【2024年9月】一人暮らし電気ガスおすすめセット!電力会社おすすめ9選や安くする方法解説
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一人暮らしをする場合、電気とガスはセットで契約した方が良いのでしょうか。
「別々の方が良い」という意見もあれば、「セットの方が良い」という意見もあります。
そこで今回は、「一人暮らしをする場合、電気とガスはセットにするべきなのか否か」ということについて具体的に説明していきます。
電力会社とガス会社の選び方についても説明しているので、これから契約する会社を探すという方は参考にして見てください。
目次
一人暮らしの電気代・ガス代の平均は?
そもそも、電気代とガス代がいくらかかるのか分からなければ、セット割りにした方が安いのか高いのか判断することができません。
そのため、まずは一人暮らしをした場合、電気代とガス代はいくらかかるのかを説明していきます。
電気代の平均は月5,000円程度
総務省が出している家計調査データを参考にすると、一人暮らしの電気代の平均は月5000円程度ということが分かります。
しかし、エアコンを多く使う夏と冬は電気代が5000円を超えることも珍しくありません。
そのため、電気代を節約したい場合は、夏と冬のエアコンの使い方がカギとなります。
ガス代の平均は月3,000円程度
電気代と同じく、総務省が出している家計調査データを参考にすると、一人暮らしのガス代の平均は月3000円程度ということが分かります。
しかし、都市ガスの供給エリアに絞ると毎月のガス代は2500円程度に収まるそうです。
ガス代は「自炊をするか否か」で大きく変動します。
自炊がメインであれば3000円以上になることもありますし、外食がメインであれば2000円以下に収まることも珍しくありません。
一人暮らしで電気・ガスがセットが安い電力会社9選
ここでは、電力・ガスの使用量が少ない一人暮らしだからこそおすすめな電気・ガスのセット割が安い電力会社を紹介しています。
一部電気とガスを単体で契約した方がおすすめな電力会社も存在するので、その理由も踏まえ検討してみるといいでしょう。
おすすめの電力会社の料金プランや最新キャンペーンは以下の表の通りです。
電力会社名 | おすすめポイント | Webサイト | 基本料金 (40A・東京の場合) |
従量料金 (東京の場合) |
対応エリア | セット割 | 時間別料金制 | 解約時の違約金額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東京ガス | セット割で電気代がお得※1 | 公式サイト | 1,180.96円 | 29.90円(第1段階料金) 35.41円(第2段階料金) 37.48円(第3段階料金) ▲2024年5月21日時点 |
東京電力エリア※ | ガス | あり | 無料 |
楽天でんき | 基本料金無し 従量料金が一律単価 ガスとセットでポイントUP |
公式サイト | 無料 | 一律36.85円/kWh ▲2024年4月1日時点 |
全国 沖縄および離島を除く |
ガス | なし | 無料 |
CDエナジー ダイレクト |
セット割で電気・ガス代 どっちもお得 |
公式サイト | 1,107.60円 ※「ベーシックでんきB」 40Aの場合 |
29.90円(第1段階料金) 35.59円(第2段階料金) 36.50円(第3段階料金) |
東京電力エリア | ガス | なし | 無料 (契約プランによる) |
Looop でんき |
基本料金・解約金0円 セット割で電気代お得 |
公式サイト | 無料 | 30分ごとに変動 市場連動型 |
全国(一部離島除く) | ガス (東京電力エリア限定) |
なし | 無料 |
HTBエナジー のでんき |
従量料金が一律のプラン | 公式サイト | 550円 | 28.60円 | 北海道・東北・東京 ・中部・北陸・関西 ・中国・四国・九州電力エリア |
ガス | あり | 2,200円 |
大阪ガス の電気 |
各種ポイントと交換できる マイ大阪ガスポイント貯まる |
公式サイト | 無料 | 0.00円(第1段階料金) 26.00円(第2段階料金) 27.83円(第3段階料金) |
関西電力エリア | ガス インターネット |
なし | 無料 (契約プランによる) |
エネワン でんき |
毎月の電気代から Pontaポイントがもらえる |
公式サイト | 1,144円 | 30.00円(第1段階料金) 36.60円(第2段階料金) 40.69円(第3段階料金) |
全国(一部離島除く) | ガス ウォーターサーバー 光回線 |
なし | 無料 契約プランによる |
ドリーム でんき |
中部・東京・関西電力エリアは セット割で電気代・ガス代お得 |
公式サイト | 1,086円 | 19.88円(第1段階料金) 26.48円(第2段階料金) 30.57円(第3段階料金) |
全国(一部離島除く) | ガス (中部・東京・関西電力エリア限定) |
なし | 無料 |
レモンガス でんき |
電気使用量が多いほどお得に | 公式サイト | 1,180円 | 35.20円(200kWh~300kWhまで) 37.29円(301kWh~) |
東京電力エリア | ガス | なし | 無料 |
※ 各種プランや対応エリア等については変更になる可能性があるため、必ず各会社のホームページをご確認ください。
※1 東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。
東京ガス
出典:東京ガス公式サイト
こんな方におすすめ!
