エアコンの寿命は何年?寿命の前兆や買い替えのサインを解説!

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エアコンの寿命は何年?寿命の前兆や買い替えのサインを解説!

厳しい暑さを乗り切る必需品であるエアコンですが、どれくらい使うと寿命がくるのでしょうか?
寿命がきたエアコンは買い替えるしかないのは確かですが、買い替え前にエアコンを買取に出すとさまざまなメリットがあります。

今回は、エアコンの寿命の見極め方と買取をするメリット、買取価格の相場について解説します。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

エアコンの寿命

平成31年の統計調査「主要耐久消費財の買替え状況」において、エアコンを買い替えるまでの使用年数は、平均で「13.8年」です。

30代の家庭では「7.5年」と短いものの、それ以降の年代は軒並み10年以上使っているのが特徴です。

エアコンの標準使用年数を越えて使うということは、「寿命が来るまで買い替えない」家庭がいかに多いかがわかるでしょう。

しかし、エアコンの部品は保有期間があり、この期間を過ぎると修理ができなくなります。

保有期間は「約5年」といわれており、長期間の使用で故障すると買い替えるしかなくなるので注意が必要です。

エアコンの寿命を見極めるポイントとなる、エアコンに起きる不具合やトラブルは次のことが挙げられます

エアコンの寿命の前兆

エアコンを使用していて、以下に挙げるようなことが起こった場合は、寿命が近いかもしれません。

効きが悪くなる

エアコンの寿命が近付くと、冷房、暖房の効きが悪くなったと感じるケースは多くあります。フィルターを掃除しても改善されない場合は、冷媒ガスの容量が減っている可能性が考えられます。

冷媒ガスの修理費用は高い上に、修理後に再び故障するリスクもあるので、買い替えたほうが無難でしょう。

操作ができない

古くなったエアコンに多いのが、リモコンで操作しても動かないケースです。

ボタンを押しても無反応、風向きの調整ができない、冷房から暖房に勝手に切り替わるなどの症状が現れたら、寿命と考えていいでしょう。

異音がする

エアコンを起動したときに異音が発生した場合は、故障している可能性が高いです。

室内機の音はフィルターの目詰まりでも起こるので、こまめに掃除をすると異音を回避できるでしょう。しかし、室外機から、ガタガタ、ガラガラという異音がした場合、コンプレッサーの異常が考えられます。

室外機の異常や故障が起きると、メーカー側は買い替えを推奨することが多いようです。

▼こちらの記事では、エアコンの異音の原因と対処法について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

室内機の水漏れ

室内機から水が漏れるのは、内部の水を排出するドレンホースの詰まりが主な原因です。

ドレンホースは外にあることもあり、ゴミが詰まることで水が室内に逆流して起こります。

ドレンホースのゴミを取る、あるいは、フィルターやフィンの掃除で改善されますが、それでも水漏れがある場合は内部で何らかの不具合が起きている可能性が高いでしょう。

▼こちらの記事では、エアコンが水漏れする原因と改善方法をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

