電気代が安い新電力会社9選[2023年6月]どこと契約するのがおすすめ?

電気代が安い新電力会社9選[2023年6月]どこと契約するのがおすすめ?

新電力の登場により、電気料金が安い電力会社を自由に選べるようになりました。

電気料金を少しでも節約しようと、電気料金が安い電力会社を探している方も多いかと思います。

現在は、様々な新電力が登場したので、自分に合った安い電力会社を選びましょう。

しかし、「電気料金が安い電力会社はどうやって探せば良いの?」という疑問や「電気料金が安い電力会社ってどこなの?」という疑問を抱えている方も多いかと思います。

そのため、この記事では新電力の概要を初め、安い電力会社を探す方法、そして電気料金が安い電力会社などを具体的にまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

電気代見直しを検討中の方へ
東京ガス

関東にお住まいで電気料金が気になる方は東京ガスで電気をセット契約するのがおすすめ!

詳しくは公式サイトをチェックしてください!

東京ガスの公式サイトをチェック

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

安い新電力会社おすすめ9社【2023年6月】

ここでは、電気料金が安い電力会社の特徴や実施中のキャンペーンをまとめています。

電力会社名 おすすめポイント 基本料金(40A・東京の場合) 従量料金(東京の場合) 対応エリア セット割 時間別料金制 解約時の違約金額 リンク
東京ガス 電気とガスのセット割がお得(※1) 1,144円 19.78円(第1段階料金)
25.29円(第2段階料金)
27.36円(第3段階料金)
東京電力エリア ガス あり 無料 公式サイト
Looopでんき 基本料金・解約金0円 無料 30分ごとに変動
市場連動型
全国(一部離島除く) ガス 無料 公式サイト
CDエナジーダイレクト 毎月の電気使用量にあわせてd,楽天ポイントが貯まる(※ポイントでんきプランのみ)
電気とガスのセット割がお得
1,070円 19.78円(第1段階料金)
25.47円(第2段階料金)
26.38円(第3段階料金)
※燃料費調整額を除く単価
東京電力エリア ガス あり 無料(契約プランによる) 公式サイト
新日本エネルギー 支払い方法が3種類から選べる 1,144円 19.88円(第1段階料金)
26.48円(第2段階料金)
29.04円(第3段階料金)
北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州エリア なし なし 無料 公式サイト
HTBエナジーのでんき 1~2人暮らしの世帯におすすめ 550円 28.60円 全国 ガス あり 無料 公式サイト
大阪ガスの電気 dポイントが貯まる 無料 20.31円(第1段階料金)
24.90円(第2段階料金)
27.83円(第3段階料金)
関西電力エリア ガス
インターネット
なし 有料 公式サイト
Pontaでんき 毎月必ず300円分のPontaポイントが貯まる
アプリで電気使用量が分かる
1,180円 19.91円(第1段階料金)
26.51円(第2段階料金)
30.59円(第3段階料金)
全国(一部離島除く) なし なし 無料 公式サイト
ドリームでんき 1~2人暮らしの世帯におすすめ
半年に1回はジャンボ宝くじを購入している方
1,086円 19.88円(第1段階料金)
26.48円(第2段階料金)
30.57円(第3段階料金)
全国(一部離島除く) ガス なし 無料 公式サイト
さすてな電気 環境に配慮した電気料金プラン 1,144円 19.88円(第1段階料金)
26.48円(第2段階料金)
30.57円(第3段階料金)
東京電力エリア なし なし 無料 公式サイト

※各種プランや対応エリア等については変更になる可能性があるため、必ず各会社のホームページをご確認ください。

※1 東京ガスの都市ガスと電気をご契約中のお客さまはご契約いただいている料金メニューに応じて、電気料金が割引になります。

東京ガス

東京ガス新LP

出典:東京ガス

東京ガスのおすすめポイント

  • 電気とガスのセット割を展開している(※1)

東京ガスの料金プラン(東京電力エリア)は以下の表の通りです。

基本料金 30A 858円
40A 1,144円
50A 1,430円
60A 1,716円
従量料金 ~120kWh 19.78円
121kWh〜300kWh 25.29円
301kWh〜 27.36円

