エレクトーン処分方法6選!正しい捨て方は?無料の引き取り方法や処分費用もご紹介!

子供が巣立ってしまい、習っていたエレクトーンは使われずに部屋に置いたまま、というご家庭も多いのではないでしょうか。
物置場のようになっていると部屋の雰囲気を壊してしまうし、スペースを取るので邪魔だったりと、困ることも多いと思います。
もう使う予定がないエレクトーンを思い切って処分すればスペースも有効活用でき、部屋がすっきりしていいことだらけです。
しかし、いざ処分するとなると、エレクトーンは重くて1人では運ぶことはできません。
業者に依頼するにしても、どこかに頼むか、費用がどのぐらいかかるのかなど、分からないことだらけだと尻込みしてしまいます。
この記事では、エレクトーンを処分するにはどのような方法があるのか、費用はどれぐらいかかるのかなど、処分に関する知識や注意点をまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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目次
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エレクトーン処分方法6選
エレクトーンの処分を考えるとき、まだ演奏可能な状態で型式も比較的新しい場合や、壊れて音が出ない場合などによって、処分の仕方が異なってきます。
エレクトーンの状況に応じて、6つの方法をご紹介します。それぞれ参考にしてください。
1.買取専門業者を利用する
演奏ができ再販できる可能性があるエレクトーンは、買取業者に依頼する方法が便利でお得です。型式によりますが、年式が新しく高機能なものほど高価買取が見込めます。
買取業者の中には、無料の出張買取や、webで簡単にいくらで売れるかがわかるところも多いです。エレクトーンの型番別に、買取価格の相場を公開している業者もあります。
どれぐらいの買取価格になるか事前にわかれば、どの方法で処分するかの判断材料になると思います。
買取を依頼する場合は、査定にそなえて、メーカー名、型番、製造年、色を事前に調べていただくとスムーズです。また、傷や汚れ、週に何回・何年使用などの状況もチェックしておきましょう。
ヘッドホンやイスなどの付属部品や保証書がそろっていると、高額買取の可能性があるので、付属品はできるだけ揃えておくようにしてください。
逆に、キズや劣化が多く演奏ができない状態といった場合は買取を断られる場合もありますので、注意して下さい。
2.粗大ごみに出す
不用品の処分といえば、自治体にお願いして粗大ごみとして処分することが思いつきます。
しかし、大型楽器であるエレクトーンは、処分を受け付けていない自治体が多いのが現状です。
同じ大きさの棚などは費用を払えば処分してくれる自治体も多いですが、エレクトーンは電子部品やプラスチック部品、さらに木製部品も組み合わさった家電製品なので、解体・分別などの手間がかかります。
一部の自治体では、粗大ごみとしてエレクトーンを扱っているので、まずは自治体のホームページを確認することをおすすめします。
3.処分業者に依頼する
エレクトーンが壊れていて音が鳴らない場合は、処分業者に依頼して廃棄するという方法が一般的です。
お住いの自治体で処分可能な業者を紹介してもらうか、インターネットなどでお住いの地域に引き取りに来てくれる業者を探しましょう。
処分費用は15,000~30,000円程度の業者が多いです。
しかし、エレクトーンの設置場所により、別途費用が発生することもあります。
たとえば戸建ての2階だったり、マンションの高層階だったりすると運搬が難しくなります。その場合は、足や鍵盤などを外し、解体して運ぶ場合もあります。
設置された環境によってはクレーンが必要なため、高額になる可能性があります。処分を業者に依頼する際は、事前に見積もりをしてくれる業者を選びましょう。
エレクトーンの設置状況を説明し、別途費用がかかるかどうかなど、前もって確認すると慌てずにすみます。
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費用
15,000~30,000円程度 -
メリット
壊れていても処分可能です。引っ越しなど処分に期限がある場合でも、予定通りに対応できます。
4.友人・知人に譲る
大切に使ってきたエレクトーンだから、知っている人に大切に使ってほしいという方もいるかと思います。
まだ演奏可能なエレクトーンであれば、知人に譲るのも一つの処分方法です。この場合、処分の費用はかかりませんが、配送料がかかります。
エレクトーンは精密な電子部品が内部に入っているため、楽器配送にも対応している配送業者に依頼するといいでしょう。
前述と同様に、エレクトーンが戸建ての2階やマンションの高層階にある場合は、配送料が高額になる場合もありますので、事前にしっかりと確認しておく必要があります。
また、大前提として、譲る相手がいない場合にはこの処分方法は成立しません。周りにエレクトーンをほしいという人がいればいいのですが、そうでない場合には難しい処分方法です。
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費用
0円(ただし、配送料がかかります。一般的に15,000~20,000円程度。) -
メリット
処分費用がかかりません。愛着のあるエレクトーンは、知らない人に譲るのではなく、知人に大切に使ってほしいといった方にはおすすめです。
5.ネットオークションに出品する
まだ動くエレクトーンであればネットオークションに出してみるのも1つの方法です。年式が古くても、そのエレクトーンを必要としている人がいれば、買い取ってもらうことが可能です。
ただし、手間や出品料などがかかりますし、ネットオークションに慣れていない人には敷居が高い処分方法です。
ネットオークションに出す場合は、メーカー名、型番、製造年、色をきちんと調べ、週にどれぐらい何年間使っていたなどの使用状況や、傷や汚れの状況をきちんと確認しておきましょう。
