豊田市の粗大ごみ出し方|回収・持ち込み方法やシール料金

粗大ごみの定義や出し方、料金は、自治体ごとに異なります。自分が処分したいものが住んでいる地域で粗大ごみとして出せるのか、出し方や料金の支払いはどのようにすればいいのかを、一つ一つ調べなければならないのは面倒だと感じる人も少なくありません。
そこでこの記事では、愛知県豊田市における粗大ごみの出し方や特徴をまとめました。収集を依頼する場合、自分で処理施設に持ち込む場合といった、ケースごとの手続き方法を確認していただけます。
豊田市で不要品の処分を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
豊田市における粗大ごみとは
豊田市の場合、粗大ごみとは「市の指定ごみ袋に入らないもの」かつ「長さが4メートル以内のもの」と定められています。
つまり、市の指定ごみ袋に入らないサイズであれば基本的に粗大ごみとして出す、ということです。
逆に、もともとは市の指定ごみ袋に入らないサイズのものであっても、自分で解体や切断をすることにより指定ごみ袋に入れることができれば、普通ごみとして出せます。
その場合は、材質によって可燃・不燃などに正しく分別し、指定された収集日に出すようにしましょう。
粗大ごみの出し方
豊田市で粗大ごみを捨てる際は、自宅前での収集・運搬を申し込むか、自分で処理場まで持ち込むか、どちらかの方法を選択することができます。
どちらの方法で処分するかによって手続き方法や料金も異なりますので、ご自分に合った処分方法を検討しましょう。
自宅前まで収集を依頼する場合
地区によって異なる収集日がそれぞれ定められており、期限に間に合うように電話で申し込みます。
申し込みが受理されたら、指示された料金分の「粗大ごみ処理手数料納付券(シール)」を貼った状態で、収集日の朝8時30分までに自宅前に出しておきましょう。その後、市が収集し、処分場まで運搬してくれます。
申し込み先も地区によって違いがありますので、今回は受付施設ごとに、管轄地区と連絡先などをまとめました。収集を依頼する際は、お住まいの地区を管轄している受付施設へ、電話で申し込んでください。
粗大ごみ受付センター
- 管轄地区:挙母地区、上郷・高岡地区、猿投地区(保見・石野含む)、高橋・松平地区
- 電話番号:0565-25-5353
- 受付時間:月曜日~金曜日、午前9時~午後5時(年末年始を除く)
- 収集日:挙母地区 毎週月曜日、第1・第3・第5木曜日
上郷・高岡地区 第1~第4火曜日、第2・第4木曜日
猿投地区(保見・石野地区含む) 第1~第4水曜日
高橋・松平地区 第1~第4金曜日 - 申込期日:収集希望日の3日前まで(土日を除く)
旭支所
- 管轄地区:旭地区
- 電話番号:0565-68-2211
- 受付時間:月曜日~金曜日、午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く)
- 収集日:第1・第3水曜日
- 申込期日:収集希望日の1週間前まで(土日を除く)
足助支所
- 管轄地区:足助地区
- 電話番号:0565-62-0600
- 受付時間:月曜日~金曜日、午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く)
- 収集日:第1・第2・第4水曜日
- 申込期日:収集希望日の1週間前まで(土日を除く)
稲武支所
- 管轄地区:稲武地区
- 電話番号:0565-82-2511
- 受付時間:月曜日~金曜日、午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く)
- 収集日:第1・第3水曜日
- 申込期日:収集希望日の1週間前まで(土日を除く)
小原支所
- 管轄地区:小原地区
- 電話番号:0565-65-2001
- 受付時間:月曜日~金曜日、午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く)
- 収集日:第2・第4水曜日
- 申込期日:収集希望日の1週間前まで(土日を除く)
下山支所
- 管轄地区:下山地区
- 電話番号:0565-90-4411
- 受付時間:月曜日~金曜日、午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く)
- 収集日:第1・第3水曜日
- 申込期日:収集希望日の1週間前まで(土日を除く)
藤岡支所
- 管轄地区:藤岡地区
- 電話番号:0565-76-2101