東京ガス」は、都市ガス事業者として世界最大、日本最大手の東京ガスが運営している電力サービスです。

東京ガスでんきでは電気とガスをセットで申し込むと電気代が割引されます。(※1)

東京ガス公式サイト

※1 東京ガスの都市ガスと電気をご契約中のお客さまはご契約いただいている料金メニューに応じて、電気料金が割引になります。

基本料金1か月間0円キャンペーン

東京ガス新CP

出典:東京ガス

東京ガスでんきへの乗り換えを検討している方に朗報です!

今、東京ガスでんきを新規で契約すると基本料金が1か月間まるっと0円になります!

毎月の電気使用量が多い家庭などのアンペア数は50~60Aなどで契約されていることが多く、それに伴って基本料金も高くなります。

基本料金が0円になれば、それだけで電気代を大幅にカットすることができます。

まずは、東京ガスでんきのキャンペーンを利用して乗り換えると、年間どのくらい安くなるのかホームページで料金シミュレーションしてみましょう。

東京ガス公式サイト

※本キャンペーンは予告なく終了する場合があります

Looopでんき

LooopでんきLP

出典:Looopでんき

Looopでんきのおすすめポイント

  • 毎月基本料金が0円
  • ピークシフトで電気代を賢く節約できる
  • 解約金・違約金0円だからいつでも解約できる

Looopでんきの料金プランは以下の表の通りです。

基本料金 0円
従量料金 30分ごとに変動
市場連動型

Looopでんき」は、自然エネルギー発電の開発から販売を行っている株式会社Looopが運営しています。

Looopでんきの特徴は、基本料金・解約金がいつでも無料で、料金単価が30分ごとに変動するというところです。

電力量料金の単価が安い時間帯に家電を使うなど、1日の中で電気を使う時間帯をピークシフトさせることで、節電を頑張らずに電気代を抑えることができます。

ガスとのセット申し込でさらにお得になる可能性もあるため、まずは料金シミュレーションを実施してみてはいかがでしょうか。

Looopでんき公式サイト

CDエナジーダイレクト

CDエナジーFV

出典:CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトのおすすめポイント

  • 電気とガスのセット割は関東エリアで最安クラス
  • 料金プランが豊富なのでライフスタイルに合わせて節電できる
  • dポイントやnanacoなどのポイントが貯まる
  • 契約中の電気・ガスの解約手続き不要ですぐ使い始められる

CDエナジーダイレクトで最も安い「シングルでんき」の料金プランは以下の表の通りです。

基本料金 30A 858円
40A 1,144円
50A 1,430円
60A 1,716円
従量料金 ~120kWh 19.88円
121kWh〜300kWh 26.48円
301kWh〜 30.57円

CDエナジーダイレクト」は、中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資して設立された株式会社CDエナジーが運営している電力サービスです。

CDエナジーダイレクトは基本料金・従量料金ともに東京電力よりも安く設定されているので、CDエナジーダイレクトに切り替えるだけで電気代を節約できます。

また、CDエナジーダイレクトは料金プランが豊富で、一人暮らし向けの「シングルでんき」、毎月の電気使用量が多い世帯向けの「ファミリーでんき」は、ほかの新電力と比べても安いです。

ほかにも、オール電化住宅向けのプランや、グローバルボーイズグループ「JO1」のオリジナル特典がもらえるプラン、月々の電気料金によってdポイントや楽天ポイントが貯まるプランなど電気プランだけでも9種類展開しています。

さらに、CDエナジーダイレクトの電気とガスのセット割は関東エリアでも最安クラスの料金設定となっているので、光熱費を削減したい方にぴったり。

CDエナジーダイレクト公式サイト

【祝割】最大3,000円分ポイント還元!

出典:CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトへの乗り換えを検討している方に朗報です!

