バイクの維持費は安い?8つの内訳別に徹底解説!大型の年間費用は中型の2倍以上?

バイクを所有する上で必ず必要になる維持費。バイクを購入する上で、維持費を重要視している方も多いかと思います。維持費を無視して購入してしまうと、「こんなはずではなかった」と実生活にまで影響を及ぼす危険性があるので、しっかりと維持費も考えてバイクを購入していきましょう。
しかし、維持費を考えてバイクを購入していこうと言われても、「そもそもどのくらいの維持費がかかるの?」という疑問を抱えている方も多いかと思います。そのため、この記事ではバイクにかかる維持費の内訳を初め、排気量別に見た維持費の目安などを具体的にまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
バイクにかかる維持費の内訳
ここでは、バイクにかかる維持費の内訳を具体的に説明していきます。
軽自動車税
バイクを所有すると、軽自動車税がかかります。軽自動車税とは、軽自動車やバイクを所有している方に適応される市区町村税です。その年の4月1日時点の所有者に納税通知書が市区町村や市役所から送られてくるので、5月31日までに納税しましょう。税率は、排気量によって異なります。
バイクの種類 | 税率(年額) |
---|---|
原動機付自転車(90cc以下) | 2,000円 |
原動機付自転車(90cc~125cc) | 2,400円 |
軽二輪(125cc~250cc) | 3,600円 |
二輪小型自転車(250cc~) | 6,000円 |
自動車重量税
バイクを所有すると、自動車重量税がかかります。自動車重量税とは、バイクを新車登録してからの経過年数に応じて課税される税金のことです。自動車重量税は、車検時に納税するのですが、以下のようにバイクの排気量と経過年数によって納税金額が変わります。
バイクの排気量 | 経過年数 | 納税金額(年額) |
---|---|---|
50cc~125cc | ― | 0円 |
126cc~250cc | ― | 4,900(新車登録時のみ) |
251cc~400cc | 新車登録~12年 | 1,900円 |
251cc~400cc | 13~17年 | 2,200円 |
251cc~400cc | 18年以上 | 2,500円 |
400cc~ | 新車登録~12年 | 1,900円 |
400cc~ | 13~17年 | 2,200円 |
400cc~ | 18年以上 | 2,500円 |
自賠責保険
バイクを所有すると、自賠責保険料がかかります。自賠責保険は、バイクの所有者全員が加入しなければいけない保険です。自賠責保険は保険会社で加入するのですが、保険料は国が定めているため、どの保険会社で契約しても保険料は同じです。しかし、バイクの排気量と契約期間によって自賠責保険料は変わります。
バイクの排気量 | 保険の契約期間 | 保険料 |
---|---|---|
原動機付自転車(125cc以下) | 12ヶ月 | 7,500円 |
24ヶ月 | 9,950円 | |
36ヶ月 | 12,340円円 | |
48ヶ月 | 14,690円 | |
60ヶ月 | 16,990円 |
バイクの排気量 | 保険の契約期間 | 保険料 |
---|---|---|
軽二輪(125cc~250cc) | 12ヶ月 | 8,650円 |
24ヶ月 | 12,220円 | |
36ヶ月 | 15,720円 | |
48ヶ月 | 19,140円 | |
60ヶ月 | 22,510円 |
バイクの排気量 | 保険の契約期間 | 保険料 |
---|---|---|
二輪小型自転車(250cc~) | 12ヶ月 | 8,290円 |
13ヶ月 | 8,290円 | |
24ヶ月 | 11,520円 | |
25ヶ月 | 11,780円 | |
36ヶ月 | 14,690円 | |
37ヶ月 | 14,950円 | |
60ヶ月 | 22,510円 |
自動車保険
バイクを所有すると、人によっては自動車保険料がかかります。自動車保険は任意保険なので、必ず加入しなければいけないという訳ではありません。しかし、自賠責保険ではカバーしきれない部分を補償してくれるため、バイクを所有するのであれば、特別な理由がない限り加入しておいた方が良いといえる保険です。
自動車保険の保険料は、契約会社や契約内容によって大きく変動するため、保険会社のホームページや一括見積りサービスを利用して確認してみましょう。
車検費用
バイクを所有すると、車検費用がかかります。しかし、排気量が250cc以下のバイクは車検制度がないので、車検を受ける必要がありません。つまり、250cc以下のバイクは車検費用が0円になります。車検を受けなければいけないバイクは、250cc以上のバイクです。新車登録時は3年後に車検を受け、それ以降は2年に1度車検を受ける必要があります。
車検費用の内訳は以下の通りです。
- 自賠責保険料
- 重量税:
- 検査料
- ※代行手数料
- ※法定整備基本料
- ※整備費用
- ※部品代
※:整備工場に車検を依頼した場合にかかる費用
バイクの状態や修理箇所によっても車検費用は異なりますが、大体5~10万円かかることが予想されます。
ガソリン代
バイクを走行させるのであれば、ガソリン代がかかります。ガソリン代に関しては、レギュラーガソリンかハイオクガソリンかによって大きく異なりますし、バイクの乗り方や扱い方、そしてバイクの種類によっても大きく変動します。
例えば、1リットルで40km以上走るバイクもあれば、20km以下しか走らないバイクもあります。ガソリン代は、5,000円前後で間に合う方もいれば、50,000円前後必要になる方もいるかと思いますので、バイクの使用方法やカタログの燃費データを参考にして計算してみましょう。
駐車場代
バイクの駐車場を借りる場合は、駐車場代がかかります。駐車場代に関しては、地域や保管場所によって大きく変動します。バイクの保管場所と月額料金の目安を以下の表にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
バイクの保管場所 | 月額料金 |
---|---|
月極駐輪場 | 5,000円前後 |
