ピアノの寿命は何年?寿命の伸ばし方や修理費用の相場を解説!

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この記事では、ピアノの寿命や修理費用について紹介しています。
「一般的に寿命はどれくらいと言われているのか?」
「修理すれば使える場合に、どれくらいの費用を払う必要があるのか?」
「費用が高くなりそうだから、買取してもらう場合におすすめの業者は?」
など、よく疑問を持たれる点について解説しました。
目次

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ピアノの平均寿命は何年?
一般的にピアノは定期的に適切なメンテナンスをおこなうことで、永く愛用できる鍵盤楽器です。とはいってもピアノも長く使っていくうちに、メンテナンスが追いつかなくなったり、修理よりも新調をすすめられたりすることがあります。
寿命は、30年とも60年とも言われていますが、数字に差が出るのも、明確なピアノの寿命がないせいかもしれません。
修理できるうちは寿命が来ていないというのか、真空状態など通常ありえない保管方法での寿命をいうのかなど、捉え方でも変わってくるでしょう。
メンテナンス方法、環境などによって状態が大きく変わってきますが、調律と調整をしながら通常の使い方をしていて問題なく弾けるのは、30~40年という意見が調律師の間では多いようです。またピアノの種類によっても、寿命に違いがみられます。
電子ピアノやハイブリットピアノの寿命
軽量で音量の調節やヘッドフォンでの使用が可能な電子ピアノは、現代の居住環境にあった楽器です。しかしながら、電子ピアノの寿命は10~15年とアコースティックピアノと比較するとかなり短いです。
電子ピアノは、楽器といってもアコースティックピアノと違い電子機器でもあります。そのため、寿命は他の電化製品とあまり変わらない仕様と言えます。
ハイブリットピアノとは、簡単にいうとアコースティックピアノと同じハンマーアクションを搭載した電子ピアノのこと。
弾き心地はアコースティックピアノ同様ですが、ボタンによる音量調節やヘッドフォンの使用ができます。そんなハイブリットピアノも、寿命は電子ピアノと変わりません。
電子機器としての側面が強いため、10~15年が平均的な寿命です。
ちなみに電子ピアノ・ハイブリットピアノは、メーカーの生産終了から7年前後は部品を供給していますが、それ以上になってしまうと部品がなくなってしまい、修理不可能なケースも出てくるので注意してください。
アップライトピアノやグランドピアノの寿命
アップライトピアノもグランドピアノもアコースティックピアノに分類されます。ですが、その構造には少なくない違いがみられます。
寿命は、どちらも30~60年、平均すると40年といえるでしょう。お金に糸目をつけずに修理をすれば、100年でも弾き続けられます。
消音ユニットの寿命
消音ピアノ、サイレントピアノと呼ばれるピアノには内部に消音ユニットが取り付けられており、ハンマーが弦を打つ直前に止めピアノの音を消せる仕様です。
はじめから内蔵されているものもありますが、後から消音ユニットをつけることも可能です。
需要の高い消音ユニットですが、こちらにも寿命があります。消音ユニットも電子機器にあたるため、寿命はおおよそ10年前後です。
消音ユニットとピアノの寿命は別ものですから、消音ユニットのみが寿命を迎えても交換することで問題は解決するでしょう。
ピアノの寿命を伸ばす方法
ピアノの寿命は、環境やメンテナンスによって大きく変わってきます。どんなピアノもできるだけ長く大切に使いたいものです。ここでは、ピアノの寿命を伸ばすためにやっておきたいこと、注意したいことを紹介します。
定期的に外観の掃除をする
ピアノの寿命に掃除は関係ないと思われるかもしれません。ですが、ピアノの掃除も劣化を防ぐうえで大切なことです。毎日おこなう必要はありませんが、定期的に掃除はしておきましょう。
まずピアノの外観は、クロスやクリーナーを使ってお手入れします。ほこりの積もったピアノは、見た目に悪いだけではなく内部にも影響を及ぼしかねません。
傷がつかないよう、はたきや専用のクロスを使ってピアノを拭き、ほこりを取り除いてあげましょう。
また、ほこりだけではなくピアノは皮脂や汗などが付着し目に見えない汚れが蓄積していくものです。汚れは、はたきやクロスだけでは難しいため、専用クリーナーを使いましょう。,/p>
専用クリーナーなら、頑固な汚れを落とすと共に防汚加工も可能です。専用のもの以外のクリーナーは、ピアノを傷めるおそれがあるため避けましょう。
定期的に内部の掃除をする
寿命を伸ばすには、内部の掃除も必要になってきます。とはいっても、電子ピアノの内部の掃除はできません。内部掃除ができるのは、アコースティックピアノです。
ふたを開けて、内部のほこりを優しく掃除機で吸い取るといいでしょう。素人がリスクを押さえてできる内部掃除はその程度と言えます。
本格的な掃除は業者へ依頼するのが一番です。
