バイクの異音の原因・対処法!エンジンが問題?カラカラ音の理由も紹介!

ある日突然、バイクから聞こえてくる異音。今までは聞こえなかったが、急に異音が聞こえるようになったという場合も珍しくありません。
バイクから聞こえてくる異音を放置しておくと、最悪の場合、廃車にしなければいけない程のトラブルに繋がる可能性があるので注意しましょう。
しかし、注意しましょうと言われても「それでは、どのように対処すれば良いのか?」という疑問や「そもそも、異音の原因って何なのだろうか?」という疑問を抱えている方も多いかと思います。
この記事ではバイクから聞こえてくる異音の原因と対処方法について具体的にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
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異音の大きな原因はオイルの劣化や粘度、量が関係している
バイクから異音が聞こえる原因は何なのでしょうか。
様々な原因が考えられますが、その中でもオイルの劣化や粘度、そして量などが大きく関係していると言われています。
バイクのエンジンオイルは、走行中に水分や金属の摩耗粉などの不純物が混入するため、徐々に劣化していきます。
エンジンオイルが劣化してくるとカタカタ、カッカッカなどの異音が聞こえてくる場合があります。これらの異音は、タペット音と言われています。
タペット音が聞こえてくる場合、オイルの粘度が高まると同時にオイル残量が減り、オイルの循環が正常に行われていないことが考えられるので注意しましょう。
また、タペットカバーにオイルが付き、カムシャフトやタペットにオイルが付着すると、エンジン動作に負担がかかるので、バイクから異音が聞こえるようになります。
異音別に解説!バイクのエンジンから聞こえる異音の原因と対処方法
ここでは、バイクのエンジン付近から聞こえる異音の原因と対処方法について具体的に説明していきます。
エンジンの上部からカタカタ、カチカチと異音がする
4ストロークエンジンの上部からカタカタ、カチカチという異音がする場合は、カムシャフトとバルブの隙間が適正ではないことが原因だと考えられます。
熱膨張を起こした場合にバルブが押し込み、閉まり切らなくなるのを防ぐために、カムシャフトとバルブの間には元々隙間があります。
そのため、新車のバイクであっても多少カタカタ、カチカチという異音が発生するはずです。
しかし、走行距離が増えてきた場合、カムシャフトとバルブの接点が摩耗してくるので、カムシャフトがバルブを叩く音が大きくなっていきます。
エンジン音を上回る程異音が大きくなった場合は、タペット調整をしてもらいましょう。
エンジンの上部からシャリシャリ、ジャラジャラと異音がする
エンジン上部からシャリシャリ、ジャラジャラという異音が聞こえる場合は、カムチェーン付近に原因があると考えらえます。
具体的には、以下のような不具合が考えられます。
- カムチェーンが伸びている
- カムチェーンテンショナーの調整が適切ではない
- カムチェーンガイドが摩耗している
カムチェーン付近は、構造が複雑なので様々な原因が考えられます。
そのため、自力で解決しようとせず、一度バイクショップに点検を依頼してみましょう。
エンジンの下部からカタカタ、ガラガラと異音がする
エンジンの下部からカタカタ、ガラガラという異音がする場合は、クラッチハウジングが摩耗している可能性が高いと考えられます。
フリクションプレートと接触している部分が削れて段差が多くなってしまうと、カタカタ、ガラガラという異音が発生します。
基本的には、クラッチハウジングの交換やクラッチプレート・フリクションプレートの交換で異音が聞こえなくなるはずです。
高回転まで回すとキンキンという異音がする
高回転まで回すと、キンキンという異音がする場合は、ノッキングを起こしている可能性が高いと考えられます。
ノッキングを起こしている原因を突き止めるのは難しいのですが、以下のような原因が考えられます。
- ガソリンと空気の比率が悪い
- エンジンオイル、又はガソリンが劣化し過ぎている
- 点火タイミングが適切ではない
キンキンという異音を放置しておくと、走行中にエンストする場合やエンジンが焼き付く場合があります。
個人的な整備も可能ですが、難しい修理になってしまうので、整備に自信がない場合はバイクショップに修理を依頼しましょう。
アクセルを開けたり戻したりしたときにヒュイーンという異音がする
アクセルを開けたり戻したりしたときにヒュイーンという異音がする場合は、クランクベアリングに不具合が発生している可能性が高いと考えられます。
基本的に、ヒュイーンという異音が聞こえたとしても、すぐにエンジンが故障する訳ではありません。
しかし、放置しておくとクランクシャフトの芯ずれや抱きつきを起こしてしまう場合があります。
そのためヒュイーンという異音が聞こえた場合は、ベアリングを交換しましょう。
エンジンが温まるとウィーンという異音がする
エンジンが温まった場合にウィーンという異音がする場合は、ウォーターポンプのベアリングが劣化している可能性や、メカニカルシールが劣化している可能性が高いと考えられます。
バイクのエンジンが温まり、オイルの粘度が落ちた場合に異音が発生します。異音の対処方法としては、ベアリングとメカニカルシールの交換が必要です。
しかし、バイクによってはウォーターポンプアッセンブリーの交換が必要になる場合があります。
比較的簡単に修理できますが、オイル交換やクーラントの入れ替え、そしてエア抜きの知識や準備が必要になります。
エンジンをかけたりリアタイヤを回したりするとシャー、ゴーという異音がする
エンジンをかけたりリアタイヤを回したりするとシャー、ゴーという異音がする場合は、クラッチベアリングが劣化している可能性が高いと考えられます。
