フォークリフトの廃棄・処分方法4つ!まずは買取査定を出そう!
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フォークリフトは大量の積載物を短距離運搬するのに適しており、倉庫業務などで使用されている光景をよく見かけます。
最大で40トンまで持ち上げられる機種まであり、2.5トンを持ち上げるフォークリフトの車体は4トン程度の重さです。
長年使用していると経年劣化や、故障することもあり、処分する必要に迫られる場合があります。
そこで、フォークリフトを手間とお金をかけずに処分する方法を紹介します。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
フォークリフトを処分廃棄前に買取査定依頼を!
買取専門業者の多くはフォークリフトの買取も行っています。フォークリフトは需要のある商品で、動かなくなったもの、故障しているものでも買取の可能性が高い製品です。
理由としては、多くの業者が独自の販売ルートを持っていることに加え、故障している場合でも整備や修理をして販売ができるからです。
また、整備や修理が不可能な場合でも、同じメーカーの中古修理部品として需要があります。
「もう動かないから廃棄するしかない」と思っているフォークリフトでも、買取が成立することもあります。
買取専門業者の選択
フォークリフトの廃棄や下取りを検討している場合も同時並行して、いくつかの買取専門業者の査定に出すことをおすすめします。
フォークリフトの買取に対応している建機高く売れるドットコムも他の買取業者と同様に無料で査定しています。
査定の方法は2つあります。1つは受付電話でオペレーターにフォークリフトの状態を伝える方法。
もう1つは指定の書式に従ってWEBから依頼する方法です。どちらも早ければその日のうちに事前査定結果の連絡がきます。
事前査定結果は概算の査定で、おおよその買取金額を提示するサービスです。
買取を希望するフォークリフトの状態をなるべく詳細に伝えることで、より正確な査定結果を得ることができます。
買取業者の間でも査定金額に多少の幅が出ることもあるので、複数の業者に査定を依頼するのもよいでしょう。
また、はじめて買取サービスを利用する場合は買取の流れや必要書類、査定方法など、わからないことが多くあります。
さまざまな疑問点にアドバイスができ、迅速な対応をしてくれる業者を選定することをおすすめします。
▼こちらの記事ではフォークリフトのおすすめ買取業者を紹介しております。
必要書類
フォークリフトは大型特殊自動車と小型特殊自動車の2種類があります。売却予定のフォークリフトが該当する区分に合わせて書類を準備してください。
大型特殊自動車
- 印鑑証明書
- 納税証明書
- 車検証
- 自賠責保険証明書
小型特殊自動車(ナンバープレートがある場合)
- 標識交付証明書
- 譲渡署名書
その他に必要な書類がある場合は事前にお伝えします。また、条件によって必要書類が変わることもありますので、お申し込み時にご相談ください。
フォークリフトの買取相場
買取サービスを利用する場合、やはり気になるのが買取価格です。そこで、一般的な買取相場を紹介します。
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積載荷重が1トン未満のフォークリフト
古いものは10万円前後、使用年数が10年未満のものは20万円以上 -
積載荷重が1トンから2トン未満のフォークリフト
50万円前後 -
積載荷重が2トン以上のフォークリフトの場合
100万円前後
こちらの価格はあくまで目安です。フォークリフトの状態が悪ければ安くなり、よければ高くなる場合もあります。
メーカーも豊田自動織機やニチユ三菱フォークリフトなど、国内シェアの高いメーカーは人気が高く、高く買取できる可能性が高くなります。
フォークリフトの処分廃棄方法
フォークリフトの処分で、まず思いつくのが廃棄処分です。フォークリフトは産業廃棄物に分類されます。
産業廃棄物の処理にはいくつもの許可が必要であるため、自社で処分できる企業は少なく、処分を委託することが多く見受けられます。
委託する場合も許可区分によって収集運搬許可業者、中間処分許可業者が分担して処理を行う場合もあり、相当手間がかかります。
そのため、産業廃棄物処理に関するすべての許可を受けている業者か、提携先の業者に依頼するのが効率的です。
産業廃棄物業者を探すときの注意点
産業廃棄物の処理業者を探すのは比較的簡単です。処理業者は各都道府県から許可を受けているので、自治体のホームページや名簿が公開されています。
他にも業界団体のホームページでも探すことができます。しかし、安易に業者を選定してしまうと大きなトラブルにつながる可能性があるので、注意が必要です。
通常、産業廃棄物の処理は事業者が自己責任において行うことを基本原則としています。
しかし、事業者が自社で解体、処理作業まですることは金銭的にも業務的にも多大な負荷を強いるため、事業者が自己の責任において産業廃棄物処理業者に委託をしてもよいことになっています。
その際には少なくとも以下のポイントを押さえる必要があります。
- 各都道府県から許可を受けた業者に委託する。
- 委託契約書を作成し、5年間保管する。
- 委託業者にマニフェスト(産業廃棄物管理票)を交付し、返送されたものを5年間保管する。
こうした委託基準に則って業者に処分を依頼するのですが、万が一委託業者が不法投棄など違法な処分をした場合は、排出者責任を問われることになります。
措置命令や罰則の対象になるので、委託業者が定まっていない場合は、評判や実績などを考慮して慎重に委託業者を選ぶようにしましょう。
フォークリフトの廃棄料金
フォークリフトの場合、引き渡し時にクレーンでつり上げてトラックに乗せる場合があります。
