中古の参考書は買取できるって知ってた?教科書や問題集を捨てずに高く売るコツ

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受験勉強や資格試験など、ライフステージの変化に合わせて、多くの参考書を使用してきた方は多いでしょう。しかし、学習が一段落すれば使い古された参考書はすべて本棚にしまったまま。荷物や本の整理で使わなくなった参考書が出てきたら、捨てずに“売却”を検討してみませんか?

実は、参考書や問題集などの学習用教材は中古でも買取してもらうことが可能です。捨てるとなればリサイクル資源や古紙として自治体が定める処分方法に従う必要がありますが、買取なら簡単かつお得に処分できる可能性があります。

ここでは、買取可能な参考書や気になる買取価格相場について紹介します。高く売るためのコツや売れにくい参考書の特徴についても解説しているので、ぜひ最後まで目を通していってください。

どんな参考書が売れるのか?

一口に参考書といっても、ジャンルや系統はさまざまですよね。買取市場において、買取されやすい参考書には次のようなものがあります。

大学受験の参考書

学習関連の古本買取で大多数の買取を占めているのが大学受験の参考書です。東大や京大、慶応・早稲田など、難関大学向けの参考書や模擬問題集に高い需要があります。特に、河合塾や駿台、代ゼミなどから刊行された問題集は需要が高く、中古でも積極的に買取されています。

大学受験の予備校テキストや教材

河合塾、駿台、代ゼミ、東進などの大手予備校で扱われるテキストや教材にも一定の需要があります。Z会やSEGなど少数精鋭予備校のテキスト・教材も中古品を中心に出回っていますが、市場に出回るものの多くは買取により専門業者に引き取られ、再販されたものといえるでしょう。

大学の教科書、専門書、学術書、医学書

大学卒業後に不要になった教科書も、参考書などと一緒に買い取ってもらえます。大学や学部によっては需要が高く、特に特定の分野に長けた専門書は積極的に買取されています。医学書などの専門書は大学卒業後も使用できますが、万が一不要で処分したいという場合は捨てずに買取を検討してみましょう。

中学受験・高校受験の塾テキストや教材

買取対象となる塾には、浜学園、希学園、SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーなどが挙げられます。塾専用のテキストや教材は各塾で独自に発行されているものが多く、一般には出回らない貴重な教材です。

通常、古本ショップなどで買取が難しいといわれる教材も、参考書買取の専門店なら買取可能となるケースがあります。ただし、塾で刊行されているテキストや教材類は買取を含め、売却などで金銭に換えることが禁止されている場合もあるため、買取へ出す際はご自身の責任のもと行うよう注意しましょう。

中学受験・高校受験の参考書

一般的に、本屋で購入できる中学受験・高校受験向けの問題集や過去問集も、参考書買取の専門店なら買い取ってくれる可能性があります。人気が高く実用的な書籍なら多少の書き込みがあっても買取の可能性があります。

資格試験の教材

人気が高い資格試験には英検やTOEIC、TOEFLなどの語学系をはじめ、公務員試験や司法試験、宅建などの国家資格、簿記や社会福祉関連などがあります。いずれも資格試験が近付くにつれ需要が高まるので、不要なものがあれば査定に出してみることがおすすめです。

参考書や問題集は書き込み、マーキング、ドッグイヤーなどがあることも日常茶飯事。気になる状態については、以下の程度までなら買取対象となるケースが多いようです。(※)

●使用感や汚れが部分的にしかない(消えない書き込み含む)
●部分的な折り目や開きグセ、角擦れやわずかな水濡れ跡がある
●付属CDや解答など学習に必要な最低限の付属品が揃っている
●通常使用の妨げにならない程度の傷や汚れ、使用感がある
●買取品目に含まれる中学・高等学校で使用していた教科書(公私立問わず)

※状態による買取可否は店舗によって基準が異なるため、心配な場合は複数店舗へ確認してみることがおすすめです。

参考書を買取に出すメリット・デメリット

次に、参考書を買取で処分するメリット・デメリットについて紹介します。参考書の買取を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