ブレーカーが落ちる

エアコンの電源を入れても運転せず、ブレーカーが落ちる症状が起きた場合、コンプレッサーの異常や故障が考えられます。

コンプレッサーが故障すると、エアコンに電気が通ったままになることから、電気の消費量が増えてブレーカーが落ちてしまうのです。

ブレーカーが落ちるケースは経年劣化によるものなので、すみやかに買い替えることをおすすめします。

エアコンを買取するメリット

不具合のあるエアコンを寿命と考えて買い替えするか、修理してまだ使うかで悩む方も多いでしょう。

しかし、部品の保有年数が約5年なので、使用年数によっては買い替え以外の選択肢がない場合があります。

たとえ部品があったとしても、内容によっては修理費用が高額になります。

修理費用の相場は、室内機本体で10,000〜50,000円、冷媒ガス漏れは約10,000〜80,000円、室外機は10,000〜150,000円です。

ほかに出張作業費や見積り費用も発生する場合があるので、結果的に買い替えと変わらないことも少なくありません。

修理よりも買い替えを判断する場合、そのまま処分するのではなく、買取に出すことも1つの方法です。エアコンを買取してもらうメリットは次のことが挙げられます。

故障しても買取できる場合がある

一部のエアコン買取専門業者では、故障して動かないエアコンでも買取可能なケースがあります。

なぜなら、エアコンは鉄や銅、アルミニウムなどの金属に加え、クロム、ニッケル、ネオジウム磁石などの希少価値がある物質が使われているためです。

それらの資源に値が付くため、故障しても買取する価値があるというわけです。

回収業者で処分する場合、必要なリサイクル料金や取り外しの工賃などがかかりますが、買取可能な店舗ならお金が返ってくるのが魅力でしょう。

ただし、無料で回収する業者もありますが、エアコンのリサイクル処理技術を持たない違法な業者も一部存在します。

不法投棄による環境破壊や、利用者との金銭トラブルなどが問題になっているので注意が必要です。

中古エアコンは需要が高い

中古のエアコンは、高性能な機種を安く買えることに加え、海外でも人気が高いのが特徴です。

古いエアコンでも輸出の需要があるので、そのまま処分するよりも買取に出す方が断然お得になります。

ただし、状態が悪く経過年数が長すぎるものは、中古エアコンとして売る価値がなく、買取不可となるので注意が必要です。

買い替え資金にする

使用済みのエアコンでも需要が高いこともあり、買取に出すと思ったよりも高く売れることはよくあります。

状態が良ければ数万円の値が付くので、買い替えの足しにすることも可能です。

処分すると0円どころか数千円の費用がかかるので、見積りを取ってから処分するかを決めても遅くはないでしょう。

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▼こちらの記事では、エアコンのおすすめ買取業者を紹介しているので、参考にしてみてください。

エアコンの買取実績

エアコンは新しいと高く売れるのは当然ですが、使用感のあるものはどれくらいで買取できるのでしょうか?

そこで、商品状態が良いものと悪いもので、実際に買取された事例をいくつかご紹介します。

新品のエアコン

新品!DAIKIN ダイキン 3.6kWルームエアコン S36VTES-W 鎌ケ谷市 出張買取
買取価格:42,000円
人気が高いエアコン専門メーカーである、「ダイキン」の新品エアコンの買取事例です。

新品という点はもちろん、3.6kw(12畳用)と容量が大きいことも高値買取の要因でしょう。

一般家庭では新品で売りに出すことは稀ですが、これだけの高値で売れるのはエアコンの需要の高さが伺えます。

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商品状態Aのエアコン

シャープ 高濃度プラズマクラスター エアコン
買取価格:8,000円
商品状態はA評価ですが、2012年製造という7年前のエアコンでも買取された事例です。
プラズマクラスター付きの高性能エアコンで、かつ状態が良ければ古くても売れる良い事例といえます。

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商品状態Bのエアコン

CS-X407C-W/パナソニック/PANASONIC/Eolia/エオリア/エアコン/14畳/10
買取価格:38,000円
本体が少し汚れていたことでB評価となったものの、高額買取された事例です。
少しの汚れでもこの値が付いたのは、人感センサーや空気清浄、掃除ロボットなど、高機能だったことが要因でしょう。

キレイに掃除された状態で買取に出せば、さらに高額になったかもしれません。

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買取できるエアコンの条件と買取相場

買取できるエアコンは、以下の条件があります。

場合によっては高値で買取されることもあるので、処分する前に条件をチェックしましょう。

製造から5年以内が目安

エアコンは新しいものの価値が高いこともあり、製造から5年以内なら比較的高値で買取されるケースが多くあります。

5年以内なら部品の保有期間内であることも、業者が積極的に買取をする理由でしょう。

ただし、性能の良い日本のエアコンは海外人気が高いため、5年以上のエアコンでも買取される可能性があります。

古くても高性能な商品は特に売れる可能性が高いので、念のため店舗に確認しましょう。

状態が良い

5年以内の新しいエアコンで、かつ状態が良いものは高額買取が期待できます。

しかし、本体の汚れやタバコやペットの臭いなどの状態の悪いものは、どんなに新しい機種でもマイナス査定になるので注意が必要です。

高性能の機種

エアコンの基本的な機能に加え、空気清浄機能や自動掃除機能など、高性能の機種は高値で買取される可能性があります。

また、人を感知するセンサーやカメラでピンポイントに冷やす・温めるという機能や、除湿・加湿機能、ネット接続でアプリから操作できる機種など、エアコンの高機能化が進んでいます。

