車の廃車手続き方法は?一時・永久抹消登録の必要書類や流れを解説

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車・バイクに乗らなくなったら、廃車手続きをしなければいけません。しかし、乗り物によって廃車手続きのやり方が違うのはご存知でしたか。今回は、普通自動車・軽自動車・バイク別に廃車手続きのやり方を紹介します。
必要な書類や廃車手続きにかかる総費用の目安も紹介するので、参考にしてください。
目次
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普通自動車の廃車手続きの方法は2種類ある
普通自動車の廃車手続きの方法は、永久抹消登録と一時抹消登録の2種類あります。状況・目的に合わせて、最適な廃車手続きの方法を選択しましょう。それぞれのメリット・デメリットは、以下の表にまとめました。
| 永久抹消登録 | 一時抹消登録 | |
|---|---|---|
| メリット | ・自動車税を支払わなくて済む ・重量税が還付される場合がある ・廃車手続きは一度で完了する | ・自動車税を支払わなくて済む ・手続きを行えば、再び公道を走れるようになる |
| デメリット | ・公道を走れなくなる | ・重量税の還付は受けられない ・完全に廃車にする場合と再び乗る場合、 どちらにしてももう一度手続きをする必要がある |
| おすすめ のケース | ・廃車にする車には二度と乗らない場合 | ・手続き後、再び車に乗る可能性がある場合 |
永久抹消登録のやり方
「廃車予定の車に一生乗る予定がない」という人は、永久抹消登録で手続きをしましょう。ここでは、必要な書類や費用の目安などを含めながら、永久抹消登録のやり方を紹介します。
必要な書類
永久抹消登録を行う場合は、以下の書類を用意しましょう。
- 自動車検査証:
電子車検証でも可 - ナンバープレート:
前後2枚 - 実印:
発行日から3ヶ月以内のもの - 永久抹消登録申請書:
運輸支局の窓口で受け取れる - 自動車税(環境性能割・種別割)申告書:
運輸支局の窓口で受け取れる - 手数料納付書:
運輸支局の窓口で受け取れる - 移動報告番号:
解体を担当した業者から発行される使用済自動車引取証明書に記載されている(災害によって車が消失している場合は罹災証明書を用意する) - 解体報告記録日:
解体が終了したと業者から報告された日付で用意する
引越しをしたため、車検証と印鑑証明書に記載されている住所が異なる場合は、履歴つきの住民票を用意しましょう。引越しの範囲が同じ自治体内であれば、通常の住民票のみでOKです。自治体をまたいで2回以上引越しをした場合は、戸籍の附票も用意してください。
なお、代理人が永久抹消登録を行う場合は車の所有者の実印が押された委任状も必要です。委任状は、国土交通省の公式サイトからダウンロードできますよ。
手続きの流れ
永久抹消登録のやり方は、大きく5ステップに分けられます。ステップごとにやり方の詳細を説明するので、参考にしてください。
1.解体業者を探す
まずは、解体業者を探しましょう。このとき、相見積りすることをおすすめします。業者によって解体費用が異なるためです。解体費用を安く済ませたい場合は、廃車買取専門店を選びましょう。選ぶお店によっては、解体費用を0円にできますよ。
解体業者に車を引き渡したら、ナンバープレートを受け取りましょう。また、解体処理完了後に解体報告記録日の報告と使用済自動車引取証明書の発行を受けてください。
2.運輸支局で手続きをする
業者から解体処理の終了報告を受けたら、必要書類がすべてそろいます。次は、ナンバープレート記載の地域を管轄している運輸支局に行き、廃車手続きを行いましょう。予約は必要ありません。ただし、以下のように受付時間が決まっているので注意してください。
- 年末年始を除く、平日のみの営業
- 営業時間:
午前8:45〜11:45
午後13:00〜16:00
3.ナンバープレートを返却する
運輸支局に到着したら、まずは以下の書類を取得しましょう。
- 永久抹消登録の申請書
- 手数料納付書
- 自動車税(環境性能割・種別割)申請書
永久抹消登録の申請書は、国土交通省の公式サイトからもダウンロードできます。しかし、目的・状況によってダウンロードするべき書式が異なるので注意しましょう。自分で判断できない場合は、運輸支局の窓口で取得することをおすすめします。
