二人暮らしにおすすめの電力会社11選!料金プラン比較や節約方法を解説

二人暮らしにおすすめの電力会社11選!料金プラン比較や節約方法を解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「おいくら」「高く売れるドットコム」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。

「電気代をできるだけ安く抑えたい」

「二人暮らしに合う電力会社が知りたい」

このような要望を持つ方に向けて、二人暮らしに絞ったおすすめの電力会社をまとめました。また、電力会社の選び方や、二人暮らしの電気代の平均も紹介しています。

電気代を節約する方法も解説しているので、電気代の高騰で悩む方は、ぜひ最後までご覧ください。

電気料金シミュレーターで一発比較

ここでは、一般的な電力会社を使用した場合のシミュレーションを、世帯人数別に表示できるシミュレーターをご用意しました。

各社を比較して乗り換えの参考にしてください。

シミュレーション条件

【電力使用量】
1人暮らし:180kwh
2人暮らし:330kwh
3人暮らし:405kwh
4人暮らし:520kwh

【ガス使用量】
1人暮らし:15㎥
2人暮らし:25㎥
3人暮らし:35㎥
4人暮らし:45㎥

電力会社1

使用量目安: - kWh

基本料金: - 円

従量料金: - 円

合計金額: - 円

電力会社2

使用量目安: - kWh

基本料金: - 円

従量料金: - 円

合計金額: - 円

※「市場連動型プラン」は、市場価格によって料金が常に変動するため、シミュレーターの計算対象から除外しています。

※東京電力エリアの料金で算出しています。

二人暮らしにおすすめの電力会社11選

さっそく、二人暮らしにおすすめの電力会社を紹介します。

各電力会社の特徴やお得なプランを紹介しているので、気になる会社があったら、公式サイトをチェックしてみてください。

楽天でんき

楽天でんき

出典:楽天でんき公式サイト

おすすめポイント

  • 楽天ポイントを貯める・使える!
  • 初回限定5,000ポイント進呈!
  • 基本料0円!使った分だけお支払い

楽天でんきは、楽天グループ株式会社が運営する新電力サービスです。

基本料金0円で、使わない月の料金はかかりません。

電気料金に応じて楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントは電気代のお支払いにも利用可能です。

Webで簡単にお申し込みもでき、契約期間の縛りもないので、2人のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。

まずは料金シミュレーションをお試しください。この機会に、ぜひ電気代を節約しませんか?

項目 詳細
電気供給
エリア
離島を除く全国エリア
解約
違約金
無料
主なプラン プランS:一般家庭向け
プランM:使用料の多い家庭向け
楽天でんき+ガスセット
楽天でんき公式サイト

東京ガス

東京ガス 東京ガス

出典:東京ガス公式サイト

おすすめポイント

  • ガスセット新規申込で電気基本料1ヶ月無料(※1)
  • ガスとセットでお得
  • オール電化向けプランもある

東京ガス」は、国内大手の都市ガス事業者である東京ガス株式会社が運営している電力サービスです。

都市ガス事業者ということもあり、ガスと電気のセット割がお得です。「ガス・電気セット割」で契約すると、電気代が割引になります。(※2)

また、ガスとセットのプランの新規の申し込みなら、電気代の基本料金が1ヶ月無料になることも魅力です(※1)。

加えて、オール電化向けの「時間帯別プラン」もあります。オール電化住宅では、エコキュートや電気温水器、蓄熱暖房器、蓄熱床暖房など、深夜に電気を使った蓄熱する機器があるため、深夜の電力使用量が大きくなりがちです。しかし、東京ガスの「時間帯別プラン」は、深夜の料金単価が安く設定されているため、電気代が高くなりにくくなっています。

東京ガスの電力料金は、市場連動型ではありません。市場連動型は、市場価格に応じて電気料金が変わる仕組みで、電気代が急激に高くなる可能性があります。東京ガスの場合は市場価格によって電気料金が左右されないため、電気代が安定することがメリットです。

関東地方にお住まいの方で、特に東京ガスを利用している方は、ぜひチェックしてみてください。

※1.本件は予告なく終了する場合があります

※2.東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。

項目詳細
電気供給
エリア
東京都・神奈川県・埼玉県
・千葉県・栃木県・群馬県
・茨城県・山梨県・静岡県
(富士川以東)
解約
違約金
0円
主なプランガス・電気セット割
時間帯別プラン
東京ガス公式サイト

電気基本料金が一ヶ月0円に!