湿度に注意する
ピアノにとって最適な湿度は40~60%です。
アコースティックピアノの本体は木製ですし、弦は金属です。湿気により悪影響を受けやすく、適切な対策をしなければ寿命を短くする原因になってしまいます。
たとえば湿度の高い場所にピアノを置いていると、鍵盤が戻りにくい、音が出ないいったトラブルが起きるケースがあります。これもピアノが湿気を吸ったことが原因で起きる現象です。
内部の金属が錆びるなどさまざまな問題を起こしかねなません。梅雨の時期は、特に湿度が高くなりやすいため、環境によっては除湿器を使うなどの工夫が必要でしょう。かといって湿度の低すぎる環境もピアノにいい訳ではありません。
木が乾燥により収縮することで内部の部品が弛むなど、劣化を招きます。ピアノを置く部屋には、温湿度計を設置するなどして湿度に注意しましょう。
サビ対策やサビ取りをする
金属が使用されているピアノにとって、サビも寿命を招く原因です。対策としては、上記にあげた湿度管理をすることがひとつの方法です。
しかし、既にサビが生じてしまっている場合は、直接的に落とすしかありません。弦やペダルは、ホームセンターなどで売っているサビ落としを使って磨くことができます。
弦の場合には、サビ落としをした後で必ず調律が必要となります。そのため、弦のサビ落としは調律と一緒にプロに依頼するのも賢明な選択でしょう。
サビ防止用の油もありますが、調律師によっては弦に対しては積極的に塗布しないこともあります。家庭でサビ対策をするなら、湿度に注意を払うこと・ペダルのサビ落としと防サビ油の塗布にとどめておくことをおすすめします。
調律やオーバーホールをきちんとおこなう
アコースティックピアノの寿命を伸ばすために大切なのは、調律やオーバーホールをきちんとおこなうことです。
アコースティックピアノが電子ピアノやハイブリットピアノよりも寿命を長く保てるのは、調律やオーバーホールがあってこそです。
調律やオーバーホールにかかる費用
調律やオーバーホールは、ピアノに必要なメンテナンスですが、かかる費用が気になるものです。
調律とは、ただ音程を整えるだけではなくピアノ全体のケアも含まれます。逆に技術力のない調律は、ピアノの寿命を短くする要因になってしまうものですからピアノの調律は、信頼のできる技師に依頼しましょう。
アップライトピアノは~16,000円前後、グランドピアノ~20,000円前後が相場です。
しかし、ピアノは調律までの期間が空くと、追加で料金が発生するケースが多くなっています。例えば、1年以上間が空くとプラス1,000円といった具合です。
また、オーバーホールとはピアノの部品をすべてチェックし必要なものは交換と修理をおこなう大がかりなメンテナンスです。フェルト交換、ハンマーアクション交換、弦の張替などをおこないます。
そのため、古いピアノも新しく生まれかわることができます。
費用が大きく違うことない調律費と異なり、ピアノによって金額の幅が大きいという特徴があります。アップライトピアノとグランドピアノを比較した場合では、後者のほうがオーバーホール代は高いものです。
おおよその相場としては、アップライトピアノは~450,000円前後、グランドピアノは~700,000円前後が目安です。
グランドピアノの場合、製品によっては~1,000,000円をこえるケースもあります。このように調律と違い、オーバーホールには高額な費用がかかります。
オーバーホールは、交換する部品がオリジナルの部品とは異なることあり、理想の状態に戻ることは保証されていません。
そのため、年数が経過したピアノについては膨大な費用がかかる可能性も十分にあるため、新しいピアノを購入することを検討してみるといいでしょう。
壊れてしまったピアノの修理費用
ピアノの音が出ないなど、壊れてしまっても修理をすれば問題なく使えるようになるケースが大半です。ここでよくある修理のケースと費用を紹介します。
修理原因 | 修理費用相場 |
---|---|
特定の音が出ない | 1箇所につき~数千円前後 |
鍵盤の戻りが悪い | 1箇所につき数千円前後 |
電源が入らいない(電子ピアノ) | ~20,000円前後 |
フェルト交換 | 1枚につき~1,000円前後 |
弦の切れ | 1本につき~10,000円前後 |
鍵盤交換 | 1本につき~10,000円前後 |
ハンマーシャンク折れ | 1本につき~30,000円前後 |
ピアノおすすめ買取業者
ピアノはメンテナンスと環境次第でいくらでも長く使える楽器です。とはいっても、そのためには高額な費用がかかることもあります。
場合によっては、新品を買う以上に高額になるケースも少なくありません。その場合は、よほど愛着がない限りは、買い替えがおすすめです。
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こちらの記事ではピアノの処分方法と費用なども詳しく紹介しているので、買取できそうになく、ピアノの処分を考えている場合は是非ご一読ください。