車を買取してもらう際に準備することは?必要書類や高く売るコツを紹介

車は、高額で売れやすい時期にタイミングを合わせて売却することで、高く買い取ってもらえます。本記事では、車の買取にかかる時間や買取までにしておくべき準備内容を紹介します。ぜひ車買取の参考にしてください。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
車の買取にはどれだけ時間がかかるの?
車の買取はスピード査定を得意とする買取店が多いため、短い時間で買取相談が完了します。買取店によってかかる時間は異なるので、買取相談をしたいときは時間に余裕がある日を選ぶようにしましょう。
特に週末や連休などは査定依頼が集中しやすいので、時間をかけずに手続きを済ませたいときは平日予約がおすすめです。
最短で即日応する買取店が多い
車の買取は中古車買取店によってかかる時間が異なりますが、多くの店舗では最短即日で相談ができます。
車の査定自体は半日もかからず、30分~1時間程度で済みます。買取の申込書や値段交渉含めても2時間~3時間以内に買取手続きが終わるので、あまり時間を必要としません。じっくり考えたいときはその場で買取手続きを進めずに書類を持ち帰ることも可能です。
必要書類を揃えていると手続きをスムーズに済ませられるので、手続きに時間を取られたくない人は事前に準備しておきましょう。もし、必要書類が揃っていない場合は後日、手続きをする必要があります。
中古の相場はどんどん下がっていく
中古車の相場は時間が経過するごとにどんどん値下がっていくので、売却を決意したらスピード重視で買取手続きすることをおすすめします。
中古車の買取査定では走行距離も重視されるため、走行距離が長くなるに比例して価値は下がっていきます。買取査定は車種・グレード・年式・走行距離を確認し、中古車オークションの相場を目安に価格が決定付けられます。
もちろん、内装・外装・エンジン周りも重要視されるのでこまめにメンテナンスされている車の方が高くなりやすいです。
自分の都合に合わせて予約しよう
車の売却を決めたら自分の都合が合う日に買取店へ予約しましょう。
車買取専門店や中古車買取店を選んだら休日や予定が入っていない日に買取相談の予約を入れてください。買取査定や書類手続きに関する説明時間もかかるので、できるだけ時間にゆとりのある日を選ぶことをおすすめします。
時間がかかる場合もあるので余裕をもって準備しておこう
買取査定や売却までの手続きは買取店によって時間がかかる場合があるので、あらかじめ余裕をもって準備しておきましょう。
中古車は高く売れる時期があるため、売却タイミングによっては買取店が繁忙期で売却までに時間がかかってしまうことがあります。直前に買取店に買取予約をするのも問題ありませんが、できれば前もって予約をしておくとスムーズに査定や買取手続きが済ませられます。
買取までにしておくこと
車を手放すと決めたらできるだけ損をせずに高く買い取ってもらうために、事前準備が必要になります。以下車買取までにしておくべきことをまとめました。
- 買取店を決める
- 必要書類準備する
- 車の掃除をしておこう
- メンテナンスノートも準備しておく
- 高く車を売れる時期や早く売った方がいい時期を知っておく
これらのポイントを抑えることで信頼できる車買取業者に愛車を高く買い取ってもらえます。また、スムーズに手続きを済ませられるので時間のない人は必見です。
買取店を決める
まずはじめに車を買い取ってもらう「買取店」を決めることが重要です。ただし、中古車を取り扱う買取店というだけでなく、信頼して納得できる買取店を選ぶことが大切です。
しかし、車の売却が初めてである人はどの買取業者に相談したらいいのか分からないと思います。買取店は以下のポイントに注目して選ぶことで失敗を防ぐことができます。
- 出張買取の対応の有無
- 買取依頼から査定までにかかる時間
- 売却手続きにかかる時間
- 利用者の評判
信頼できる買取店を決めるためにも複数の買取店を比較することを推奨します。その際は一括査定サイトの利用がおすすめです。記事後半に「おすすめの一括査定サイト3選」を紹介しているので参考にしてください。
必要書類準備しよう
