消火器の処分方法4つ!無料の処分方法や重大事故例を紹介

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消火器はリサイクル制度の導入によって、平成22年1月から産業廃棄物ではなくなってゴミとして廃棄処分できなくなりました。古い消火器を長年放置している家庭が多く、ほとんどの人は処分方法が分からない状態です。
「消火器って、そのまま家に置いておいて爆発とか起こらないの?」
「置き場所に困っている」
「処分方法や費用はどうなのだろう」
と思ったまま、放置してしまっている家庭もあるのではないでしょうか。そこで、今回は、消火器の処分方法や処分にかかる費用などを紹介します。処分を検討されている方、処分したくても方法が分からない方は参考にしてください。
目次
※買取相場は執筆時点で取得した情報となりますので、実際の買取価格と異なる可能性がございます。
2010年以前の消火器設置は罰則の可能性
消防法の規定に基づく「消火の規格省令」が改正され、2010年以前に製造された消火器は型式失効として設置不可となりました。古い消火器の破損事故が相次いだことが要因です。
2021年12月31日までは特例として設置が認められていましたが、今現在は旧規格の消火器の設置は認められていません。
もしも旧規格の消火器を利用し続けた場合は、消火器未設置とみなされます。このような場合、「消防用設備などの設置維持命令」が発せられます。そしてこの命令を受けたあとも設置しなかった場合は、「1年以内の懲役または100万円以下の罰金」が課せられます。
消火器の処分方法4つ
適切に処分しなければならない消火器ですが、なかなか処分方法が分かりにくいのも実情です。そこで、消火器の処分方法をいくつか見ていきましょう。
買い替え時に無料引き取りを依頼
ホームセンターなどで消火器を買い替える場合は、古い消火器を無料引き取りしてもらえます。廃棄目的だけの利用はできませんが、買い替えを検討している場合は便利な方法です。
ただし消火器の種類によっては回収不可となっているものもあるため、事前の確認が必要です。また自分で店舗へ持ち込まなければならないため注意しましょう。
消火器リサイクルセンターで処分
古い消火器はリサイクル法の対象なので、家庭ゴミと一緒に処分できません「消火器リサイクル推進センター」が処分を行い再資源化します。
消火器の品目を確認する
消火器の種類やサイズによって、リサイクル費用は異なります。基本的に、家庭用の小型タイプで500~1,000円程度、それ以上の場合は、2,000円以上かかります。
消火器用のリサイクルシールを貼る
消火器のリサイクル費用は、2010年1月1日以前に購入した消火器、またはリサイクルシールが付いていない消火器が対象です。2010年以降に購入した消火器は、最初からリサイクルシールが貼られているため、購入する必要はありません。
都合のいい処分方法を選ぶ
処分方法は大きく分けて以下の3つです。
- 特定窓口での回収
- 指定取引所に持ち込み
- ゆうパックによる回収
特定窓口での回収は、全国にある特定窓口に消火器の処分を依頼しますが、担っているのは、主に「消火器の販売業者」や「防災・防犯事業者」です。全国に約5,000か所あり、運送費や保管費がかかってきます。費用は距離や諸条件によって異なりますが、1,000~3,000円程度が相場です。
指定取引所に持ち込む場合は、運搬費や保管費などがかからないので費用は安くなります。全国に200か所ありますが、リサイクルシールを取り扱っていない指定取引所もあるため、事前に問い合わせが必要です。
そして、ゆうパックによる回収を利用する場合は、全国一律6,270円かかります。引取り回収も行っているため持ち込みができない方には便利な方法です。ただし事前に申し込む必要があり、申し込みをしていなければ回収してもらえません。
また簡易郵便局やゆうパック取次所での取り扱いはありません。法人の利用もできないため注意が必要です。
不用品回収業者に依頼する
費用はかかりますが、不用品回収業者に処分依頼をする方法もあります。不用品回収業者の中には訪問回収してくれる業者もあります。小型消火器が1本2,000円、薬剤3L・3kg以上の大型消火器が1本3,000円での訪問回収を行っている業者もあります。
