新電力に切り替えるデメリット7選!メリットや契約に関するよくある質問も解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「おいくら」「高く売れるドットコム」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。
新電力に切り替えると、電気料金が安くなると思っていませんか?
もちろん、電気料金が安くなるケースも多いですが、反対に高くなってしまうケースも珍しくありません。
そもそも、新電力にはメリットだけでなくデメリットもあり、知らずに契約することで後悔する可能性もあります。
そこで、本記事では新電力のデメリットとメリットをそれぞれまとめました。新電力に関するよくある質問やおすすめの新電力会社も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 基本料金0円で使わない月もお得!
- 利用料金に応じて楽天ポイント大幅還元
- 楽天カードで支払えばさらに貯まる!
切り替え申込は平均2分!
\料金シミュレーションもこちら/
今話題の新電力とは?
新電力とは、大手電力会社10社以外の小売電気事業者のことです。
2016年4月から電力の小売全面自由化(電力の自由化)が始まり、さまざまな企業が電力の小売事業を始めました。
電力の小売全面自由化以前に電力を供給していたのは、東京電力や関西電力といった10の大手電力会社のみ。令和4年4月22日時点では、744もの事業者が小売電気事業者として登録されています。
新電力が電力を供給する仕組み
新電力と呼ばれる事業者が、電力を供給する仕組みは2パターンあります。
- 自社で発電所を保有し電力を供給
- 他社の発電所から電力を仕入れ供給
ほとんどの新電力は、他社の発電所から電力を仕入れて供給しています。
格安スマホが大手通信事業者の電波を借りているケースと似たようなイメージです。
新電力の停電リスクを心配する人もいるようですが、発電元や電気を運んでる送電線は大手電力会社のものを使っていることが多いため、停電リスクは大手電力会社と変わりません。
新電力に切り替える7つのデメリット
新電力に切り替えることで「電気料金が安くなる」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
電気料金が安くなるのは魅力的ですが、新電力にはデメリットも存在します。
そこで、本記事では、新電力に切り替えるデメリットを7つ紹介します。
会社やプランを選ぶ手間がかかる
執筆時点で700以上の新電力があるため、自分に合う電力会社を選ぶのに時間と手間がかかってしまいます。
さらに、1社だけで複数のプランを用意しているケースも多く、一番安い電力会社にしたいと思って比較していては、時間がいくらあっても足りません。
とはいえ、自分のライフスタイルに合わない電力会社やプランを選んでしまうと、切り替え前よりも電気代が高くなってしまうこともあるので、リサーチは必須。
公式サイトで電気代のシミュレーションをおこなえる電力会社も多くあるので、まずは気になる会社でシミュレーションを試してみましょう。
価格が高騰する可能性がある
新電力のほとんどは、自社で発電所を所有していません。日本卸電力取引所(JEPX)から電力を仕入れて電気を供給しています。
そのため、市場と連動して電気料金が決定するプランで契約を結ぶと、仕入れ価格が高騰した場合に電気代も比例して高騰することが欠点です。
過去には、2020年に液化天然ガスの不足と寒波が原因で仕入れ価格が高騰し、電気代が高くなるという事案もありました。
対策は、市場連動型ではない電力会社やプランを選ぶことです。市場連動型ではないプランで契約を結べば、電気料金が大きく高騰する可能性は低いといえます。
契約できない建物もある
マンションやアパートの場合、新電力に切り替えられないケースもあります。
新電力に切り替えられないケースは、マンションが電力料金を抑えるために高圧一括受電を導入している場合です。マンション単位で同じ電力会社と契約しているため、個人で電力会社を選べません。
高圧一括受電を導入しているマンションやアパートの場合、新電力への切り替えは諦めましょう。
また、今後新電力に切り替えたいと思っている人は、引越しの際に引越し先で電力を自由に選べるのかを確認しておくのがおすすめです。
解約金や違約金が発生する
新電力の中には「2年ごとに契約を更新する」のように契約期間を縛っているケースも多く、契約期間中に解約すると違約金が発生するので注意が必要です。
契約期間中は使い続ければいいと考える人が多いかもしれません。しかし、切り替え先の電気代が高騰した場合、新しい電力に切り替えたくても違約金が発生するため解約しにくいというケースは大いにあり得ます。
以下項目を事前に確認し、総合的に判断をして契約するようにしましょう。
- 契約期間
- 違約金や解約金の有無
- 電気料金が高騰するリスク
もちろん、違約金や解約金がかからない新電力も多くあるので、新電力を選ぶ基準のひとつに解約金の有無を含めるのもおすすめです。
倒産のリスクがある
新電力は民間企業が提供している電力のため、倒産のリスクがあります。倒産をせずとも、電気事業の停止や撤退というケースも少なくありません。
