仏壇の買取業者おすすめ3選|買取相場や高く売るコツを紹介

仏壇の買取業者おすすめ3選|買取相場や高く売るコツを紹介

近年、仏壇や仏具を処分する方が増えています。

「マンションや集合住宅に引っ越したために、実家にあった立派な仏壇を置く場所がない」、両親が施設に入ることになったので、小さな仏壇に買い替えたい」、「仏壇の面倒が見られない、継承する人がいない」などさまざまな理由があります。

仏壇は先祖代々受け継がれてきたものです。いざ処分するとなると、「本当に処分しても大丈夫なのか」と心配になってしまいますよね。

結論から言うと、上述のようなやむを得ない事情がある場合は、買取を含めて仏壇の処分をしても問題ありません。

ただし、仏壇を処分するときには必要な手続きがあり、処分の際のルールも存在します。

この記事では、中古の仏壇や仏具の買取や処分の際の注意点を詳しく解説しています。

仏壇仏具の処分を考えている方や、遺品整理が必要な場合に是非参考にしてください。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

仏壇の買取おすすめ業者3選

ここでは、仏壇のおすすめ買取業者の特徴や最新キャンペーンをまとめています。

気になった買取業者がみつかったら、まずは買取依頼に出してみるといいでしょう。

おいくら

おいくらLP

出典:おいくら

「おいくら」は全国のリサイクルショップの買取金額を比較できるサービスです。

住んでいる地域近辺のリサイクルショップや、買取方法など条件にあった店舗に一度にまとめて査定依頼できます。

売りたい商品の情報をフォームに一度入力するだけで、複数の買取業者から同時に査定を受けられます。

仏壇・仏具以外にも、古くなった・壊れてしまった商品でも粗大ごみとして処分する前においくらで査定依頼を出してみましょう。

商品によっては多少なりとも値段がついたり、値段が付かなかったとしても無料で引き取ってくれるケースが多いです。

まずは、おいくらのホームページで自分の売りたい商品がいくらで売れるか調べてみてくださいね。

おいくらで一括査定してみる

高く売れるドットコム

高く売れるドットコム

出典:高く売れるドットコム

「高く売れるドットコム」は、弊社マーケットエンタープライズが運営している買取サービスです。

買取品目は10万種類以上となっており、利用者が薦めたいと思うサービス第1位にも選ばれています。

買取方法は、出張買取・店頭買取・宅配買取のいずれかより自分に合った方法を選べます。

買取に発生する査定料や送料、出張料、キャンセル料はすべて無料なので、はじめての方でも安心して利用できます。

まずは、高く売れるドットコムのホームページから電話[0120-503-864(※年末年始除く9:15~21:00)]で気軽に相談してみてくださいね。

高く売れるドットコムで無料査定する

バイセル

バイセル骨董品LP

出典:バイセル

バイセルは、女優の木村佳乃さんがイメージキャラクターを務める大手買取業者です。

買取実績1,400万点以上となっており、陶磁器・日本画・絵画・掛け軸・茶道具・ブランド食器など幅広い骨董品を取り扱っています。

24時間365日受付中で、携帯からの通話料も無料なので、気軽に相談してみてくださいね。

バイセルで査定をお願いする

仏具の買取相場

仏具には、金や銀、プラチナが使われているものが多く、貴金属としての価値があるため高く売れる可能性があります。

長年使用していて黒くくすんでいるものでも、磨いてみると金や銀が使われていたということもあるので、一度査定に出すに越したことはありません。

仏具は、骨董品や古美術として価値が高い場合も多いです。

査定に出す際は骨董品や古美術を専門的に取り扱う業者と、貴金属を取り扱う業者両方に見積もりを依頼しましょう。