- 東京電力エリアに住んでいる
- 電気とガスをまとめて契約したい
- 毎月の電気使用量が少ない
都市ガス事業者として国内大手の「東京ガス」は、ガスだけでなく電力の販売も行っています。
東京ガスのガスと電気をセットで契約※1すれば、毎月の電気代が0.5%割引されるセット割を展開しています。
東京ガスの電気プラン「基本プラン」は、電気使用量に関わらず必ず毎月固定でかかる基本料金は東京電力と同じですが、毎月の電気使用量に応じて変動する従量料金は安く設定※2されています。
また、東京ガスで電気とガスを合わせて新規で契約すると基本料金が1か月間まるっと0円になるのでお得です。
毎月の電気使用量が多い家庭などのアンペア数は50~60Aなどで契約されていることが多く、それに伴って基本料金も高くなります。
基本料金が0円になれば、それだけで電気代を大幅にカットすることができます。詳細は公式サイトで確認できます。
一人暮らしにおすすめの料金プラン
- 基本プラン
※1 東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。
※2 東京ガスの料金プランには燃料費調整の上限を設けておりません。これにより、燃料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ、高くなる場合があります。
楽天でんき
出典:楽天でんき公式サイト
こんな方におすすめ!
- 楽天経済圏利用中
- 電気とガスをまとめて契約したい
「楽天でんき」は楽天グループが運営する新電力サービスです。
楽天でんきの料金プランはとてもシンプルで、基本料金0円のため電気を使った分のみ料金が発生します。
契約年数の縛り・解約金・切替工事がないため、一度サービスを利用してみたいという方にもおすすめの新電力会社です。
さらに、楽天でんきを利用すると楽天ポイントがザクザク貯まります。
電気料金200円ごとに1ポイント、電気ガスセットなら100円ごとに1ポイントと付与されるため、電気を使用するほどポイントが増えるシステムになっているため、賢い消費をサポートしてくれます。
また、前月の請求額が5,000円以上の場合、楽天市場での還元率+0.5倍になり、お得にお買い物ができます。
申込や詳細確認は公式サイトから行えるので、お気軽にチェックしてみてください。
一人暮らしにおすすめの料金プラン
- プランS(アンペア契約)
CDエナジーダイレクト
出典:CDエナジーダイレクト公式サイト
こんな方におすすめ!
- 30A以上で契約している
- 電気とガスをまとめて契約したい
- 毎月の電気使用量が少ない
「CDエナジーダイレクト」は、中部電力ミライズと関西エリアの主要ガス会社の大阪ガスが共同出資して設立された株式会社CDエナジーが運営しています。
CDエナジーダイレクトの電気とガスのセット割は、関東エリアに住んでいる一人暮らしの方に一番おすすめです。
CDエナジーダイレクトでは毎月の電気使用量が少ない一人暮らしの方向けプラン「シングルでんき」を提供しています。
新電力会社の電気・ガスのセット割では珍しく、電気とガスをまとめて契約すると電気代・ガス代どちらも割引されるので大幅な節約につながります。
また、CDエナジーダイレクトでは人生の節目をお祝いしてくれる「祝割」を実施中です。出産・結婚・新居の購入・お子様の進学は、それぞれ3,000ポイント、加えて、家族の誕生日には毎年最大100ポイントがもらえます。
受け取ったポイントは、Tポイントやnanaco、WAON、dポイントや商品券に交換したり、毎月の電気料金の支払いにも使えます。公式サイトから詳細を確認できます。
一人暮らしにおすすめの料金プラン
- シングルでんき
※「祝割」はお申込み時にWEB会員サービス「カテエネ」へのご登録や各種お申し込みが必要です。
Looopでんき
出典:Looopでんきトップ公式サイト
こんな方におすすめ!