人生の節目をCDエナジーダイレクトがお祝いしてくれる「祝割」を実施中。

出産・結婚・新居の購入・お子様の進級は、それぞれ3,000ポイント、加えて、家族の探勝日には毎年最大100ポイントがもらえます。

受け取ったポイントは、Tポイントやnanaco、WAON、dポイントや商品券に交換したり、毎月の電気料金の支払いにも使えます。

この機会にぜひCDエナジーダイレクトへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

  • キャンペーン期間:無期限
CDエナジーダイレクト公式サイト

新日本エネルギー

新日本エネルギーLP

出典:新日本エネルギー

新日本エネルギーのおすすめポイント

  • 初期費用0円で工事の立ち合いも不要
  • 支払い方法が3種類から選べる
  • どの世帯にお住まいの方でも電気代がお得になる

新日本エネルギーの料金プラン(東京電力エリア)は以下の表の通りです。

基本料金 30A 772円
40A 1,029円
50A 1,287円
60A 1,544円
従量料金 一律 26.48円

新日本エネルギー」は、株式会社NEXT ONEが運営している新電力サービスです。

新日本エネルギーは、毎月の電気使用量の少ない一人暮らし世帯から家族の多いご家庭まで電気代を節電できます。

新日本エネルギーでは電気を使った分だけ支払う従量料金が安くなるように設定されています。

一般的には、大手と比べて従量料金が安く設定されている新電力会社は、毎月の電気使用量が多いご家庭がお得になる傾向が高いです。

しかし、新日本エネルギーは電気使用量の少ない一人暮らしの方でも安くなるのが嬉しいポイント。

新日本エネルギー公式サイト

HTBエナジーのでんき

HTBエナジーのでんきLP

出典:HTBエナジーのでんき

HTBエナジーのでんきのおすすめポイント

  • 1人暮らしの方におすすめ
  • 東京ガス・東邦ガスエリアの方は電気とガスのセット契約でお得に
  • マイページから電気の使用量が一目でわかる

HTBエナジーのでんきで最も安い「ベーシックプラン」の料金プラン(東京電力エリア)は以下の表の通りです。

基本料金 30A 550円
40A 550円
50A 550円
60A 550円
従量料金 ~120kWh 28.60円
121kWh〜300kWh
301kWh〜

HTBエナジーのでんき」は、HTBエナジー株式会社が運営している新電力サービスです。

HTBエナジーのでんきは、電気の調達費用や設備費、販管費を抑えているので、お得な料金で提供できます。

HTBエナジーのでんきはガスとセット契約すると毎月のガス代がお得になります

東京ガスエリアであれば3%割引、東邦ガスであれば月100㎥までは5%割引されます。

何と言っても、毎月の電気使用量の少ない一人暮らしの方でも電気代がお得になるという点が大きな特徴です。

HTBエナジーのでんき公式サイト

新規申込で電気代基本料金3ヶ月無料!

HTBエナジーのでんきCPLP

出典:HTBエナジーのでんき

HTBエナジーのでんきへの乗り換えを検討している方に朗報です!

今、HTBエナジーのでんきを新規で契約すると基本料金が3か月間まるっと0円になります!

