家ダニの種類まとめ!対策方法・駆除法を詳しく解説

人間の目には見えないダニですが、布団や絨毯などに生息しています。ダニが発生すると噛まれてしまいかゆくなったり、フンなどを吸い込むことで喘息になるなど健康への影響もあります。今回、この記事ではダニの種類について紹介をし、対策をまとめましたのでダニに悩んでいる方は最後まで読んでみてください。
目次
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家の中でダニが多い場所はどこ?
家の中でダニが多い場所は布団になります。基本、ダニの繁殖時期は6月~8月と言われていますが、布団には1年通して生息しています。
ダニをそのまま放置しておくとアレルギー疾患の原因ともなり危険です。ダニのフン・死骸・抜け殻などがアレルゲンとなり、それを吸い込むことで喘息、皮膚炎、鼻炎、結膜炎などの様々な症状が出てきます。免疫力の高い大人であれば吸っても問題ないことも多いですが、子どもの場合だと症状がきつくなる可能性も高いので注意が必要です。
ダニの種類
ダニと一言でいっても様々な種類がいます。次は代表的なダニについて1種類ずつ紹介していきます。
参照:アース製薬
ヒョウヒダニ
ヒョウダニはほぼ1年中見られるダニであり、別名チリダニとも言われており、絨毯や家具に多く発生します。人を刺すことはありませんが死骸やフンを吸い込むことでアレルギー性疾患になる可能性を持ち注意が必要です。環境としては温度が20度~30度、湿度が60%~80%の高温多湿を好みます
コナダニ
コナダニは梅雨・秋口に発生するダニです。高温多湿を好み、繁殖力が高くコナダニは人を噛むことはありませんが、大量発生しますとツメダニがコナダニを食べて繁殖します。尚、コナダニの繁殖を抑える方法は湿度を下げることが有効です。
ツメダニ
コナダニと同じく梅雨・秋口に多く発生するダニで特に8月~9月は被害が増加する傾向にあります。
他のダニも捕食するため、同時期に発生するコナダニが大量発生すると、ツメダニも増加。吸血することはありませんが、稀に人を噛み体液を吸うこともあります。噛まれた部分は小さな傷口ができ痒みを発生させるので注意が必要です。
イエダニ
イエダニは鳥やネズミに寄生して繁殖する吸血性のダニです。宿主が死んだり、巣内で大量発生した場合に移動を行い、人にも吸血します。5月ごろから発生し、6月から9月が一番の繁殖期。人への被害もこの辺りに集中することが多いです。
マダニ
マダニは肉眼でも見える大型のダニで室外に生息しています。大きさは3mm~10mmと様々。山、公園、草地、庭など身近な場所に存在することで問題となっています。
3月~4月に増え始め、10月~11月に活発に活動するようになります。マダニに刺されてしまうと「日本紅斑熱」などの感染症から死亡率の高い「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症してしまう可能性も。
尚、SFTSに発症してしまうと38度以上の熱、下痢、嘔吐などの症状が出ます。最も怖いのは治療法として有効な薬剤やワクチンはないことです。
その為、長袖を着用して皮膚の露出を抑えたり、明るい服を着てマダニの付着がわかりやすいようにするなど噛まれないように工夫しましょう。また、噛まれたらすぐに皮膚科等医療機関で処置を受けるようにしてください。
布団にダニが多いのはなぜなのか
次に布団にダニが多い理由について紹介していきます。
エサが豊富な環境
ダニが繁殖する理由としては餌が豊富にあるからです。布団には髪の毛、アカ、フケなどが落ちており、これを主食とするダニもいます。また、布団の上でお菓子などのも食べかすもダニにとっては栄養源に。
アカやフケなどは新陳代謝によって肌から剥がれ落ちるものなので、完全に取り除くは難しいです。また、寝ている間など無意識に身体を触ることもあるので、マットレスやシーツにも落ちています。
温度・湿度がちょうどよい
ダニが快適に過ごせる環境は温度25度前後、湿度70%前後になります。これは人が夏を快適に過ごせる環境に非常に近いです。
布団などで寝る時は、人にとって居心地の良い環境で就寝すると思いますが、それはダニにとっても同じ。エアコンの除湿機能などを使って湿度をなるべく下げるようにするのがいいでしょう。
生きたダニは除去できないのか?
