ギターには寿命がない?|自分でも修理可能なケース・壊れても売れる?

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ギターには寿命がない?|自分でも修理可能なケース・壊れても売れる?

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「ギターに寿命がきた気がする」

「まだ使えるようなら大切にしたいけれど……」

「弾かなくなったから手放したいけれど売れる状態なの?」

など、どこかのタイミングでギターの売却がよぎる方も多いでしょう。そこで、本記事ではギターの寿命修復可能な例壊れたギターの売却事情などを解説します。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

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ギターには寿命がない?

ふと楽器屋で見かける高価なオールドギターの値段に驚いたことはないでしょうか。楽器におけるヴィンテージものといえば50年代~70年代のもの。今からさかのぼること50年~70年前の代物です。

「ギターには寿命がないのか」などと思われるかもしれませんが、そうなると中古屋にあるジャンクギターとはどういうことなのか疑問が出てくるでしょう。簡単にいうと、ギターはリペアをすれば長年使用することができますが、リペアをしないで故障したままの状態で売られているのが中古屋にあるジャンクギターです。

ギターには寿命がないわけではないですが、使い方やメンテナンスによって寿命がないと思えるほど長年使うことができる、といえるでしょう。

壊れたギターが修復可能な例

ギターは長年使うことができるといっても、故障原因によってはさすがに修復不可能な場合もあります。しかし、ある程度の不具合であれば修理可能です。では、どの程度の症状であれば修理がきくのでしょうか。実際に例を挙げてみていきましょう。

ジャックの電通不良がある

ギターをアンプに繋いでも音がでなくなったり、ジャックあたりでノイズがなったりすることがあります。その主な原因はジャックの接触不良。ジャックの入り口を軽く掃除することで直るときもありますが、簡単な処理でよくならないならジャックを取外し、接触部分を接点復活剤などの洗浄剤で磨くなどの作業が必要です。

多少の知識のある人であれば自分で修理することも可能ですが、ジャック1つの部品代は数百円ですみますし、修理に出したとしても工賃は2,000円〜3,000円程度。手間と労力を考えて、修理に出すのも一つの手です。

ポットにガリがある

ギターの音量やトーンを調整するポットを回すときに出る、ガリ音が気になることはないでしょうか。そのほとんどが、ポット内のほこりや錆が原因です。ポットの内部は炭素被膜抵抗部分に電気を通す接点となる針が付いているような構造で、電気抵抗を生じさせることで音量やトーンの上げ下げを調整しています。

その接点部分に異物や汚れがあると、ポットを回したときにガリガリとした音が出てしまいます。本格的な洗浄をするには配線の取外しなどの大がかりな作業が必要ですが、楽器屋さんに持っていけば割とすぐに修理してもらえます。

ピックアップが音を拾わない

ピックアップが音を拾ってくれない場合は、だいたいはスイッチの接触不良やコイルの断線、配線部分のショートが原因になることが多いです。コイルの断線時には全く音が出ないわけではなく、低い音だけ拾わなくなったり、トーンを絞ると急に音が細くなったりといった症状が出ます。

スイッチの接触不良の場合には、接点部分に接点復活剤を塗るだけでよくなることも多いですが、症状が改善しない場合には修理を依頼した方がよいでしょう。

配線が断線してしまっていて音が出ない

ギターの音が出ない原因として一番多いのが配線トラブルです。長年の使用でジャックやポットのナットが緩み、中の配線が動くことで配線が切れてしまうことがあります。断線してしまった部分をはんだで付けなおせばすぐに改善されるでしょう。

ネックのハイ起き、捻じれがある

ギターは木で作られているものが大半のため、湿気や温度、弦の張力によってネックが反ってしまうことがあります。すぐ修正がきく反りもありますが、厄介なのがハイ起きと捻じれ。ハイ起きはハイポジション側が起きてしまって、12~20フレット付近でビリつきやすくなります。