もしも引っ越しなどで他にも処分したいものがある場合にはおすすめです。数が多い場合も回収してもらえるので便利です。
まだ使える消火器は買取依頼をする
まだ使える消火器はリサイクルショップなどに買取依頼をしましょう。事前に買取ってもらえるかどうかを確認し、買取業者の数社に依頼するのが望ましいです。消火器の状態によって異なりますが、買取可能な業者もあります。買取方法も、宅配買取、店頭買取、出張買取の3種類から選択できる場合が多いです。
家庭用消火器の使用期限
家庭用消火器の使用期限は、本体に使用有効期限が表示されています。期間内での交換が必須です。
業務用の消火器は約10年ですが、住宅用消火器は約5年です。住宅用消火器は、薬剤の詰め替えができない構造になっています。使用期限を過ぎた消火器は破裂による人身事故の危険性が高いです。放置せずに速やかに新しい消火器に取り換える必要があります。
特に腐食、キズ、変形などが見られる消火器は、使用期限に達していなくても直ぐに交換しなければなりません。また高温、多湿、腐食性ガスや潮風の当たるところでは、設計標準使用期限内でも、操作に支障をきたすことがあります。
- 放射には圧力が必要
- 加圧式と蓄圧式がある
- 消火器の圧力の大きさ
消火器の処分費用相場
一般的な消火器の耐用年数は製造年から8~10年とされ、10年経った消火器は圧力試験が義務づけられています。処分費用相場は2,000円です。
消火器を処分する場合は、リサイクル料金が必要となってきます。特定窓口や指定取引場所で購入できるリサイクルシートを購入し、消火器に貼り付けなければ処分はできません。
消火器の使用期限・処分するタイミング
消火器の使用期限は、家庭用・住宅用が5年、業務用が10年です。消火器によっては、品質保証期間(使用期限)が記載されているケースがあります。製造年を確認して古くなっているものは買い替えを検討しましょう。また使用期限を超えていなくても以下に該当する場合は、処分するタイミングです。
- 損傷している
- 腐食している
- 変形している
- へこんでいる
消火器の使用期限を守って安全に使用し、老朽化が見られたら処分しましょう。
古い消火器を処分・廃棄する際の注意点
注意点は以下の5つが挙げられます。
- 自治体で回収してもらえない:自治体のゴミとしては出せません。
- 無理に分解しない:衝撃が加わると圧力に耐え切れず中身が噴出する可能性があります。
- 対象外の消火器がある:特定窓口や指定取引場所で消火器を処分する際は、対象外の品目がある。
- 安全栓の有無を確認する:事前に安全栓の有無を確認して、中身が漏れないようにしましょう。
- 無理に中身を出さない:劣化や腐食している消火器は、中身を出そうとすると破裂する恐れがあります。
古い消火器を処分・廃棄する費用
ホームセンターで下取りの場合、基本無料です。ただし、新規で消火器を購入する必要があります。
特定窓口で引き取りの場合には、小型用リサイクルシール代600円+収集運搬費用として1,000〜3,000円が必要です。指定窓口・指定引取場所に直接持ち込む場合には、600円です。別途保管費用がかかる可能性あります。
ゆうパックで発送の場合、全国一律で6,270円が必要です(2024年2月現在)。
消火器の適切処分方法
消火器を使わないまま放置していると、腐食し破裂する危険性があります。重症を負ったり死亡したりするケースもあるため注意が必要です。使用期限、腐食の進行を確認し、安全を確認しなければなりません。
消火器の定期チェック項目
- 製造年数が5年を超えているものは要チェックです。
- 消火器はいつも見やすい場所に設置し、風通しが悪い場所は避けましょう。
- 変形や腐食、サビなどが出ていないかをチェックし、安全を確かめましょう。
- 安全栓は消火器の要なので、破れたり剥がれたりしていないか要チェックです。
- レバーが損傷したり変形したりしていると使いづらいため問題があります。
- キャップが閉まっていない可能性もあるため、しっかり閉めておきましょう。
- ホースやノズルがひび割れたり詰まったりしていると消火器の機能が果たせません。
消火器の事故事例
消火器の不適切な利用は、時には死亡事故につながります。
①消火器破損事故 ・北海道
