車検切れのバイクを復活させる方法!仮ナンバーの取得手順も解説

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車検が切れたバイクをもう一度公道で走らせたい。
そんな方に向けて、復活手続きや仮ナンバーの取得方法をわかりやすく解説します。
違反の不安をなくし、安全に再スタートを切るために、必要な情報をしっかり押さえて、バイクとの自由な時間を取り戻しましょう。
目次

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車検の有無はバイクの排気量で異なる
バイクに車検が必要かどうかは、排気量によって異なります。すべてのバイクが車検対象ではないため、まずは自分のバイクが該当するかを確認しましょう。
250ccを超えるバイクは、初回が新車登録から3年後、2回目以降は2年ごとに車検が必要です。一方、250cc以下のバイク(いわゆる軽二輪・原付)は、車検を受ける義務はありません。
ただし、車検が不要でも日常の点検や整備は安全運転のために重要です。以下の表で排気量ごとの車検の有無をまとめました。
| 排気量 | 車検の有無 |
|---|---|
| 原動機付自転車(50cc以下) | 不要 |
| 原動機付自転車(50~125cc) | 不要 |
| 二輪軽自動車(126~250cc) | 不要 |
| 二輪自動車(250cc超) | 必要 |
車検切れバイクを公道で走らせるとどうなる?罰則とリスクを解説
車検切れのバイクで公道を走ることは、道路運送車両法違反となり、重大な罰則が科されます。特に自賠責保険まで切れていると、さらに重い処分を受ける可能性があります。
- 自賠責保険が有効:違反点数6点+最低30日間の免許停止
- 自賠責保険も切れている:違反点数12点+最低90日間の免許停止
「見た目では車検切れか分からないのでは?」と思うかもしれませんが、国土交通省が導入したナンバー自動読取装置(N-System)によって、走行中でも瞬時に車検切れが判別されます。
実際に2018年9月〜2019年3月の運用試験では、43台の違反バイクが検出されました。知らずに運転して摘発されるケースもあるため、車検切れのバイクは絶対に公道で使用しないよう注意しましょう。
車検切れのバイクは再び車検に通せる?必要な手続きとポイント
ここでは、車検切れのバイクを再度車検に通すことは出来るのかということについて、具体的に説明していきます。
再度車検を受ければ公道を走れる
結論から言えば、車検が切れていても再び車検を受けることで、合法的にバイクを復活させることが可能です。車検が通れば、公道の走行が許可され、ナンバーも有効になります。
「継続検査」として扱われる
車検には「新規検査」と「継続検査」の2種類がありますが、車検が切れている場合でも通常は「継続検査」として対応できます。新規登録とは異なり、手続きや検査内容は車検有効期間内に受ける場合とほとんど変わりません。
ただし、車検証やナンバーを紛失している場合は、再発行や再登録の手続きが必要になるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
車検切れのバイクを動かすには?2つの合法的な方法
車検が切れているバイクを車検会場まで移動させたいけれど、「公道を走れないバイクをどうやって運べばいいのか?」と悩む方も多いでしょう。
ここでは、車検切れのバイクを安全かつ合法的に動かす2つの代表的な方法をわかりやすく解説します。
方法1:車検代行業者に引き取りを依頼する
自分でバイクを運転できない場合は、車検代行業者やバイク輸送サービスに引き取りを依頼する方法があります。車検場までの運搬をすべて任せられるので、手続きに不安がある方にもおすすめです。
ただし、引き取り費用や手数料が別途かかるケースもあるため、事前に見積もりを確認しておきましょう。
方法2:仮ナンバーを取得して自走する
もう一つの方法は、市区町村で仮ナンバーを取得し、自走で車検場まで運ぶ方法です。
仮ナンバーは一時的に公道走行を許可する制度で、使用目的や経路を限定することで、車検切れでも例外的に移動が可能になります。
正しい手続きを行えば、罰則を受けることなく車検場へ向かうことができます。
仮ナンバーの取得に必要な費用・書類・注意点を解説
仮ナンバーを使ってバイクを動かす場合、どのような手続きが必要なのでしょうか?