書類を取得したら必要事項を記入し、ナンバープレートを専用の窓口に返却してください。その際、手数料納付書に返納確認印が押されます。
4.必要な書類を提出する
手数料納付書に返納確認印が押されたら、必要書類一式を運輸支局の窓口に提出しましょう。スタッフに確認をしてもらい、問題なければこれで永久抹消登録の手続きは完了です。なお、自動車重量税の還付申請書は永久抹消登録の申請書と一体になっています。
別で自動車重量税の還付申請を行う必要はありません。自賠責保険がまだ残っている場合は、手続きの際に登録事項等証明書が必要です。永久抹消登録とは別に申請をする必要があるので注意しましょう。
登録事項等証明書が発行されるまでには申請から1ヶ月ほどかかります。そのため、永久抹消登録の手続きと同時に申請をしておくとスムーズに物事が進みますよ。
5.永久抹消申告と還付手続きをする
永久抹消登録の手続きが完了したら、次は運輸支局内にある税申告窓口に行きましょう。自動車税(環境性能割・種別割)申告書を窓口に提出して自動車税の還付申請を行います。なお、還付手続きは不要な地域もあります。
詳細は、運輸支局の窓口で確認をしてください。これで税金の還付手続きも完了です。1〜2ヶ月後に還付されるので、時間が経ったら口座を確認してください。
永久抹消登録の総費用
永久抹消登録には、さまざまな費用がかかります。総費用の目安を以下の表にまとめたので、参考にしてください。
| 項目 | 料金の目安 |
|---|---|
| レッカー代 | 約30,000円 |
| 解体費用 | 約30,000円 |
| リサイクル代 | 約20,000円 |
| 戸籍謄本 | 約500円 |
| 印鑑証明 | 約300円 |
| 総額 | 約88,000円 |
総費用の中で大きな割合を占めるのが、解体にかかる費用です。ここをいかに削減できるかで、総費用は変わってきます。
一時抹消登録のやり方
「手続き後、再び車に乗る可能性がある」という人は、一時抹消登録で手続きをしましょう。ここでは、必要な書類や費用の目安などを含めながら、一時抹消登録のやり方を紹介します。
必要な書類
一時抹消登録の手続きに必要な書類は、以下の通りです。
- 車の所有者の印鑑証明:
発行日から3ヶ月以内のもの - 実印:
車の所有者本人が手続きをする際に必要 - ナンバープレート:
前後2枚 - 自動車検査証:
電子車検証でも可 - 一時抹消登録の申請書:
運輸支局の窓口で取得可能 - 自動車税(環境性能割・種別割)申告書:
運輸支局の窓口で取得可能 - 手数料納付書:
運輸支局の窓口で取得可能
引越しをして車検証に記載されている住所と印鑑証明の住所が異なる場合は、追加で以下の書類も用意しましょう。
- 同じ自治体内で引越しをした場合:
履歴つきの住民票 - 複数の自治体をまたいで2回以上引越した場合:
戸籍の附票
代理人が一時抹消登録の手続きを行う場合は、所有者の実印が押された委任状も必要です。委任状は、国土交通省の公式サイトにテンプレートがありますよ。
また、車検証を紛失した場合は、「車検証・ナンバープレートの盗難・遺失等理由書(登録車・小型二輪用)」を提出する必要があります。
手続きの流れ
永久抹消登録のやり方は、大きく5ステップに分けられます。ステップごとにやり方の詳細を説明するので、参考にしてください。
1.ナンバープレートを取り外す
一時抹消登録の手続きでは、ナンバープレートの返却が必須条件です。そのため、まずは車を保管場所へ移動させて前後のナンバープレートを取り外しましょう。なお、ナンバープレートを取り外したら公道は走れないので注意してください。
2.運輸支局へ向かう
ナンバープレートを取り外したら、必要書類がそろっているか確認してください。問題なければ、手続きをするためにナンバープレート記載の地域を管轄している運輸支局へ向かいます。手続きをするために予約は必要ありません。
しかし、以下のように受付時間が決まっているので、必ず時間内に向かいましょう。
- 営業は平日のみ(土日、年末年始は休み)
- 受付時間:
午前8:45〜11:45
午後13:00〜16:00
3.ナンバープレートを返却する
運輸支局に到着したら、まずは以下の書類を取得しましょう。
- 一時抹消登録の申請書
- 手数料納付書
- 自動車税(環境性能割・種別割)申告書