車査定が終わって買取店を決めたら、車を手放すための手続きで使用する必要書類を準備しましょう。売却手続きで使う必要書類は市役所で発行してもらう書類も含まれるので、余裕を持って一式揃えておくことを推奨します。
必要書類は以下です。
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車税納税証明書
- 自賠責保険証
- 印鑑登録証明書
- 自動車リサイクル券の預託証明書
- 委任状(必要ない場合もある)
- 住民票のコピー(必要ない場合もある)
- 実印
自動車検査証(車検証)は車内のダッシュボードに保管されていることが多い書類です。車の売却に必須の書類となるため、紛失や毀損した場合は再交付手続きをしましょう。
自動車検査証と印鑑証明書の住所がそれぞれ異なる場合は、住民票のコピーが必要になります。事前に確認して相違する場合は市役所で住民票のコピーを発行してください。
車の名義人変更を買取店側で手続きしてもらう際は、委任状が必要になります。もし自分で手続きを済ませるのが手間だという人は、委任状を用意して買取店へ任せることも可能です。
車の掃除をしておこう
中古車の買取では、外内装の状態も重要視される部分で査定額に影響を及ぼします。
買取後はもちろん業者が綺麗に清掃をしますが、車内のシートに取れないシミがある場合や破損、頑固な汚れなどメンテナンスを怠っていると判断された場合はマイナス査定になることがあります。そのため、査定に出す前に車内のゴミ片付けやタバコの吸殻処分、臭い対策をしっかり済ませてボディの汚れも綺麗にしておくことが大切です。
メンテナンスノートも準備しておこう
車を買い取ってもらう際はメンテナンスノートを準備しましょう。メンテナンスノートとは車の点検記録簿とメーカーの保証書が入っている書類のことで、売却時にあるとプラス査定になります。
基本、新車を購入したときにメンテナンスノートが渡され、法令上は常時携帯しておくことを義務付けられています。メンテナンスノートがなくても売却できますが、査定に大きな影響を与えるので事前に準備しておきましょう。
もし、メンテナンスノートを紛失した場合、保証期間内であればディーラーに相談することで再発行が可能です。
高く車を売れる時期や早く売った方がいい時期を知っておこう
中古車を高額買取してもらうには、高く売れる時期に合わせて売却することが重要です。しかし、高く売れる時期がかなり先になる場合、車の状態によっては時期を待たずに早めに売ったほうがいいタイミングがあります。
損をしないためにも高額で売れる時期と売ったほうがいいタイミングをしっかり抑えて、適切な時期に愛車を売却しましょう。
車が高く売れるのは1月から3月
就職時期でもある4月以降に車を購入する人が増える傾向にあるため、1月~3月は中古車が高く売れるようになります。
買取業者は、冬から春にかけて中古車の在庫を確保し、4月以降の販売に注力します。そのため中古車がもっとも高額買取されるタイミングは1年のうち1月~3月の3ヶ月間になります。
この時期は車の査定や売却手続きが集中しやすいので、手続き完了まで半日以上かかってしまうこともあります。
5万km、10万kmを超える走行距離になる前
走行距離が5万kmまたは10万km前であれば、高額買取の時期を待つ前に早く手放すことをおすすめします。
中古車の買取査定では走行距離も買取価格に影響を及ぼします。買取店での車査定は走行距離から車の寿命を判断するためです。車の寿命は走行距離10万km以上を目安としており、それ以上になると価値がかなり下がってしまいます。
走行距離が短い車の方が高額買取をしてもらいやすいので、走行距離が5万km、10万kmを超える前に売却するようにしましょう。
車検前や自動車税の納税前
車を手放すタイミングは車検前や自動車税を納税する前がおすすめです。
車検に通した後の売却はプラス査定になりやすいメリットがありますが、車検に費用がかかるので結果的に金銭面だけ見るとマイナスになりやすいデメリットがあります。点検時に故障が見つかると修理してから売却する流れになるので、車を買い取ってもらう際は車検に通す前がベストです。
また、自動車税は4月1日から翌年の3月31日までの1年分を一括で納税するため、納税後に手放すと損をしてしまいます。税金で損をしないためにも、自動車税を納税する4月前に買い取ってもらいましょう。
