引っ越し時、冷蔵庫の電源はいつ切るべき?当日・直前でも良い?

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引っ越し時、冷蔵庫の電源はいつ切るべき?当日・直前でも良い?

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洗濯機やテレビなど、引っ越しを行う場合は様々な家電を運びます。

その中で冷蔵庫を運ぶ方も多いかと思いますが、「冷蔵庫の電源は当日に切れば良いや」と思っていませんか。実はそれ、最もやってはいけないことなんです。

そこで今回は「引っ越しをする場合、冷蔵庫の電源はいつ切っておくべきなのか」について解説していきます。

知らないと冷蔵庫代(数十万円)を損する可能性があるので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

※買取相場は執筆時点で取得した情報となりますので、実際の買取価格と異なる可能性がございます。

引っ越し当日に切ってはいけない

間違っても引っ越し当日に電源を切ってはいけません。

冷蔵庫の電源を引っ越し当日に切ってしまうと、霜が完全に溶けない可能性があります。

そのまま引っ越しをしてしまうと、霜が溶けた後の水で他の荷物を汚してしまう危険性や冷蔵庫自体の破損に繋がる危険性があります。

万が一「冷蔵庫の電源を切るのを忘れていて当日に切った」場合は、必ずそのことを引っ越し業者の方に伝えましょう。

もしも、引っ越し業者が来るまで時間がある場合は、ドライヤーの温風で霜を溶かす努力をしておきましょう。

遅くても15時間前に切る

冷蔵庫の電源は、引っ越し当日から24時間前、遅くても15時間前に切っておきましょう。

しかし、冷蔵庫の電源を15時間前~24時間前に切っておくべきというのは、比較的新しい冷蔵庫の場合です。

年式が古い冷蔵庫は、24時間前に切っても厚い霜が付着している場合があるので注意しましょう。

冷蔵庫の年式にもよりますが、古い場合は35時間前~45時間前に電源を切っておくことをおすすめします。

引っ越し当日までにやっておきたい冷蔵庫の準備

引っ越し当日までにやっておきたい冷蔵庫の準備をざっくりと説明していきます。

  • 引っ越し1週間~2週間前

冷蔵庫内に何があるのか確認しましょう。計画的に食品を使い切るために、予め献立を作成しておくことをおすすめします。

  • 引っ越し3日前~5日前

冷蔵庫内の食品を「処分する物」と「新居に持っていく物」に分けましょう。基本的に、引っ越し3日前~5日前に新しい食材を購入するのはNG。食品を使い切るのがベストですが、使いきれずに持っていく場合は、食品を入れるクーラーボックスや発泡スチロールを用意しておきましょう。