一時抹消登録の申請書とは、「OCRシート第3号様式の2」というものです。国土交通省の公式サイトからもダウンロードできます。書類に必要事項を記入したら、専用の窓口でナンバープレートを返却しましょう。
その際、手数料納付書に返納確認印も押してもらってください。
4.運輸支局窓口に書類を提出する
手数料納付書に返納確認印を押してもらったら、運輸支局内で350円分の印紙を購入しましょう。購入したら、それと必要書類を窓口に提出してください。スタッフによる確認が行われ、問題なければこれで一時抹消登録の手続き完了です。
5.登録識別情報等通知書の交付を受ける
一時抹消登録の手続きが完了すると、登録識別情報等通知書が交付されます。この通知書は、以下のような場合に必要なので大切に保管しておきましょう。
- 車を解体する場合
- 所有者を変更する場合
- 再度車に乗れるように手続きをする場合
- 自賠責保険を解約する場合
6.一時抹消申告と還付手続きをする
最後に、運輸支局内にある税申告窓口に行き、自動車税関連の手続きを行いましょう。提出する書類は、自動車税(環境性能割・種別割)申告書のみです。この手続きを行うことで、自動車税の支払いを止められます。また、先払いしていた自動車税の還付を受けられます。
永久抹消登録とは異なり、自動車重量税の還付は受けられないので注意しましょう。なお、自動車税関連の手続きは不要な地域もあります。詳細は、税申告窓口で確認してください。
一時抹消登録の総費用
一時抹消登録に、車の解体は必要ありません。そのため、費用としてかかるのは以下2つ飲みです。
- 一時抹消登録の手数料:350円
- 印鑑証明の取得費用:約300円
- (必要に応じて)住民票や戸籍謄本の取得費用:1部300〜500円
代行業者に依頼すると数万円かかりますが、自分で手続きをすれば650〜1,150円で済みます。費用を節約したい人は、自分で手続きをしましょう。
軽自動車の廃車手続きの方法は2種類ある
軽自動車の廃車手続きの方法は、解体返納届と自動車検査証返納届の2種類あります。状況・目的に合わせて、最適な廃車手続きの方法を選択しましょう。それぞれのメリット・デメリットは、以下の表にまとめました。
| 解体返納届 | 自動車検査証返納届 | |
|---|---|---|
| メリット | ・自動車重量税の還付が 受けられる場合がある ・廃車手続きが一度で済む | ・手続きをすれば、再度 公道を走行できるようになる |
| デメリット | ・公道を走行できなくなる | ・自動車重量税の還付は受けられない ・完全に廃車にするにしろ、 再び乗るにしろ、 もう一度手続きを行う必要がある |
| おすすめ のケース | ・廃車にする軽自動車 には一生乗らない | ・手続き後、再度乗る可能性がある |
解体返納届のやり方
廃車予定の軽自動車に二度と乗らない場合は、解体返納届で手続きをしましょう。ここでは、必要な書類や費用の目安などを含めながら、解体返納届のやり方を紹介します。
必要な書類
解体返納届を行う際は、以下の書類を用意しましょう。
- ナンバープレート:
前後2枚 - 自動車検査証:
車検証の原本 - 使用済自動車引取証明書:
引取業者に車を渡した際に受け取れる - 移動報告番号と解体報告記録日の控え:
リサイクル券に記載されている - 解体届出書:
軽自動車検査教会で取得可能 - 申請依頼書:
軽自動車検査教会で取得可能 - マイナンバーカード:
通知カード+運転免許証でも可
状況によっては、追加で書類を用意しなければいけません。詳しくは、軽自動車検査協会に問い合わせてみてください。
手続きの流れ
解体返納届の手続きは、以下の流れで行います。
- 必要な書類を用意する
- 解体業者を探し、軽自動車の引き取りを依頼する
- 軽自動車検査協会に行き、不足している書類を取得したら必要事項を記入する
- 専用の窓口でナンバープレートを返却する
- 書類整備確認窓口に向かい、必要な書類を提出する
- 地方税申告窓口に向かい、軽自動車税(種別割)申告書を提出する
- 軽自動車検査協会窓口に書類を提出する
- 重量税の還付を伴う場合は、自動車重量税還付申請書の交付を待つ
解体返納届の総費用
解体返納届で手続きをする際にかかる費用の目安は、以下の通りです。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 解体費用 | 10,000円〜20,000円 |
| 運搬費用 | 10,000円〜20,000円 |
