骨董品の処分は買取がおすすめ?絵や壺を適正な価格で買取してもらおう

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自宅に飾っている壺や掛け軸、倉庫に眠ったままの茶器などは価値ある骨董品かもしれません。大掃除や荷物の整理で見たことのない美術品や食器などが出てきたら、処分してしまう前に正しい価値を確かめましょう。

一口に骨董品といっても、その種類はさまざま。テレビで出てくるような豪華な絵皿や掛け軸以外にも、骨董品にはシンプルな陶磁器や置物などもあります。

ここでは、骨董品の需要や希少性の高い骨董品の種類について解説します。買取価格相場や実際の買取事例についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

そもそも骨董品とは?

骨董品とは、「100年以上前に作られた手工芸品・工芸品・美術品」をいいます。しかし、国内の買取市場や工芸品市場においては100年という明確な定義がないため、「古い品物」を広く骨董品と呼ぶ傾向があります。

しかし、どんなに古くても流通数が多く価値を秘めていないような品物を「骨董品」と呼ぶことはありません。一般的に、以下のような価値を秘めた品物を総じて「骨董品」と扱います。

希少価値

現在手に入れることが難しい品物には希少価値があります。骨董品と呼ばれる年代もののなかでは、明治(1868年)以前に作られた品物に希少性が高く、特に中国人富裕層から需要があります。

芸術的価値

美術的な評価が高い品物は芸術的価値を秘めています。芸術的価値を持つ骨董品には浮世絵や花台、懐中時計など様々な種類があります。

歴史的価値

骨董品の種類(使用用途)、技法、作家、制作年代などにより歴史的価値が決まります。数ある骨董品のなかでも歴史的価値の高い品物はコレクターも多く、国内外から高い需要があります。

つまり、先祖代々伝わるような品物や偉人により制作された品物、堂々と飾られている美術品などの多くは骨董品の可能性が高いということ。翡翠でできたアクセサリーや茶器(鉄瓶)なども骨董品としての需要が見込めるため、手放す際は正しい価値を見極められる専門店へ査定を依頼してみましょう。

骨董品の買取需要はある?高く売れやすい種類

骨董品は近年需要が高まってきています。熱心なコレクターが絶えない背景には、どのような理由があるのでしょうか?

古美術品投資の人気上昇

日本の古美術品には国内外問わず多くのコレクターがいますが、近年では諸外国の富裕層からさらなる投資価値が見出され、人気が高まってきています。美術館でも入手できないような値段で取引されるケースもあるといわれ、メイド・イン・ジャパンの価値の高さが伺えます。

美術関連イベントの増加

近年、作家活動やハンドメイドが盛んな国内では、全国各地でものづくりや美術関連のイベントが開催されています。骨董市やアートフェスタでは骨董品の展示販売が行われる機会も多く、多くの業者が質の良い美術品を求めて参加しています。

税金に関する法改正の影響

平成27年より減価償却に関する規定が改定されたことで、美術品を資産として購入する企業が増加しています。節税対策の一環として現金を美術品に替える動きも盛んなため、国内での骨董品需要は高まりつつあるといえるでしょう。

中国のオークション市場の影響

中国の美術品オークション市場は、これまでにない盛り上がりを見せています。これにより日本で中国美術品を買い占める中国人富裕層なども増え、国内の骨董品需要が高まっています。

東京オリンピックや大阪万博を控えて訪日外国人が増加している昨今、骨董品に対する注目度も目を見張るものがあります。数ある骨董品の中でも、高く売れやすい次のような品物を持っている方は正しい価値を査定してもらうことがおすすめです!

●茶道具
●絵画
●日本刀
●陶磁器
●中国骨董
●掛け軸

骨董品の買取価格の相場はどれくらい?