  • 引っ越し前日

冷蔵庫の「水抜き」と「霜取り」を行いましょう。水抜きとは、製氷機内の氷や蒸発皿の水を捨てることで、霜取りとは、冷蔵庫に付着している霜を除去する作業のことです。

  • 引っ越し当日

水抜きと霜取りが済んでいるか、食品が残っていないか確認しましょう。

すべて済ませましたら、後は引っ越し業者に運送をお任せするだけです。

以下の項目で、冷蔵庫の準備について細かく説明していきます。

冷蔵庫の中身を整理しておく

冷蔵庫の電源を切る以外にも、冷蔵庫の中身を整理しておきましょう。

調味料やレトルト食品など、常温保存でも問題がない食べ物は保冷バッグに入れておきましょう。

しかし、生鮮食品や冷凍食品などは、引っ越し前日までに食べきっておくことをおすすめします。

特に冷凍食品は保冷バッグに入れたとしても溶けだしてしまい、他の荷物を汚す危険性があるので注意しましょう。

新居に食品を持っていく場合は、基本的に保冷バッグに入れることをおすすめします。

冷蔵庫で保管していた食品を保冷バッグに入れず、そのまま段ボールに入れると結露が発生し、輸送時に段ボールが破れてしまう恐れがあります。

霜取りをしておく

冷蔵庫の電源を切る以外にも、霜取りをしておきましょう。

比較的新しいモデルの冷蔵庫には、霜をヒーターで溶かす機能が搭載されています。

霜取り機能がついている冷蔵庫であれば、蒸発皿から水を捨てるだけで問題ありませんので、霜取り作業を行う必要はありません。

霜取り機能が付いていない冷蔵庫の場合は、電源を切って、冷蔵庫の扉を開けておきましょう。

これだけで基本的には霜が溶けてきます。しかし、アイスピックなどで霜を除去するのは絶対に辞めてください。

冷蔵庫内を傷つける恐れや配管が破損し、冷媒ガスが漏れてしまう恐れがあります。

水抜きをしておく

冷蔵庫の電源を切る以外にも、水抜きをしておきましょう。

冷蔵庫には水を溜める「蒸発皿」があるのですが、蒸発皿に溜まっている水を取り除かないと輸送時に水漏れを起こしてしまう恐れがあります。

冷蔵庫の種類にもよりますが、蒸発皿は基本的に冷蔵庫の下に取り付けられています。

しかし、冷蔵庫の裏面についている場合やそもそも蒸発皿を取り外せない場合もあるので、予め取扱説明書を読み確認しておきましょう。

取扱説明書も最近はインターネットで確認できるので、取扱説明書を捨ててしまった場合は、「品番+取扱説明書」で検索してみてください。

掃除しておく

冷蔵庫の電源を切る以外にも、掃除をしておきましょう。

軽い汚れであれば、水を含めた雑巾で軽く拭くだけで問題ありませんが、頑固な汚れであればキッチン用洗剤や重曹などを使いましょう。

ただし、以下のものは冷蔵庫を傷つける場合や変色させる場合があるので使わないことをおすすめします。

  • アルカリ性の台所用洗剤、ガラス用洗剤、塩素系漂白剤
  • たわしや研磨スポンジ
  • 磨き粉やシンナー

引っ越し完了!冷蔵庫のコンセントはいつ入れるべき?

無事、新居に冷蔵庫を輸送できた場合、次に気になるのが「コンセントを入れるタイミング」かと思いますが、基本的には「冷蔵庫を設置してから1時間後」にコンセントを入れましょう。

冷蔵庫設置後、1時間以内にコンセントを入れてしまうと冷却装置内部が正常に機能せず、故障してしまう恐れがあります。

引っ越しで冷蔵庫を運ぶ場合の注意点

ここでは、引っ越しで冷蔵庫を運ぶ場合の注意点を具体的に説明していきます。

引っ越し先の家を傷つけないように運ぶ

冷蔵庫を運ぶ場合、引っ越し先の家を傷つけないように注意しましょう。

冷蔵庫は重い家電なので、軽く落としたりぶつけたりしただけでも家を傷つけてしまう恐れがあります。

そのため、冷蔵庫をそのまま運ぶのではなく、毛布や緩衝材で包んでから運ぶようにしましょう。

なるべく縦にして運ぶ

冷蔵庫を運ぶ場合、なるべく縦にして運びましょう。冷蔵庫には、冷却のための液体が入っています。

冷蔵庫を横にすると、その液体が漏れてしまい、冷蔵庫が故障する恐れがあります。

「縦のままでは運べない」場合は、多少傾けても良いですが、できる限り角度を付けないようにしましょう。

冷蔵庫は上よりも下の方が重い

冷蔵庫は、上よりも下の方が重いので注意しましょう。

そのため、階段を上ったり下ったりする場合は、下の人の方が重く感じます。

その重さに耐えきれずバランスを崩してしまうと、冷蔵庫が壊れるだけではなく、人にも危害が加わる恐れがあるので慎重に運びましょう。

冷蔵庫を処分する場合は買取がおすすめ

「冷蔵庫を持っていくつもりだったが、準備や作業が面倒くさいため、引っ越しを機に処分しよう」と考えている方もいるかと思いますが、処分する場合は買取業者に買取してもらいましょう。

冷蔵庫は捨てる場合、処分料がかかりますが、買取してもらえば無料で処分してもらえます。

また、買取に出した冷蔵庫に価値がある場合、買取金額を受け取れます。

買取業者に冷蔵庫の買取を依頼して損することはまずないため、処分する場合は一度買取を検討してみましょう。

こちらの記事では、冷蔵庫の買取相場やおすすめの買取業者をまとめているので、あわせて読んでみてください。

引っ越し時の冷蔵庫に関するよくある質問

ここでは、引っ越し時の冷蔵庫に関する疑問に対して回答していきます。

食材は持っていく方が良い?捨てたほうが良い?

常温保存が可能な食材は持って行っても良いですが、常温保存が効かない食材は捨てましょう。特に生鮮食品は危険です。短距離引っ越しであればクーラーボックスに入れて運んでも良いですが、長距離引っ越しの場合は腐らせてしまう恐れがあります。

引っ越しした後、食材をすぐ入れても良いのか?

冷蔵庫の電源を入れて1時間経過したとしても、食材をすぐに入れてはいけません。基本的に冷蔵庫内が完全に冷えるまでは、冬で2時間~3時間、夏で10時間程度と言われています。そのため、少し時間をおいてから食材を入れましょう。

冷蔵庫のみの運搬料はどのくらいなのか?

引っ越し時期や業者によっても異なりますが、運送料の目安は以下の通りです。

距離 運送料の目安
東京→鹿児島 1500km 約20万円
東京→北海道 1054km 約15万円
東京→大阪 574km 約10万円
東京→宮城 373km 約7万円
東京→東京 100km 約3万円

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まとめ

今回は、「引っ越しをする場合、冷蔵庫の電源はいつ切るべきなのか」について解説してきました。

比較的新しい冷蔵庫であれば15時間前~24時間前に電源を切っておけば問題ありませんが、古い冷蔵庫であれば35時間~45時間前に電源を切っておきましょう。

しかし、「電源を切るのを忘れて、当日に切ってしまった」場合もあるでしょう。

その場合は、正直にそのことを引っ越し業者に伝えてください。また、引っ越し時は冷蔵庫の電源を切る以外にも「冷蔵庫内の整理・掃除、霜取り、水抜き」とやるべきことがあります。

こちらの記事では、冷蔵庫の処分方法や費用をまとめているので、あわせて読んでみてください。

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