その運搬費用、解体費用、人件費なども含めれば、廃棄料金は少なくとも5万円から10万円前後かかるので、委託業者を選定する場合は相見積もりを取るとよいでしょう。
また、故障や古いフォークリフトでも、買取ができる可能性がありますので、お金かかるより、まずは一度買取査定出してみるのがおすすめです。
廃棄時の注意事項
フォークリフトは基本的に企業が購入するため、廃棄するときにも確認しておかなければならないポイントがいくつもあります。
①所有者を確認する
フォークリフトの購入に、ローンなどを利用すると所有者がディーラーやファイナンス会社になっている場合があります。
ローンを返済し終わっていたとしても、所有者を変更していない場合があるので、必ず確認しておきましょう。
②ナンバープレートがある場合
構内や敷地内は私有地のためナンバープレートの掲示は必要ありませんが、公道を走行する場合に備えてナンバープレートを取得している場合があります。
廃棄する場合にはナンバープレートの返納が推奨されており、小型特殊自動車の場合は市区町村役場で廃車の手続きをします。
また、大型特殊自動車の場合は運輸支局で末梢登録をしてください。手続きを行わないと、処分後も税金を払う義務が発生します。
③保険の解約
車両として登録している場合、自賠責保険に加入している可能性があります。
その他の任意保険やフォークリフトにかけられている保険についても、処分前にすべて解約しておきましょう。
フォークリフトを下取りに出す
フォークリフトの故障が原因で処分を検討する場合、事業は継続していると思います。その場合は下取りに出し、次の購入費用に充てることもできます。
フォークリフトを保有していれば、そのフォークリフトを購入したディーラー、あるいは他のメーカーのディーラーなどから定期的に営業を受けているでしょう。
そうしたディーラーに「新しいフォークリフトを購入するので、下取りをしてほしい」と伝えると、大抵は快諾してもらえます。
新規購入を前提とした下取りは、ディーラーがすべて手配してくれますので、手続きはとても簡単です。
廃棄する場合と比べて業者を探さなくてもよいので、時間や手間がかからない方法といえます。
しかし、下取りの値段については注意が必要です。下取りもディーラーやメーカーが委託している業者や処分方法、委託業者によって価格が大きく変わります。
さらに長い付き合いがあると、多少高く感じたとしても受け入れてしまうこともあるでしょう。
買取専門業者の中古相場と必ずしもリンクしていない可能性があり、高く売りたい場合は比較検討する必要があります。
もちろん、相場と同じような値段で下取りをしてくれる良心的なディーラーやメーカーも多くあると思いますが、値段が気になる場合には、買取専門業者や他のディーラーやメーカーに相見積もりをとることをおすすめします。
また、ほとんどの買取専門業者は電話、WEBからの概算見積もりを無料で実施しています。
ネットオークションや掲示板
買取専門業者などの下取り価格には保管費用や清掃費用などが含まれており、直接相手とやりとりする場合に比べて高くなる傾向があります。
そのため、購入者と直接やりとりができるネットオークションや掲示板を利用することもできます。
出品している業者の多くは重機などを専門に取り扱っている企業ですが、処分を予定している会社や個人が出品することも可能です。
ネットオークションへの出品
ネットオークションも様々なサイトがあります。初めての場合はヤフーや楽天など大手のオークションサイトが便利でしょう。
オークションサイトに出品する前に、値段(最低落札価格)を設定する必要があります。高すぎると落札されなくなりますし、安すぎればオークションサイトで売る意味がなくなります。
同程度の機種、使用年数のものを検索して、その相場を参考に価格を設定するのがおすすめです。
また、フォークリフトをオークションに出品する場合、発送価格の取り扱いに注意が必要です。
あらかじめ運送会社に見積もりを出してもらい、運送費を価格に上乗せするか、落札者に手配してもらう方法があります。
どちらにしても、出品するときに明記するようにしましょう。
そして、車検情報や傷、不備、故障している個所がある場合はなるべく細かく記載しておきましょう。
こうした記載がないと売買成立後にトラブルを招く場合があります。他にも発送は入金を確認してから手配するようにしてください。
到着確認後の入金を条件にしてくる場合は、詐欺の可能性もあります。
掲示板への出品
ネットオークションは全国のフォークリフトが欲しい人を対象にして、売買が成立した場合には8%~10%程度の手数料が発生します。
一方、近年利用者が増加している個人売買掲示板は無料のものもあり、自分の住んでいる地域、会社のある地域に絞って購入者を探せるのが特徴です。
近所であれば輸送費も安く済みますし、公道を走れるフォークリフトであれば自走して届けることも可能です。
また、売買ではなく、譲ることもできるので「必要な人に使ってほしい」と思う方にもおすすめです。
ただし、掲示板の利用には登録が必要ない場合があり、そうした掲示板ではトラブルが発生しやすい傾向にあります。
また、価格や輸送などの交渉などは個人対個人ですることが多いので、やりとりが手間だと感じる方にはおすすめできません。
▼こちらの記事では、高価買取のポイントをまとめているので、あわせて読んでみてくださいね。
フォークリフト処分廃棄の前に買取査定しよう
フォークリフトなどの重機は、不要になったらなるべく早く処分したいものです。
しかし、下取りや売却方法もいくつかあり、業者によって買取価格が大きく変動する可能性があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、慎重に処分方法を検討して状況に応じた方法を選定するための参考にしてください。
▼また、ユンボの処分方法も知りたい方は下記の記事もご覧ください。