自転車の種類や部品別寿命|自分で修理できる?

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自転車の種類や部品別寿命|自分で修理できる?

通学や通勤で活用する自転車。毎日乗る人もいれば、ごくたまにしか使わない人もいるかもしれません。

「寿命が来たかどう見分ければよいのだろう」

「買い替えどきがいつか知りたい」

「長く持たせるためにパーツ交換をして愛用したい」

そんなお悩みを解決すべく、自転車の寿命に関して詳しく解説していきます。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

各種自転車の寿命

自転車は私たちの生活になくてはならないものであり、大切に取り扱うことで長期間にわたる使用も可能になるでしょう。
しかし、長期間使用するためには当然メンテナンスなどが必要になりますが、各部品の寿命などについては知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで、各種自転車の寿命などについて解説をしていきます。

折り畳み自転車の寿命

折り畳み自転車は、持ち運びにとても便利な機動性に優れた自転車です。
しかし、基本的に他の自転車よりもかなり小さめのサイズであるため、長距離の使用は控えた方が良いでしょう。

近年、折りたたみ自転車で走行中にフレームが折損し重傷を負って訴訟になったケースもあり、使用には注意が必要です。
寿命はメーカーや使用状況などによってさまざまですが、フレームの折損は重大事故に繋がりますから、フレームの保証期間を寿命の1つの目安とすればよいでしょう。

ママチャリの寿命

ママチャリの寿命はそのフレームの素材によって寿命が変わると言われています。
ママチャリの寿命はその使用頻度によって大きく異なりますが、5~10年程度を1つの目安として考えればよいでしょう。

ママチャリは高級品はアルミ製ですが、ほとんどの部分が鉄のフレームで作られておりフレームが折損などしない限り基本的には使用可能です。

クロスバイクの寿命

クロスバイクも基本的にはフレームが破損するまではいつまでも使用が可能ですが、各部のパーツの劣化や消耗パーツなどの経費を考えると買い替えのタイミングが必ずやってきます。

使用状況などによってそのタイミングはさまざまですが一般的な目安は走行距離5万㎞・使用年数約10年程度と言われています。

ミニベロの寿命

ミニベロは、非常にコンパクトでありながら速度に関しても十分な機能を持ち合わせている、現在注目されている自転車の1つです。
コンパクトですがスピード性にも優れている反面、タイヤの消耗が激しいのが特徴です。

また、タイヤの径が小さめであるため自転車全体にかかってくる負荷も大きい点も注意すべきところ。フレームの保証期間を1つの目安にするとよいでしょう。

クロモリなどロードバイクの寿命

ロードバイクはとても耐久性が高いカーボンフレームやアルミフレームで作られており、その寿命は平均15年程度と言われています。

一般的な自転車は紫外線や経年劣化によって少しずつ衰えていきますが、特にクロモリなどは非常に頑丈なのが特徴です。
クロモリのロードバイクであれば、こまめに整備してサビなどにも注意しておけば半世紀もの間、使用が可能です。

電動自転車の寿命

使用状況、保管状況などによって寿命も大きく異なりますが、電動自転車はバッテリーの寿命が3~4年で、自転車本体の寿命は8~10年と言われています。
そのため、最初はバッテリーのみ交換すればそれ以降も十分使用は可能です。

ブリジストンなどの高級自転車の寿命

ブリヂストンなどの高級自転車も一般的な自転車よりもかなり耐久性が高めです。
使用状況、保管状況などで異なりますが、仮に週に3~4日乗ったとしてもきちんとメンテナンスをしていけば5~10年使用していくことも可能です。

交換すれば長く持つ? 自転車の部品別寿命を見分ける方法を紹介

自転車を専門的に取り扱うメーカーや趣味の人であれば自転車の部品に対する知識が深いため、各部品の寿命や交換時期についても熟知しています。

しかし、一般的には部品の寿命などは知らない方がほとんどではないでしょうか。
ここからは、特に自転車に詳しくない方でも部品の寿命を見分ける方法などを紹介していきます。