月極駐車場 | 10,000円前後 |
駐車場のデッドスペース | 0~20,000円 |
レンタルコンテナ | 25,000円前後 |
バイクパーキング | 15,000円前後 |
ライダーズマンション | 80,000円前後 |
メンテナンス代
バイクを長く所有していくためには、メンテナンスが欠かせないため、その都度メンテナンス代がかかります。基本的には、オイルやタイヤ、そしてチェーンや電球などを定期的にメンテナンスしていく必要があります。
しかし、バイクの乗り方や扱い方によって、メンテナンス代を節約することができます。丁寧な乗り方や扱い方をすれば、メンテナンス代を節約することができるので、急発進・急停止、そしてバイクに負担がかかる運転などは行わないようにしましょう。
排気量別に見たバイクの年間維持費比較表
ここでは、排気量別に見たバイクの年間維持費を以下の表にまとめました。
※乗り方やバイクの種類によって、年間維持費は異なる場合があります。
バイクの種類 | 年間維持費 |
---|---|
125ccのバイク | 60,000~70,000円 |
250ccのバイク | 70,000~80,000円 |
400ccのバイク | 110,000~130,000円 |
750ccのバイク | 130,000~140,000円 |
1,000ccのバイク | 150,000~160,000円 |
良いバイクを購入するために抑えておきたい3つのポイント
中には、初めてバイクを購入しようとしている方も多いかと思います。もしも、バイクの購入が初めてなのであれば、以下3つのポイントを抑えてバイクを選んでみましょう。
- まずは車種を選択する
- 必要情報が分かりやすく表示されているお店を選ぶ
- 乗り心地を確かめる
特に、店内がキレイで必要な情報が分かりやすく表示されているお店は、基本的に良い店員さんが多い傾向にあります。
中古のバイクを購入する場合は「車体の状態」をチェックしよう
もしも、中古バイクの購入を検討している場合は、車体の状態をチェックしましょう。具体的なチェックポイントは以下の通りです。
- 走行距離
- 年式
- 事故歴(事故の程度も確認)
- 定期的にメンテナンスされてきたバイクか
- エンジン、フレーム、足回りに異常はないか
- ハンドルの安定感は十分か
- サスペンションの沈みや戻り具合(前後)
- 各種パーツのサビや凹み
特にエンジンに問題がないか確認してみましょう。エンジンに問題がある場合、不安定な走行になる可能性が高いのでとても危険です。
バイクを購入するにあたって必要なもの
バイク本体のお金を払えばすぐバイクを購入できるという訳ではありません。バイクを購入する場合は、バイク本体のお金の他に以下の書類・費用が必要になります。
- バイクを登録するために必要な「登録手数料」
- 納車しても問題ないか整備してもらうために必要な「納車整備手数料」
- バイク所有者全員に加入が義務付けられている自賠責保険の「自賠責保険料」
- 126cc以上のバイクを購入する場合に必要な「重量税」
- 書類作成に必要な「印鑑と住民票」
また、初めてバイクを購入するのであれば、防犯登録の手続きや盗難保険への加入手続きなどが必要になります。
バイクを購入してから納車までは1週間程度かかる
バイクを購入すると、車体の整備やナンバープレートの登録・取付などが行われます。そのため、バイクを購入してから納車までは、大体1週間程度かかります。
バイクの乗り換えを検討しているなら一括査定がおすすめ
バイクの売却を考えている人には、バイクの一括査定サービスの利用がおすすめです。
バイク比較ドットコムの一括査定サービスは、大手を含む全国70社の提携業者から査定金額を返してもらうことができます。バイクの情報を入力するだけなので、簡単に買取金額の高い業者へ依頼することが可能です。
現在バイクの売却を考えていない方も利用することが可能なので、以下のような方にもおすすめできるサービスになります。
- 乗り換え時期に迷っている
- とりあえず査定をして自分のバイクがいくらで売れるのか知りたい
気になった方は公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
バイクの購入を検討しているのであればバイク王をチェックしてみよう
バイクを購入するにあたって、様々な不安を抱えている方も多いかと思います。もしも、様々な不安を抱えているのであれば、バイク王でバイクの購入を検討してみましょう。
バイク王とは、「気軽」「安心」「選べる」をコンセプトにしたバイク販売・買取専門店です。バイク王でバイクを購入するメリットは、以下の通りです。
- 在庫数が業界トップクラス
- サービスが充実している
- キャンペーン内容が充実している
- バイクのレンタルがお得に出来る
バイク王はグループ全体で約8,000台の在庫を保有しています。国内外メーカーや輸入車、そしてトライクやビッグスクーターなどライナップも豊富なので、高い確率で自分好みのバイクが見つかると言えるでしょう。
また、バイク王は、「最長7年間の長期保証」や「7日以内の返品保証」など、購入する際のサービスも豊富です。口コミを見ても「丁寧に接客してくれた」という良い口コミが多いので、「初めてバイクを購入するから不安」という方は、一度バイク王をチェックしてみましょう。
おすすめのバイク買取店を知りたいならこちらの記事も読んでみてください。
まとめ
この記事では、バイクにかかる維持費の内訳や排気量別に見たバイクの年間維持費、そしてバイクを購入する場合に抑えておきたいポイントなどを具体的に説明してきました。
バイクにかかる維持費は、125ccのバイクであれば60,000~70,000円ですが、1,000ccのバイクであれば150,000~160,000円と排気量によって大きく異なります。
しかし、維持費だけでバイクを選んでしまうと楽しいバイク生活を送れなくなってしまう場合があります。そのため、「自分の用途に適したバイクはどれなのか?その上で維持費は払っていけそうか」という風に考え、自分好みのバイクを選んでみましょう。
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