川崎市の粗大ごみ捨て方|持ち込み不可?負担料金も分かる

家具や家電の買い替えの際、前の製品の処分で困ったことはありませんか。引っ越してきたばかりで、粗大ごみの出し方がわからない、
そもそも処分の対象になる品物なのかどうかもわからないという方もいらっしゃると思います。
今回は、川崎市の粗大ごみの申し込みから出し方まで、詳しく取り上げています。粗大ごみ処理券の価格や購入手段などについても触れています。
捨てる方法だけでなく、便利でお得な買取サービスについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
川崎市の粗大ごみ処分のルールと捨て方
川崎市の粗大ごみ処分の出し方について、詳しくご紹介します。粗大ごみとして出す前に実際に捨てるごみが粗大ごみにあたるかどうかを確認してみます。川崎市のごみ分別一覧を参考に調べてみてください。
粗大ごみの収集日
川崎市では、粗大ごみの収集日は月2回、地域ごとに定めています。例えば追分町であれば第1・第3水曜、殿町なら第2・第4木曜といったように、割り振られています。
収集日は川崎市|収集日についてのページで検索できますので、申し込みの前に確認しておきます。
申込みが集中した場合は次の収集日に順番が変更されることもあります。
粗大ごみの捨て方
粗大ごみを出す際は、申し込み時に確認した手数料分の粗大ごみ処理券を購入し、裏面の粗大ごみ処理シールに氏名もしくは受付番号と収集日を記載して、品目ごとに粗大ごみの見やすいところに貼っておきます。
収集当日の朝8時までに、申込み確定時に確認した収集場所へ出してください。カセット式のガスボンベや乾電池、電球などはあらかじめ取り外しておかなければなりません。
電話による申込み
電話での申し込みは、「粗大ごみ受付センター」へ連絡します。受付時間は、月曜日から土曜日の午前8時から午後4時45分までで、収集日の3日前までに連絡をすることが必要です。
聴覚などの問題により、電話での対応が難しい場合にはFAXによる申し込みもできます。
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お申し込み先
川崎市粗大ごみ受付センター
http://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000023059.html -
電話番号
044-930-5300 -
FAX番号
044-930-5310 -
受付時間
月曜~土曜(日曜、12月31日~1月3日を除く)
午前8時~午後4時45分
インターネットによる申し込み
川崎市の電子申請サービス、「ネット窓口かわさき」を利用して、インターネットによる申し込みもできます。まずは電子申請システムの利用者メニューから利用者登録をしてください。
IDとパスワードを打ち込むことで原則として24時間いつでもどこからでも粗大ごみの申請ができます。申請内容の確認等も同じサイト上で行えます。
申請のキャンセルは、収集日が4日以上先であればネット上で申請の取り下げができるようになりました。
ただし品目すべてのキャンセルとなりますので、品目の一部のキャンセルの場合は「粗大ごみ受付センター」への電話連絡が必要です。
また、日程が3日以内に迫った場合のキャンセルも電話連絡が必要ですのでご注意ください。こちらは24時間の受付ではありません。
粗大ごみの持ち込み
川崎市では、粗大ごみの持ち込みは原則として受け付けていません。引っ越しで収集日に間に合わないなど、特別な事情がある場合のみ各地区の生活環境事業所に持ち込みできることになっています。
詳細は川崎市粗大ごみ受付センターの電話申し込み先で確認してみましょう。
家具のリユースについて
家具は、回収時の状況によってはリユース(再使用)が可能な場合があります。リユース家具は別途収集され、橘リサイクルコミュニティーセンターまたはリサイクルビレッジ堤根で展示・抽選による提供を行っています。
利用を希望される方は、生活環境事業所にご相談ください。ただし、リユースできる家具に関しても、収集時には粗大ごみ処理手数料がかかりますので、ご注意ください。
川崎市の粗大ごみ処分の料金
川崎市では粗大ごみの処分には品目ごとに手数料がかかります。手数料は粗大ごみ処理券を購入することで支払います。
粗大ごみ処理券の種類
申し込みの際に確認した手数料分の粗大ごみ処理券を手に入れる必要があります。料金は、粗大ごみのサイズによって異なります。
1番長い部分が30cm以上50cm未満で全部または一部が金属のもの | 200円 |
1番長い部分が50cm以上180cm未満のもの、または180cm以上で幅が10cm未満のもの | 500円 |
1番長い部分が180cm以上で幅が10cm以上のもの | 1,000円 |
粗大ごみ処理券は上記の3種類となっています。1,000円のごみ処理券はありませんので200円券5枚、または500円券2枚を購入します。
解体や折りたたみのできるものは形状によって処理手数料が変わることがありますので、申込みの際にご確認ください。品物によっては数個・数本を一束にまとめて出すことができるものもあります。
また、生活保護を受けているなどの場合は「粗大ごみ処理手数料の減免の申請」ができる場合もありますので、生活環境事業所に直接お問合せください。
粗大ごみ処理券の購入場所
粗大ごみ処理券は、川崎市内でステッカーを表示している主要なコンビニエンスストアや郵便局で購入できます。払い戻しはできませんが、有効期限はありませんので次回に使用できます。