修理するにもトラスロッドが効かないハイポジションの反りのため、リペアマンとしても修正がなかなか困難な症状といえます。また、ネックのヘッドがボディと平行でない状態の捻じれも厄介で、1弦側と6弦側の反りが極端に違うため弾いていればすぐに違和感に気付くでしょう。

ひどくなる前に楽器屋さんなどに相談するべきです。修理代は少し高額になることも覚悟しなければなりません。

ネックが折れてしまった

ギターの故障の中でも、ネックが折れてしまうことは最も重い症状のひとつです。ネックの折れの中でも典型的な箇所がネックとボディのつなぎ目です。もともとは分かれていた部分を繋ぎ合わせているため、強い衝撃を与えれば折れてしまう部分ではありますが、修理するとなるとかなり大がかりな作業になります。

全くの元通り、というわけにはいかないかもしれませんが、思い入れの強いギターのネックが折れてしまっても修理してまた使いたいという人は少なくありません。

フレットが削れすぎている、傷がある

フレットの摩耗があると、音程がずれて弾いていても違和感があったり気持ちのいい音が出なかったりといった経験がある人も多いのではないでしょうか。フレットはたびたび弦がこすれる部分なため、消耗品でもあります。フレットを削って高さ調整したり、交換をしたりすることで改善されます。

トラスロッドが限界である

トラスロッドが回りきってしまっていてこれ以上の調整が効かない、というのは古いギターであれば避けては通れない問題でもあります。要はトラスロッドが伸びきってしまっている状態です。

トラスロッドを入れ替えるという手段はありますが、ネックを一旦外すなどの重作業になるため、音が変わる可能性も無視できないうえに修理代も高額になることが多いです。

ボディの塗装が剥げてきた

塗装の剥がれは、多少のこすり傷くらいなら味があっていいという人もいますが、きれいにコーティングされたボディの塗装が割れてはがれているような場合には補修が必要です。

ボディ塗装ははがしからパーツの組み込み調整まで含めると80,000円以上かかるなど、高額な修理代が必要な可能性があります。

壊れたギターは売れる?

中古屋さんでは壊れたギターがジャンク品として売られていることがあります。ですが実は、壊れたギターの買取り後はジャンク品として売られているものがすべてではなく、その用途はさまざまです。ではなぜ、ギターは壊れていても売れるのでしょうか。理由を探っていきましょう。

修理して売ることができる

中古のギターには一定の需要が常にあります。これからギターを始める人は何を基準に選べばいいかわからないため、とりあえず安価な中古品を選ぶことが少なくないからです。

また、経験者であってもメインで使うギターの他にサブのギターを何本か求める人が意外といます。サブのギターに大きな経費をかけられないなどの理由から、中古で使い勝手のよいギターを探すことが多い現状にあります。

このように中古ギターは需要が高いため、多少の故障品であっても買取って修理することによって再販につなげる楽器屋さんは多数存在します。

部品取りとして使うことができる

ギターは再利用することができるパーツが多い楽器です。特に、生産が終了している生産台数の少ないギターや、特殊な配線のピックアップを使用しているギターなどは、部品が壊れたら中古で手に入れるしかありません。

そのため、部品取りのためにリサイクルショップのギターを探しに回る人がいるほど。部品単体としても高価なものがあるため、本体が壊れていても買取ってくれます。

ジャンク品としても需要があるヴィンテージギター

ヴィンテージギターはコレクターにとっては必ずしも弾ける状態である必要はありません。生産台数が限られているギターや、今では手に入らない古いギターであればコレクションとしての価値が高く、音が出ないなどの症状があっても買取ってくれる可能性は高いです。

また、ギターからの信号を増幅させて音を出すためのアンプも、ギターと一緒にで使われている人が少なくありません。ギターやオーディオのアンプを高く売るコツや注意点などはこちらの記事でより詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

人気のギターとは?