東京ガス1ヶ月無料CP

出典:東京ガス

東京ガス」への乗り換えを検討している方に朗報です!

東京ガスの基本プラン・ずっとも電気3を新規で契約すると電気代の基本料金が1か月間まるっと0円になります!

毎月の電気使用量が多い家庭などのアンペア数は50~60Aなどで契約されていることが多く、それに伴って基本料金も高くなります。

電気代の基本料金が0円になれば、それだけで電気代を大幅にカットすることができます。

まずは東京ガスに乗り換えると、年間どのくらい安くなるのかホームページで料金シミュレーションしてみましょう。

東京ガス公式サイト

※本件は予告なく終了する場合があります

しろくまぱわー

しろくまぱわー しろくまぱわー

出典:しろくまぱわー公式サイト

おすすめポイント

  • 再生可能エネルギーを採用
  • 基本・従量料金が安い
  • 従量料金は一律

しろくまぱわー」は、株式会社afterFITが運営している新電力サービスです。沖縄県と離島を除く全国で利用できます。

最大のメリットは、大手電力会社よりも最大25%安くなることです。公式サイトでは、二人暮らしの場合、年間で最大2万円以上も安くなると紹介されています。料金単価は公式サイトを確認してみましょう。

CO2を出さない実質「再生可能エネルギー」を採用しているため、環境への配慮が気になる方にもおすすめです。電気の質は大手電力会社と変わりません。

Web上の手続きだけで切り替えでき、工事の立ち会いが必要ないので、手軽に切り替えられますよ。

項目詳細
電気供給
エリア
全国(沖縄・離島除く)
解約
違約金
0円
主なプラン通常プランのみ
しろくまぱわー公式サイト

CDエナジーダイレクト

CDエナジー CDエナジー

出典:CDエナジー公式サイト

おすすめポイント

  • ポイント還元もあり
  • 同意契約でセット割が適用
  • 首都圏だけでも加入実績60万件以上

CDエナジーダイレクト」は、中部電力と大阪ガスの共同出資によって設立した株式会社CDエナジーダイレクトが運営する電力サービスです。利用できるのは東京ガスの対応エリアとなっています。

特徴は、豊富なプランの中から、各家庭のライフスタイルに合ったものを選べること。主なプランは以下の3つです。

プラン現在の電気
料金の目安
想定人数
シングル
でんき
〜5,000円/月1人暮らし
ベーシック
でんき
5,000〜15,000円/月2〜3人暮らし
ファミリー
でんき
15,000円〜/月4人暮らし以上

ガスのセット割もあり、プランによって電気料金とガス料金が割引になります。割引率が最も低いプランでも、電気料金とガス料金がそれぞれ0.5%割引。電気かガスのどちらかだけが割引になる電力会社が多い中、両方とも割引になるのは非常にお得です。

料金に応じたポイントの付与もあり、月々の電気料金から楽天ポイントかdポイントが最大6%還元されます。

プランが暮らしにあえば安くなる可能性が高いので、ぜひチェックしてみてください。

項目詳細
電気供給
エリア
東京都・神奈川県・埼玉県
・千葉県・栃木県・群馬県
・茨城県・山梨県・静岡県
(富士川以東)
解約
違約金
一部プランを除き原則0円
主なプランシングルでんき
ベーシックでんき
ファミリーでんき
CDエナジーダイレクト公式サイト

【祝割】最大3,000円分ポイント還元!

出典:CDエナジー

CDエナジーへの乗り換えを検討している方に朗報です!