| リサイクル費用 | 8,000円 |
| 総額 | 28,000円〜48,000円 |
費用の大部分を占めるのが、解体費用と運搬費用です。出費を抑えたい人は、この部分を削減できるように工夫しましょう。なお、リサイクル費用は自動車リサイクルシステムの公式サイトにあるシミュレーターを使うと具体的に分かります。
自動車検査証返納届のやり方
再度、軽自動車に乗る可能性がある場合は、自動車検査証返納届で手続きをしましょう。ここでは、必要な書類や費用の目安などを含めながら、自動車検査証返納届のやり方を紹介します。
必要な書類
自動車検査証返納届を行う際は、以下の書類を用意しましょう。
- ナンパープレート:
前後2枚 - 自動車検査証:
車検証の原本 - 自動車検査証返納証明書交付申請書:
軽自動車検査協会で取得可能 - 自動車検査証返納届出書:
軽自動車検査協会で取得可能 - 申請依頼書:
軽自動車検査協会で取得可能
状況によっては、追加で書類を用意しなければいけません。詳しくは、軽自動車検査協会に問い合わせてみてください。
手続きの流れ
自動車検査証返納の手続きは、以下の流れで行います。
- 必要な書類を準備し、軽自動車検査協会に向かう
- 不足している書類は軽自動車検査協会で取得し、必要事項を記入する
- 専用の窓口でナンバープレートを返却したら、書類整備確認窓口に必要書類を提出する
- 地方税申告窓口に行き、軽自動車税(種別割)申告書を提出する
- 手数料納付窓口に行き、自動車検査証返納証明書交付申請手数料(350円)を支払う
- 軽自動車検査協会窓口に書類を提出し、重量税の還付を伴う場合は自動車重量税還付申請書の交付を待つ
自動車検査証返納届の総費用
自動車検査証返納届の手続きにかかる費用は、手数料の350円(1件につき)のみです。解体の必要がないので、数万円かかるレッカー費用や解体費用などを節約できます。
一時使用停止後の永久抹消には解体届出が必要
一時抹消登録、または自動車検査証返納を行った後に車を完全に廃車にしたい場合は、解体届出の手続きをする必要があります。普通自動車と軽自動車に分けてやり方を紹介するので、参考にしてください。
普通自動車の場合
普通自動車の場合は、まず以下の書類を用意しましょう。
- 登録識別情報等通知書、または一時抹消登録証明書:
一時抹消登録の手続き後に交付される - 解体報告記録日:
解体業者から発行される書類に記載されている - 移動報告番号の控え:
リサイクル券に記載されている - 手数料納付書:
手数料自体は無料 - 解体届出の申請書:
運輸支局で取得可能 - 自動車リサイクル券:
解体する際に未払いのリサイクル料金がある場合は支払う必要がある - 自動車重量税還付申請書:
重量税の還付を受けるために必要
住民票や理由書など、状況によっては追加で書類を用意しなければいけません。詳しくは、運輸支局の公式サイトを確認してください。必要な書類を用意したら、以下の手順で解体届出の手続きをしましょう。
- 解体業者を探して車の引き取りと解体処理をしてもらう
- 運輸支局に行き、不足している書類を入手したら必要事項を記入する
- 書類一式を窓口に提出する
- 税申告窓口に行き、税金の還付手続きを行う
- 解体届出の手続き完了
軽自動車の場合
軽自動車の場合は、まず以下の書類を用意しましょう。
- 移動報告番号と解体報告記録日の控え:
リサイクル券に記載されている - 使用済自動車引取証明書:
車を引き渡した際に業者から発行される証明書に記載されている - 解体届出書:
軽自動車検査協会で取得可能 - 申請依頼書:
軽自動車検査協会で取得可能 - マイナンバーカード:
通知カード+運転免許証でも可
状況によっては、他の書類も必要です。詳しくは、管轄の軽自動車検査協会に問い合わせてください。必要な書類を用意したら、以下の手順で手続きをしましょう。
- 解体業者に軽自動車を引き取ってもらう
- 軽自動車検査協会に行き、不足している書類を取得する
- 書類を窓口に提出する
- 地方税申告窓口に行き、軽自動車税(種別割)申告書を提出する
- 軽自動車検査協会に書類を提出し、重量税の還付を伴う場合は自動車重量税還付申請書の交付を待つ
- 解体届出の手続き完了
バイクの廃車手続きのやり方
バイクの廃車手続きのやり方は、排気量によって異なります。原付・軽二輪・大型の3つに分けて説明するので、参考にしてください。