ちなみに、2021年に倒産した新電力は14件と、電力自由化以降最多でした。
もちろん、契約した会社が倒産をしたり電気事業から撤退したりしても、電気が突然止まることはありません。
倒産した会社に代わり、大手電力会社が電力を供給してくれます。
とはいえ、新たな電力会社を選び契約する手間がかかる可能性があることは頭に入れておきましょう。
参考:帝国データバンク
支払い方法が限られる会社もある
新電力の中には、コスト削減のために支払い方法をクレジットカード一択にしているケースもあります。
口座引き落としで支払いたい人は、契約前に支払い方法も確認しておきましょう。
メーターの設置に料金がかかる場合がある
新電力と契約を結ぶためには、通信機能をもったスマートメーターの設置が必須です。
スマートメーターの設置費用は原則無料ですが、自宅の設備状況によっては別途工事が必要になり費用が発生するケースもあります。
工事が必要なケースはあまり多くありませんが、不安な人は管理会社などに確認してみてくださいね。
新電力に切り替える5つのメリット
新電力への切り替えは、メリットも多くあります。
デメリットとメリットの両方を把握した上で、切り替えるかどうかの判断をしましょう。
電気代が安くなる可能性がある
新電力の最大のメリットは、電気代が安くなる可能性が高いことです。
多くの新電力は、従来の大手電力会社よりも安く電力を供給できることを強みにしています。
新電力に切り替えることで、年間1万円以上も安くなることは珍しくありません。
もちろん、すべての新電力やプランが、安くなるわけではないため、比較・検討が必要です。
新電力の公式サイトでは電気料金のシミュレーションを実施していることが多いので、まずは試してみるのがおすすめです。
お得なセット割やポイント還元がある
お得な料金体系を扱っている新電力が多いこともメリットです。
例えば、ガス会社であればガスとセットで安くなったり、通信会社ならインターネットの契約とセットで安くなったりします。
また、電気料金に応じて、ポイントを付与しているケースも。
貯まったポイントはコンビニやファミレスなどで使えるケースが多く、実質的に大手電力よりもお得になることが多くあります。
豊富なプランから自分に合ったものを選べる
新電力には、ライフスタイルに合わせてプランを選べるものが多くあります。
例えば、夜間の電力単価が安いプランや休日の電力単価が安いプランなど。
また、一人暮らし向けやファミリー向けなど多種多様です。
自分に合ったプランを選ばないと割高になってしまうケースはあるものの、ライフスタイルに合うプランを選べれば従来よりも電気料金は安くなります。
電気の使用量を把握できる
多くの新電力事業者は、マイページなどで電気使用量を把握できます。
中には、毎週の電気使用量や時間ごとの電気使用量をメールで知らせてくれる電力会社も。
時間ごとの電気使用量がわかれば、電気代をどのように節約すればいいのかがわかります。
また、節電として試した策に効果があったのかも簡単に把握可能です。
節電をして電気代を安くしたい人にとっては、電気使用量を手軽に把握できることもメリットではないでしょうか。
環境保全に貢献できる
再生可能エネルギーを扱っている電気事業者を選ぶことで、環境保全に貢献できます。
環境問題に関心のある人にとっては、再生可能エネルギーを使っているかを新電力を選ぶ基準にするのも手段のひとつです。
再生可能エネルギーの使用をウリにしている新電力もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
新電力の切り替えに関するよくある質問
新電力についてのよくある質問をまとめました。
新電力に不安を感じている人は、ぜひチェックしておいてください。
新電力でも電気の質は変わらない?
電気そのものの品質は、どの電力会社と契約をしても変わりません。
多くの新電力は、各所の発電所で作られた電力を仕入れ、各家庭へ供給しています。
つまり、Aという新電力とBという新電力が同じ発電所で作られた電気ということはよくあること。
これらの電力が、大手電力会社と同じところで発電されているケースも大いにあります。
また、どこの電力会社と契約しても、電気は今ある送電線を通って各家庭に届けられています。
電気は送電線の中で混ざり合うため、最終的にはどの家庭にも同じ品質の電気が届くというわけです。
新電力でも停電リスクは変わらない?
新電力だからといって、停電のリスクが上がることはありません。
どの電力会社も同じ送電線を使っているため、台風や地震などで停電が起こる際は、どの電気会社と契約していても同じように停電します。
また、新電力として契約している企業が倒産しても、代わりに大手電力会社が電気を供給する仕組みになっているため、自分の家だけ突然停電することもありません。
賃貸の物件でも新電力に切り替えられる?
賃貸でも、管理会社などへの許可をもらわずに新電力への切り替えは自由におこなえます。
しかし、マンションやアパートで高圧一括受電をおこなっている場合、個人で電力会社を変更する方法はできません。
新電力に切り替える前に、住んでいるマンションやアパートの契約を確認してみましょう。
新電力の手続き方法は?