昭和60年4月12日26歳の男性が勤務先工場敷地内で周辺清掃の際、古材などを焼却しました。そして消火のために消火器を使おうとした時、腐食した底部が噴出したガスに耐え切れず破損、男性の顔面を直撃しました。
参考:稚内市「消火器の破損事故事例」
②消火器破損事故・北海道
雨ざらしにしていたと思われる消火器を運ぼうとしてレバーを握ったところ、サビていた容器底部が破損しました。そこからガスが放出されてロケットのように飛び、頭部を直撃したということです。頭部の損傷により死亡事故となってしまいました。
参考:長沢防災「消火器で起きる重大事故」
③消火器破損事故・大阪
平成21年9月15日に、屋外に長年放置されていた消火器が破裂し、小学生が重傷を負いました。大阪市消防局ではこの事故を受け、消費者に対し、点検や維持管理の重要性や腐食した消火器の危険性を説きました。また製造・販売元として適切な措置を講じるよう関係業界団体に申し入れも行いました。
参考:北上地区消防組合「消火器による事故・事例」
総務省も老朽化消火器の安全対策について明記
重大事故にもつながる消火器の取り扱い。総務省でも、平成21年9月15日、大阪市東成区の屋外駐車場において、老朽化して腐食が進んだ消火器が破裂し、子供1名が重傷になった事故を受けて、安全対策について明記。現状などを調査しました。
具体的な方策は、パンフレット、取扱説明書によるメーカーからの情報提供の充実、ディスプレイの工夫、パンフレットの配布、店員による説明などによる店頭での広報、使用段階における対応です。これにより少しずつ周知されてきていますが、消費者側でも知識を得なければ事故が起こる恐れがあるでしょう。
消火器リサイクルの技術が商業的に確立されたのはこの20 年の間であり、認知率はで9%、事業所で16%(2010年 2月時点)であったと報告しています。認知率向上に向けた働きかけにより、現段階ではもっと認知率が高まっている可能性がありますが、いまだに処分方法がわからないという声が多く寄せられます。
消火器処分におすすめの不用品回収業者3選
エコノバ
出典:エコノバ公式サイト
おすすめポイント
- 最大5社に一括査定を依頼可能
- サイト上で簡単に無料見積り査定が可能
- コンシェルジュが24時間365日対応
「エコノバ」は最大5社に一括で不用品回収費用の見積もりを依頼できるサービスです。
一括見積では回収費用やサービス内容が送られてくるので、しっかり比較・検討することができます。
滅多に依頼することがない不用品回収だからこそ相場を確認し任せられる業者に依頼することが大切です。消火器以外にも処分したい物がある方に特におすすめです。
ECOクリーン


出典:ECOクリーン公式サイト
おすすめポイント
- 最短10分で訪問可能
- 日本全国24時間365日対応
- 年間利用者数1万人以上
基本料金も出張料金も現地見積もり料金もすべて無料で対応してくれる「ECOクリーン」。
全国各地に数多くの加盟拠点を作ることで現場までの移動コストを抑え、最短10分で自宅まで駆けつけてくれます。
在籍しているのは厳しい研修をクリアした良質なスタッフばかり。豊富な現場経験と丁寧かつ親切な接客で、初めての方でも安心して依頼することができます。
申し込みは24時間365日受け付けており、相談は無料。引っ越しサービスや遺品整理、ゴミ屋敷の片付け、オフィスや店舗の閉店に伴う不用品の撤去作業などにも対応しています。
TOKYO環境プロジェクト

おすすめポイント
- 即日スピード回収可能
- 年中無休の24時間対応
- 追加費用0円
日本全国から24時間年中無休で不用品回収を行っている「TOKYO環境プロジェクト」。最短20分で駆けつけるスピーディな対応に定評があり、年間1,500件もの依頼を受けている実績があります。
回収料・お手伝い料・移動費・輸送費などすべて含めたパック料金を展開しており、見積もり後の追加料金は一切なし。トラックに詰め放題なので、テレビだけでなく他にも大量にある不用品もまとめて回収してもらいたいという方におすすめです。
面倒なゴミの分別などもすべて引き受けてくれるので、余計な手間をかけずに不用品を手放せる点もメリット。
万が一、見積もりの段階で金額に納得がいかなければ断ってもOK。もちろんキャンセル料などはかからないので、迷っている方はまずは見積もりだけでも依頼してみては?