オークションに出品するということは、いつ売れるか分からないというリスクもあるため、引っ越しを控えているなど処分期限がある場合は早めに準備しましょう。ネットオークションは個人間の取引になるので、慣れていない方の場合、トラブルに発展するケースも見られますので注意が必要です。
また、エレクトーンは大物家電のため、運搬が難しくなります。運搬できる業者と費用を調べ、オークションの落札条件として加えておくことも重要です。
配送業者選びですが、ピアノ配送が可能な業者ならば、エレクトーンも対応してくれます。大手の運送サービスでも、ピアノ配送サービスのある業者は多いです。お住いの地域で配送可能な業者を探してから、オークションに出品しましょう。
運搬費用は一般的に15,000~20,000円程度です。2階から下ろしたり設置するためにクレーンを使う場合は、プラス10,000円程度が相場です。
ピアノの配送業者を探す場合はピアノ・エレクトーンの配送業者比較検索サイトを利用することで安い配送業者を探すことができます。
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費用
ネットオークションサイトの登録料、出品料など -
メリット
手間と費用はかかりますが、中古市場で値がつかないものでも、必要としている方と取引できる可能性があります。
6.団体に寄付する
製造年数が古いものや傷などの影響で買取が難しかった場合は、エレクトーンを必要としている団体に寄付することもおすすめです。
保育園や遊園地、認定こども園といった団体でエレクトーンなどの鍵盤楽器を必要としていることがあります。
市区町村に問い合わせることで、必要としている団体を紹介してくれます。ただし、寄付する時期などの調整が合わない場合などもあるため、寄付したいと考えている方は、早めに連絡をしておくといいでしょう。
▼こちらの記事では、ピアノの処分方法などについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
エレクトーンを無料で処分する方法
エレクトーンはピアノと違い、木材や金属だけでできている楽器ではないため、不要になった場合は処分が大変です。
買取業者側からしても持ち運びの大変な商材です。場合によっては、買取価格が付かない場合もあります。
買取を断られてしまった場合、この記事でご紹介した方法で処分することもできますが、買取サービスの中には、無償で引き取ってくれる業者もあります。
すべての買取業者が行っているわけではありませんので、注意して下さい。何件か買取業者に問合せて、確認してみるのが良いでしょう。
エレクトーンを処分する際に起こり得るケース
エレクトーンを処分する際の注意する点として、違法業者ではないか事前にきちんとチェックしましょう。
他よりも費用が格段に安いからと安易にお願いすると、トラブルに巻き込まれる可能性があります。以下、起こり得るケースをまとめました。
見積もりよりも高い金額を請求された
当日作業を終えて支払い段階になってから「追加作業があった」などと言って、見積もりより高い金額を提示される場合があります。
大物家電の処分経験が多い正規の処理業者ならば、事前に起こりうるトラブルは全部予測してから、見積もりを作成してくれます。
万が一、追加作業が発生する場合も、良心的な業者ならば、当日に作業の段取りを確認する段階で、見積もりの訂正を提出してくれるはずです。
他の不用品を強引に引き取り、費用を請求された
エレクトーンの積み込み作業が終わったところで「他の不用品も持っていきますよ」などと親切に言うので依頼すると、他の不用品について高い処分費用を請求される場合があります。
処分されたはずの品が、不法投棄されていた
格安なので処分を頼んだところ、きちんと処分せずに不法投棄していたという例があります。
このような無許可業者による不適切な処理が問題となっていて、環境省などでも、無許可の業者を利用しないように注意喚起をしています。このようなトラブルに巻きこまれないためにも、きちんとした処理業者に依頼することが大切です。
違法業者かどうかのチェックは、一般廃棄物許可証を確認すれば分かります。
産業廃棄物処理業の許可ではありませんので、ご注意下さい。
ネットで業者を探す場合も、許可証を確認し、口コミなどもチェックして業者を選びましょう。
エレクトーンのおすすめ買取業者3選
ご紹介した6つの処分方法の中で「買取専門業者を利用する」をピックアップしてみます。
処分費用がかからない上に、エレクトーンを売却した代金が手に入るので、通常の処分では費用がかかるはずがプラスになります。
ネットオークションを利用する場合の難しい手続きやトラブルも起こりにくく便利な方法のひとつです。
おいくら

出典:おいくら
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ですが、申込時にしっかりと入力することで、買取業者が商品価値をきちんと査定できるため、適正価格以上で売れる可能性が高くなります。
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▼こちらの記事では、エレクトーンの買取相場や買取業者の選び方などについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
まとめ
今回はエレクトーンの処分方法を6つご紹介しました。
エレクトーンはとても重くて大きな楽器なので、運ぶだけでも2~3人がかりです。小さな楽器と違って、思い立ったらすぐに処分できるものではありません。
その上、エレクトーンはほとんどの自治体で廃棄処分できない大型家電に分類されます。
そのため、処分するためには、自治体まかせにせず自分で処分の方法を考えて選ぶ必要があります。
エレクトーンが壊れているか、演奏可能かといった状態により、この記事でご紹介した方法の中から最適な方法を見つけてください。
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