人生の節目をCDエナジーがお祝いしてくれる「祝割」を実施中。

出産・結婚・新居の購入・お子様の進学は、それぞれ3,000ポイント、加えて、家族の誕生日には毎年最大100ポイントがもらえます。(※お申込み時にWEB会員サービス「カテエネ」へのご登録や各種お申し込みが必要です。)

受け取ったポイントは、Tポイントやnanaco、WAON、dポイントや商品券に交換したり、毎月の電気料金の支払いにも使えます。

この機会にぜひCDエナジーへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

  • キャンペーン期間:無期限
CDエナジー公式サイト

Looopでんき

Looopでんきトップ Looopでんきトップ

出典:Looopでんきトップ公式サイト

おすすめポイント

  • 料金単価が30分ごとに変わる
  • 解約金0円
  • ピークシフトで賢く節約

Looopでんき」は、自然エネルギーシステムの開発や設置、販売を行う株式会社Looopが提供しています。契約の縛りがなく解約金がいつでも無料です。

ユニークな点として、料金単価が30分ごとに変動することが挙げられます。アプリや公式サイトでリアルタイムの電気料金や遷移の予想をチェックでき、料金が安い時間帯に家電を使えば、電気代を節約可能です。

例えば、洗濯機や食洗機を電気料金が安い時間帯に使えば、無理せず電気代を安くできます。

また、東京エリアではガスとのセットプランもあり、電気の料金単価が1円割引になりますよ。

公式サイトでは料金シミュレーションができるので、気になる方は試してみましょう。エリアと同居人数を選択するだけで、月々の電気料金の予想と、各エリアの大手電力会社との比較ができます。

項目詳細
電気供給
エリア
全国(一部離島除く)
解約
違約金
0円
主なプランLooopでんき+ガスのセット割り
Looopでんき公式サイト

HTBエナジーのでんき

HTBエナジーのでんき HTBエナジーのでんき

出典:HTBエナジーのでんき公式サイト

おすすめポイント

  • 電気使用量が多いと割安になりやすい
  • 豊富なプランから選べる
  • 電気以外のサービスも充実

HTBエナジーのでんき」は、再生可能エネルギーを開発・販売しているHTBエナジー株式会社が運営しています。沖縄を除く全国で申し込み可能です。

プランが豊富にあり、二人暮らしには「ベーシックプラン」をおすすめします。基本料金と従量料金が一律なので、電気の使用量が多くても、大手電力会社に比べて安くなりやすいです。

また、電気設備や水回りのトラブルが発生した際に、無料で応急処置をしてくれる「あんしんサポート365 プラス」がついています。トラブルの内容によっては24時間いつでも受付・対応してくれるので、万が一のときでも安心です。

通信端末修理費用保険特典も付帯しており、年間に1回まで、30,000円を上限としてスマホの修理代金を補償してくれます。

二人とも夜に帰宅して一気に電気を使う場合は、従量料金が毎日2時間無料になる「ママトクプラン」もおすすめです。

東京、中部、関西エリアなら、電気とガスのセット割もあります。毎月102円割引されるため、ガスと一緒に切り替えるのも選択肢のひとつですよ。

項目詳細
電気供給
エリア
全国
解約
違約金
契約から1年未満だと
2,000円
主なプランベーシックプラン
ママトクプラン
HTBエナジーのでんき公式サイト

ドリームでんき

ドリームでんき ドリームでんき

出典:ドリームでんき公式サイト

おすすめポイント

  • 電気もガスも安くなる
  • 電気の使用量に関係なくお得
  • 年に2回、宝くじがもらえる

ドリームでんき」は、情報通信やエネルギー事業を行う株式会社エクスゲートが運営する電力サービスです。

中部、関東、関西にお住まいの人なら、電気とガスのセットプランがお得。基本料金が一律5%安くなり、従量電灯B/Cの基本料・従量電灯Aの最低料金より一律5%安くなります。さらに、ガスも割引され、東京・東邦・大阪ガスの一般ガス契約の基本料金より一律5%安くなります。

