エレクトーン買取おすすめ業者5選!買取相場は?昔のエレクトーンも売れる?

エレクトーン(電子オルガン)はピアノと違い、木材や金属だけでできている楽器ではありません。
そのため、不要になった場合は処分が大変な楽器なのです。廃棄をするにしても、重くて一人では持ち運べないなど、多くのトラブルが発生するでしょう。
どうにか処分することを考えているなら、買取をしてもらうのがおすすめです。
ここでは、エレクトーンの買取や処分、ネットオークションなどの取引に関する情報をまとめました。
エレクトーン以外の電子オルガンを買取してもらいたい方も参考にしてみましょう。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

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エレクトーン買取おすすめ業者5選
買取業者はすぐに査定と現金買取を行っているところが多いため、処分を早くしたい方におすすめです。専門ショップなら、古いエレクトーンでも数万円~十数万円で買い取ってくれる場合もあります。
ただし、一部の業者には、YAMAHA ELS-02のような最新機種や上位機種でなければ取り扱ってくれないこともあります。
もちろん年式が新しく、状態が良いモノなら30万円以上の価格がつくことがあるのです。
出張買取を行っているショップは、スタッフが分解や持ち運び、積み込みを行ってくれることがあるので、持ち運びに不安がある方でも安心して依頼することが可能です。
ここでは、エレクトーンの買取おすすめ業者を紹介します。
おいくら

出典:おいくら
弊社マーケットエンタープライズが運営している「おいくら」は全国に多数あるおいくら加盟店に、一回の申込で買取金額の見積もり依頼ができる「一括査定サービス」です。
売却するお店は「オークション」のように、一番高い査定額を掲示したお店を選んで売れます。
また電話番号の登録が不要で、査定結果はメールのみでの確認も可能。店舗からのわずらわしいセールスとも無縁です。
お申し込み頂いたあとは、買取業者からの査定額をメールで待つだけ!
効率よく最高値の買取業者を見つけたい方は、ぜひお気軽にご利用ください。
エレクトーンの買取実績
エレクトーンが実際に取引された事例を見ていきましょう。
エレクトーン YAMAHA ステージア ELS-02C 2014年製:買取価格 350,000円
動作が問題なく、年式も10年以内でキレイな製品だったので、高い価格で買取が行われました。
ヤマハ エレクトーン 1991年製 EL-90 出張無料買取:買取価格 0円
動作や商品状態は問題ないですが、年式が大変古いモデルのため、無料での引き取りです。
エレクトーン ヤマハ:買取価格 90,000円
製造年は2004年と15年以上経っているモデルですが、良好なコンディションと動作確認に不備がないため、9万円での買取となりました。
楽器高く売れるドットコム
出典:楽器高く売れるドットコム
弊社マーケットエンタプライズが運営している楽器高く売れるドットコムは、楽器専門の買取サービスです。
エレクトーンの売却は持ち込みや宅配での買取が面倒。そのため、出張買取を利用するのがおすすめです。出張手数料は無料となっています。
事前査定も無料で受けられるので、まずは売却したいエレクトーンの価値を確認してみてはいかがでしょうか。
楽器の買取屋さん

出典:楽器の買取屋さん
「楽器の買取屋さん」は、楽器、機材など楽器関係のものを専門的に取り扱っている大手買取業者です。
エレクトーンはもちろん、グランドピアノ、アップライトピアノ、30年前のピアノ、どんなメーカーでも、壊れている、欠損、欠品しているものでも査定・買取可能です。
買取方法は出張、宅配、店頭、法人買取など豊富です。
また、無料でLINE査定を行っているため、売りたい楽器などがあれば、まずは査定してみましょう。
楽器買取アローズ