買取需要の高い人気ギターにはどのようなものがあるのでしょうか。また、壊れたギターでも、どの程度の状態であれば買取ってもらえるかの条件と合わせてみていきましょう。

1960年~1980年代のエレキギターは需要が高い

ギブソン、フェンダー、リッケンバッカー、ポールリードスミスなどの人気ブランドの中でも、さらに60年~80年代エレキギターは生産台数が少なく、希少価値が高いヴィンテージものとして人気があります。

有名ブランドであれば著名なギタリストが使用している場合が多く、好きなアーティストのモデルであれば付加価値も付きます。高い需要のあるブランドとして覚えておくといいでしょう。

ジャパンヴィンテージが人気

70年代~80年代はギブソンとフェンダーの低迷期にあたり、その時代に日本国内で作られたコピーモデルがジャパンヴィンテージです。日本の技術を使った再現性の高いギターで、高品質な割に低価格であることがうりとなり一定の人気を博しています。

中でも人気なモデルとしてあげられるのが、アイバニーズのAR、ヤマハのSG、グレコのミラージュなどです。プレミアがついてかなりの高値になっているギターも存在しているため、一度調べてみるのもいいかもしれません。

故障しても買取可能なケース

コレクターの観賞用としても価値がある認められるヴィンテージギターであれば、音が出ない程度の不具合があっても買取できる可能性があります。また、基本的に買取を行う楽器屋が修復可能と判断できる範囲の故障であれば、買取につながるでしょう。

もちろん、修復コストと再販で見込まれる販売価格のバランスを見たうえで判断されるわけですが、ネック折れや、部品の欠損程度であれば買取可能範囲といえます。

どうしても買取ができない状況となった場合、こちらではギターを処分する方法なども詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ギターおすすめ買取業者

ギターの買取業者は多数存在しています。その中でもここではおすすめの数社にしぼり、特徴や買取実績に基づいた価格をあげていきます。ぜひ、比較参考にしてみてください。

おいくら

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出典:おいくら公式サイト

東証プライム上場企業の弊社マーケットエンタープライズが運営する「おいくら」は、査定価格を一括で調べることができる見積サービスです。

査定依頼は全てウェブから行うことが可能。カテゴリ、商品情報の順に入力し、店頭、宅配、出張などの買取方法を選びます。

それから、査定を依頼したい店舗にこちらから申請し、提示された査定金額の中からもっともよい所に最終的に買取依頼をする、という流れです。ホームページにのっている買取実績を見ると、ギブソンのES-175が400,000円、トーカイのLS150が350,000円が売れています。

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楽器高く売れるドットコム

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出典:楽器高く売れるドットコム公式サイト

東証プライム上場企業の弊社マーケットエンタープライズが運営する「楽器高く売れるドットコム」では、事前査定によりある程度の買取価格の目安を把握することができます。買取までの作業をウェブに特化させることで人件費を抑え、高価買取に繋げているという特徴があります。

買取方法は店頭、宅配、出張に対応していますが、出張エリアは全国すべてではないため注意が必要です。買取実績としては、ギブソンのレスポールフェイデッドが22,000円、テイラーのエレアコ814ceが210,000円などがあります。

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楽器の買取屋さん

出典:楽器の買取屋さん

楽器の買取屋さんは楽器類専門の買取業者で、査定もプロがおこなうため楽器本来の価値を見逃される心配は少ないといえるでしょう。修理可能な状態であれば故障していても買取ってくれる可能性は高いです。買取の際にはその日のうちにその場で現金化が可能なため、お急ぎの人には便利かもしれません。

買取方法は店頭、宅配、出張に対応し、査定、送料、手数料は全て無料でおこなっています。買取実績としては、ギブソンのレスポール・スタンダードプラスが100,000円で買取られています。

楽器の買取屋さん

寿命が来たと思うギターも修理すれば使える

長年使って「そろそろ寿命かも」と思うギターであっても、修理すればまた使うことができるかもしれません。ネックの折れなど、素人目からは修復不可能と思える故障でも修理することができます。

また、パーツとしても需要が高いギターですから、買取不可だと決めつけて諦めてしまう前に一度は買取を検討してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事では、ギターを高額で売却するコツなどを詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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