需要が高い骨董品の買取価格相場を見ていきましょう。

茶道具

買取価格の相場:1,000円〜40,000円
急須のみ、茶入れのみなど単品の場合は10,000円以下の買取価格がつくケースが目立ちます。茶碗や急須、その他茶道具が揃っていると30,000円前後の買取価格がつきやすいでしょう。点数が多いものや有名な茶道家のものなら、10万円を超える査定となることもあります。

絵画

買取価格の相場:20,000円前後
油彩画、水彩画、日本画、西洋画などさまざまなジャンルがあります。国内外の有名な画家作品ならば、ジャンルによらず10,000円以上の買取価格がつきやすいでしょう。無名で美術的価値の乏しいものだと、高価買取は見込めません。また、修復歴や加筆の有無などによっても価格は変動します。

日本刀

買取価格の相場:30,000円〜50,000円
日本刀は日本ならではの芸術品として世界各国にコレクターがいます。茎(なかご:柄の内側部分)の在銘・無銘により価値が大きく分かれ、短刀や脇差、刀装具も買取対象です。日本刀は保存状態や鑑定書の有無で買取価格が変動しやすい特徴があります。

陶磁器

買取価格の相場:5,000円〜50,000円
日本で古くから制作され、有名作家も多いことから流通数が多い骨董品です。国内外からの需要も高く、著名作家による陶磁器は30,000円以上の価格がつきやすいでしょう。陶磁器には花瓶や花入、壺や皿など多くの種類があります。

中国骨董

買取価格の相場:50,000円前後
中国美術品・中国骨董は中国人富裕層の買い戻しにより買取需要が高まっています。仏像や青銅器などの置物のほか、陶磁器や煎茶道具、書道具など実用的な中国骨董も豊富です。現在は1949年以前に制作された文化財の海外持ち出しが禁止されているため、国内に残った海外美術品は特に高価買取されやすい傾向があります。

掛け軸

買取価格の相場:5,000円〜25,000円
掛け軸には日本画、書画、仏画などがあり、作家も多いことから査定が難しいジャンルだといわれています。在銘のものでも2,000円〜3,000円の価格がつくケースがありますが、著名な作家のものなら20,000円を超えるケースも珍しくありません。

種類別!実際に売れた骨董品の事例を紹介

次に、実際に売れた骨董品の買取事例を紹介していきます。

茶道具の買取事例

買取価格:¥15,000
共箱が付属した唐銅朝鮮風炉です。目立った傷や汚れ、錆などなく状態も良いことから15,000円での買取となりました。

茶道具の買取実績の詳細はこちら

浮世絵の買取事例

買取価格:¥8,000
たわみや色褪せなど若干の経年劣化が見られ保存状態はBランクですが、古法純手摺木版画24枚の完全版ということもあり8,000円での買取りとなりました。

絵画の買取実績の詳細はこちら

日本刀の買取事例

買取価格:¥3,000
全長105cmと大柄な太刀(模造刀)です。刀袋や鞘などの付属品もあり状態が良いことから、3,000円での買取となりました。

日本刀の買取実績の詳細はこちら

陶磁器の買取事例

買取価格:¥13,000
金龍窯の有田焼大壺(飾壺)です。骨董品、美術品としての価値が高い花鳥図で保管状態も良いことから13,000円での買取となりました。

陶磁器の買取実績の詳細はこちら

中国骨董の買取事例

買取価格:¥3,000
共箱が付属した麻雀牌(竹牌)です。古いもので箱には小傷や擦れ、牌には若干の変色などもあることから状態はBランク、3,000円での買取りとなりました。

中国骨董の買取実績の詳細はこちら

高く売りたい!失敗しない骨董品買取のコツ

需要が高い反面、確かな価値を見極めることが難しい骨董品。自宅に眠ったままの骨董品を少しでも高く売るなら、以下の工夫を参考に査定時の評価アップを目指しましょう!

鑑定・査定に出すタイミングは「できるだけ早く」が正解

骨董品の多くは制作されてからすでに長い年月が経過しているため、少しの移動や衝撃で破損してしまう可能性があります。茶器や皿など実用的な骨董品の場合、「いつか使う(飾る)かも」「特別な機会まで保管しておこう」といった理由から、自宅で眠らせているという方も多いでしょう。

骨董品のなかには気温や湿度に弱いものもあるため、適正な環境で保管しなければ劣化や腐敗が進んでしまうものあります。特に、釉薬(ゆうやく)が施された陶磁器や日本の気候で錆が発生しやすい鉄器には要注意。状態が悪くなり価値が下がってしまう前に、可能な限り良い状態で鑑定・査定を依頼しましょう。

付属品は必ずセットにする

外箱、共箱、内袋、付属の道具などは必ず揃えて査定を依頼しましょう。箱に挟まっているような紙切れも、れっきとした説明書で価値ある付属品です。

先祖代々受け継がれているような骨董品のなかには、鑑定書のある立派な品物も少なくありません。故人がその価値を理解して保管していた場合、品物とは別の場所に鑑定書が保管されているケースも多いため、詳しい身内に確認してみましょう。

