ギザ10の買取おすすめ業者4選!価値はどのくらい?昭和・レア・使用済みギザ10も紹介!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「おいくら」「高く売れるドットコム」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。
製造がわずか7年で止まってしまったギザ10。レアな硬貨なので、小さい頃はギザ10を必死に探していた方も多いかと思います。
しかし、なぜ作られたのでしょうか。そして、なぜ消えてしまったのでしょうか。
そこで今回は、ギザ10が作られた背景や消えてしまった理由、そして現在はどのくらいの価値がついているのかなどを具体的に説明していきます。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
ギザ10のおすすめ買取業者4選
ここでは、ギザ10のおすすめ買取業者を紹介します。ご自分に合った買取業者を選んでみてください。
おいくら
出典:おいくら公式サイト
弊社マーケットエンタープライズが運営する「おいくら」は、全国に多数あるおいくら加盟店に、一回の申込で買取金額の見積もり依頼ができる「一括査定サービス」です。
買取価格を複数のショップから提示してもらうことで、一番条件の良いショップを選んで掃除機を売却できます。また、電話番号の登録が不要で、査定結果はメールのみでの確認も可能。店舗からのわずらわしいセールスとも無縁です。
査定依頼ページでは商品情報を細かく入力する必要があるため、「面倒くさい」と感じる方もいるでしょう。しかし、申込時にメーカー名や型番を入力すると、買取業者が商品価値をきちんと査定できるため、適正価格以上で売れる可能性が高くなります。
査定料、キャンセル料などは無料ですので、気軽にご利用ください。
高く売れるドットコム
「高く売れるドットコム」は、弊社マーケットエンタープライズが運営している買取サービスです。
買取方法は、出張買取・店頭買取・宅配買取のいずれかより自分に合った方法を選べます。
切手や着物、貴金属、食器などの専門性の高い商材から家電製品や家具、楽器など幅広い商品を取り扱っています。
無料で査定することができるので、気軽にお試しください。
バイセル
出典:バイセル公式サイト
「バイセル」は、今までに数多くのメディアでも取り上げられた買取専門店で、経験豊富な査定員が多数在籍しているのも大きな特徴です。
買取方法は、店頭、出張の2パターンから自分に合った買取方法を選ぶことができます。出張買取は全国に対応しています。
また、クーリングオフ制度が設けられているため、万が一手元に残しておきたいと思ったときにも対応が可能です。
無料で査定を行っているので、まずは査定してみてはいかがでしょうか?
おお蔵
出典:おお蔵公式サイト
ゲオホールディングスのグループ会社「おお蔵」は総合買取サービスです。
北海道から沖縄県まで、日本全国で出張買取サービスを行っています。
急ぎ査定依頼も出張買取お申し込みフォームで予約すれば、最短即日で対応してもらえます!
実際にギザ10を査定士の目でしっかり見て査定金額の提示を行っているため、電話での買取り金額の提示は行っていません。
ギザ10以外にも食器や洋服・靴・着物など様々なものが買取可能なので、出張買取でまとめて売ることができます。もちろん、出張料、査定料、キャンセル料、手数料はすべて無料です。
ギザ10の価値
ここでは、状態別に見たギザ10の価値を具体的に説明していきます。
未使用品の場合
発行年別の未使用品のギザ10の価値は以下の通りです。
未使用品のギザ10であれば、基本的には1万円以上の価値がつきます。
- 昭和26年:6万円程度
- 昭和27年:1万8000円程度
- 昭和28年:1万8000円程度
- 昭和29年:1万8000円程度