東北、北陸、中国、四国、九州にお住まいなら、電気のみのプランがお得です。従量電灯B/Cの基本料・従量電灯Aの最低料金より5%安くなります。

電気の使用量に関係なく安くなるため、あまり電気を使わない家庭も、電気を多く使う家庭にも向いています。

ユニークな特典として、年に2回、サマージャンボ宝くじ・年末ジャンボ宝くじをもらえるのも特徴ですよ。

項目詳細
電気供給
エリア
全国(一部離島除く)
解約
違約金
0円
主なプラン電気とガスのセットプラン
ドリームでんき公式サイト

大阪ガスの電気

大阪ガスの電気LP

出典:大阪ガスの電気

おすすめポイント

  • 関西電力エリア使える
  • ポイントサービスも充実
  • 店舗で相談できる

大阪ガスの電気」は、その名の通り大阪ガス株式会社が運営する電力サービスです。関西電力エリアで利用できます。

特徴は、他の電力会社にはない豊富なプランです。通常の電力プランだけでなく、付属するサービスに応じてライフスタイルや趣味に合わせたプランがあります。

ポイントサービスも展開しており、貯まったマイ大阪ガスポイントは、dポイントや楽天ポイントなどに交換して使えます。

関西の各所にある「ガスのお店」で相談できるので、自分に合うプランがわからない方は、相談しに行ってみるのもおすすめですよ。

項目詳細
電気供給
エリア
京都府・大阪府・滋賀県
・兵庫県(赤穂市福浦を除く)・奈良県
・和歌山県・福井県(三方郡美浜町以西)
・三重県(熊野市、南牟婁郡紀宝町、南牟婁郡御浜町)
・岐阜県(不破郡関ケ原町の一部)
解約
違約金
8,800円
主なプランベースプランA
ベースプランA-G
新生活応援プラン

大阪ガスの電気公式サイト

大阪ガスの電気の料金プラン一覧は以下の通りです。

プラン名内容
ベース
プランA
電気のみの契約
ベース
プランA-G
ガスとセットでの契約
家庭用ガス
発電プラン
エネファームやエコウィルを使っている人向け
新生活
応援プラン
ガスとセットで電気基本料金が無料
ファミリー
応援プラン
電気使用量が多い家庭向け
スタイル
プランS
機器保証や住まいの駆けつけサービスがセット
スタイル
プランP
Amazonプライム年会費相当を負担してくれる
スタイル
プランd
月々の電気料金に応じてdポイントが貯まる
スタイル
プランE
CO2排出量が実質的にゼロ
ウィズradiko
プラン
radikoプレミアム会員の年会費を負担してくれる
ウィズABEMA
プラン
ABEMAプレミアムの年間利用料が実質無料になる
JO1でんきJO1オリジナル特典をもらえる

大阪ガスの電気公式サイト

ネット電力

ネット電力 ネット電力

出典:ネット電力公式サイト

おすすめポイント

  • 基本料金0円
  • 品質や安定性もそのまま
  • 使った分しかかからない

ネット電力」は、インフラなどのシステム開発を行うSustainableEnergy株式会社が提供する電力サービスです。独自開発のシステムを使うことで、ローコストでの運営を実現しました。

強みは、業界最安値圏の電気料金です。料金プランは3種類あり、現在契約しているプランに応じて、従量電灯Bの方向けのネットでんきB、従量電灯Cの方向けのネットでんきC、低圧電力の方向けのネット低圧電力が選べます。

ネットでんきBとネットでんきCは、基本料金が100%割引になり、電力量料金の割引もあります。使った分しかかからないため、電気の使用量が少ない二人暮らしでも、電気代が安くなる可能性が高いです。

節電しながら電気代を安く抑えていきたい方におすすめですよ。

項目詳細
電気供給
エリア
全国(沖縄県及び離島除く)
解約
違約金
0円
主なプランネットでんきB
ネットでんきC
ネット低圧電力
ネット電力公式サイト

さすてな電気

さすてな電気 さすてな電気

出典:さすてな電気公式サイト

おすすめポイント

  • 東京ガスが運営
  • 利用しながら環境保全に関われる
  • CO2排出量実質ゼロ(※1)

さすてな電気」は、東京ガスが運営している電力サービスのひとつです。特徴は、サービス名の通りサスティナビリティを意識し、CO2排出量を実質ゼロ(※1)にしていることです。

天然ガスを用いた火力発電をメインとしているのですが、環境的な価値を表す「非化石証書」を購入することでCO2排出量の実質ゼロを実現しています。

また、1契約につき1,000円を植林や森林保護のために寄付しており、契約することで間接的に環境保全に関われることも魅力です。

ただし、ガスとのセット割などはありません。料金のお得さではなく、環境への配慮をメインに電力会社を選びたい人向けといえます。

※1.再エネ指定の非化石証書の使用により、CO2排出量が実質ゼロになることを意味します。非化石証書市場の状況によってはCO2排出量実質ゼロにならない場合があります。