- 東京ガスエリアに住んでいる
- 電気を使う時間帯が偏っている
- 毎月の電気使用量が少ない
「Looopでんき」は、自然エネルギー発電の開発から販売を行っている株式会社Looopが運営しています。
Looopでんき最大の特徴は、基本料金・解約金がずっと0円で、料金単価が30分ごとに変動する点です。
電力量料金の単価が安い時間帯に家電を使う等、1日の中で電気を使う時間帯をピークシフトさせることで、賢く電気代を抑えられます。
「東京ガスエリア」のみ電気とガスをセット契約できます。
電気とガスのセット契約によって、電気の料金単価が-1円割引されます。
一人暮らしにおすすめの料金プラン
- スマートタイムONE
HTBエナジー
出典:HTBエナジーのでんき公式サイト
こんな方におすすめ!
- 電気とガスをまとめて契約したい
- 毎月の電気使用量が少ない
「HTBエナジーのでんき」は、旅行会社でおなじみのH.I.Sが運営しています。
H.I.Sグループは、ENEOS同様自社発電を行っているため、他社と比べてより格安な料金プランで、長く安心して使用することができるのが最大のポイントです。
HTBエナジーのでんきは、契約アンペア数が少なければ少ないほど、東京電力と比べて割引率が高くなります。
HTBエナジーのでんき・ガスの電気料金・ガス料金ともに、東京電力・東京ガスよりも安く設定されています。
毎月の電気使用量が少ない1人暮らし~2世帯住宅向けの「ベーシックプラン」が提供されています。
水漏れなど緊急対応やスマホ保険付き「あんしんサポート365 プラス」が無料で使えたり、スマホ保険も付帯しています。
一人暮らしにおすすめの料金プラン
- ベーシックプラン
大阪ガスの電気
出典:大阪ガスの電気
こんな方におすすめ!
- 関西電力エリアに住んでいる
- 電気とガスをまとめて契約したい
- 毎月の電気使用量が少ない
「大阪ガスの電気」は、関西最大手の都市ガス会社である大阪ガスが運営しています。
大阪ガスの電気では、新生活を始める方・毎月の電気使用量が少ない方向けの「新生活応援プラン」を提供しています。
大阪ガスの電気とガスをまとめて契約すると、新生活セット割で基本料金がずっと無料になります。
基本料金は毎月固定でかかる費用なので、電気使用量の少ない一人暮らしの方には嬉しいですね。
ほかにも、新生活に役立つ商品に使えるスマイLINKボーナス3,000円分がもらえたり、映画やドラマをテレビの大画面で楽しめるスマイLINK TV Stickが3ヶ月無料で使用できるキャンペーンが適用されます。
一人暮らしにおすすめの料金プラン
- 新生活応援プラン
エネワンでんき
出典:エネワンでんき公式サイト
「エネワンでんき」は、電気料金を節約したい一人暮らしの方におすすめのサービスです。
東京電力よりも安い料金設定で、基本料金と従量料金の両方が低く抑えられています。
さらに、エネワンでんきとガスワンをセットで契約すると「ダブルハッピー割引」が適用され、毎月の電気代とガス代がそれぞれ330円割引されます。
これにより、電気代とガス代の両方を効果的に節約できます。
切り替え手続きも簡単で、無駄なくお得に利用できます。
ドリームでんき
出典:ドリームでんき公式サイト
こんな方におすすめ!
- 関東・中部・関西エリアに住んでいる
- 電気とガスをまとめて契約したい
- 毎月の電気使用量が少ない
「ドリームでんき」は、株式会社エクスゲートが運営しています。
一般家庭の電気料金やガス料金が安くなると期待されていた自由化ですが、メリットを得られるのは電力を多く使用する法人やファミリー層ばかりでした。
ドリームでんきは、電気とガスを少ししか使わない方でも、基本料金が一律5%安くなり、半年に一度ジャンボ宝くじがもらえます。
関東・中部・関西エリアにお住まいの方のみドリームでんきガスプランが適用されます。
一人暮らしにおすすめの料金プラン
- ジャンボ宝くじ付きでんきプラン
レモンガスでんき
出典:レモンガス
こんな方におすすめ!