基本プランの内訳(税込)は以下の通りです。
| パック | 料金 | おすすめのケース |
|---|---|---|
| 軽トラ | 25,000円 | 押し入れ~1K程度の 部屋の片づけにおすすめ |
| 1.5tトラック | 50,000円 | 1R~広めの部屋 の片づけにおすすめ |
| 2.0tトラック | 62,000円 | 倉庫やオフィス、家の中を丸ごと 片づけたいときにおすすめ |
消火器買取おすすめ業者4選
消火器は処分するとなると、買い替え時以外には費用がかかってきます。また、慣れないと分かりにくく億劫になってしまうこともあるでしょう。
古い消火器は適切に処分が必要ですが、引越しなどでまだ比較的新しい消火器を処分する場合に、買取を利用する方法もあります。一方、リサイクルショップに持っていっても、基本的には受け付けてもらえないでしょう。そこで、消火器買取におすすめの業者を紹介します。
おいくら
出典:おいくら
東証スタンダード上場企業の弊社マーケットエンタープライズが運営する「おいくら」は、まとめて複数社への査定依頼が可能な一括査定サービス。売りたい商品の情報をフォームに入力するだけで、複数の買取業者から同時に査定ができるため、忙しい方には特におすすめしたいサービスです。
手間を掛けずに査定結果を簡単に比較でき、各ショップの口コミや買取実績などの詳細も確認可能です。
買取方法は出張買取、宅配買取、店頭買取の3種類あり、お客様に適した買取方法が選べます。事前に買取方法を選択しなかった場合に、買取業者が提示する方法に従って利用してください。キャンセル料も発生しませんので、「まずは価格だけ知りたい」という場合でも、ぜひご利用ください。
高く売れるドットコム
出典:高く売れるドットコム
東証スタンダード上場企業の弊社マーケットエンタープライズが運営する「高く売れるドットコム」は、家具や家電などを積極的に買取しています。消火器も買い取り対象です。
査定は、専門知識を持ったスタッフが親切・丁寧に対応し、その場で査定結果が分かります。電話または24時間受付のWEBでも行っており、初めての方でも安心してご利用していただけます。お申込みはお電話0120-55-1387(※年末年始除く9:15~21:00)またはWEBからご利用ください。
買取方法は出張買取、店頭買取、宅配買取の3種類。出張買取は自宅にお伺いし、その場で査定をしてお支払いいたします。引越しなどによる消火器の処分であれば、出張買取がおすすめです。
不用品買取キング

「不用品買取キング」は、家具家電や楽器、玩具、カー用品などさまざまなジャンルを扱っています。もちろん消火器の買取も行っています。信頼のネットワークで、全国各拠点から関東、関西、中部、北陸、九州まで出張対応可能です。
買取方法は店舗買取、出張買取、宅配買取の3種類から選択できます。出張・宅配買取では、「ご自宅やオフィスなど、引越しに伴って不要な家具・OA機器・家電製品」「粗大ゴミなどリサイクル費用がかかる製品」「衝動買いしてしまったが、使わずに眠っている製品」「閉店処理、遺品整理など」も買取します。
エコスマイリー


出典:エコスマイリー公式サイト
「エコスマイリー」は出張専門リサイクルショップです。人気のサービスとしては、「不用品・家具・家電買取&回収のお手伝い」「遺品整理・家財整理 各種手続き代行」「ゴミ屋敷・ゴミ部屋 片付・清掃」などを行っています。もちろん消火器の買取も行っています。
消火器の買取相場
消火器を売るとなったら、いくらくらいで売れるのでしょうか。業者買取では消火器を買取ってくれるところが少なく情報があまり見つけられないでしょう。
それでも中には買取ってくれる業者もあるので、そのような業者に買取ってもらいましょう。相場は500円から4,000円程度です。新しい高価な消火器の場合には、40,000円程度の買取がされることもあります。
消火器の処分は自分の身を守るためにもきちんとやるのがおすすめ
消火器の処分をおろそかにしていると、罰則の可能性もあります。2010年以前の消火器設置をしている家庭は、今一度見直しましょう。
また、老朽化消火器は重大事故につながりかねません。適切な処分方法を押さえ、家庭の安全のために買い換えていきましょう。
引越しなどで比較的新しい消火器を持っていて勿体ないと感じるかもしれません。まだ使える消火器は一部の業者で買取しているため、査定に出してみるのもいいでしょう。
「おいくら」は一括査定サイトのため、消火器のような買い手を見つけにくいアイテムも、買取業者を見つけやすいメリットがあります。ぜひ利用してみてくださいね。