原付バイク(125cc以下)の場合
まずは、原付バイク(125cc以下)の廃車手続きの概要を確認しましょう。
| 概要 | 詳細 |
|---|---|
| 廃車手続きを行う場所 | ・住んでいる自治体の役所 |
| 必要な書類 | ・標識交付証明書 ・原付バイクの所有者の印鑑 ・ナンバープレート ・廃車申請書(役所で取得可能) |
| 廃車にかかる費用 | 0円 |
必要な書類を用意できたら、以下の流れで廃車手続きを行います。
- 必要な書類をもって役所に行く
- 役所で廃車申請書を取得し、必要事項を記入する
- 書類・ナンバープレートを提出して廃車証明書を受け取る
- 手続き完了
廃車証明書は、原付バイクを売却する際に必要です。売却の予定がある人は、大切に保管しておきましょう。
軽二輪車(126〜250cc)の場合
まずは、軽二輪車(126〜250cc)の廃車手続きの概要を確認しましょう。
| 概要 | 詳細 |
|---|---|
| 廃車手続き を行う場所 | ・住んでいる地区が管轄の運輸局 |
| 必要な書類 | ・軽自動車届出済証 ・バイクの使用者の印鑑 ・ナンバープレート ・※軽自動車届出済証返納証明書交付申請書 (一時的にバイクに乗らない場合、 もしくは売却を考えている場合に必要) ・※軽自動車届出済証返納届出書 (処分する場合、もしくはバイクを解体して 部品の売却を考えている場合に必要) ※:運輸局で取得可能 |
| 廃車費用 | 330〜530円ほど |
必要な書類を用意できたら、以下の流れで廃車手続きを行います。
- 必要な書類をもって運輸局に行く
- 不足している書類を運輸局で取得し、必要事項を記入する
- 書類とナンバープレートを提出して、証明書を受け取る
- 手続き完了
大型バイク(250cc以上)の場合
まずは、大型バイク(250cc以上)の廃車手続きの概要を確認しましょう。
| 概要 | 詳細 |
|---|---|
| 廃車手続き を行う場所 | ・住んでいる地区が管轄の運輸局 |
| 必要な書類 | ・自動車検査証 ・大型バイクを所有している人の印鑑 ・ナンバープレート ・※抹消登録申請書(第3号様式の2) ・※手数料納付書 ・※軽自動車税申告書 ・※検査登録印紙 ・※:運輸局で取得可能 |
| 廃車費用 | 450円ほど |
必要な書類を用意できたら、以下の流れで廃車手続きを行います。
- 必要な書類をもって、運輸局に行く
- 運輸局で不足している書類を取得し、必要事項を記入する
- 書類とナンバープレートを返却し、自動車検査証返納証明書を受け取る
- 手続き完了
自分で廃車手続きをする際の注意点
自分で廃車手続きをする際は、受け取れる還付金に注意しましょう。自走不可の場合の対応や自動車保険の手続きなどにも注意してください。ここでは、そのような自分で廃車手続きをする際の注意点について説明します。
月をまたぐと還付金が減る
自動車税の還付金は、1年間の自動車税を月割にした金額に、廃車手続きを済ませた翌月から3月までの月数をかけて算出します。月をまたぐとその分、受け取れる還付金が少なくなるので注意しましょう。
多くの還付金を受け取りたい人は、できる限り早く手続きを済ませることをおすすめします。
自走不可の場合はレッカーの手配が必要
事故や故障などで自走ができない場合は、レッカー車を自分で手配する必要があります。レッカー費用の目安は大体30,000円で、依頼する業者や移動する距離などによって変動します。
なお、廃車ではなく買取を利用することでレッカー費用を節約できますよ。0円にできる場合もあるので、出費を抑えたい人は買取で車を処分しましょう。
廃車後は自動車保険の手続きも必要
廃車手続きを済ませたら、自賠責保険や任意保険の手続きも行いましょう。自賠責保険の解約は業者が代行してくれる場合がありますが、任意保険は基本的に自分で手続きをしなければいけません。
必要な書類や手続きの流れは、加入している保険会社に問い合わせて確認をしてください。
名義がローン会社だと廃車にできない
車をローンで購入した場合、基本的に所有者はローン会社になっています。このままの状態では、車を廃車にできません。以下の手順で手続きをし、所有権解除をしてもらいましょう。
- ローン会社や車を購入したお店に所有権解除希望の連絡をする
- ローンを完済したり手続きをしたりして、所有権を獲得する
- 廃車手続きを行う
廃車手続きは業者に依頼しよう!どこに依頼できる?