- ガスやウォーターサーバーのセット割プランがある
2021年6月1日から、レモンガスの新しいサービスとして「レモンガスでんき」の販売がスタートしました。
レモンガスでんきに乗り換えるだけで、月々570円、年間6,840円ほどお得になります。
レモンガスが販売している『LPガス/都市ガス』または『アクアクララ』とのセットで、月々330円のセット割が適用され、年間で3,960円安くなります。
切替工事や費用は一切不要で、現在契約中の電力会社への連絡はレモンガスが行ってくれるので、簡単な手続きで切替できます。
一人暮らしにおすすめの料金プラン
- にこにこプラン1
一人暮らしにおすすめの電力会社・ガス会社の選び方
ここでは、電力会社・ガス会社の選び方を具体的に説明していきます。
電力会社の選び方
まずは、電力会社の選び方から説明していきます。
基本料金の安さで選ぶ
基本料金とは、毎月の電気使用量に関わらず、必ず発生する電気料金のことです。電力会社によっても異なるのですが、基本料金は数百円~数千円が相場です。
しかし、最近は基本料金を0円にする電力会社が増えてきました。基本料金が0円の電力会社と1000円の電力会社とでは、年間1万2000円の差が生まれます。
そのため、電気代を節約したい場合は、なるべく基本料金が安いところと契約するようにしましょう。
電力料金の安さで選ぶ
電気料金は、「基本料金と従量料金」で決まるのですが、この従量料金は契約する電力会社によって異なります。
実際に、大手電力の東京電力と新電力会社のCDエナジーダイレクトを比べてみて、どのくらい異なるのか比較してみましょう。
kWh数 | 東京電力 | CDエナジー ダイレクト |
---|---|---|
120kWh | 19.88円 | 19.78円 |
120~300kWh | 26.48円 | 25.47円 |
300kWh以上 | 30.57円 | 26.38円 |
このように、従量料金は電力会社によって異なるため、同じアンペア数で同じような電気の使い方をしていても、電気代に差が生まれてしまいます。
ライフスタイルで選ぶ
ライフスタイルは人によって異なります。日中に電気を多く使うという人もいれば、夜に電気を多く使うという人もいるでしょう。
ぴったりな電力会社というのは、その人のライフスタイルによって異なります。日中の電気代が安くなるプランや夜間の電気代が安くなるプランなど、現在は様々なプランがあります。
そのため、自分はどのような生活を送っているのか把握し、自分のライフスタイルに合ったプランを選びましょう。
こちらの記事では、おすすめの電力会社や電気代を安くする方法をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ガス会社の選び方
次に、ガス会社の選び方を具体的に説明していきます。
相場よりも高くないか否かで選ぶ
ガスの契約を結ぶ場合、そのガス料金は相場よりも高くないか必ず確認しましょう。
特にプロパンガスは、自由料金制度を採用しているため、ガス事業者が自由に価格設定を行うことができます。
その制度を悪用し、高い価格でガスを販売している悪徳業者もいるので注意しましょう。
ガス料金の相場をエリア別にまとめましたので、適切なガス料金か否かを見極める場合は参考にして見てください。
エリア | 基本料金の相場 | 従量料金の相場 |
---|---|---|
北海道・東北 | 1824円 | 621円 |
関東 | 1715円 | 483円 |
中部 | 1843円 | 536円 |
近畿 | 1850円 | 504円 |
中国・四国 | 1897円 | 544円 |
九州・沖縄 | 1777円 | 547円 |
請求明細が明確か否かで選ぶ
検針票や請求書に、料金の明細をしっかり記載してくれるガス会社もいるのですが、記載してくれないガス会社もいます。
「料金の明細を記載してくれないガス会社=悪徳」という訳ではないのですが、料金の明細が記載されていないと、ガス料金を値上げされても中々気づけません。
その結果、気がついたら相場以上のガス代を払っていたという状態になりかねないので、料金の明細を記載してくれない業者はなるべく避けた方が良いと言えるでしょう。
サポートの品質で選ぶ
ガス機器が故障した際、基本的には契約しているガス会社に連絡することが多いかと思いますが、契約しているガス会社のサポート品質が悪いと、適切に対処してもらえない恐れがあります。
また、ガス会社によっては、ガス以外のトラブルも対処するというサービスを提供していることがあります。
サポートの品質はもちろん、どのようなところまでサポートしてくれるのかも確認しておきましょう。
保安ルールが守られているかで選ぶ
プロパンガスには、4年に1回以上、定期供給設備点検及び定期消費設備調査を行わなければいけないという「保安ルール」が定められています。
このルールを守っていないガス会社と契約してしまうと、大きな事故に巻き込まれてしまう場合もあります。
そのため、必ず保安ルールを守っている会社なのか否かを確認しましょう。
集中監視システムが導入されているか否かで選ぶ
集中監視システムとは、プロパンガスの利用状況を常に監視し、異常をすぐに検知してくれるシステムのことです。
異常を検知した場合、まず消費者にすぐ連絡がいき、その後に遠隔操作でガスを緊急遮断してくれます。
それから、プロのスタッフが現場に急行し、適切な方法で対処してくれます。
ガスは便利なものですが、危険なものでもあります。
そのため、安全面のことも考えて、なるべく集中監視システムを導入しているガス会社と契約を結ぶようにしましょう。
こちらの記事では、おすすめのガス会社やガス代を安くする方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
電気・ガスのセット契約は一人暮らしでもお得になる?