毎月の電気使用量が多い家庭などのアンペア数は50~60Aなどで契約されていることが多く、それに伴って基本料金も高くなります。

基本料金が0円になれば、それだけで電気代を大幅にカットすることができます。

まずは、HTBエナジーのでんきのキャンペーンを利用して乗り換えると、年間どのくらい安くなるのか、ホームページで料金シミュレーションしてみてくださいね。

HTBエナジーのでんき公式サイト

大阪ガスの電気

大阪ガスの電気新LP

出典:大阪ガスの電気

大阪ガスの電気のおすすめポイント

  • 大阪ガスとのセット契約
  • 料金プランが豊富なのでライフスタイルにあわせて利用できる

大阪ガスの電気で最も安い「ベースプランA-G」の料金プランは以下の表の通りです。

従量料金 15kWh~120kWh 20.31円
121kWh〜350kWh 24.90円
351kWh〜 27.83円

大阪ガスの電気」は、関西最大手の都市ガス会社大阪ガスが運営している新電力サービスです。

大阪ガスの電気料金プランは豊富に揃っており、基本的なプランは「ベースプランA」「ベースプランA-G」の2種類があります。

これらは、関西電力のスタンダードなプランである従量電灯Aに相当します。

まずは、大阪ガスの電気のホームページで乗り換えるとどのくらいの料金になるのかシミュレーションしてみてください。

大阪ガスの電気公式サイト

Pontaでんき

Pontaでんき新LP

出典:Pontaでんき

Pontaでんきのおすすめポイント

  • 毎月必ず300円分のPontaポイントが貯まる
  • 専用アプリで日々の電気料金を確認できる

Pontaでんきの料金プラン(東京電力エリア)は以下の表の通りです。

基本料金 30A 885円
40A 1,180円
50A 1,476円
60A 1,771円
従量料金 15kWh~120kWh 19.91円
121kWh〜350kWh 26.51円
351kWh〜 30.59円

Pontaでんき」は、大手キャリアのKDDIが運営している新電力サービスです。

Pontaでんき最大の特徴は、電気料金や電気の品質はそのままで、毎月必ず300円分のPontaポイント還元を受けられる点です。

電気料金の支払いに応じた還元ではなく毎月一律で300円分のポイントが貯まるので、電気使用量の少ない方にとってはメリットと言えます。

Pontaでんきの各電力エリア向けのプランには「でんきM」「でんきL」があります。

東京電力エリアの場合、Pontaでんき「でんきM(東京D)」は、一般家庭向けの電気料金プランとなっています。

大手電力の東京電力「従量電灯B」と比較すると、基本料金は同額に設定されていますが、電力量料金は割安に設定されています。

Pontaでんき公式サイト

ドリームでんき

ドリームでんきLP

出典:ドリームでんき

ドリームでんきのおすすめポイント

  • サマージャンボ・年末ジャンボ宝くじがもらえる
  • 関東・中部・関西エリアの方は電気とガスのセット契約でお得になる

ドリームでんきの料金プラン(東京電力エリア)は以下の表の通りです。

基本料金 30A 815円
40A 1,086円
50A 1,358円
60A 1,630円
従量料金 15kWh~120kWh 19.88円
121kWh〜350kWh 26.48円
351kWh〜 30.57円

ドリームでんき」は、株式会社エクスゲートが運営している新電力サービスです。

関東・中部・関西エリアにお住まいの方は、でんきとガスのセット契約がおすすめです。

ドリームガスは、東京・東邦・大阪ガスの一般ガス契約の基本料金より5%安く設定されています。

ドリームでんきは、従量電灯B/Cの基本料から5%、従量電灯Aの最低料金より5%安く設定されています。

加えて、年に2回のサマージャンボ・年末ジャンボ宝くじの現物をもらえます。

電気とガスを少ししか使わない方でも、基本料金が5%安くなり、半年に1度ジャンボ宝くじがもらえる新電力サービスです。

ドリームでんき公式サイト

さすてな電気

さすてな電気LP

出典:さすてな電気

さすてな電気のおすすめポイント

  • 再エネ100%・CO2排出量ゼロ
  • 解約違約金0円

さすてな電気の料金プラン(東京電力エリア)は以下の表の通りです。

基本料金 30A 858円
40A 1,144円
50A 1,430円
60A 1,716円
従量料金 ~120kWh 19.88円
121kWh〜300kWh 26.48円
301kWh〜 30.57円

さすてな電気」は、都市ガス事業者として国内大手の東京ガスが運営している電力サービスです。

さすてな電気に切替えると、CO2排出量実質ゼロ(※)に貢献できます。

電気には、石油や天然ガスなどの化石燃料を利用した発電と、太陽光や風力などの「再生可能エネルギー」を利用した2つの発電方法があります。

さすてな電気は、東京ガスが環境価値を持つ非化石証書を購入することによって、電気を実質的な再生可能エネルギーとして提供しています。

電気を使用するだけで環境に配慮できる電力サービスです。

さすてな電気公式サイト

(※)・さすてな電気の主な電源はLNG火力です。
・再エネ指定の非化石証書の使用により、CO2排出量が実質ゼロになることを意味します。
・非化石証書市場の状況によってはCO2排出量実質ゼロにならない場合があります。

新電力とは?