参考書を買取に出すメリット

<手間を最小限に抑えて売却できる>
参考書を売る方法には、買取以外にもネットオークションやフリマアプリなどがあります。買取なら写真撮影や商品説明、発送などの手間を省けるため、参考書を素早く売りたいという方にメリットがあるでしょう。冊数が多い場合は、出張買取なら自宅で査定してもらえるなど、都合に合わせた買取方法を選べる点も買取の魅力です。

<不要な参考書を売ってお金にできる>
使わなくなった参考書は自治体の定める区分に従って処分することも可能ですが、まだ使える状態なら売ってお金に換えることが得策ではないでしょうか?売ったお金は新たな教材費用や、好きな雑誌やマンガの購入代金に充てるのも良いですね。

<処分に時間がかからない>
引っ越しなどで素早く荷物を片付けなければいけない場合、月に数回の古紙回収や資源リサイクルの日を待つよりも、買取なら素早く処分できます。近くに店舗があれば即日売却でき、出張買取や宅配買取ならご自身の都合に合わせて査定・買取を進めることができます。

参考書を買取に出すデメリット

<状態によっては売れない場合がある>
使用感が激しい参考書や、内容を読み取れない損傷がある参考書はそもそも買い取ってもらえない可能性があります。買取価格がつかないような参考書一冊のために買取の準備を進めるのは、労力に見合わないでしょう。

<買取業者と最低限のやりとりが必要>
買取は個人間のやりとりではないためスムーズに取引を進めやすいですが、査定価格への返答や買取の意思表示など、業者と最低限の連絡・コミュニケーションが必要です。また、身分証明書の提示や保護者の同意(未成年の場合)が求められるため、このようなやりとりを避けたい場合は買取処分にデメリットを感じるかもしれません。

参考書の買取価格の相場はどれくらい?

いらない参考書を売ろうと決めたら、事前に買取価格の相場をチェックしておきましょう。おおよその買取価格を把握しておくと査定時にスムーズな判断ができ、比較・検討を行いやすくなります。

<大学受験向けの参考書(29冊)>
買取価格相場:20,000円

<ぴぐまりおん ワンランク上の思考力の算数シリーズ(1冊)>
買取価格相場:1,000円〜2,000円

<きらめき算数脳トライアルシリーズ(1冊)>
買取価格相場:500円〜1,000円

<基礎から身につく国語記述のキソ(1冊)>
買取価格相場:1,500円

<長文読解既述教室 中学受験 日能研ブックス(1冊)>
買取価格相場:500円

<その他中学・高校受験向けの参考書や問題集>
買取価格相場:定価の15%〜30%

人気のある高評価な参考書は1冊500円以上と高値で売ちやすいです。人気や需要がそこそこな参考書の場合、複数点まとめて査定に出すことで10,000円以上の高価買取を期待できます。

実際に売れた参考書の事例を紹介

学習用教材や参考書の買取実績を紹介します。買取価格は売却時の需要や本の状態によって変動しやすいため、以下は目安として見ていきましょう。

学習教材の買取事例

買取価格:¥1,200
薬ゼミの要点集9冊セットです。2018年度版と新しく、保管状態が良いことから1,200円での買取となりました。

参考書の買取事例

買取価格:¥3,000
第4類消防士試験のための参考書、問題集の3冊セットです。目立つ傷・汚れがなく状態が良く、これから消防士試験を目指す方に最適なセット内容ということもあり、3,000円での買取となりました。

地図の買取事例

買取価格:¥1,000
使用せずフィルム剥離していないままの日本大地図です。参考書ではありませんが史学や地理の学習に活用できる書籍のため、1,000円での買取となりました。

学習教材の買取事例

買取価格:¥1,500
歴史や世界など幅広いジャンルの疑問を親子で楽しく学べる教材です。古いものですが保管状態が良く、セット数も多いことから1,500円での買取となりました。

参考書の買取実績の詳細はこちら

参考書を高く売るためのコツ

参考書や資格本は売り時が異なるもの。以下を参考に高く売れるコツを押さえて、高価買取を目指しましょう。

発行が新しいものは可能なかぎり早く売る

参考書や教科書は定期的に改訂版が出版されるため、発行版が古くなるほど価値は下がってしまいます。売りたい参考書が最新版ならば、改訂版が出るより早く査定を依頼するのがおすすめです。