これらの機種は定価が高いこともあり、中古でも購入したいという需要が見込めるでしょう。

容量が大きいタイプ

容量はエアコンのパワーのことで、容量が大きいと広い部屋に対応できます。

容量が大きい機種は本体価格が高い上に、市場にあまり出回らないため、年数が5年以上でも高値で買取される可能性が高くなります。

業務用エアコン

中古の業務用エアコンは、個人商店やオフィスなどで新品のエアコンを導入する資金を節約したい層に需要が高い商品です。

エアコン買取専門店では、壁掛け型に加え、天井埋込型や床置型も買取するケースが多く見受けられます。

また、業務用エアコンは「風量が多い・操作が簡単・故障しにくい・手入れが楽」といったメリットがあることから、一般家庭の広いリビングで使う方もいるようです。

自宅で業務用エアコンを導入している方は、買い替えするよりも買取してもらう方がお得になるでしょう。

エアコンの買取価格相場とは?

状態が良く、不具合や故障がないエアコンの買取価格は、容量によって相場が以下のように異なります。

  • 容量10畳以下
    約10,000〜40,000円
  • 容量20畳以下
    約30,000〜70,000円
  • 容量20畳以上
    約50,000〜100,000円

このように、容量が大きさに比例して、買取価格も高くなるのが特徴です。

しかし、メーカーや年数、機種によって価格に幅があるので、場合によっては相場以下になることもあるので注意しましょう。

▼こちらの記事では、エアコンを高額買取してもらうコツや取り外し方をまとめているので、あわせて読んでみてください。

故障したエアコンの買取価格とは?

故障したエアコンでも買取可能ですが、エアコンの状態や店舗によって買取価格が異なります。

そのため、相場といえる明確な金額は不明ですが、解体して資源として利用する場合、1台で3,000円程度になったケースもあるようです。

処分するとリサイクル料金などがかかってマイナスになるため、安くても買取に出す価値はあるでしょう。

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エアコン買取の注意点

エアコンを買取に出す際は、以下のポイントに注意が必要です。

古いエアコンだとしても、以下のポイントを踏まえると少しでも高く売れるでしょう。

掃除をする

新しい・古いに関係なく、本体の汚れを落としてから買取に出すと査定でプラスになります。

本体の拭き掃除やフィルターの洗浄、室外機の裏側のアルミフィンなど、落とせる汚れはすべて落としましょう。

ただし、エアコン内部の掃除をセルフで行うと故障の恐れがあるので、臭いがひどい場合は業者に依頼することも1つの方法です。

付属品を揃える

エアコンを購入したときの付属品は、すべて揃っていると査定額がアップします。

リモコンや説明書、壁掛け用のプレート、保証書などを揃えておきましょう。

また、リモコンがない場合でも、代用できる方法がいくつかあるので、買取可能なケースもあるようです。

エアコンを自分で取り外さない

エアコンを自分で取り外したい場合、外し方の手順をネットで簡単に調べることができます。

しかし、買取査定で動作確認を行うため、自分で外してしまうと適切な査定ができなくなるので注意が必要です。

加えて、エアコンを外す作業は、配管処理やポンプダウンなどの専門的な知識が必要になります。

まだ使えるエアコンが壊れてしまうことも珍しくないので、自分で外さずに買取業者などに依頼しましょう。

買取業者を選ぶ

買取業者を選ぶ際は、ネットの口コミ検索や、複数の店舗に見積りを依頼するのがおすすめです。

口コミでは対応の良さや料金がわかるので、有効な判断材料になります。また、当初の見積りよりも高額になった、などの低評価をチェックしておくと安心です。

しかし、エアコンは年数や機種で価格が異なるので、見積りを取って確認するほうがより確実でしょう。

見積り額のチェックだけでなく、業者の対応を見て信頼できそうな業者を選ぶのがおすすめです。

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まとめ

エアコンは10年の標準使用年数が設定されていますが、10年以上使っているケースが多いようです。

長く使うことで起きる不具合や故障が、エアコンの寿命と考えて差し支えないでしょう。

しかし、寿命がきたエアコンは、買い替えと一緒に処分すると費用が逆にかかるので、買取に出してお金に換えるのがおすすめです。

エアコンは貴重な資源が使用されているため、不具合や故障があっても買取されるケースがあります。

また、寿命が来るまで使うよりも、その前に買取に出したほうがより高く売れる可能性があります。

5年程度で見切りを付け、買取のお金を買い替えの足しにしてみてはいかがでしょうか?

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▼こちらの記事では、エアコンの処分方法や費用について解説しているので、あわせて読んでみてください。

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