出典:楽器買取アローズ
「楽器買取アローズ」では、電子ピアノはもちろんすべての種類・ジャンルの楽器を取り扱っています。
徹底した経費のカットや、システム化されたオペレーションの導入によって、買取価格への還元を実現しています。
買取の申し込み自体が初めての方の不安を取り除き、安心して利用してもらえるようにと、楽器買取アローズでは過去の買取実績や買取金額をホームページにて公開しています。
楽器買取アローズでは、買取時に発生する手数料、送料、査定料などの諸費用がすべて無料で、梱包キットの料金も一切かからないので、気軽に買取依頼に出すことができます。
宅配買取など便利なサービスが充実している楽器買取アローズで、無料査定してみてはいかがでしょうか。
タカミツ楽器
出典:タカミツ楽器
タカミツ楽器は、日本全国に対応している楽器買取専門店です。
買取方法は、出張、宅配、店頭買取があり、都合に合わせて選択することができます。
また、電話やメールで楽器の型番や状態などあらゆるパターンを想定して査定しています。
出張料、配送料、査定手数料はすべて無料で行っているため、気軽に利用できるのでおすすめです。
▼他の買取業者を知りたい方は、おすすめの楽器買取業者を比較した以下の記事もご一読ください。
エレクトーンの寿命
手元にあるエレクトーンが買取してもらえるか見極めるためにも、エレクトーンがどの程度持つかを把握しておくのが良いでしょう。
エレクトーンの寿命は10年程度です。大事に使えば20年以上使えることもあるようですが、基本的に毎日演奏する場合は10年を目安にするのが良いでしょう。
エレクトーンは電子楽器です。現在ではエレクトーンや電子オルガンの機能を書き換えればバージョンアップすることが可能ですが、旧モデルの場合は、2~3年で古いモデルとなってしまう楽器でした。
そのため、旧モデルは時間が経つにつれ価値がどんどん下がってしまうのです。
また、古いモデルは修理する部品もなくなってしまうため、実質価値がなくなってしまいます。
買取業者の選び方
ここでは、買取業者の選び方を紹介しています。
- 見積もりに費用がかからない
- 賠償保険に入っている
- 一般廃棄物許可証を持っている
見積もりが無料の業者は増えてきましたが、費用が発生しないことが当たり前と思わずに、事前確認をこころがけましょう。
また、エレクトーン搬出時に発生した住居のキズや破損は、賠償保険に入っていない業者では修理してもらえない可能性があります。
万が一のリスクを考えた場合、賠償保険に入っているか、どのような場合に保険が効くのかを確認しておくのが良いでしょう。
不良品回収業者には、無許可で営業している店舗もあります。一般廃棄物許可証を持っているか業者に確認することも安心して取引するためのポイントです。
エレクトーンの故障例
次に、エレクトーンが故障した場合の症状を見ていきましょう。
- フロッピーやUSBメモリを読み込まない
- 画面が点かない
- 異音がする
- 音がならない
エレクトーン内にある基板やヒューズが壊れてしまうと、上記の不具合が発生します。
故障が発生した場合、保証内なら修理をすると良いですが、古いエレクトーンは買い替えするのが一般的です。理由には以下があります。
- 製品部品の最低保証期間が生産終了から約6年~8年程度のため
- 修理費用は1部分のみで1万円~4万円程度と高い
ELS-02シリーズや定番のELB-02などは、2019年時点でモデルチェンジをしていないため、当分修理することは可能です。
製造終了品に関しては最長8年前後で修理部品がなくなってしまい、販売メーカーでの修理もできなくなってしまうのです。
楽器修理メーカーに至っては、販売後5年を経過した電子楽器の修理を断っているところもあります。
また、故障箇所が多いと修理代金も高くなってしまうので、買い替える人も少なくないのです。
エレクトーンのメンテナンス方法
エレクトーンを買取してもらうときに、ホコリや汚れがあれば査定額が下がってしまう可能性もあるでしょう。
そのため、事前に清掃を行いキレイな状態にすることで、評価を下げるリスクを回避できます。
また、現在はまだ使う予定でも、エレクトーンを常日頃からメンテナンスすることで長持ちさせることができるでしょう。
メンテナンス方法は以下の通りです。
掃除
- 柔らかい布で乾拭きする
- 汚れがひどい場合は固く絞った濡れ雑巾で拭いてから乾拭きで仕上げる
- シンナーやベンジンなどの溶剤は使わないこと
保管場所
- 直射日光のあたらない場所
- 極端な温度変化が起こる場所に置かない
- ホコリや湿気が溜まる場所に置かない
- 不安定な場所に置かない
- 壁に近づけすぎない(約3cm程離す)
- テレビやラジオの近くに置かない
長期間使わない場合の保管方法
- 電源プラグから電源コンセントを抜いておく
- 本体に記録したレジストデータはUSBフラッシュメモリーやフロッピーに保存
メンテナンス方法は難しくはありません。エレクトーンを演奏した後に、簡単な掃除を行う習慣をつければキレイな状態を保つことができます。
保管場所や保管方法に関しては、守らなければエレクトーンの寿命を早めてしまうことがあるので、できる限り最適な保管環境を整えてあげることが大切です。
エレクトーンの種類