買取店を探すなら一括査定で探そう
車を手放すために買取店選びに悩んでいるときは、一括査定で探すのがおすすめです。
一括査定とは、複数の買取業者に買取査定依頼が一括で行えるサービスのことです。1度車の情報を入力することで、複数の見積もりが届いて大体の買取相場が分かります。
一括査定なら複数の中古車買取店で買取査定ができるので、各買取店ごとに比較しながら1番高い査定額を提示した業者に売却相談をすることができます。納得いく値段で買い取ってもらえるので満足度も高いのが一括査定の魅力です。
自分の車の価値を知りたい、複数の買取店で価格を比較したいときは一括査定をぜひ活用ください。
おすすめの一括査定サイト3選
ここからはおすすめの一括査定サイトを詳しく紹介します。
一括査定サイトを活用することで通常よりも早く高く売却できるので、車を手放したい人はぜひ利用を検討ください。ただし、一括査定サイトにもそれぞれ特徴や違いがあるので事前に比較しておくことをおすすめします。
一括査定サイトを選ぶときに見るべきポイントは以下のようなものが挙げられます。
- 提携買取業者数の多さ
- 同時査定依頼数
- 出張査定の対応・非対応
- 評判
特に重要視したいのは提携買取業者数と同時査定依頼数です。どちらも数が多いに越したことはないので、一括査定サイトを選ぶときの指標にしてください。
「ナビクル」
利用実績280万人突破のナビクルは完全無料の一括査定サイトです。査定依頼はおよそ45秒で複数の買取業者に査定を申し込めます。
ナビクルをおすすめする理由
- 申し込みからすぐに買取相場が分かる
- 「メーカー」「車種」を入力すると車の買取相場も検索できる
- 車買取業者の評価ランキングで信頼できる買取業者を選べる
ナビクルの最大の特徴は、申し込みからすぐに買取相場を教えてくれる点です。大まかな相場がすぐに分かるので値段交渉の材料にもなります。また、メーカーと車種を入力するだけでも買取相場が調べられるので便利です。
大手買取業者と提携しているので信頼できる買取業者を選びやすくなっています。そのため、どの買取店に絞れば良いか悩みやすい人には特におすすめです。
また、抽選で最大10万円もらえるプレゼントキャンペーンも開催中なので、ぜひこの機会に利用してみてください。
「カーセンサー」
カーセンサーは国産の中古車から海外の輸入車を取り扱いしている一括査定サイトで、人気中古車をランキング形式で掲載しています。
カーセンサーをおすすめする理由
- 最大30社と同時査定依頼ができる
- JPUC適正買取店
- 申し込み後の連絡やりとりを「メールのみ」に指定できる
一括査定サイトに登録すると最短当日に複数の買取業者から電話連絡が届きますが、カーセンサーでは連絡手段をメールのみに指定できます。電話連絡が取りにくい社会人にとってメールでやりとりできるのは強みのひとつです。
カーセンサーで一括査定する
「楽天Car」
楽天Carは申し込むだけで楽天ポイントが貯められるメリットを持つ一括査定サイトです。
楽天Carをおすすめする理由
- 申し込むと楽天ポイントが5ポイント、成約で1,500ポイント付与される
- 不動車や事故車も買取可能
- 提携買取業者数は100社以上
ネット通販でも知名度が高い楽天が運営しているサイトで、楽天会員にログインして査定依頼するだけで楽天ポイントが付与されます。成約時には1,500ポイントが付与されるので楽天会員の人であればよりお徳です。
バッテリーが上がってしまった車や事故車も買取の対象になるので、乗らなくなった車の処分に困っている人におすすめの一括査定サイトです。
まとめ
車を高く買取してもらうにはスピードが重要です。買取店によっては最短即日対応が可能な業者もあるので、車を手放すときは書類を一式揃えて自分の都合がつく日に予約を入れましょう。
一括査定サイトを活用すれば複数の買取業者から車の買取価格が比較できるので、高い値段で愛車を買い取ってもらいたい人はぜひ活用しましょう。
おいくらは全国のリサイクルショップが加盟する一括査定サービスです。
家電や家具などあらゆる不用品の情報を送るだけで、複数の買取業者から買取価格の見積りをまとめてもらうことができ、お得な価格で売却できるショップが簡単に見つかります。
処分しようと考えていた物に思わぬ価値があるかもしれません。