仏具の代表的なものには、香炉、花立、燭台、リン、線香差などがあります。

小さな仏壇の場合はそれぞれ一つずつですが、大きな仏壇の場合は花立や燭台が左右一対になっています。

上述のように、仏具には金や銀、プラチナや真鍮などの貴金属が含まれている場合が多いです。

18金1gの買取価格は3,660~3,711円ですので、例えばすべて18金でできた仏具であればその重さ分の買取価格が期待できます。

ただし、純度や使われている量によって価格が下がることもあり、逆に骨董品・美術品としての価値がついてもっと高値で売れることもあります。

仏具はそれぞれ個々で価値が大きく変わりますので、どのくらいが相場だとは明示しにくくなっているので、参考程度に留めてください。

仏像

宗教を問わず、仏像は高価買取の見込める品目です。

  • 仏像の買取相場…5,000~50,000円

木製のものであっても古美術品としての価値があり、さらに金や貴金属の素材が使われていることが多いです。

査定額に開きが出やすい品目でもあるので、古美術や骨董品の専門店と貴金属専門両方で査定に出すようにしましょう。

掛け軸

仏壇の奥にかかっている掛け軸も、買取に出すと意外と高額になる可能性があります。

  • 掛け軸の買取相場…7,000円程度

近年ではやや価値が下がっている傾向にあるようですが、古美術品としてまだまだ需要はあります。

作者や出処がわかるものは価値が高くなりやすいです。

箱や入れ物がある場合は証明になるので一緒に査定に出しましょう。

香炉

香炉とは、お線香や抹香を焚くときの受けになるものです。

仏具に使われる香炉は金や銀、真鍮製のものもあり、高額な買取価格が期待できます。

  • 香炉の買取相場…8,000~12,000円

仏具以外にも香炉はたくさんの種類のものがあり、中古市場では比較的需要の高い人気の品目です。

仏具を含めた香炉は、工芸品や古美術品として扱われることが多いですが、古いものの中には歴史的な価値のあるものもあります。

買取価格には商品の状態が大きく影響しますので、買取に出すときはできるだけきれいにしておきましょう。

ただし、強く磨くと細かい傷がついてしまい価値が下がることもあるので、慎重に扱うようにしましょう。

花立

花立は、仏壇に花を添えるときに使われる花器のことです。

古いものであれば陶器や銅で作られているものもありますが、近年ではアルミやステンレス、真鍮のものが主流です。

  • 花立の買取相場…約1~2万円前後
    純金や純銀のものは数十万円

高価なものには純金や純銀のものもあり、これらは非常に高額で買い取りされます。

特に一対になっているものは需要が高くなっています。

また、細かな装飾が施されているものも人気です。

リン

仏壇に手を合わせる前に鳴らすリンは、金や銀などの貴金属が使われていることが多いです。

そのため、多くの貴金属買取専門業者がリンの買取を積極的に行っています。

  • リンの買取相場…18金のリン 3,700円×グラム数
    銀製のリン 7,174円

その日の貴金属の値段とリンの大きさによって買取価格は変わります。

数珠

読経のときやお祈りのときに使われる数珠は、アクセサリーや厄除けのお守りとしても使われています。

意外かもしれませんが、数珠は原材料や保存状態によっては高額で買い取りされる場合もあります。

  • 数珠の買取相場…数千円~1万円程度
    原材料が香木や象牙で作られているものは数万円

証明書があり、制作年代がはっきりしているものや、箱や袋があるものは一度査定に出してみるようにしましょう。

仏壇は買い取ってもらえる?買取可能な仏壇とは?

ここでは、買取可能な仏壇をまとめています。

通常の仏壇の買取は難しい?