ほとんどの新電力は、インターネットで申し込みができます。
申し込みの流れは以下の通りです。
- 電力会社とプランを決める
- 申し込む
- 切り替え日を決める
- スマートメーターを設置してもらう
申し込みから利用開始までの期間は、スマートメーターがすでに設置されていれば1週間以内、スマートメーターの設置が必要なら2週間ほどが目安です。
なお、切り替え前の電力会社との解約手続きは、切り替え先の電力会社が代行してくれます。
電力会社おすすめ3選
数ある新電力の中から、おすすめの電力会社を紹介します。
楽天でんき
出典:楽天でんき公式サイト
大手の楽天グループが運営する「楽天でんき」は、シンプルな料金体系が特徴で、基本料金0円のため電気を使った分のみ料金が発生します。電気料金は一律で市場連動型ではありません。
契約年数の縛り・解約金もなく、安心して利用できるサービスといえるでしょう。切替工事も不要です。
特徴は利用すると楽天ポイントがザクザク還元され実質料金が下がることです。毎月の電気料金200円ごとに1ポイント・電気とガスをセットで利用すると100円ごとに1ポイント還元されます。楽天カードで料金を支払うとこの上にさらに100円ごとに1ptが還元されます。
そのほかにも前月の請求額が5,000円以上の場合は楽天市場での還元率+0.5倍になるなど、大量の楽天ポイントが貯まる仕組みが用意されています。
東京ガス
出典:東京ガス公式サイト
「東京ガス(でんき)」は、都市ガス事業者として国内大手の東京ガスが運営している電力サービスです。
新電力販売量第1位(※)で、ガス小売件数912.9万件を突破した電気とガスのセット契約がおすすめの電力会社。
東京ガスのでんきは、毎月の電気使用量に応じてポイントが貯まります。
(※)資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2022年2月時点)における、みなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値。
まずは東京ガスのホームページで、現在の電力会社から乗り換えるとどのくらい安くなるのか料金シミュレーションしてみてくださいね。
電気基本料金が一ヶ月0円に!
出典:東京ガス
「東京ガス」への乗り換えを検討している方に朗報です!
東京ガスの基本プラン・ずっとも電気3を新規で契約すると電気代の基本料金が1か月間まるっと0円になります!
毎月の電気使用量が多い家庭などのアンペア数は50~60Aなどで契約されていることが多く、それに伴って基本料金も高くなります。
電気代の基本料金が0円になれば、それだけで電気代を大幅にカットすることができます。
まずは東京ガスに乗り換えると、年間どのくらい安くなるのかホームページで料金シミュレーションしてみましょう。
※本件は予告なく終了する場合があります
CDエナジーダイレクト
出典:CDエナジーダイレクト公式サイト
「CDエナジーダイレクト」は、株式会社CDエナジーダイレクトが運営する新電力です。
株式会社CDエナジーダイレクトは中部電力と大阪ガスが共同出資して設立した会社で、首都圏最安級を謳っています。
電力会社とガス会社が出資していることもあり、電気とガスをセットで契約すると、どちらも安くできるのが魅力です。
「シングルでんき」や「ファミリーでんき」といった、ライフスタイルに合わせたプランが豊富にあるため、どんな人でも電気料金を抑えられるでしょう。
CDエナジーダイレクトでは各種キャンペーンも実施中なので、ぜひチェックしてみてください。
対応エリアが東京や神奈川などの関東中心だけにも関わらず、契約件数45万件以上と実績も申し分ありませんよ。
【祝割】最大3,000円分ポイント還元!
出典:CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクトへの乗り換えを検討している方に朗報です!
人生の節目をCDエナジーダイレクトがお祝いしてくれる「祝割」を実施中。
出産・結婚・新居の購入・お子様の進学は、それぞれ3,000ポイント、加えて、家族の誕生日には毎年最大100ポイントがもらえます。(※お申込み時にWEB会員サービス「カテエネ」へのご登録や各種お申し込みが必要です。)
受け取ったポイントは、Tポイントやnanaco、WAON、dポイントや商品券に交換したり、毎月の電気料金の支払いにも使えます。
この機会にぜひCDエナジーダイレクトへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
- キャンペーン期間:無期限
デメリット以上のメリットがある新電力
新電力のデメリットやメリットを解説してきました。
新電力は電気料金を安くしたい人や、ライフスタイルに合わせたお得なプランで電気を利用したい人におすすめです。
本記事でもおすすめの新電力会社を紹介しましたが、本メディアではより多くの新電力会社を紹介している記事もあります。
慎重に新電力を検討したい人は、以下の記事もご覧ください。
こちらの記事では、おすすめの電力会社の特徴や最新キャンペーンをまとめているので、あわせて読んでみてください。