赤本や資格本は試験のタイミングに合わせよう

ただし参考書の種類よっては需要に変動があることも。例えば、受験向けの赤本は入試前に需要がピークに達し、入試後は一気に需要が下がってしまいます。同様に、資格本も該当の資格試験日を過ぎれば参考書や問題集の需要は下がってしまうため、売りたい本に関連する資格試験日はあらかじめチェックしておくと良いでしょう。

付属品を揃えておく

付属品の有無は買取価格に大きく影響します。以下の付属品がある参考書は、必ず揃えて査定に出しましょう。

●音声CD
●解説DVD
●別冊問題集
●別冊解答集
●表紙、帯

売ることを想定して丁寧に扱う

現在使用している参考書や教科書を売ろうと考えている方も多いでしょう。査定時の評価を下げないためにも、折り目や無駄な書き込み、開き跡をつけないよう注意しましょう。やむを得ず書き込みやマーキングをする場合、シャープペンや鉛筆、消せるボールペンなどを使用し、ドッグイヤーを付けたい箇所は付箋を活用しましょう。

消せる書き込みや関係ないものが挟まっていないかチェックする

1ページごとに書き込みや汚れの有無を確認しましょう。消せる書き込みは丁寧に消しておくと良いですが、有益な書き込みは残しておいても問題ありません。特に、予備校テキストなどに記入したアドバイスやワンポイントは残しておいても減額対象にならない場合がほとんどです。

買取ショップの買取強化品やキャンペーンを確認する

買取を依頼する店舗によって買取を強化している書籍は異なります。HPから買取強化品を確認し、売りたい書籍がピックアップされていないか確認しましょう。また、クーポン利用で買取価格10%アップ、10冊以上の買取で送料無料といったお得なキャンペーンを行っている店舗もあります。売りたい参考書の種類や数に合わせて、お得な店舗を探してみましょう。

買取が難しい参考書を捨てずに処分する方法

最後に、買取を断られやすい参考書について紹介します。以下に当てはまるような書籍をお持ちの場合、適切な方法で処分するよう心がけましょう。

●過度な書き込みがあるもの
●傷みや曲がり、汚れが激しいもの
●付属のCDや冊子が欠品しているもの
●ページが破れているもの

●滲みや修正テープなどにより内容の一部が読み取れないもの
●水濡れによる貼り付きがあるもの
●ISBNコード(※)のある書籍で、コードが読み取れないもの

捨てずに処分するなら、以下を参考にご自身の都合に合った方法を選んでみましょう。

古本業者へリサイクルに出す

無料引き取りを行っているリサイクル業者です。書籍や古紙の回収を行っている業者なら、状態の悪い参考書も引き取ってもらえる場合があります。

NPO団体に寄附する

本の寄附を受け付けている団体なら、買取を断られた参考書も受け付けてもらえる可能性があります。ボランティアやNPO活動に興味がある方はこのような団体を通して不要な参考書を処分してみるのも良いでしょう。

自治体の古紙回収を利用する

古紙回収された参考書は資源としてリサイクルされるため、可燃物として処分したくない方におすすめです。

※ISBNコードとは、International Standard Book Number(国際標準図書番号)の略称で、世界共通で管理されている13桁の図書コードです。日本で発行された図書は「ISBN978」から始まるコードが記載されますが、全ての書籍にISBNコードが割り当てられているわけではありません。

まとめ

語学学習や資格試験、受験に関する参考書は需要が絶えないため、使い終わったものは捨てずに売却することがおすすめです。古い参考書は改訂されるごとに需要が下がってしまうため、できるだけ早く買取を依頼しましょう。反対に、最新版で需要が高いものなら、最も需要が高まる試験前のシーズンに買取へ出すのがおすすめです。

参考書を売ったお金は新たな教材や趣味の書籍購入費用などに充てられるので、せっかく処分するなら賢くお得な方法を選んでみてはいかがでしょうか?