これまで廃車手続きのやり方を説明してきましたが、正直「面倒だな」と感じた人もいるでしょう。そう感じた人は、業者に連絡して廃車手続きを代行してもらうことをおすすめします。おすすめの依頼先を3つ紹介するので、参考にしてください。
ディーラー
車の乗り換えを検討している人は、ディーラーの利用をおすすめします。廃車と購入を一つの店舗で済ませられるので、非常に楽ですよ。また、手元に自動車がないという期間をかなり短くできるのもディーラーを利用するメリットです。
しかし、引き取る車が再販できないと判断された場合は、廃車手続きの費用を請求されるケースがあるので注意してください。
中古車買取業者
車の状態がある程度よいのであれば、中古車買取業者の利用をおすすめします。中古車市場で需要のある車であれば、高価買取してもらえますよ。また、無料で手続きを代行してくれる業者が多いので、数千円〜数万円の出費を節約できます。
しかし、買い取る車の市場価値が低いと判断された場合には、手続きの代行費用を請求されることがあるので注意しましょう。
以下の記事では車買取おすすめ業者を紹介しています。主要メーカー車の買取相場や下取り額との比較なども行っています。
廃車買取業者
一般的な中古車としては価値がつかないようであれば、廃車買取業者の利用をおすすめします。解体から書類の提出まで一貫して対応してくれる業者が多いので、廃車手続きの手間をかなり削減できますよ。
また、ほとんどの業者は解体費用やレッカー費用が無料です。中古車買取業者と同様に、数千円〜数万円の出費を節約できるので助かりますね。その他、エンジンやパーツに価値を見出し、買取額を提示してくれる場合もあります。
廃車買取業者についてさらに詳しく知りたい方には以下の記事がおすすめです。廃車買取おすすめ業者や買取業者の選び方、買取相場などを詳しく解説しています。
廃車でもらえる還付金
廃車手続きをすると、以下の税金・保険料が還付される場合があります。
| 還付の可能性 がある還付金 | 還付金を受け取る方法 |
|---|---|
| 自動車税 | ・廃車手続き後に郵送される還付通知書 を金融機関に持参する |
| 自動車重量税 | ・運輸局で還付の手続きをする |
| 自賠責保険料 | ・加入している保険会社に連絡をする |
一時抹消登録・自動車検査証返納の場合、自動車重量税は還付されません。また、還付通知書は有効期限が1年なので注意しましょう。
廃車手続きに関するQ&A
ここでは、廃車手続きに関するよくある質問に回答します。
一時抹消登録した車を再登録する方法は?
一時抹消登録をした車を再登録するためには、まず以下の書類をそろえましょう。
- 一時抹消登録証明書
- 自動車検査表
- 所有者の実印
- 所有者の印鑑登録証明書
- 自動車保管場所証明書
- 自動車重量税納付書
- 自賠責保険証明書
- 手数料納付書
- 申請書
必要書類をそろえたら、以下の手順で中古車新規登録を行いましょう。
- 自賠責保険に加入する
- 仮ナンバーを取得して、運輸局で検査・登録をする
- 登録完了
中古車新規登録には、登録手数料(700円)と検査手数料(2,500円ほど)がかかります。
廃車手続きは代理人に任せられる?
廃車手続きは代理人に任せられます。ただし、その際は所有者本人の実印が押された委任状を用意しなければいけません。国土交通省の公式サイトから委任状をダウンロードし、しっかり持参するようにしましょう。実印は、印鑑証明と同じ印鑑です。
正しい方法で廃車手続きを行おう
今回は、廃車手続きの方法について説明しました。廃車手続きのやり方は、普通自動車・軽自動車・バイクで異なります。必要な書類が違えば、手続きをする場所も違うので間違わないようにしてくださいね。
なるべく損せずに廃車手続きをしたい場合は、廃車買取業者に車を売却しましょう。業者によっては無料で廃車手続きを代行してくれますよ。



