家電の買取相場は「新しさ」「デザインや機能性による需要」「傷や動作の状態」によって決まる
・買取が難しい家電の特徴は「製造年数が古い」「定価が安い」「汚れや故障がひどい」「需要が極端に少ない」「搬出困難な大型家電」

・主要な家電の売却ポイントは品目によって「人気メーカー」「注意点」を把握しておくことが大切
・売れなかった家電は「粗大ゴミ」「リサイクル」「不要品回収(有料)」のいずれかで処分する

・家電の買取方法は「出張買取」ならメリットが多く、デメリットが少ない
・家電の買取方法は「出張買取」が最もおすすめ!(出張条件に注意)

家電は生活の一部として需要が絶えない一方、まだ使えるのに捨てられてしまう製品も多く存在します。
ジャンク品や不動品ですら買取や引き取りが可能な昨今、壊れていない家電を捨ててしまうことは大きな損だと言っても過言ではありません。

本記事は、2018年07月17日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。