- 受付時間:月曜日~金曜日、午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く)
- 収集日:第1~第4水曜日
- 申込期日:収集希望日の1週間前まで(土日を除く)
自分で処理場まで持ち込む場合
自分で直接処理場まで粗大ごみを持ち込みたい場合は、まず粗大ごみを「燃えるもの」と「燃えないもの」に分ける必要があります。分別した粗大ごみを、それぞれ種類ごとに指定された処理場へ車などで直接搬入し、その場で直接処理手数料を支払う、という流れです。
粗大ごみの種別ごとに、持ち込み先の施設とその連絡先などをまとめましたので、搬入する際の参考にしてください。
可燃の粗大ごみ
可燃の粗大ごみの場合、2箇所からご都合のいい場所を選ぶことができます。
-
持ち込み先
渡刈クリーンセンター
豊田市渡刈町大明神39-3 -
電話番号
0565-28-2000 -
受付時間
月曜日 午前7時30分~午後4時
火曜日~金曜日、午前8時30分~午後4時
(土日休、祝日は搬入可。年末年始は広報で告知)
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持ち込み先
藤岡プラント
豊田市下川口町奥山516-4 -
電話番号
0565-76-2027 -
受付時間
月曜日~金曜日、午前8時30分~午後4時
土曜日 午前8時30分~正午12時
(日休。年末年始は広報で告知)
不燃の粗大ごみ
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持ち込み先
グリーン・クリーンふじの丘
豊田市藤岡飯野町大川ケ原1161-89 -
電話番号
0565-75-2101 -
受付時間
月曜日~金曜日、午前8時30分~午後4時
(土日休。年末年始は広報で告知)
刈草・剪定枝
-
持ち込み先
緑のリサイクルセンター
豊田市豊田市枝下町下笹沢197 -
電話番号
0565-43-2080 -
受付時間
月曜日~金曜日、午前9時30分~午後5時
土曜日 午前8時30分~正午12時
(日休。年末年始は広報で告知)
手数料の納付方法と料金目安
市に収集を依頼する場合と自分で持ち込みをする場合とでは、手数料の支払い方や金額が異なります。
収集してもらう場合の料金
市に自宅前での収集を依頼する場合は、粗大ごみ処理手数料納付券(シール)を収集日までに購入し、処分したいものに直接貼付しておかなければなりません。
品目やサイズによって300円・600円・900円の3つに分けられていますが、300円券の1種類しか販売されていませんので、金額に応じて複数枚の納付券を購入し、貼付してください。
粗大ごみ処理手数料納付券(シール)は、豊田市役所市民課や支所・出張所のほか、市内のコンビニエンスストアやスーパー、大型店、メグリア、Aコープなどで販売されています。
品目別の料金について
粗大ごみとして出したいものの手数料は、収集の依頼をしたときに教えてもらえます。正確な料金を知るためにも、品目やサイズを申し込み前に確認して、はっきり伝えましょう。手数料ごとの、主な品目例は以下のとおりです。
品目 | 料金 |
---|---|
オーディオ機器(単体)、照明器具、炊飯器、いす(1人掛け)、自転車など | 300円 |
ミニコンポ以外のステレオセット、電子レンジ、いす(2人掛け以上のもの)、サーフボードなど | 600円 |
電子ピアノ、マッサージ機(いす型のもの)、ダブルベッド、解体済みの物置など | 900円 |
そのほかのものに関しては、資源やごみの分け方と出し方をご覧ください。
持ち込むの料金
粗大ごみを直接処理場まで持ち込む場合には、処理手数料をその場で支払うことができます。可燃の粗大ごみの場合、渡刈クリーンセンターと藤岡プラントのどちらに持ち込んでも、処理手数料は10キログラムにつき60円です。
不燃の粗大ごみは、グリーン・クリーンふじの丘に持ち込み、10キログラムにつき30円を支払います。刈草・剪定枝は、緑のリサイクルセンターに持ち込んで、10キログラムにつき50円を支払います。
豊田市では出せない粗大ごみ
豊田市の粗大ごみの定義である「指定袋に入らないもの」に該当しても、実際には粗大ごみとして受け付けてもらえないものもあります。
家電リサイクル法対象製品
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の家電4品目は、家電リサイクル法の対象製品です。粗大ごみとして処分することはできません。