- 昭和30年:2万5000円程度
- 昭和32年:4万円程度
- 昭和33年:5万円程度
※昭和31年は発行されていません。
比較的状態が良い場合
発行年別の比較的状態が良いギザ10の価値は以下の通りです。
比較的状態が良いギザ10の価値は10~20円が相場と言えます。
- 昭和26年:15円程度
- 昭和27年:11円程度
- 昭和28年:12円程度
- 昭和29年:11円程度
- 昭和30年:15円程度
- 昭和32年:25円程度
- 昭和33年:70円程度
※昭和31年は発行されていません。
使用済み場合
状態が普通のギザ10は、10円が相場です。
基本的にギザ10は状態によって価値が大きく変動するため、ある程度使われているギザ10は額面通りの価値しかつかないことがほとんどです。
希少価値が高いギザ10の種類
ここでは、希少価値が高いギザ10の種類を具体的に説明していきます。
昭和32年と33年のギザ10
希少価値が高いギザ10の種類1つ目は、「昭和32年と昭和33年のギザ10」です。
昭和32年~33年からは100円玉や500円玉の製造も始まったため、ギザ10の発行枚数が少なくなりました。
具体的な発行枚数は以下の通りです。
昭和26年:11億106万枚
昭和32年:5000枚
昭和33年:2500枚
この年代のギザ10(未使用品)は3万円以上の価値がつきます。
ちなみに、昭和32年~33年の未使用品のギザ10で、なおかつエラーコインであれば、10万円前後の価値がつくこともあります。
昭和61年後期のギザ10
希少価値が高いギザ10の種類2つ目は、「昭和61年後期のギザ10」です。
昭和61年前期のギザ10も価値が高いのですが、後期はそれ以上に高い価値がつきます。
昭和61年後期のギザ10の特徴は以下の通りです。
・裏面に描かれている鳳凰堂の屋根の先端部分が前期よりも鋭い(他の屋根も同様)
・鳳凰堂の屋根に切れ目がない
・鳳凰堂の中心にある階段の縦線上部が結合している
昭和61年後期のギザ10は、状態が普通でも数万円の価値がつく場合があります。
ギザ10が売れる先
ここでは、ギザ10の売却先を具体的に説明していきます。
フリマアプリやオークションサイト
1つ目は、「フリマアプリやオークションサイト」です。
フリマアプリやオークションには、利益を求めないコレクターが多く集まるので、驚くような金額で売れる場合があります。
競り合えば、数万円どころか数十万円の価値がつく場合もあるでしょう。
しかし、個人間の取引になるので、トラブルが生じやすいのがデメリットです。
大きな金額になればなるほど複雑なトラブルに発展する可能性が高いので、注意しましょう。
古銭買取専門業者
2つ目は、「古銭買取専門業者」です。
古銭買取専門業者は、古銭の専門知識を身に付けた査定士がギザ10を査定してくれるため、適切な価格で買取してくれます。
様々な商品を買取しているショップに査定を依頼すると、価値が分からず非常に安い価格で買い取られる場合があるので注意しましょう。
また、専門の業者が責任を持って買取してくれるため、フリマアプリやオークションのようなトラブルも発生しにくいと言えます。
フリマサイトと買取業者、売却するならどちら?
ギザ10を売却する場合、基本的には古銭買取専門業者に買取を依頼した方が良いでしょう。
たしかに、フリマアプリやオークションに出品すれば、古銭買取専門業者が出した買取金額の数倍~数十倍で売れる場合もあります。
しかし、「個人間の取引トラブルは個人間で解決してください」というフリマアプリ・オークションサイトがほとんどなので、トラブルが発生してしまうと非常に面倒な状況になります。
トラブルが発生してもしっかり対処できるのであればフリマアプリやオークションに出品しても良いですが、自信がなければ古銭買取専門業者に買取を依頼した方が気持ちよく売却できるでしょう。
ギザ10を高価買取してもらうためには?