ライトの寿命が来ているか見分ける方法

一般的に自転車のライト用に使用される白熱電球の寿命は1,000~2,000時間程度と言われています。
しかし自転車の場合は運転時などの揺れなどもありますから、その影響により完全にその寿命時間を達成するのは困難であるのが現状です。

一般的な寿命5年程度です。どうしても寿命を長くしたいのであれば運転速度を下げて走行すれば長期間の使用が可能です。
自転車のライトは使用状況を大きく影響を受ける部品ですが、低価格で購入が可能ですから運転に少しでも支障が出れば早めに交換するべきでしょう。夜間の無点灯なども問題も生じます。

サドルの寿命が来ているか見分ける方法

一般的に自転車のサドルの寿命は15,000㎞程度が目安と言われていますが、使用している人の体重や使用状況などにより場合によっては30,000㎞や5、10年も使用が可能です。
運転中に少しでも乗り心地に違和感があれば、その時点でサドルの点検をしましょう。

タイヤの寿命が来ているか見分ける方法

一般的にタイヤの寿命は約3年程度と言われており、走行距離で考えると約3,000㎞程度と言われています。
しかし1,000㎞を超えた時点でタイヤの走行性能は著しく低下するため、早めに交換するのもよいかもしれません。

タイヤの寿命の見分け方としては、タイヤのチューブを覆っている溝模様のゴムを目視・点検しましょう。
溝が無くなっていればいるほどタイヤが劣化しており、寿命が近いということです。
また、タイヤが劣化し、走行時の摩擦によってゴムがひび割れしてしまうと内部のチューブの劣化を早めてしまうため、早めに交換しましょう。

チューブの寿命が来ているか見分ける方法

自転車のチューブは使用頻度や使用状況などによってその寿命は大きく異なっていきますが、ママチャリなどの一般的な自転車の場合は約3年、ロードバイクやクロスバイクなどの自転車は3,000~5,000㎞程度で寿命が来ると言われています。

またチューブは普段はタイヤの中に収納されているため、劣化の状態が分かりませんが、もし外側のタイヤに亀裂が入っていたり、タイヤの溝などが減っていたりしたら、それに伴いチューブも劣化していることは間違いありません。

外側のタイヤを交換するときには一緒にチューブも交換した方が良いでしょう。タイヤの状態を点検すればチューブの寿命も推測できるということです。

クリートの寿命が来ているか見分ける方法

ビンディングペダルとシューズを固定するための道具が「クリート」です。クリートは一見するだけで劣化などがはっきりとわかりやすい部分ですから、こまめに点検しましょう。そして、異変に気付いたら速やかに交換しましょう。

チェーンの寿命が来ているか見分ける方法

自転車のチェーンの交換時期の目安はその使用状況などで異なりますが、一般的に3,000~4,000㎞程度が寿命と言われています。
こまめに注油することでチェーンの寿命は一定期間伸びていくことでしょう。

また、チェーンは1,000㎞を超えると次第に伸びていくため、チェーンチェッカーと呼ばれるチェーンの長さを計る専用のスケールを使用すれば、寿命が来ているかを簡単に判断できます。

定期的に修理・交換するもの

自転車は普段からこまめに点検・メンテナンスを実施していけば長期間の使用も十分可能になります。
定期的な交換・修理が必要な物としてはブレーキシューや、使用と共に劣化していくタイヤ・チューブなどがあります。

またチェーン・スプロケットなどにもこまめに注油していけばその寿命は延びていくことでしょう。

ブレーキワイヤーの寿命が来ているか見分ける方法

使用頻度や使用状況によって大きく異なっていきますが、ブレーキワイヤーの寿命・交換の目安は2,000㎞~4,000㎞程度と言われています。
ワイヤーは劣化が進んでいれば突然切れてしまい危険ですから、1年に1回交換しておけば安心です。

自力でもできなくありませんが、命に関わる上に調整までとなると難しいため自転車屋さんに持っていくのがおすすめです。

フレームの寿命が来ているか見分ける方法

自転車のフレームは自転車の骨格のようなものであり、もし何かの衝撃などによりフレームが曲がったり折れたりすればその時点で使用はできません。

そのため、フレームの寿命は目視でフレームの状態を確認し、少しでも曲がりなどがあればその時点で寿命は尽きたこととなります。
1つの目安として各メーカーのフレームの保証期間などを参考にするとよいでしょう。