これらの製品を処分する際には、購入した小売店に引き取りを依頼するか、指定引取所に直接自分で搬入します。いずれの場合も、リサイクル料金を支払う必要があります。
家電リサイクル法についてや対象品目の処分については下記の関連記事をご覧ください。
パソコン類
パソコンは本体・ディスプレイともに、リサイクルが義務付けられています。デスクトップ型もノート型も、粗大ごみとして収集することはできません。メーカーに連絡して引き取ってもらいましょう。
パソコンの詳しい処分方法についても関連記事で紹介しています。
処理が困難なもの
タイヤ・バッテリー・消火器・ピアノ・自動車・バイクなども、処理が困難なため豊田市に粗大ごみとして出すことができません。
処分した場合は、販売店やメーカーなどに相談する必要があります。リサイクルシステムがあるものもあるので、積極的に利用しましょう。
ピアノやバイクの詳しい処分方法は関連記事をご覧ください。
豊田市から引っ越した後の不要品
豊田市から引っ越した後に残ったものは、豊田市で収集してもらうことができなくなります。引っ越す前にあらかじめ計画的に処分するようにしましょう。処分しきれなかったものは、別の方法で処理するか、引っ越し先の自治体で処分してもらいましょう。
豊田市でマットレスを捨てるには
マットレスを処分する際は、そのサイズや素材によって搬入場所や手数料の金額が変わるため、注意が必要です。以下に、素材・サイズ別の処分方法をご紹介します。処分したいマットレスがどの項目に当てはまるのか、確認してみてください。
-
中の素材がスポンジのみのもの
スポンジのみのマットレスは、サイズを問わず手数料は一律300円です。
自分で処理場に持ち込む場合や、細かく切り指定ごみ袋に収めた上で普通ごみとして出す場合は、「燃やすごみ」に分類されます。
可燃ごみを受け入れている処理施設に粗大ごみとして持ち込むこともできます。 -
スプリングが使用されているもの
中にスプリングが入っているマットレスは、シングルサイズで600円、それ以上のサイズでは900円の処理手数料が必要です。
自分で処理場に持ち込む場合や、指定ごみ袋に入れて出す場合の分類は「金属ごみ」です。
その他、マットレスの処分に関して詳しく解説した関連記事もありますので、合わせてご覧ください。
手数料を払うよりお得な処分方法
処分予定のものの中には、まだ新しいものや状態のいいものもあるのではないでしょうか。その場合、粗大ごみに出すよりもお得に処分することができるかもしれません。
そのひとつが、買取サービスを利用する方法です。粗大ごみを出す際には処理手数料を納付する必要がありますが、買取サービスを利用すれば、逆に収入に変わる可能性もあります。
おいくら
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出張買取では、出張料・運搬料などの手数料が一切かかりません。そのため、もし値段が付かない場合でも無料で引き取ってもらえれば、粗大ごみの処分手数料を支払うよりもお得です。
買取が難しい物は不用品回収サービス一括見積りを活用しよう
不用品の処分方法はいくつかあります。自分の都合や状況に合った方法を選択しましょう。自治体が回収する燃えるゴミや燃えないゴミ・粗大ゴミとして捨てる方法が一般的ですが、不用品が大量にある場合は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
エコノバは一度の査定申し込みで全国各地の不用品回収業者から、回収料金をまとめて提示してもらうことができる一括見積サービスです。回収業者毎の料金・サービス内容を比較することができるので相場が把握でき、安心して申し込むことができます。査定自体は無料なのでぜひ利用してみてください。
まとめ
豊田市の粗大ごみについて、その定義と出し方、手数料の目安などをご紹介しました。
年末や引っ越しシーズンなど粗大ごみ収集依頼が重なる時期は、希望の収集日に申し込みを受け付けてもらえない可能性があります。
収集日が少ない地区は特に、できるだけ日程に余裕をもって申し込むようにしましょう。
また、買取サービスを利用するのもおすすめです。製品の状態やそのときの状況などを総合的に判断して、ご自身にあった処分方法を検討してください。
おいくらは全国のリサイクルショップが加盟する一括査定サービスです。
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処分しようと考えていた物に思わぬ価値があるかもしれません。