ここでは、ギザ10を高価買取してもらう方法を具体的に説明していきます。
複数の店舗で査定してもらう
ギザ10を高価買取してもらいたい場合は、複数の店舗で査定してもらいましょう。
ギザ10の買取相場は全国である程度決まっているのですが、具体的な買取相場は店舗によって異なります。
レアなギザ10を求めている店舗があれば、「相場の1.5倍出すからうちに売ってほしい」と言われる場合もあるでしょう。
そのため、最低でも3店舗は回った方が良いと言えます。
丁寧に保管しておく
ギザ10を高価買取してもらいたい場合は、丁寧に保管しておきましょう。基本的に状態が良いギザ10ほど高い価値がつきます。
例えば、昭和26年のギザ10は、未使用品で6万円程度の価値がつきますが、比較的状態が良い場合は15円程度の価値しか付きません。
直射日光や湿気を避けて保管することをおすすめします。
素手で触らない
ギザ10を高価買取してもらいたい場合は、素手で触らないようにしましょう。素手で触るとコインに指紋や油汚れがつきます。
これらは錆びの原因になるので、触るのであれば手袋を着用しましょう。
洗浄や研磨はしない
ギザ10を高価買取してもらいたい場合は、洗浄や研磨はしないようにしましょう。
洗浄や研磨をしてしまうと、歴史的価値が失われてしまいます。そうなると価値が大きく下がってしまいます。
「手入れをすれば落ちる」という汚れは買取業者も分かっているため、それがあるからと言って価値を下げたりはしません。
そのため、変に洗浄・研磨はせず、そのままの状態で買取査定に出しましょう。
ギザ10が作られた背景
ところで、ギザ10はどのような背景で作られたのでしょうか?具体的に説明していきます。
硬貨最高額の象徴として作られた
ギザ10は、昭和26年~33年まで発行されていた硬貨です。
当時は10円玉が硬貨最高額だったので、偽造防止や硬貨最高額の象徴として縁にギザギザが施されました。
2021年時点の硬貨最高額は500円玉です。そのため、500円玉の側面にはギザギザが施されています。
転用を禁止するため
戦後の高度経済成長期に差し掛かったころ、10円玉の原料である「銅」の価値が非常に高くなっていました。これにより、袋に10円玉を複数枚入れて振り回し、硬貨同士がこすれて出た削りカスを転用する人が現れたそうです。
もちろん、法律で硬貨や紙幣を偽造・改鋳する事は固く禁じられていました。しかし、この方法は「自然発生」と捉えることもできるので、罪に問うのは難しかったそうです。
このような事態が頻繁に発生したため、政府は縁にギザギザを入れて転用を対策しました。ギザギザを入れることで、摩耗しなくなるので、削りカスが出なくなるからです。
そのため、転用を禁止するためにギザ10が誕生したと言われています。
ギザ10はなぜ作られなくなったのか?
ここでは、ギザ10が作られなくなった理由を具体的に説明していきます。
銅の価値が下がったため
ギザ10が作られなくなった1つ目の理由は、「銅の価値が下がったため」です。
先ほども説明したように、終戦直後の昭和28年は銅の価値が非常に高くなっていました。そのため、悪知恵を働かせる人が多く、その対策の一環として「ギザ10」が誕生します。
しかし、昭和33年からは銅の価値が著しく低くなったため、悪知恵を働かせる人が少なくなりました。その結果、転用の対策をする必要がなくなったので、ギザ10が製造されなくなったのです。
判別しづらくなったため
ギザ10が作られなくなった2つ目の理由は、「判別しづらくなったため」です。
当時は10円玉が硬貨最高額だったので、特別感を出すために縁にギザギザを入れました。しかし、その後は50円通貨や100円通貨なども発行されました。
「硬貨最高額にはギザギザを入れる」ということであれば、50円玉や100円玉にもギザギザが入れられます。
こうなると、全ての通貨にギザギザが入れられているため、「紛らわしい」という意見があったそうです。そのため、区別を付けるために昭和34年以降はギザ10の製造をストップしたと言われています。
まとめ
今回は、ギザ10の価値や作られた背景について解説してきました。
ギザ10が作られた背景は主に以下2点です。
- 当時の硬貨最高額だったため
- 転用防止のため
しかし、50円玉や100円玉の登場により、わずか7年で製造がストップしたので、非常に希少価値が高く現在は5万円前後の価値がつくこともあります。
そのため、レアなギザ10をお持ちであれば、一度買取プレミアムやバイセルに査定を依頼してみましょう。