項目詳細
電気供給
エリア
東京都・神奈川県・埼玉県
・千葉県・栃木県・群馬県
・茨城県・山梨県・静岡県
(富士川以東)
解約
違約金
0円
主なプラン通常プランのみ
さすてな電気公式サイト

小田急でんき

小田急でんき 小田急でんき

出典:小田急でんき公式サイト

おすすめポイント

  • 電気使用量に応じた2つのプランを用意
  • 小田急ガストセットでお得
  • OPクレジットカード支払いでポイントもらえる

小田急でんき」は、小田急電鉄株式会社が運営する電力サービスです。OPクレジットカードで支払うと、小田急ポイントが貯まります。

プランは「S(スモール)プラン」「M(ミディアム)プラン」の2つ。毎月の電気使用量が361kWh以下ならSプラン、362kWh以上ならMプランが向いているとのことです。

例えば、共働きの二人暮らしで、日中は電気をほとんど使用しないなら、Sプランでお得になる可能性があります。

また、小田急ガスとセットで契約してお得になることも強みです。Sプランなら毎月の電気料金が50円割引、Mプランなら150円割引になります。

傘のシェアリングサービス「アイカサ」が家族4人まで無料になるので、小田急線の沿線にお住まいの方に特におすすめですよ。

項目詳細
電気供給
エリア
東京都・神奈川県・埼玉県
・千葉県・栃木県・群馬県
・茨城県・山梨県・静岡県
(富士川以東)
解約
違約金
0円
主なプランSプラン
Mプラン

小田急でんき
申込はこちら

二人暮らしの平均的な電気代

二人暮らしの電気代の平均を知っていますか?

平均を知っていれば、電気代を抑えるヒントになります。もし電気代が平均よりも高ければ、節約する余地が大いにあるといえますよね。

そこで、総務省が発表している「全国家計構造調査」から、地域別に二人暮らしの電気代の平均を紹介します。

下記表は、各地域から1県をピックアップし、二人暮らしの電気代の平均を算出したものです。

地域電気代
北海道8,783円
東北(宮城県)8,308円
関東(東京都)8,608円
北陸(石川県)9,831円
中部(愛知県)8,665円
近畿(大阪県)8,043円
中国(広島県)8,940円
四国(愛媛県)9,583円
九州(福岡県)8,163円

出典:総務省統計局ホームページ

上記は、2024年1月時点での最新版である2019年のデータです。

2023年11月に電力大手10社が発表した電気料金では、5社が電気代値上げの見通しとなっているため、2024年時点ではより高くなっていることが予想されます。

最新のデータだと二人以上の世帯になってしまいますが、総務省統計局の「家計調査年報」によると2022年の全国平均は1か月あたり12,678円です。

自分に合う電力会社の選び方

2016年に電気の小売業への参入が全面自由化された影響で、電力を提供する会社が多くなりました。各会社がさまざまなプランを出し、独自のサービスを展開するケースもあります。

そのため、どのように電力会社を選べばいいかわからない人もいるはず。

そこで、自分に合った電力会社を選ぶ方法を紹介します。

ライフスタイルを把握する

まずは、自分たちのライフスタイルの把握から始めることをおすすめします。

なぜなら、さまざまな電力会社や料金プランがあり、人によって合う電力会社やプランが異なるためです。

例えば、二人暮らしでともに日中は自宅にいないなら、電気使用量が少なくてもお得になるプランが適しています。一方で、2人とも在宅ワークで家にいる時間がない場合は、電気使用量が多くなりがちなので、もしかしたらファミリー向けのプランが向いているかもしれません。

もし自分たちのライフスタイルに合わないプランを選んでしまうと、電気代が高くなってしまう可能性もあります。

また、クレジットカードで支払いたいなどの細かい要件や、環境への負荷が少ない電力会社がいいなどの思考も整理してから、電力会社を選び始めましょう。

提供エリアを確認する

電力会社によって契約できるエリアが違うため、提供エリアも先にチェックしましょう。全国に対応している電力会社もあれば、関東地方とその周辺だけのような電力会社もあります。