粗大ごみとして扱えないもの
川崎市では、粗大ごみとして処理の申し込みができないものもあります。
処理困難物
- グランドピアノのように重量がきわめて重いもの(100kg以上)
- 長さが極めて長いもの(2m以上)
- ガスボンベなど、処理作業に危害(爆発、火災など)を及ぼす恐れのあるもの
- 有害物質
これらの処分は購入店に引取りを依頼するよう促しています。ピアノの処分方法については関連記事でも紹介しているので参考にしてください。
その他、川崎市で処分できないごみ
上記で説明した以外にどのようなものが処分できないか見てみます。
消火器
消火器は製品の販売店に問い合わせする必要があります。また、(社)日本消火器工業会が地域の販売代理店(特定窓口)と協力して処理を行っています。
株式会社消火器リサイクル推進センターのホームページで詳細について確認し、お近くの窓口を検索の上、対応してください。
ボタン型電池・充電式電池
水銀を含むボタン型電池も、市での回収の対象外です。電気店や時計店などに置いてある「ボタン電池回収缶」にて処分してください。
ただし、水銀を含んでいないリチウムコイン電池(型式記号CR及びBR)に関しては、資源物の「使用済み乾電池」として収集しています。
また、ニカド電池などの使用済み充電式電池(小型二次電池)は「リサイクル協力店」に加入している販売店などに設置してあるリサイクルBOXに投入してください。
在宅医療廃棄物(注射針・薬)
家庭にて使用済みの注射針や不要となった薬は、購入・処方されたかかりつけの医療機関へ引き渡してください。回収を行っている薬局では、「使用済注射針や不要になった薬を回収している」旨のステッカーが提示されています。
薬局で購入した場合は、薬局への持ち込みが可能となっています。店頭回収実施薬局一覧を参考にしてください。いずれの場合も、機関へ処分方法を確認してからお持ち込み下さい。
事業活動に伴って出るごみ
事業活動に伴って発生するごみは、粗大ごみとして出せません。川崎市の「生活環境事業所」または「減量推進課」に問い合わせの上、処分してください。
パソコン
パソコン類は「資源有効利用促進法」により市での処分はできませんので、製造メーカー等や回収業者のリサイクルを利用してください。
パソコンの詳しい処分方法については、下記関連ページを参考にしてください。
自動二輪車
国内の二輪車メーカーと輸入業者がオートバイ・原動機付き自転車の回収リサイクルを実施しているので、そちらからの申し込みが可能です。
詳細については、二輪車リサイクル促進センターのWEBサイトをご確認ください。また下記の関連ページも参考にしてください。
電動アシスト付自転車のバッテリー
使用済みの電動アシスト付自転車のバッテリーに関しても、市としての回収は受け付けていません。小型充電池式電池のリサイクルを専門に行っている一般社団法人JBRCのWEBサイトにてご確認ください。
テレビなどの家電4品目の処分について
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目は家電リサイクル法の対象で粗大ごみには出せません。
家電リサイクル法対象品の処分方法
不要になった家電リサイクル法対象品は、次のような方法で処分します。いずれの場合もリサイクル券と運搬料(持ち込む場合は不要)が必要になります。
購入したお店で処分
買換えの場合や購入したお店がわかる場合は、その家電小売店などに引き渡して処分します。
購入したお店がわからない場合
廃棄のみの場合や購入した店舗を覚えていない場合や遠方にある場合は、家電リサイクル協定店で引き取ってもらうことができます。店舗については家電リサイクル協定店一覧を参考にしてください。
または川崎市の指定引取場所へ持ち込む方法もあります。この場合、家電リサイクル券を郵便局で受け取り、家電4品目と合わせて指定引取り所へもって行く必要があります。
家電リサイクル法についてや家電4品目の詳しい処分方法に関しては関連記事を参考にしてください。
布団などの処分について
布団・マットレス(スプリング入りを除く)・座布団・クッションなどの寝具類は、5枚までを一組(一束)として扱うことのできる品物になります。
布製品であれば、品物によっては1枚ごとに粗大ごみ処理券を貼ることなく、ひもなどで縛って出すことができます。まとめて処分できるものの一部を以下にご紹介します。
- ふすま
- 網戸
- 雨戸、畳、窓枠といった建具類や姿見
- 額縁
- 鉄板類
- 黒板(板のみ)
- ブラインド
- すだれ
- カーテンレール
- ゴルフクラブ
- スキー板やスキーストック
- 釣竿
- パイプ
- 物干竿
- 角材
- スクリーン(ロール式のみ、台は除く)
- 空気入れなどの棒状のもの
詳しくは川崎市 一束・一組の取扱いを参考にしてください。
捨てる前に買取サービスを検討してみよう
家具や家電など、粗大ごみに出す前に一括査定サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
川崎市の粗大ごみの捨て方についてまとめました。川崎市では月2回の収集日があり、電話やインターネットでの申し込みが必要です。
使用していない品物の処分ができれば、部屋や倉庫のスペースがすっきりします。ぜひ、今回の記事を参考に、粗大ごみの処分をしてください。
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