生きたダニを完全に駆除することは難しいですが、部屋の湿度を下げてダニが繁殖しにくい環境を作ることが大切です。夏場はエアコンをつけたり、窓を換気して湿度を下げるなど様々な工夫をしてみてください。
また、洗濯ものを部屋干しすると湿度が上がりますので扇風機などを使い多湿にならないようにしましょう。

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くらしのマーケット公式サイト確実にダニを駆除したい時の手順
次に確実にダニを削除したいときの手順について紹介します。
ダニを死滅させる
まず除去したいのであればダニを死滅させなければなりません。ダニは生きているとかぎ爪と吸盤で繊維に引っかかってしまうからです。尚、効果的な方法としては布団を干す、乾燥器にかけるなどして湿気を取れば、ダニを死滅させることができます。
布団を干す場合は黒い布をかぶせるなどして温度を上げるようにし、乾燥器はダニ退治モードを搭載しているものもあるので活用していってください。
掃除機で吸い取る
ダニを死滅させた後は掃除機でしっかりと吸い取りましょう。死骸をそのままにしておくと吸い込んでしまい、アレルゲンとなり様々な症状が出てくる可能性があるからです。
普通の掃除機でも吸い込むことができますが、余裕がある方は布団クリーナーを購入するのがおすすめ。布団クリーナーはその名の通り布団専用の掃除機になりますので、繊維の奥まで汚れを吸い取ってくれるので、死骸だけでなくフンなども取り除いてくれます。
プロの業者にダニ対策をお願いしよう
もし「自分で対策をしてもダニが出てきてしまう」や「そんな時間がない」という方はプロの業者に依頼することを検討してみてください。
プロに頼むことで、お金はかかってしまいますが様々なメリットがあります。
害虫駆除110番
出典:害虫駆除110番
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害虫駆除110番は全国の加盟店と提携しており、24時間365日受付しています。
駆除の時に気になる「料金」や「使用する薬剤のニオイや危険性」といったポイントも安心。相談から現地調査までは無料で、見積後の追加料金はナシ! お子様・ペットが居るご家庭でも安全な方法でダニを駆除してくれます。
申し込みはWeb・電話(0120-950-297)から。まずは無料で相談してみましょう。
おすすめのダニ対策グッズを紹介
次にダニ対策におすすめのグッズを4つ紹介していきます。
バルサン プロEX
バルサン プロEXはバルサンの中で効き目最強と言われるシリーズの一つでメトキサジアゾン、フェノトリン、d・d-T-シフェノトリンの3つの有効成分がダニやゴキブリに駆除してくれます。
使い方は簡単でフタを取ってこするだけ。煙が奥まで届くので隠れた害虫の駆除も可能です。ダニだけでなく他の害虫も駆除したい時におすすめ。ただし、精密機械などが傍にあると壊れてしまいますので、専用カバーでしっかりと覆わないといけないなど手間は少しかかってしまいます。
ダニがいなくなるスプレー
ダニがいなくなるスプレーは「KINCHO」が販売しているダニの駆除アイテムで布団はもちろんカーペット、畳、ぬいぐるみなどに有効です。また、予防効果もありますので駆除した後は1か月間、ダニの繁殖を抑えることができます。
べたつかない速乾性アルコールをベースにしており、乾くとほとんど匂いがしません。またバルサンのようにシートの準備などしなくていいので手軽に使うことができます。
さよならダニ−
さよならダニーは3D構造でダニを生きたままどんどん捕獲してくれるシートとなっています。使い方は簡単でシングルベッドにこの商品を1m間隔で上下に2枚、マットレスとベッドパットに貼り、後は2か月後の燃えるゴミの日に剥がして捨てるだけです。
1枚で25万匹のダニを捕獲することが可能。更に化学物質を使っていないのでアレルギー体質の方やペットの近くに置いても安心して使うことができます。
日頃からできるダニ対策
日頃からできるダニ対策としては、先ほど紹介したスプレー型のアイテムを購入して定期的に振りかけたりするのがおすすめ。また、布団などでお菓子などを食べている方は、その食べかすがダニの栄養源になってしまうので控えるようにしましょう。
この他にも、ダニ防止加工の布団やシーツが売っていますので余裕がある方はそちらを購入するのも一つです。
ハウスクリーニングのすすめ
もし、今まで布団のダニ対策をしていない場合はハウスクリーニングがおすすめです。ドライクリーニングと違い、布団を丸ごと水洗ってくれるので中綿まで綺麗にしてくれます。また、天日干しなどでは取り除けないダニ、死骸、フン、尿などもしっかりと落としてくれます。
布団のハウスクリーニングは宅配便で引き取り・お届けしてくれるところが多いので手間もかかりません。布団を丸ごと綺麗にしたいなら是非検討してみてください。
まとめ
ダニの対策について紹介しましたがいかがでしたか?布団にダニが多い理由は餌が豊富で環境がいいからです。ダニをそのまま放置しておくと、アレルギー反応を起こしたり、喘息を引き起こす可能性があります。
日々の駆除や対策がとても大事になりますので、グッズなどを購入して定期的にダニ対策をするようにしましょう。また、布団を丸ごと洗ってくれるハウスクリーニングもありますので、そちらを利用してみるのも一つ。
この記事を読み、定期的に綺麗にしていつまでも気持ちよく布団を使いましょう。
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