新電力とは、電気の発電と販売が自由化されたことで、電気業界に新しく参入してきた企業のことです。

元々、電気は地域の電力会社から購入するしか方法がありませんでした。

例えば、宮城県に住んでいる方が東京の電力会社から電気を購入するというのは不可能だったのです。

そして、電気の発電・販売を許されていたのは、東京電力や関西電力のような大手電力会社のみでした。

しかし、電気の発電・販売は大手電力会社のみとなると、市場が大手電力会社に独占されることになります。

それでは価格競争が行われないので、電気代が適切な価格に設定されることはありません。

その状況を変えるために、電気の発電・販売を自由化すると同時に様々な企業の参入を認めました。

なぜなら、様々な企業が参入してくることで価格競争が起こり、電気料金が適切な価格に設定されるようになるからです。

それに伴い、消費者も住まいに関わらず、自由に電力会社を選べるようになりました。

つまり、新電力の登場により、消費者は自らのライフスタイルに合った、最適な電気プランを契約できるようになったのです

新電力が安い理由

多くの方が気になっているのは、「電気料金が最も安い電力会社はどこなのか」ということだと思います。

結論から申し上げますと、電気料金が最も安い電力会社は人それぞれです

ここでは、新電力は安いけれどなぜ安いのかわからないという方のために、新電力が安い理由を解説しています。

料金プラン

大手電力会社は、自社のエリアにいる家庭や企業のすべてに電力を販売しなければいけませんが、新電力は電気代を下げても利益に問題のない範囲でターゲット層を絞っています。

例えば、毎月の電気使用量が多い世帯には電気を使えば使うほど安くなる料金プランを提供しています。

ほかにも、オール電化向けのプラン、ある一定の時間の電気代が安くなったり無料になるプラン、毎月の電気使用量が少ない一人暮らし向けのプランなどがあります。

新電力会社は、会社ごとにそれぞれリーチしたいターゲット層が異なるため、電気代に差が出るということです。

大規模な設備投資がない

新電力の中で発電(電気を作る)や送配電(電気を消費者に届ける)を行うための大規模な設備を保有している会社は少数派です。

電力を販売する顧客を絞ることができ、管理や運営にかかる人件費なども削減できるため、電力供給に莫大な経費が必要としません。

一方、発電・送配電を行っている大手電力会社は、これらのコストを電気料金に含んでいるため新電力と比べると高くなるということです。

電力以外の事業がある

新電力には、ガス会社や携帯会社などの月額課金サービスを行っている会社や、クレジットカード会社、石油会社など様々な企業が参入しています。

新たに電力販売に参入した事業者は、それぞれ別の主力事業を展開しているため、電力販売で利益が上げられなかった場合でも別の主力事業で利益を上げれば問題ありません。

電力販売以外の主力事業の利益の余力によって、思い切った料金設定が可能となっています。

しかし、投資価格の変動によって購入価格より売却価格や現在の価格が安くなっている状態に陥ると、倒産(サービス終了)してしまう可能性もあるので注意が必要です。

新電力会社の比較方法・選び方

多くの電力会社は独自の料金プランを設けており、それぞれを比較するのは大変ですよね。

ここでは、新電力の比較方法や選び方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

現在の契約内容を確認する

電力会社を比較するには、まず自分の現在の契約内容を知る必要があります。

毎月届く検針票もしくは現在利用している電力会社のマイページで確認してみましょう。

具体的には、以下の2点を確認しておきましょう。

  • 契約アンペア数(A)
  • 電気の使用量(kWh)

契約アンペア数を確認

アンペア(A)とは、一度に使える電気の量を表す単位です。電気料金のプランは、アンペアが上がるほど基本料金が高くなります。

たとえば、CDエナジーダイレクトが提供している「ベーシックでんきB」と東京電力の従量電灯Bを比較した場合、以下の表のように基本料金が設定されています。

基本料金 アンペア数 ベーシックでんきB 従量電灯B
(東京電力)
10A 267.66円 286.00円
20A 535.32円 572.00円
30A 802.98円 858.00円
40A 1,070.64円 1,144.00円
50A 1,338.30円 1,430.00円
60A 1,605.96円 1,716.00円

