ガスコンロのガス代は高い?IHと比較した節約術も紹介します!

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ガスコンロを使っているときにふと「ガス代ってどれくらいかかっているのか?」と気になったことはありませんか?この記事ではガスコンロのガス代の目安についてまとめました。また、ガスコンロのガス代を節約する方法についてもまとめていますので、ガス代が高いなと思っている方はぜひ試してみてください。

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ガスコンロのガス代の目安について

初めにガスコンロのガス代の目安について紹介していきます。その前に、自宅のガスが「都市ガス」か「プロパンガス」のどちらを使用しているのか確認しましょう。

都市ガスの場合は道道路下のガス管から各家庭にガスが供給されています。プロパンガスだと家の外に大きなガスボンベが設置されているのですぐにわかるのではないでしょうか。

プロパンガスは運搬コストなどがかかるため都市ガスと比べると高めに設定されています。また、プロパンガスは自由料金のため各会社が料金を定めることができるため、会社によって料金が大きく異なるのが特徴です。

一方で都市ガスは国の規制がかかっているため地域によってガスの単価に差が出にくいのが特徴です。

ガスコンロのガス代についてですが、ガスコンロの性能はkWで表されガス代を計算するときは1kW=3.6MJ/hで計算。ガスコンロの出す代を求める計算式は以下になります。

「出力(kW)×3.6MJ/h×時間(h)÷ガスの発熱量(MJ/㎥)×ガス料金(円/㎥)」

この計算式を念頭に入れた上でガスコンロの火力別の計算結果の表をガスごとにまとめました。

プロパンガスの場合
強火 中火 弱火
時間 1時間 1時間 1時間
出力 2.79kW 1.68kW o.38kW
ガスの発熱量 99MJ/㎡ 99MJ/㎡ 99MJ/㎡
ガスた単位料金 550円 550円 550円
合計 約60円 約33円 約7円

※1 プロパンガスのガスの発熱量は一般的に99MJ/㎥となります

※2 プロパンガスの平均単価で記載しています

都市ガスの場合
強火 中火 弱火
時間 1時間 1時間 1時間
出力 2.79kW 1.68kW o.38kW
ガスの発熱量 45MJ/㎡ 45MJ/㎡ 45MJ/㎡
ガス料金単位 150円 150円 150円
合計 約35円 約20円 約4円

※1 都市ガスのガスの発熱量は一般的に45MJ/㎥となります

※2 一般家庭の1㎥あたりのガス単位料金で記載しています

上記の表を比較してコンロのガス代はプロパンガスの方が高めであることが分かると思います。

ガスコンロとIHクッキングヒーターならどちらの方が安くなるか?

火を使わないため安全に調理することができるIHクッキングヒーター。コンロから鍋を離すと自動で止まる設計にもなっているので消し忘れもなくなる優れものです。また、火力調整もしやすくキッチンも暑くならないため、IHにしようと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、IHにした場合同じ熱量を生むのに約10倍かかると言われています。電気はガスと比べて1㎥あたりの単価は安いのですが長年使うことを考えたときにどれだけの電気代がかかるか気になる方もいるでしょう。

年間のキッチンのエネルギー使用量を4人家族で616kWhと考えた場合は「616(年間の使用量×28円(1kWh)」で計算をすると17,248円となります。

都市ガスの場合、上記の表で行けば、毎日、強火で1時間使用しても1年間で12,775円となりますので、ランニングコストに関しては都市ガスのガスコンロの方が優れていることがわかるはずです。

ただし、電気代は契約しているプランによって時間帯で金額に差が出てきます。共働きで夜遅くに料理をする人などは、夜が安くなるプランに契約をすれば1kWhの料金が14円など半額になることもあります。

この場合はIHの方がランニングコストが安くなるので、自分のライフスタイルによってガスコンロかIHにするといいでしょう。

ガスコンロのガス代を節約する方法は?

次にガスコンロのガス代を節約する方法について1つずつ紹介していきます。

電子レンジを使う

野菜の下茹には多くの火力と時間が必要になります。この場合ガスコンロを使うのではなく電子レンジを使う事でガス代の節約ができるだけなく時間の短縮にもなります。

同様に出来上がっている味噌汁などはガスコンロを使って温め直すと時間がかかってしまうので、食べる分だけお椀に入れて電子レンジで温めれば、無駄なガスを使う必要はありません。状況に応じて、なるべくガスコンロを使わない工夫をするといいでしょう。

落しブタや蓋を利用する

調理をするときは鍋蓋や落し蓋をするようにしましょう。蓋を閉めることで熱を逃がしにくくしてくれ効率的に加熱することができます。

蓋を使う事で、年間で3000円程度の節約が見込めます。特に時間がかかる煮物をするとガス代が高くなるので同時に2品、3品と煮込むといいでしょう。

また、肉や野菜のゆで汁は捨てないで、スープにするなど活用しましょう。改めて一から作るよりも時間が短縮できるのでその分ガス代の節約に繋がります。

炎は中火にしておく

炎が鍋底からはみ出してしまうと、その分ガス代を無駄にしていることになります。資源エネルギーによると、水1L(20度程度)を沸騰させるとき、強火から中火にした場合、年間で約390円の節約に。

この金額だけ聞くと、小さく見えますがガス代の節約は小さなことをコツコツ積み上げて大きな成果になりますので、ぜひ試してみてください。

お湯を沸かす時はケトルを利用する

お湯を沸かすときにガスコンロを使用せずに電気ケトルでお湯を沸かしてガス代を節約しましょう。ガスコンロで行うより早く沸騰して、時短にも繋がります。

また、電気料金だとプランによっては単価の安い時間帯もありますので、電気代の節約も考えているなら安い時間帯で電気ケトルを使いお湯を沸かすようにしましょう。

ガスバーナーの掃除をする

小さな節約術になりますが、ガスバーナーの部分を掃除するのも一つです。ガスバーナーの部分が詰まっていると熱効率が悪くなり、無駄にガス代がかかってしまいます。また、安全面でも決して良くありませんので、定期的に掃除するようにして綺麗にしておきましょう。

掃除方法は簡単でガスバーナーの火が出る部分に詰まっている汚れを爪楊枝や竹串を使って取り除くだけ。ガスコンロの使用頻度が高い家庭や揚げ物などを油をよくする家庭は詰まりやすい傾向のあるため、定期的にチェックをして掃除するようにしてみてましょう。

ガス会社を見直すのも一つ

ここまでガスコンロを使ってのガス代の節約に関して紹介をしました。もし、この方法をしても成果が実感できない場合、納得の行く結果が出なかった場合はガス会社を見直すのも一つです。

2017年4月のガス自由化でさまざまなガス会社が選べるようになりました。そのため、自分に合うプランを見つけてガス代を節約することができます。

たくさんのガス会社があり、どれが自分に合っているかわからない場合は各企業のホームページにシミュレーションが出来ますので、それを活用してどれだけ安くなるか事前に把握しましょう。

まとめ

ガスコンロのガス代について紹介しましたがいかがでしたか。ガス代は都市ガスかプロパンガスによって大きく異なり、プロパンガスの方が高めになっています。また、IHクッキングヒーターにしたからといってランニングコストが安くなるわけでもありません。

ガス代が高いと感じている方は上記で紹介した節約術をぜひ試してみてください。それでも実感が湧かない場合、納得の行く結果が出なかった場合は一度ガス会社を見直してみましょう。

この記事を読んで、少しでもガス代が安くなれば幸いです。

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