査定前は軽度な掃除をしておく

軽く払って落とせる程度の砂や埃は、きちんと掃除しましょう。ただし、薬剤や洗剤、錆落としなどはむやみに行わないよう注意しましょう。

洗剤は素材を痛めて状態を悪化させますし、過度な錆落としはかえって錆を進行させる原因となります。正しい手入れ方法が分からない場合、骨董品の価値を下げないためにも現状のまま専門店へ持ち込むことがおすすめです。

複数の業者に査定を依頼する

骨董品買取では店舗によって得意なジャンルが異なり、独自の査定基準や鑑定基準を設けているケースが多いです。そのため、同じ品物でも査定額が近しい金額になるとは限りません。

あらかじめ売りたい骨董品の買取相場が分かっていれば安く売ってしまう心配はありませんが、不明なら複数店舗へ査定を依頼して、品物の価値を正しく見定めてくれる店舗を選びましょう。

複数ある場合はまとめて買取に出すと良い

1点では他店より安い買取価格でも、複数点になると他店より高く買い取ってくれる場合もあります。査定にかかるコストを考慮して、複数点ある骨董品はまとめて査定を依頼しましょう。特に、茶道具や食器、文房具など、同ジャンルの品物をセットにできると買取価格アップを見込めます。

骨董品の買取の際の注意点

骨董品の扱いに慣れていない方も多いことから、「価値を知らずに手放してしまった」「もっと高く買取できたかも……」といった失敗談もあります。大切な骨董品を売って後悔しないためにも、査定前に押さえておくべき注意点を見ていきましょう。

買取方法は品物に合わせて選ぶ

骨董品買取を依頼する方法には「持ち込み買取」「出張買取」「宅配買取」「写真査定(LINE査定)」などがあります。各方法に異なるメリット・デメリットがありますが、移動時の衝撃や紛失などのリスクを考えると、骨董品買取で「宅配買取」を選ぶことは避けておくと良いでしょう。小さな品物で点数が少なければ「持ち込み買取」、点数が多いなど持ち運びが困難なら「出張買取」を選ぶことがおすすめです。

宅配買取を選ぶ際は必ず保険をつける

近くに対応店舗がないなどやむを得ず宅配買取を選ぶ場合、配送時のトラブルを考慮して配送保険の付けられる配送業・者配送方法を選びましょう。品物の価値や保証金額によってかかる費用は異なりますが、50円〜1,000円以内で保険を付けられるケースがほとんどです。

鑑定士またはジャンルに長けたプロが在籍しているか確認する

「家から近くの店舗だから」「専門と謳っているから」といった理由で買取店舗を決めることは得策とは言えません。既述のとおり骨董品の価値は見極めが難しく、プロの鑑定士や熟練スタッフでないと正しい査定が期待できません。不要品を幅広く買取しているリサイクルショップや骨董品の知識が少ない店舗では買取を依頼しないよう注意しましょう。

クーリングオフ制度があるか確認しよう

「どうしても他店で売りたい」「売った骨董品が大切な遺品だった」など、万が一のトラブルに備えてクーリングオフ制度のある店舗を選んでおくと安心です。クーリングオフが適用できる場合、買取後最大8日間まで買取のキャンセルを行うことができます。

まとめ

骨董品には幅広いジャンルがありますが、中でも日本の古美術品、中国美術品に高い需要があります。

茶道具や食器など実用的な骨董品は現代にかけて使用されているケースも多く、「少し前まで身内が使用していた」「実家を片付けたら出てきた」といったこともあるようです。美術品や民芸品は一目で価値を判断できないことから処分を後回しにしてしまう方が目立ちますが、価値の低下を防ぐためには素早く査定・鑑定を依頼しましょう。

ご自宅で眠ったままの骨董品があれば、今回紹介したコツを参考に高価買取に挑戦してみてください!

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おいくらは全国のリサイクルショップが加盟する一括査定サービスです。家電や家具などあらゆる不用品の情報を送るだけで最大20店舗から買取価格の見積りをまとめてもらうことができます。

処分しようと考えていた物に思わぬ価値があるかもしれません。一括査定は無料で申し込めるので、まずはいくらで売れるか買取価格を調べてみてはいかがでしょうか。

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