電気料金を安くするには、アンペア数の見直しも重要になります。

現在のアンペア数が適切かどうかは、以下の家電の使用量を参考に判断してみましょう。

  • 電子レンジ(庫内容量20Lクラス):7A
  • 炊飯器:13A
  • テレビ:2.1A
  • 照明:1A
  • 冷蔵庫:2.5A
  • こたつ(強):5A
  • 掃除機(弱):2A

たとえば、15Aを契約している場合、電子レンジ・冷蔵庫・照明・こたつ・掃除機を同時に使用するとアンペア数は17.5Aとなり、ブレーカーが落ちてしまいます。

普段の生活の中で使用している電化製品と照らし合わせながら、適切なアンペア数を契約しましょう。

参考:東北電力

電気の使用量を確認

1ヵ月でどのくらい電気を使用しているのかも確認しましょう。

毎月届く検針票もしくは現在利用している電力会社のマイページ内で、使用量(kWh)で表示されている値がこれに該当します。

120kWhまで 121kWh~300kWh 301kWh以上
CDエナジーダイレクト「ベーシックでんきB」 19.78円 25.47円 26.38円
東京電力「従量電灯B」 19.88円 26.48円 30.57円

月間の電気使用量が120kWh以下の場合はソフトバンク電気、120kWh以上の場合はCDエナジーダイレクト「ベーシックでんきB」の方が単価が安いことがわかります。

ただし注意が必要なのは、電気の使用量は主に夏場と冬場に多くなるということです。外気と室温の差が激しければ激しいほど、電気の使用量は高くなります。

新電力会社の契約に必要なもの

以下の情報がないと電気の契約先を変更できないので、申込前に必ず確認しておきましょう。

  • 供給地点特定番号
  • 契約者氏名
  • 現在契約中の電力会社
  • 現在契約中の電力会社のお客様番号
  • 切り替え希望日
  • 電気料金の支払い方法

▼こちらの記事では、電力会社の乗り換えに必要な供給地点特定番号について解説しています。

新電力のよくある質問

ここでは、新電力にまつわるよくある質問をまとめています。

電力会社を変更することで電気の質は変わる?

どの事業者の電気も、地域の電力会社の送配電設備をそのまま使用して送られるため、品質に違いはありません。

>>人気の電力会社はこちら

停電が増えたり電気が不安定になったりしないの?

どの事業者と契約しても、電気を送る電線や設備はこれまで通り地域の電力会社の設備を使って電気が家庭に届きます。

契約した電力会社の発電量が不足した場合でも、地域の電力会社が不足分を補う仕組みになっているので、停電したり供給が不安定になったりすることはありません。

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マンションやアパートでも契約できるの?

マンションやアパートなどに住んでいる場合でも、自由に契約をすることができます。

ただし、管理組合などを通じてマンション全体で一括し契約している場合には契約が成立しない場合があるので、管理会社に相談するのがいいでしょう。

>>人気の電力会社はこちら

電気だけでなくガスも自由化になるって本当?

2017年4月より都市ガスの自由化が始まり、契約先を自由に選択することができるようになりました。

プロパンガスは既に自由化されています。

>>人気の電力会社はこちら

まとめ

この記事では、新電力の概要を初め、最も安い電力会社は人それぞれと言われている理由や安い電力会社を探す方法、そして安い電力会社などを具体的に説明してきました。

最も安い電力会社は、個人の電気使用量や居住地などで変わります。

そのため、WEBの無料シミュレーションを使って、自分にとって最も安い電力会社はどこなのかを探してみましょう。

今回は、電気料金が安い電力会社を7社取り上げましたので、そちらも参考にしてみてください。

▼こちらの記事では、おすすめの電力会社や電気代の仕組みなどをまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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