一人暮らしの光熱費が高いときどうする?新電力のプランを見直してみよう

一人暮らしの場合、光熱費はいくらくらいかかるのでしょうか?
総務省の家計調査によると、一人暮らしの1ヶ月当たりの電気代(2022年7月~9月)は平均6,418円です。
光熱費が高いと感じた方は、新電力への切り替えがおすすめ!
この記事では一人暮らしの光熱費が高くなる原因や節約術、お得な新電力会社を紹介します。
目次

電気料金が気になるならCDエナジーがおすすめです。豊富な種類の電気料金プラン・ガス料金プランが用意されているだけでなく、
毎月の電気使用量に合わせてもらえるポイントはTポイントやdポイント、毎月の電気料金の支払いに充てることができます。
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
一人暮らしの光熱費の平均金額はいくら?
総務省統計局による「家計調査家計収支編」によると、一人暮らしの水光熱費は以下のようになっています。
統計期間 | 電気代 | ガス代 | 上下水道代 |
2021年10~12月期 | 5,200円 | 2,642円 | 2,341円 |
2022年1~3月期 | 7,749円 | 3,892円 | 2,234円 |
2022年4~6月期 | 6,333円 | 3,387円 | 2,106円 |
2022年7~9月期 | 6,418円 | 2,345円 | 2,101円 |
このデータをみると、一人暮らしの電気代の平均はおよそ5,200円~7,750円程度と推察できます。
もし表の数字よりも水光熱費が高かった人は、このあと解説する「水光熱費が平均金額より高くなる原因は?」の章を読んで、原因を調べてみましょう。
水光熱費が平均金額より高くなる原因は?
一人暮らしの水光熱費が高くなる原因は、主に3つのことが考えられます。
- 家電利用によるもの……電気代が高くなる家電製品を使用している
- 使用状況によるもの……寒くなったり暑くなったりで使用時間が増えた
- 習慣によるもの……水の出しっぱなし、電気のつけっぱなしなど
チェックするポイントを詳しく解説します!こまめな習慣で水光熱費を見直してみましょう。
電気代は家電利用をチェック
電気代が高くなる原因の1つに、家電製品による電力消費量が多いことが考えられます。
古い電気製品や、電力消費の多い家庭製品を利用していませんか?
電気製品は適宜買い替えを行うことで、電気代を節約することができます。
新しい電気製品は省エネ機能を備えているものが多いためです。
また、これから暖房器具を使用する機会が増えるかと思います。
部屋の大きさや用途にあった暖房器具を使用しないと、無駄な電気代がかかってしまいます。
たとえばエアコンを利用するとき、部屋の畳数に合ったエアコンを使用していますか?
広い部屋(10畳)に小さい畳数用のエアコンを利用していたり、部屋の広さに合っていない暖房製品を使用していると、部屋をあたためるのに電気代が余分にかかります。
このように家電利用の状況を見直してみると、無駄な電力消費をおさえることが可能になるでしょう。
ガス代は日頃の習慣をチェック
「ガス代が高い」と感じる人は、キッチン・バスでガスの使い方を見直してみましょう。
ガスはほとんどがキッチン・バスで使用します。ガスコンロを使用している人は、ガスを火にかける時間が長すぎないかチェックしてみましょう。
鍋底の水分をふきとる、ふたをする、何度もあたためなおしをしない、などのちょっとしたコツで、キッチンでのガス代は節約が可能です。
お風呂の追い炊き、シャワーにも意外とガス代がかかります。
お風呂に入るときは入る直前にお湯をためるようにすれば、効率よく暖かいお風呂に入浴できます。
水道代は風呂と皿洗いの習慣をチェック
水道はキッチンとお風呂に最も水を使います。水道代は使用習慣を見直してみましょう。
お風呂の水はシャワーを出しっぱなしにして入浴していませんか?
歯みがきのときに水を出しっぱなしにしている方は多いのではないでしょうか。
水を出しっぱなしにすると、少しの時間でも大量の水を消費します。こまめに水をとめる習慣を身につけましょう。
また、食器洗いは食洗機を利用したほうが水道代を節約できます。場所に余裕があれば、設置してみてはいかがでしょうか。
アプリなどで水光熱費をチェックしよう
電力会社の多くがアプリで電気代をチェックできるようになっています。
毎月の電気代をこまめにチェックして、無駄に使っていないか見直す習慣をつけることをおすすめします。
アプリを利用すれば前年比や前月比の比較もしやすいため、節約意識を高めることができるでしょう。
一人暮らしの水光熱費節約術
一人暮らしの方にとって、毎月の水光熱費の出費はばかになりません。
数百円でも節約できればうれしいですよね。
毎月数百円程度の節約でも、一年をとおせば数千円単位になりますので、コツコツとおさえておきたいところです。
この章では水光熱費の節約術を紹介します。ちょっとしたコツですぐに実践できることばかりです。ぜひお試しください。
ガス代節約術
一人暮らしのガス代の平均は2,300円~3,800円です。
平均を大幅に上回っている場合は、以下の節約術を実践してみてください。
なお、LPガス(プロパンガス)の方は平均より高くなります。これはガスの種類が原因です。
節約術は都市ガスでもLPガスでも同様に実践できるので、ぜひ参考にしてください。
給湯器の温度設定を下げる
給湯器の温度設定が高いと、お湯の温度を上げるためにガスを多く使用することになります。
お風呂の温度は熱いほうが好きな方もおられるでしょう。
ただ、食器洗いにそこまで高い温度で洗う必要はありません。
適宜温度設定を調整し、下げられるシーンでは下げることをおすすめします。
ガスコンロの使い方を見直す
ガスコンロを使用しているキッチンは、コンロの使い方を見直すだけでガス代が節約できます。
調理時に野菜の下茹では電子レンジを活用すると、ガスを使用するよりも水光熱費が節約できます。
また、コンロの火は鍋に合わせて調整しましょう。早くあたためようとして、常に強火にしていませんか?
鍋よりも大きな火力を使っても、鍋からはみ出した火ではあたたまりません。
弱火や中火を適切に使い分けるとガス代が節約できます。
お風呂の追い炊き回数を減らす
家族世帯と異なり、一人暮らしであれば基本的に追い炊きは必要ないはず。
湯船につかりたいときは、お湯をためてすぐに入浴するようにしましょう。
水道代節約術
一人暮らしの上下水道代の平均は2,100円~2,300円程度です。
平均を大幅に上回っている場合は、以下の節約術を実践してみてください。
出しっぱなしはNG
水を1分間流し続けると12Lの水が流れるとされています。
12Lも、と考えるとすごい量に感じませんか?
こまめに水をとめて使用することで、水道代は節約可能。シャワーや歯みがきのときなどに注意してみてください。
お風呂の残り湯を洗濯に再利用
お風呂の残り湯を洗濯に再利用する方法は、昔からあります。
ただ、最近では「雑菌が気になる」として利用しない人も多くなっています。
お風呂の残り湯で洗濯をするときは、以下の2点が雑菌を付着させないコツです。
- 入浴後、なるべく早く再利用する
- 洗濯のみに使用し、すすぎには使用しない
お風呂のお湯を一晩放置すると、雑菌が繁殖してしまいます。
まだあたたかいお湯の状態のうちに再利用するのがコツ。
洗濯時にはお湯のほうが洗剤がとけやすく、汚れも落ちやすくなります。
すすぎにはきれいな水道水を使用しましょう。
トイレの水は大小を使い分けて
標準的なトイレ(10L便器)の場合、大レバーでは10L、小レバーでは8Lの水が流れます。
大で流す必要のないときにまで大レバーを使用していませんか?
一日に8回トイレを使用したとすると、大レバー8回:80L、小レバー10回:64Lとなり、一日あたり16Lもの差がでます。
小さな節約かもしれませんが、一年単位で考えると以下の通りです。
- 80L×365日=29,200L
- 64L×365日=23,360L
このように、一年で5,840Lもの差が出ます。これだけの水を無駄に流していると考えると、ちょっと驚きですよね。
電気代節約術
一人暮らしの電気代の平均は5,200円〜7,750円程度です。
平均を大幅に上回っている場合は、以下の節約術を実践してみてください。
つけっぱなしにしない
室内の電灯やシーリングライトなどをつけっぱなしにしていると、無駄な電力を消費します。
一日つけっぱなしたところで1円~2円程度の消費ですが、一年単位になるとかなりの電気料金を損することになります。
使用していない電気はこまめに切る癖をつけましょう。
乗り換えにおすすめの電力会社5選
節約の努力をしてみたものの、それでも電気代が高い……そんなときは、電力会社を見直してみましょう。
電力会社の契約を変更するだけで、基本料金や従量単価を安くおさえられる可能性があります。
ここからはおすすめの電力会社を紹介します。
東京ガス