仏壇を中古で買って使うという方はほとんどいませんので、購入時の値段が数十万円程度のいわゆる通常の仏壇は、買取は難しいといえます。

傷がなく新品同様のものは買取可能なこともありますが、買取価格は期待できず、処分費用が取られることも多いでしょう。

通常の仏壇の買取は、値段が付く場合は安くて1,000円、高くても数千円程度が相場です。

また、仏壇を手離すときには必ずしておかなければいけない「閉眼供養(魂抜き・お性根抜き)」という手続きがあります。

この手続きには通常数万円ほどの費用がかかります。

仏壇の買取が可能な業者を見つけたとしても、この「閉眼供養」よりも高い値段がつくことはまずありません。

仏壇を手離すためには、少なからず費用が必要だという覚悟をしておく方がよいでしょう。

美術的価値のある仏壇は高価買取の可能性あり

もし、家にある仏壇が古くから伝わる歴史のあるもので、美術品的な価値があるものの場合は高価買取の可能性もあります。

美術品的価値のある仏壇は、通常の仏壇としてではなくコレクションの一部として需要があります。

特に海外では日本製品に対しての評価が高く、インテリアとして部屋に飾っている方もいるようです。

日本でキリスト教の祭事で使われる十字架をモチーフにしたアクセサリーがあるように、海外でもオシャレなものとして需要があるのです。

価値がありそうな場合は、リサイクルショップや通常の買取業者ではなく、骨董品などを専門的に扱う業者に相談してみましょう。

金仏壇の買取について

浄土真宗で使われている金仏壇は、彫刻や漆、金箔などそれぞれの職人が分業で作った高級仏壇です。

そのため、金仏壇の場合は伝統工芸品としての価値が付きやすいといえます。

また、金箔は純度が高く量が多ければ金として価値があるため、金仏壇に限り買取可能としている業者もあります。

高価買取の可能性もあるので、リサイクルショップや通常の買取業者ではなく、骨董費や古美術品、貴金属を取り扱う専門の業者に査定を依頼してみましょう。

高価買取と言ってもそれほど期待しすぎず、価値があればラッキー程度に考えておく方が無難かもしれません。

仏壇を手放すときの注意点

ここでは、仏壇を手放す際の注意点をまとめています。

仏壇を買取・引取に出す場合だけでなく、買い替えや処分の場合にも必要な手順となるため、しっかりと確認しておきましょう。

相続に関する問題

仏壇や仏具、お墓などは「祭祀財産」に含まれます。

祭祀財産は、通常の遺産のように相続人に分配して相続されるものではなく、「慣習に従って祖先の祭祀を主催する一人」に相続されるものです。

祭祀財産の相続には基本的に相続税は課せられませんが、拒否することはできません。

祭祀財産を相続した人は「祭祀承継者」となり、法事やお盆、お彼岸の行事を取り仕切る義務が生じます。

ただし「義務」といっても、法律的な縛りがあるわけではないので行事をしなくても罰せられることはありません。

重要なことは、祭祀承継者は責任を持って墓地や仏壇を処分する権利があります。

逆に言えば、祭祀承継者でない限り、個人の判断で仏壇を処分することはできません。

祭祀承継者以外の方が仏壇を処分するためには、祭祀承継者からの承諾が必要となります。

通常の遺産相続人とは異なる場合もあるため、十分に注意しておかなければいけません。

また、骨董品として価値のある仏壇仏具や、金の仏像は、祭祀財産として認められない場合もあります。

これらが「財産」として判断された場合は相続税が課されます。

遺産相続で、マイナス財産の範囲でのみプラス財産を相続する「限定承認」や全ての財産を相続しない「相続放棄」をする場合は、価値のある仏壇仏具を安易に処分すると、遺産相続の意志があると見なされてしまうこともあります。

魂抜き・お性根抜きの流れや依頼方法

新しい仏壇を作ったときなどには、「開眼法要(魂入れ)」が行われていることがあります。
故人の魂を呼び覚まし、仏壇に宿すためのものです。

先の項目でも少し触れましたが、仏壇を処分するときには、開眼法要の逆で、故人の魂を仏壇から抜いて納める「閉眼供養(魂抜き・お性根抜き)」が必要となります。

魂抜き・お性根抜きが行われないまま仏壇を処分してしまうと、故人の魂が入ったままで処分してしまうことになります。
処分の前には必ず、閉眼法要が行われたかどうか確認しておきましょう。