この現象は、走行距離が多いバイクに見られやすい症状なのですが、稀に走行距離が少ない車両でも異音が発生する場合があります。
基本的には、クラッチハウジング内のベアリングを交換することで修理可能です。
タイヤ付近から聞こえる異音の原因と対処方法
実は、タイヤ付近からの異音は様々な原因が考えられます。
そのため、ここではタイヤ付近から聞こえる異音の原因と対処方法について具体的に説明していきます。
バイクのブレーキディスクが変形している可能性がある
タイヤ付近から異音が聞こえた場合に考えられる原因1つ目は、「バイクのブレーキディスクが変形している」です。
小石がキャリパーに挟まってしまうとキズが付き、ブレーキキャリパーが変形してしまいます。
この場合は、正常な形をしているブレーキディスクを交換することで修理可能です。
ブレーキパッドがフィットしていない可能性がある
タイヤ付近から異音が聞こえた場合に考えられる原因2つ目は、「ブレーキパッドがフィットしていない可能性がある」です。
ブレーキパッドが面と面でフィットしていない場合、キーキーという異音が発生します。
異音が聞こえる場合は「面と面」ではなく、「点と面」で接触している可能性が高いので、面と面で接触するように調整しましょう。
ブレーキパッドが消耗している可能性がある
タイヤ付近から異音が聞こえた場合に考えられる原因3つ目は、「ブレーキパッドが消耗している可能性がある」です。
ブレーキパッドが消耗していると何かが擦れているような異音が聞こえます。
基本的に、ブレーキパッドを交換することで修理可能です。
オイル不足である可能性が高い
タイヤ付近から異音が聞こえた場合に考えられる原因4つ目は、「オイル不足である可能性が高い」です。
オイルが不足していると、金属音が聞こえます。
基本的には、注油することで金属音が聞こえなくなります。
ベアリングが寿命を迎えている可能性が高い
タイヤ付近から異音が聞こえた場合に考えられる原因5つ目は、「ベアリングが寿命を迎えている可能性が高い」です。
ベアリングの寿命が近いと、異音が聞こえるだけではなく、ハンドルが不安定になる場合やハンドルがガタガタする場合があります。
放っておくと高額な修理代がかかる場合があるので、なるべく早めにバイクショップで修理してもらいましょう。
マフラーが破損している可能性が高い
タイヤ付近から異音が聞こえた場合に考えられる原因6つ目は、「マフラーが破損している可能性が高い」です。
マフラーが破損していると、バリバリ、バタバタという異音が聞こえるようになります。
マフラーの破損を放っておくと、燃費が悪くなる場合やエンジン内部がすすで汚れてしまう場合があるので、なるべく早めに修理に出しましょう。
バイクから異音が聞こえた場合は早めに対処しよう
バイクは、複雑な構造をしているパーツも多く、一概に「異音の原因は○○」と言い切れないことがほとんどです。
また、バイクのパーツは丈夫に作られているため、異音が発生してもすぐに故障することはありません。
しかし、だからと言ってすぐに修理しなくても良いという訳ではありません。
異音を放置しておくと、後々大きな故障に繋がり、最悪の場合は廃車にするしか選択肢がないという場合も考えられます。
異音に早く気づき、早く修理すれば再度乗れるようになる可能性が高いですし、修理費も比較的安く済みます。
そのため、自己判断で放置せず、異音が聞こえてきた場合は、できる限り早く修理するようにしましょう。
▼こちらの記事では、バイク・原付の廃車手続きの方法や必要書類・費用についてまとめているので、あわせて読んでみてください。
オイル交換を定期的に行いバイクの異音対策をしよう
バイクから発生する異音の原因は様々ですが、多くはオイルの固着やごみの蓄積によるバイクパーツへの負担です。
そのため、なるべく定期的にオイル交換を行いましょう。
定期的にオイル交換を行うことで、オイルがエンジンを正常に循環するため、エンジン内外のパーツ洗浄が行われ、異音によるトラブルを未然に防ぐことができます。
可能であれば、オイル交換だけではなく、バイクショップで定期的にパーツの洗浄やメンテナンスを行ってもらいましょう。
廃車にしなければならなくなったバイクは売却できる可能性も
もしバイクを廃車にしなければならなくなった場合は、買取業者の査定を受けることをおすすめします。
廃棄する予定のバイクに市場価値がある場合、そのバイクが故障していたとしても、バイクの買取業者は買い取ってくれることがあります。
廃棄二輪車取扱店に引き取ってもらうと、こちらがお金を払わなければいけませんが、バイクの買取業者に買い取ってもらうと実質無料で引き取ってもらえると同時に臨時収入になる場合があります。
最近は、無料で査定を行ってくれるバイク買取業者もいるので、バイクを廃棄する前に「売却」を検討してみましょう。
▼こちらの記事では、バイクのおすすめ買取業者の特徴やバイクを高く売るコツをまとめているので、ぜひ参考にしてください。
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出典:アップス
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まとめ
この記事では、異音の大きな原因を初め、バイクのエンジン・タイヤから聞こえる異音の原因と対処方法などについて具体的に説明してきました。
バイクの異音は、オイルの劣化や粘度、量が関係しています。
その中でも、特にオイルの固着やごみの蓄積によるバイクパーツへの負担が原因と言われています。
基本的に異音が発生した場合は、早めに修理することで再度バイクに乗れることがほとんどです。
異音を放置しておくと、廃車にしなければいけない状態になる場合もあるので、できる限り早めに修理しましょう。
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