ディスクブレーキの寿命が来ているか見分ける方法

ディスクブレーキのパッドの寿命は一般的に3,000㎞以上だと言われています。
またパッドの厚みなどで寿命を判断することもでき、その厚みが0.5㎜以下になれば寿命が来ていると判断できます。
厚み測定に関しては「ノギス」などを活用すれば、正確且つ細かく計測することができますからとても便利です。

スプロケットの寿命が来ているか見分ける方法

スプロケットの寿命が来ているかを見分ける方法は、単純に歯が減っていればその時点で寿命が来ていることになります。
スプロケットの劣化は使用状況などにより大きく異なりますから、走行距離などではその寿命などが判断できないのも特徴です。

一番わかりやすい方法は、スプロケットの歯が尖っていればスプロケットの寿命が来ていると判断できます。

リム、ハブ、スポークの寿命が来ているか見分ける方法

リムとは自転車のタイヤの外周部分のことで、ブレーキを使用するたびに摩擦熱などで削れてしまいます。
「シマノ」制のリムであれば使用限界が分かりやすいように溝を切っており、その溝が完全に消えてしまえば寿命が来たということです。

ハブとは自転車のホイールの中心のことで、中には回転に必要なベアリングが入っています。
一般的にこのベアリングの寿命は3年程度と言われており、定期的な交換が必要になります。

スポークとはタイヤの中心から外周を繋いでいる細い金属のことを指します。
このスポークが折れたからと言ってその寿命が来たとは限りませんが、スポークが少しでも少ない状態で走行すればホイールに大きな負担がかかってしまいます。
そのため、スポークが折れた場合は自転車屋さんなどで早めに修理するか、安全のためホイールごとの交換が無難でしょう。

サスペンションの寿命が来ているか見分ける方法

一般的にサスペンションの寿命は走行距離と駐輪している状態によって変わっていきます。
特にメンテナンスをせずに普段から長距離運転をする場合であれば、2年程度で寿命が来てしまいます。

一方、普段から屋内で管理して走行距離も短めで雨の日などに使用しなければ10年以上は使用可能と言われています。
一般的に普通に乗って少しくらい調子が悪くても気にしない方の場合は、5年くらいは普通に乗れるでしょう。

クランクの寿命が来ているか見分ける方法

クランクは自転車の中でも重要なパーツであり、交換がなかなか困難です。
寿命が来ているかを見分ける方法としては、クランク部に亀裂などが入っていないか、経年劣化等が激しくないかを十分点検しましょう。

コンポの寿命が来ているか見分ける方法

自転車の「コンポ」とは、自転車を構成する複数の部品をひとまとまりで扱うための呼称で、各部パーツである「ギア」や「クランク」などもその1部として呼ばれています。

このコンポも目視などで簡単に劣化などの確認ができますので、定期的に点検すれば寿命が来ているかを判断できるでしょう。
また使用時に異音などが鳴り出した場合も、コンポの寿命が来ている場合がありますから注意しましょう。

買取価格相場は寿命が来たかでどれくらい違うか

自転車を使用していてもそのときの都合により、自転車を手放すこともあるかもしれません。平均的な買取金額は購入時の1割程度が相場となっています。また状態の悪いものは、ブランド品の自転車であれば多少の金額がつくかもしれませんが、ほとんど値段がつかないのが現状です。

古い自転車を買い取っている買取業社

今まで大切に乗ってきた自転車を少しでも高額で売却したいと誰でも思うものです。そこで、自転車を買い取ってくれる買取業者を紹介していきます。

なお、買取業社が買取しているのは利用可能なものです。完全に寿命がきた自転車は残念ながら買取が難しいでしょう。

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まとめ

自転車を長期間にわたって使用して寿命を長くするためには、日々の点検・メンテナンスを心がけることがとても大切です。
しかし、実際に自転車全ての部品を細かく点検・整備していくことは専門的知識・技術などが無ければ難しいのも実情です。
ある程度使用した自転車に関しては早めに売却し、新しい自転車を購入して使用するのも1つの有効な手段と言えます。

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