魂抜き・お性根抜きの流れ

ここでは、魂抜き・お性根抜きの流れをまとめています。

  1. 依頼
  2. 魂抜き・お性根抜き
  3. お焚き上げ・処分

閉眼供養は基本的に、お葬式や法事を行っている菩提寺に依頼します。

まずは菩提寺に連絡し、仏壇処分の旨を伝えましょう。

菩提寺がわからない、遠方であるなど理由がある場合は近くのお寺でも引き受けてくれることがあります。

近くに依頼できるお寺がない場合は、仏具店に依頼しましょう。

購入した仏具店が望ましいですが、わからない場合は近くの仏具店でもかまいません。

仏壇の処分ができる遺品整理業者も魂抜き・お性根抜きをしてもらえる場合も有ります。

依頼するところが決まったら、お坊さんに自宅に出向いてもらうか、お寺や仏具店に仏壇を持ち込む日取りを決めます。

次に、お坊さんが出向いてくれる場合、部屋が散らかったままだと失礼にあたります。

遺品整理中などで部屋に入っていただけないときは、別の部屋に移動させるか一旦家から出して魂抜き・お性根抜きをしてもらいます。

持ち込む場合は乱暴に扱うことのないように、十分注意して運搬しましょう。

仏具店や遺品整理業者の場合、運搬から依頼できるところもあります。

準備が整ったら、お坊さんに魂抜き・お性根抜きの読経をしてもらいます。

魂抜き・お性根抜きが終わったら、仏壇はただの木の入れ物になります。

最後に、仏壇は、魂抜き・お性根抜きをしたら処分することができるようになります。

お焚き上げやその他の方法で仏壇を処分します。

仏壇の処分方法

ここでは、買取価格が付かなかった場合の仏壇の処分方法をまとめています。

粗大ゴミとして処分する

閉眼供養をしたあとの仏壇は、各自治体の規定にしたがって粗大ゴミとして処分することができます。

また、仏壇の大きさによっては自分で解体して普通ゴミとして処分できる場合もあります。

粗大ゴミとして処分するには、まず各自治体で申し込みや手数料の確認をして、近くのコンビニやスーパー、郵便局で「粗大ゴミ処理手数料券」を購入します。

次に処分したい仏壇に貼り、指定の日時に指定の場所へ持っていくと処分してもらえます。

処分を考えてから実際に処分するまでに時間がかかり、また、回収場所へ持っていかなければいけないというデメリットがありますが、比較的安く処分ができる方法です。

費用は高くても約3,000円までで納まるでしょう。

ただし、自治体によっては回収不可となる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

遺品整理・買取業者に処分してもらう

遺品整理・買取業者に仏壇を処分してもらう方法もあります。

業者のほとんどは魂抜き・お性根抜きからお焚き上げまで依頼可能です。

仏壇はほとんどの場合、お焚き上げや処分という形になりますが、価値のある仏壇は買取となることもあります。

他にも処分したいものが多い場合は、遺品整理業者に依頼することで仏壇やその他の整理費用が抑えられる可能性があります。

お寺に依頼する方法

魂抜き・お性根抜きをしてそのままそのお寺に引き取ってもらうこともできます。

お寺に依頼すると閉眼供養とは別に費用が必要となるのが普通です。

基本的には、お葬式や法事をしてもらっているお寺に依頼しますが、それ以外のお寺でも引き受けてくれる場合もあります。

料金は「お布施」として支払うため決まった金額はありません。

お寺の宗派や、檀家かどうかによっても異なるため、確認しておきましょう。

閉眼供養のあと、他の処分方法を探さなくても良いというメリットがあり、もっともスムーズに処分ができる方法といえます。

仏壇の下取り

新しい仏壇の購入を考えている方は、下取りで古い仏壇を処分することもできます。

普通に仏壇を購入するよりも費用が抑えられ、処分費用が安くなることがあります。

下取りでは、仏具店が魂抜きをしてくれる場合もあるので、問い合わせてみると良いでしょう。

ただし、「その店舗で購入した仏壇に限り、下取りが可能」という場合もあるので注意が必要です。

また、自分で持ち込まず、引取りが必要な場合は、別途料金がかかることもあります。

ここに挙げた方法の中ではもっとも費用がかかる方法ではありますが、宗教や宗派の制限がなく、気にするべき点が少ない方法です。

仏壇の買い替えを検討している方は下取りを依頼すると良いでしょう。

仏壇はまず、査定依頼に出してみよう

買取してもらえないことが多い仏壇・仏具ですが、大ゴミとして処分する前に買取業者に査定依頼を出してみましょう。

業者によっては多少なりとも値段がついたり、値段がつかなかったとしても無料で引き取ってくれるケースもあります。

仏壇・仏具など専門性の高いものは、処分するのに費用が掛かるため、まずは相談してみるのがおすすめです。

おいくらで一括査定してみる

お得な情報を配信中!
友だち追加
おいくらで不用品を高く売りませんか?

おいくら新LP画像

おいくら新LP画像

おいくらは全国のリサイクルショップが加盟する一括査定サービスです。

家電や家具などあらゆる不用品の情報を送るだけで、複数の買取業者から買取価格の見積りをまとめてもらうことができ、お得な価格で売却できるショップが簡単に見つかります。

処分しようと考えていた物に思わぬ価値があるかもしれません。

マーケットエンタープライズフィールドセールス
おいくらマガジン編集部

不用品の買取や処分、捨て方に関する情報を発信します!