2016年4月の電力自由化、2017年4月のガス自由化によって、ガス会社が電気を販売したり、電力会社が都市ガスを販売したりと、様々な業種が電気・ガスの販売をしています。
具体的には、電気と他サービスの組み合わせで契約をすることによって割引される「セット割」を提供する会社が増えました。
特に、電気・ガスは生活をするうえで基本的に契約するものなので、契約をまとめて割引を受けられる電力会社は一人暮らしにはありがたいですよね。
また、同じ事業者で契約をまとめると、毎月の電気代・ガス代がお得になるだけでなく、料金の支払いや明細をまとめられるので、支払い忘れなどを防ぐことができます。
実際、電気とガスの契約をまとめることで、それぞれの支払いがどれくらいお得になるのかシミュレーションしてみるのがおすすめです。
今回は、東京電力エナジーパートナー(東京電力EP)の料金プランを基に紹介していきます。
電気料金はいくら安くなるのか?
まずは、東京電力EPの従量電灯B(通常プラン)とスタンダードプランS(ガスとセットで契約するとお得になるプラン)の電気料金を比較していきます。
【基本料金】 | スタンダード プランS | 従量電灯B |
---|---|---|
10A | 280.8円 | 280.8円 |
15A | 421.2円 | 421.2円 |
20A | 561.6円 | 561.6円 |
30A | 842.4円 | 842.4円 |
40A | 1123.2円 | 1123.2円 |
50A | 1404円 | 1404円 |
60A | 1684.8円 | 1684.8円 |
【従量料金】 | スタンダード プランS | 従量電灯B |
---|---|---|
120kWhまで | 19.52円 | 19.52円 |
120~300kWh | 25.98円 | 26円 |
300kWh以上 | 30.02円 | 30.02円 |
比較した結果、基本料金は変わりませんが、120kWh~300kWhの従量料金はスタンダードプランSの方が1kWhあたり0.02円安くなっているということが分かりました。
ガス料金はいくら安くなるのか?
次は、東京電力EPの一般契約(通常プラン)ととくとくガスプラン(セットで契約すると安くなるプラン)を比較していきます。
【基本料金】 | とくとく ガスプラン | 一般契約 |
---|---|---|
0m³から 20m³まで | 772.84円 | 745.20円 |
20m³を超えた 部分から80m³ | 1005.70円 | 1036.80円 |
80m³を超えた 部分から200m³ | 1173.31円 | 1209.60円 |
200m³を超えた 部分から500m³ | 1801.87円 | 1857.60円 |
500m³を超えた 部分から800m³ | 5992.27円 | 6177.60円 |
800m³以上 | 1万1858.83円 | 1万2225.60円 |
【従量料金】 | とくとく ガスプラン | 一般契約 |
---|---|---|
0m³から 20m³まで | 138.38円 | 142.66円 |
20m³を超えた 部分から80m³ | 124.24円 | 128.08円 |
80m³を超えた 部分から200m³ | 122.14円 | 125.92円 |
200m³を超えた 部分から500m³ | 119円 | 122.68円 |
500m³を超えた 部分から800m³ | 110.62円 | 114.04円 |
800m³以上 | 103.29円 | 106.48円 |
ガス料金を比較した結果、一般契約よりもとくとくガスプランの方が3%程度安く設定されているということが分かりました。
安易に「セットで契約しよう」と考えるのは危険
先ほどのシミュレーション結果を見て、「セットの方が安くなるならセットで契約しよう」と考えた方も多いかと思います。
しかし、セット割りが必ずしもお得とは限らないので注意しましょう。
お得になるか否かは、契約するプランや契約者の生活スタイルによって異なるため、一概に「このような人はセット割りがお得でこのような人は別々での契約がお得」とは言えません。
そのため、安易に「セットで契約しよう」と考えるのではなく、しっかりシミュレーションしてから契約するプランを決めるようにしましょう。
電気とガスのセット契約を賢く選ぼう
今回は、「一人暮らしをする場合、電気とガスはセットにした方が良いのか」ということについて具体的に解説してきました。
電気とガスをセットにした方が良いのか否かは、その人によって異なります。
部屋の大きさやライフスタイルによって、お得なのか損なのかは異なるので、一度、自分でシミュレーションしてみることをおすすめします。
電力以外、Wi-Fiなどの通信費などの固定費用も減らしたい場合、こちらの記事では一人暮らしにおすすめのWiFiも紹介しているので、ぜひ併せて読んでみてください。