出典:東京ガス
東京ガスは、電気とガスをまとめるとお得になる「東京ガス基本プラン」がおすすめ。
ホームページでは、東京電力エナジ―パートナーとの比較が掲載されています。
単身世帯ではスタンダードS/Lより電気代が約4,100円/年もお得になると試算されています。
関東にお住まいの方は、一度シミュレーションを試してみてはいかがでしょうか。
CDエナジーダイレクト

出典:CDエナジーダイレクト
中部電力と大阪ガスの共同出資で設立した「CDエナジ―ダイレクト」。
CDエナジーダイレクトの特徴はなんといってもプランの数の多さ。
電気の基本プラン「シングルプラン」「ファミリープラン」、電気とガスがセットで契約できるプランが人気です。
Webサービス「カテエネ」ではポイントがたまるサービスや、毎月の利用状況がすぐにわかる便利なサービスが用意されています。
新日本エネルギー

出典:新日本エネルギー
株式会社NEXT ONEが運営する「新日本エネルギー」。
北海道から九州まで対象エリアが広いことが特徴です。
電気料金の従量単価が一律なので、電気使用量の多い世帯におすすめです。
エリアによって料金単価が異なるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
HTBエナジーのでんき

出典:HTBエナジーのでんき
HTBエナジーのでんきは、一人世帯でもファミリー世帯でもお得なプランが用意されています。
一人世帯向けの「PRIME30」は、東京電力エナジーパートナーの従量料金よりも安く設定されているのでおすすめ。
その他、ライフスタイルに合わせてプランが選択できるので必見です。
ドリームでんき

出典:ドリームでんき
ドリームでんきでは一人暮らしの方にもメリットがあるプランが用意されています。
「ドリームでんきガスプラン」なら、基本料金が安くなるうえにドリームジャンボ宝くじが年に2回進呈されるという、個性的なサービスつき。
ガスは東京・東邦・大阪ガスの基本料金より5%安くなるので、対象エリアの方はぜひご検討ください。
▼こちらの記事では、おすすめの新電力会社の特徴や最新キャンペーンを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
一人暮らしの電気代は電力会社を見直してみよう
今回は一人暮らしの水光熱費平均を紹介しました。水光熱費が高くなる原因には、使い方による習慣が大きいのではないでしょうか。
節約してみてもなかなか水光熱費が安くならない方は、電力会社の契約を見直してみましょう。
おすすめの電力会社を紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。
▼こちらの記事では、一人暮らしにおすすめの電力会社や節電のコツを紹介しているので、あわせて読んでみてください。