ここでは、仮ナンバー取得の流れや必要書類、費用、注意点について詳しく紹介します。
仮ナンバーの取得にかかる費用
仮ナンバーの発行には、750円程度の手数料がかかります。市区町村の窓口で収入印紙を購入し、その場で支払います。
自治体によっては金額や支払い方法が異なる場合もあるため、事前に役所へ確認しておくと安心です。
仮ナンバーを取得するために必要な書類
仮ナンバー申請時には、以下の書類が必要です。
- 印鑑(認印で可)
- 自賠責保険証(有効期間内の原本)
- 車検証、または登録識別情報等通知書などの車両情報を確認できる書類
- 本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)
仮ナンバー使用時の注意点
仮ナンバーを取得すれば自由に走行できるわけではなく、目的と経路が限定されます。以下のポイントに注意しましょう。
- 申請書の「運行目的」は「車検」や「回送」と明記する
- 運行経路は「自宅(市区町村名)→車検場(市区町村名)」の往復で記入
- 使用可能な日数は原則1日、整備など特別な場合は最大5日まで延長可能
仮ナンバーは、あくまで「車検などの正当な目的」のために発行される一時的な許可です。目的外使用は道路運送車両法違反となる可能性があるため、必ず申請通りの使い方を守りましょう。
車検切れのバイクでも売却できる?おすすめの方法を解説
車検が切れたバイクを再び車検に通すのは手間も費用もかかります。「いっそ売ってしまいたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
実は、車検切れでも問題なく買い取ってくれる業者は多数あります。ここでは、車検切れのバイクを売却する代表的な2つの方法を紹介します。
バイク買取業者に売却する
もっともスムーズで安心なのが、バイク専門の買取業者を利用する方法です。車検が切れていても走行可能であればもちろん、動かなくても査定・引き取りに対応してくれる業者も多数あります。
多くの買取業者では、廃車手続きの代行や出張引き取りが無料な場合もあり、手間をかけずに売却できるのがメリットです。
専門知識を持つスタッフが対応してくれるため、相場に見合った査定が期待でき、バイクに関する相談もしやすい点も魅力です。
▼おすすめの業者を知りたい方は、バイク買取おすすめ業者で詳しく紹介しています。
個人売買サービスを利用する
ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリを利用すれば、個人間でバイクを売買することも可能です。
ヤフオクでは、希少なバイクやカスタムパーツ付きの車両が相場より高く売れることがありますが、落札手数料がかかる点には注意しましょう。
メルカリは手軽さが魅力ですが、バイクに関しては売却価格が低めに落ち着く傾向があります。
また、個人売買は書類のやり取りや名義変更などをすべて自分で行う必要があるため、知識がない場合や手間をかけたくない方にはあまりおすすめできません。
▼個人売買の手順や注意点については、バイク個人売買の流れと注意点で詳しく解説しています。
車検切れでも高く売るには?高価買取のコツ
せっかくバイクを売却するなら、少しでも高く売りたいもの。ここでは、車検切れのバイクでも高価買取を目指すためのコツを紹介します。
複数社に査定を依頼する
買取価格は業者によって大きく異なります。まずは複数社から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
一括査定サービスを活用すれば、一度の入力で複数社から査定額をもらえるため非常に効率的です。
例えば、カチエックスなら、バイクの写真と基本情報を送るだけで最大10社から見積もりが届きます。24時間以内に最高額を知ることも可能です。
依頼したからといって必ず売却しなければいけないわけではないので、まずは査定額だけでも確認しておくと安心です。
▼「カチエックス」以外ののおすすめ一括査定サービスはバイク一括査定おすすめサービスで詳しく紹介しています。
車体やパーツをきれいにしておく
査定前には、バイク全体やパーツ周りを簡単に掃除しておきましょう。見た目がきれいなだけで印象が大きく変わり、査定額アップにつながることもあります。
たとえば、スパークプラグを交換したり、エアフィルターの詰まりを解消するだけでもエンジンの始動性が良くなり、評価が高まることがあります。
▼不要なパーツがあれば、バイクパーツ買取おすすめ業者での売却も検討してみてください。
売却時期は春または夏を狙う
バイク市場が活発になるのは春と夏。新生活や大型連休を前に購入需要が高まるため、買取額が上がりやすい傾向にあります。
急ぎでない場合は、需要が高まる時期を狙って売却することで、より高く買い取ってもらえる可能性があります。
▼売却タイミングの目安は、バイクを賢く乗り換える方法や時期で詳しく解説しています。
車検切れのバイクでも名義変更はできる?必要な手続きと注意点
車検が切れていても、バイクの名義変更は可能です。通常の手続きと大きな違いはなく、必要書類を持参して運輸支局で手続きを行えば完了します。
ただし、ナンバープレートが返納されている場合や書類の不備があると、別途手続きが必要になるケースもあるため、事前に準備しておきましょう。
名義変更に必要な書類は以下の通りです。
- 車検証
- ナンバープレート
- 譲渡証明書
- 身分証明書(運転免許証など)
- 住民票(発行から3ヵ月以内)
- 認印(シャチハタ不可)
※名義変更にあたっては、登録地域によって一部異なる場合もあるため、最寄りの運輸支局に確認するのが安心です。
車検切れバイクの対応方法と売却の選択肢
この記事では、車検が切れたバイクをどう扱えばよいのか、その復活方法や動かし方、さらには売却についてまで詳しく解説してきました。
車検が切れているバイクはそのまま公道を走らせることができず、罰則も重いため、まずは「動かす方法」を把握し、仮ナンバーや代行業者の活用を検討することが大切です。
再度車検を通して乗り続けるのも選択肢ですが、「費用や手間がかかる」と感じた方は、売却を選ぶのも賢い判断です。
一括査定サービス「カチエックス」なら、複数社の見積もりを簡単に比較でき、愛車を最も高く買い取ってくれる業者を見つけられます。
▼「買取と下取り、どちらが高く売れる?」という疑問がある方は、バイクは下取りと買取どちらがおすすめか徹底解説している記事も、あわせてご覧ください。