エレクトーンはYAMAHAが製造する電子オルガンを指し、他のメーカー製品にはありません。2019年時点で販売されているモデルは以下の通りです。
- ELS-02シリーズ(ELS-02 / ELS-02C / ELS-02X)
- ELB-02
- ELC-02
- ELCU-M02
安いモデルだと18万円程度からありますが、最上位機種は約158万円と大変高額になります。
また、オプションを付けることも可能で、オリジナルのオプションユニットを取り付けた機種はさらに高額となるのです。
買取価格が低くなりますが、次の機種も中古で人気の高いモデルです。
ELS-01シリーズ(ELS-01/ELS-01U/ELS-01C/ELS-01CH/ELS-01X)
ELS-02の前モデルです。2004年度に発売を開始してから、2014年にELS-02が出るまで活躍していたため、いまだに需要がある機種です。
2019年時点で、さらに以前のモデルであるELシリーズの買取を行っている店舗もありますが、数千円での取引になってしまいます。
今後、新しいモデルが発売されれば買取自体が難しくなっていくでしょう。
エレクトーンと電子オルガンの違い
先に説明した通り、エレクトーンはYAMAHAの登録商標で、総称を電子オルガンといいます。
電子オルガンは以下のような主要メーカーが取り扱っています。
- アレン オルガン
- アールボーン
- バイカウント
- ミュージック アトリエ
YAMAHAからもバイカウントという教会用オルガンを、日本総代理店として販売しています。
日本ではエレクトーンという名称が有名なこともあり、廃棄業者やリサイクルショップの中には「電子オルガン」を「エレクトーン」ということがあるようです。
ネットオークションで販売する?
ヤフオクやメルカリなど、ネットオークションやフリマアプリでの販売を考えてみましょう。
実際に落札されている価格は以下の通りです。
- 年式10年以内…20万円~35万円程度
- 年式10年以上…1円~15万円程度
年式が新しく状態が良ければ、エレクトーンは高額で取引されます。
10年を超えているものでも、メンテナンスが行き届いており使えるものなら高額になることもありますが、状態が悪い場合は引き取ってもらえる程度と考えた方がよさそうです。
落札後の製品引き渡しですが、直接引き渡しが多く見受けられます。
大型の荷物を運んでくれる業者に依頼することも可能ですが、以下のトラブルを避けるために直接引き渡しをする方が多い傾向です。
- 輸送中の衝撃で故障する
- 厳重な梱包が必要なため手間がかかる
- 輸送費が高い
ネットオークションに出品する場合は、事前に他の出品者や過去の落札例をみて、リスクやトラブルが少ないよう対策を行いましょう。
買取が難しいエレクトーンの処分方法
エレクトーンは大型の電子楽器です。基本的に、市区町村の自治体では粗大ゴミとして回収を行っていません。
エレクトーンをどうしても処分しなければいけない場合は、基本的に業者に依頼するしか廃棄方法がありません。
自分で解体して分別、自治体のゴミ区分に沿って廃棄する方法は現実的ではないのです。
業者に処分してもらう場合、以下で追加費用が発生する可能性があります。
- 2階からの積み下ろし
- 部屋から搬出できない場合の解体
- 付属の椅子の処分など
廃品回収業者は、階段などを使って廃棄物を運び出す場合などに、手間や作業の難しさから追加料金が発生することがあります。
窓からのつりさげ搬出が必要な場合は、さらに高くなる場合があるでしょう。
また、部屋から出すことが困難なエレクトーンは、分解や解体する必要があるため、追加費用が発生する可能性があるのです。
業者の中には、運び出しや分解・解体をサービスしている業者もありますが、買取前にエレクトーンが置かれている場所などを説明して、追加料金が発生するか確認しておくことで大体の費用を予測できるでしょう。
エレクトーンに付いている椅子も処分するとき、エレクトーンとは別に料金が発生する可能性があるため事前確認がおすすめです。
▼エレクトーンの処分方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
エレクトーン(電子オルガン)は年式によりますが、状態がよければ買取してもらえます。買取や処分に関する要点をまとめていきましょう。
- エレクトーンの寿命目安は約10年
- 古いエレクトーンは故障しても修理ができない可能性がある
- ネットオークションは10年以内の製品なら約20万円以上/10年超の製品なら約15万円以下が目安相場
- 個人売買では直接引き取りの取引が多い
- 業者買取は即処分したい場合や引き取りしてくれるメリットがある
- エレクトーンは柔らかい布での乾拭きが基本的な清掃方法
- 長期間使わない場合はコンセントから抜いておく
- エレクトーンの処分に手間がかかる場合は追加料金が発生するため事前確認をしておくのがおすすめ
重量や容積も大きいエレクトーンは、処分も大変な品物です。
動作に問題がなければ、一度買取業者に査定を依頼してもらうのが良いでしょう。
▼こちらの記事では、キーボードのおすすめ買取業者や買取相場をまとめているので、あわせて読んでみてください。
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