どんなに自分たちにあったプランがあっても、エリアが対象外だと調べた時間が水の泡です。

各電力会社を調べる際は、まず提供エリアを確認してみてください。

基本料金と従量料金を確認する

電気料金を安くしたいなら、基本料金と従量料金の2つをチェックすることが大切です。

基本料金は、電力会社が設定している各プランの固定料金で、電気の使用量に関係なく毎月その金額が発生します。一方で、従量料金は使用した電力量に応じて金額が決まります。

例えば、頑張って節電しても、変わるのは従量料金だけ。基本料金が高ければ、節電の効果を実感しにくくなります。一方で、基本料金がやや高くても、従量料金が安ければ、電気の使用量が多くても、電気代はそこまで高くなりにくいです。

各電力会社の公式サイトでは、電気料金の目安がわかるシミュレーションがあるので、ぜひ気になる電力会社で試してみてください。

セット割を確認する

ガスとのセット割など、お得なプランも確認してみましょう。

月々で見ると数十円〜数百円ですが、年間で見ると数千円もお得になるケースがあります。

また、ポイント還元でお得になる電力会社もあるため、ポイントも確認しておきましょう。ただし、ポイントだけで選んでしまうと、肝心な電気料金があまり安くなっていないという事態になりかねません。

基本の電気料金を軸にしつつ、セットプランやポイントもプラスで見ておくのがおすすめです。

そもそも新電力会社とは?

そもそも新電力会社は、従来の電力会社と何が違うのでしょうか?

従来の電力会社は、東京電力や関西電力といった大手10社を指します。2016年の電力自由化までは、大手10社のみが電力を供給していました。

2016年の電力自由化以降は、大手10社以外でも電力を供給できるようになり、新たに参入した企業を新電力会社と呼んでいます。

電気の質は、新電力会社も従来の電力会社も変わりません。発電先は同じで、配電網も同じためです。スマホの格安SIMが、大手通信会社の電波を借りているのと同じイメージです。

新電力会社について詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

新電力会社のメリット

新電力会社に切り替えることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

ここでは、新電力会社のメリットを4つ紹介します。

電気料金が安くなる可能性がある

新電力会社に切り替えると、電気料金が安くなるケースが多くあります。その理由は、新たに顧客を獲得するため、こぞってお得なプランを用意しているためです。

電力会社によっては、年間で1万円以上安くなる可能性もあります。電気代を抑えたい人なら一度は検討しておきたいところです。

各社の公式サイトで料金のシミュレーションができ、大手に比べてどれくらい安くなるかの目安がわかります。

セット割やポイント制度がある

さまざまな企業が参入したこともあり、セット割やポイント制度が充実しているのも魅力です。

代表的な例が、ガスとのセット割です。特に大手ガス事業者は、ガスとのセットで電気代がお得になるプランを用意しています。料金が安くなるだけでなく、ガスと電気の支払いを一括ですませられ、管理が楽になるメリットもあります。

また、各社のポイント制度もお得で、dポイントや楽天ポイントなどに交換して使える電力会社もあります。

プランが豊富に用意されている

プランの多さも、新電力会社の強みです。

例えば一人暮らし向けや二人暮らし向け、ファミリー向けなど、電気の使用量に応じたプランが用意されている電力サービスがあります。また、一部の時間の電気代が安くなったり、一定以上の使用量になると安くなったりなど、ライフスタイルに合わせて選べます。

環境保全に貢献できる

環境へ配慮した電力サービスも多くあります。

例えば再生可能エネルギーを使用した電力会社や、契約すると植林への活動に貢献できる電力会社などです。

環境への意識が高まっている中、電力会社を環境保全という視点で選べるのも、新電力の魅力といえます。

新電力会社のデメリット

新電力には、デメリットもあります。

知らずに契約して後悔することがないよう、事前に把握しておきましょう。

電気料金が高騰する可能性がある

選ぶ新電力会社によっては、電気料金が途中で高くなる可能性があります。

電気料金が高騰するリスクがあるのは、市場連動型の電力会社です。市場価格に応じて電気料金が変わるため、市場価格が安くなればいいですが、高くなると電気代は上がります。そのため、契約時は安くなっても、今後高くなってしまう可能性があることは把握しておきましょう。

また、料金の安定性を求める場合は、市場連動型を避けるのが無難です。

契約できない建物もある

住んでいる建物によっては、契約できない電力会社もあります。

特にマンションやアパートの場合、マンション単位で電力会社と契約しており、個人では切り替えられないケースもあります。そうなると、引っ越さない限りは、今の電力会社で契約し続けるしかありません。

住んでいる建物が電力会社の切り替えに対応しているかは、管理会社に連絡して確認しましょう。

解約の際に手数料がかかる

新電力には、解約の際に手数料がかかる会社もあります。

例えば、切り替えて数ヶ月後に電気料金が高騰した場合、切り替えようと思っても解約金がネックになり、なかなか判断できなくなるかもしれません。

そのため、電力会社を比較する際は、契約期間もチェックすることも重要です。

倒産してしまうリスクもある

新電力会社には、倒産や撤退のリスクもあることを押さえておきましょう。

帝国データバンクの調べによると、2023年時点で195社が撤退・倒産・廃業しています。倒産したからといって電気が止まることはありませんが、新たに電力会社を選んで契約する手間がかかります。

参考:「新電力会社」事業撤退動向調査(2023年3月)

メーターの設置に費用がかかるケースもある

新電力と契約する際、スマートメーターの設置に費用がかかる可能性があります。

スマートメーターとは、電力量をデジタルで計測し、通信して共有できる電力量計です。このスマートメーターのおかげで、人が直接チェックしなくても電力量がわかるようになりました。

基本的にはスマートメーターの設置は無料なのですが、複雑な工事が必要な場合は、費用が発生するケースがあります。

工事で費用が発生するかは、管理会社に確認してみましょう。

電力会社を変える以外の電気代の節約方法

電力会社を切り替えても、電気を不必要に使っていては、電気代は安くなりません。また、電力会社を変えなくても、工夫次第で電気代は節約できます。

そこで、ここからは誰でもできる電気代の節約方法を3つ紹介します。

電化製品の使い方を見直す

電気代節約のためには、電化製品の使い方を見直す必要があります。

例えばエアコン。設定温度を1度上げるだけでも、消費電力は減らせます。エアコンの温度を上げると暑くなると思うかもしれませんが、扇風機と併用することで、電気代を節約しつつ快適な室温を保つことが可能です。

他にも、テレビの明るさを下げたり、冷蔵庫の温度を上げたり、炊飯器や電気ポットの保温時間を短くしたりなど、すべて挙げるとキリがありません。

そもそも、電化製品の使用頻度を少なくできる場合もあります。

生活が苦しくなるほど見直す必要はありませんが、無理のない程度にできることから変えていきましょう。

省エネ機能がある商品に買い換える

長く使っている電化製品は、買い換えることで電気代の節約につながる可能性があります。

例えば10年前の電化製品から、省エネ家電に買い替えることで、製品によっては年間5,000円近くの節約ができると政府広報オンラインで明記されています。

2010年と2020年の電化製品で比較すると、以下のように安くなります。

電化製品年間の電気代
エアコン約4,509円安くなる
冷蔵庫約5,319円~6,939円安くなる
照明器具約2,511円安くなる
テレビ約1,620円安くなる

参考:節電をして電気代を節約しよう!手軽にできる節電方法とは? | 政府広報オンライン

電化製品を買い替える場合は一時的な出費が多くなるのはネックですが、長期的な視点で考えるとお得になるケースが多いです。

こまめな節電を心がける

こまめに節電を心がけることも、電気代の節約につながります。

例えば電気をつけっぱなしにしないことや、見ていないのにテレビをつけておくことを止めるだけでも、年間を通して行うことで効果が出てきます。

電力会社を変えて二人暮らしの電気代を節約しよう

電力会社はさまざまあり、切り替えることで電気代を安くできます。ただし、自分たちの暮らしに合わない電力会社やプランを選ぶと、かえって電気料金が高くなりかねません。

まずはライフスタイルや現状の電気使用量を把握し、その上で電力会社を比較しましょう。

各電力会社の公式サイトでは、電気料金のシミュレーションで大手に比べていくら安くなるか、または高くなるかの目安がわかります。

気になる電力会社があった場合は、シミュレーションを試してみてくださいね。

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