冷蔵庫の掃除はどうすればいい?放置するデメリットは大きい

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冷蔵庫のドアを開けてみると、棚の端にこぼれたソースの跡や、いつの間にかできた謎のシミ……心当たりはありませんか? そのままにしておくとカビや雑菌の温床になり、庫内のニオイの原因にもなってしまいます。
また、外側や背面にホコリがたまっていると、放熱効率が落ちて電気代アップや故障リスクにもつながります。
この記事では、おいくらマガジン編集部が「冷蔵庫の掃除を放置すると何が起こるのか」と「自分でできる正しい掃除の手順」、さらに「プロに頼む場合の選び方」まで、まとめて解説します。
目次
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冷蔵庫の掃除を放置するとどうなる?
まずは「掃除をサボり続けると、冷蔵庫にどんな影響が出るのか」を整理しておきましょう。
電気代が高くなったり故障リスクが上がる
冷蔵庫の背面や側面、下部の吹き出し口には、冷却のための放熱部品があります。ここにホコリが積もると、うまく熱が逃げず、庫内を冷やすために余計な電力が必要になります。
結果として、
- 以前より電気代がかかる
- コンプレッサーに負荷がかかり、寿命が短くなる
といったデメリットが出てきます。ひどいケースでは、ホコリが原因でショート・発熱し、火災リスクにつながることもあるため、放熱部周りのホコリ取りは定期的に行いたいポイントです。
食中毒やカビの原因になることも
庫内にこぼれた食品カスや汁汚れを放置すると、低温環境でも少しずつ雑菌やカビが増えていきます。冷蔵庫は「増殖のスピードを落とす」ことはできても、完全に止めるわけではありません。
汚れた棚や野菜室をそのままにしておくと、
- 他の食材にカビや雑菌が移る
- イヤなニオイが庫内全体に広がる
- 最悪の場合、食中毒につながる
といったリスクがあります。命にかかわるケースは多くありませんが、体調不良の原因になることもあるため、「冷蔵庫だから大丈夫」と油断せず、定期的な掃除を心がけたいところです。
冷蔵庫掃除の基本手順
ここからは、自分でできる冷蔵庫掃除の手順を順番に見ていきましょう。全体をしっかり掃除する場合は、時間に余裕のある日に実施するのがおすすめです。
1. まずは電源をオフにする
庫内を本格的に掃除するときは、最初に冷蔵庫の電源を切ります。ドアの開閉が続くと庫内温度が上がり、冷却のために余計な電力がかかるからです。
コンセントからプラグを抜くか、本体のスイッチで電源をオフにしましょう。電源の位置がわからない場合は、取扱説明書を確認してください。
掃除中も食材は傷みやすいので、「作業はできるだけ手早く」を意識して進めます。
2. 食材をすべて取り出す
次に、冷蔵室・冷凍室・野菜室の食材をすべて取り出します。このタイミングで、
- 賞味期限・消費期限が切れているもの
- いつ入れたかわからないもの
は思い切って処分しましょう。冷凍食品や生鮮食品は、保冷剤と一緒にクーラーボックスや発泡スチロール箱、段ボール(+保冷剤)などに避難させておくと安心です。
3. 取り外せるパーツは外して洗う
棚板・ドアポケット・野菜ケースなど、取り外し可能なパーツはすべて外してシンクで洗います。
- 食器用中性洗剤+スポンジで洗う
- 洗ったあとはよくすすぎ、水気を拭き取って乾かす
カビやニオイが気になる場合は、台所用の薄めた塩素系漂白剤を使って除菌し、その後しっかり水拭き&乾燥させると効果的です。濃度が濃すぎると変色や傷みの原因になるため、使用量は必ずボトルの表示に従ってください。
4. 重曹水や中性洗剤で庫内を拭き掃除
パーツを外したあとの庫内本体は、以下のような手順で拭き掃除をします。
- 40℃前後のぬるま湯に重曹を大さじ1杯ほど溶かし、重曹水を作る
- 重曹水をスプレーボトルに入れ、布巾に吹きかける
- 庫内の壁・棚の設置部・ドア内側などを拭き上げる
重曹には、皮脂汚れや軽い油汚れを落とし、ニオイを和らげる効果が期待できます。汚れが強い部分は、薄めた中性洗剤を使ってもOKです。
拭き掃除に使う布巾は、できるだけ清潔なものを使いましょう。最後に水拭き→から拭きまでしっかり行い、庫内に洗剤や水分が残らないようにするのがポイントです。水気が残ったままだと、カビや故障の原因になってしまいます。
特に野菜室は、野菜くずや土汚れが多く、細菌が増えやすい場所です。汚れを取り除いたあと、丁寧に拭き上げておきましょう。
5. 製氷機・給水タンクまわりのケア
意外と忘れがちなのが、製氷機まわりです。氷そのものは低温のため細菌は増えにくいものの、給水タンクやフィルターは水垢やカビが発生しやすい環境です。
- 取扱説明書に沿ってタンクやフィルターを取り外す
- ぬるま湯と中性洗剤でやさしく洗い、よくすすぐ
- 異臭がする・フィルターが黒ずんでいる場合は交換も検討する
「氷がなんとなく臭う…」と感じ始めたら、製氷機まわりの掃除サインだと考えておきましょう。
冷蔵庫の外側の掃除も忘れずに
庫内がひと通りキレイになったら、外側もチェックします。
- ドア表面:汚れた手で触れやすいので、固く絞った布巾で水拭き
- ドアパッキン:溝にゴミがたまりやすいので、綿棒などを使って汚れを除去
- 側面・背面・コンセント周り:掃除機やハンディモップでホコリを取り除く
ガラスドアタイプの場合は、強くこすりすぎると傷やひびの原因になるので、柔らかい布でやさしく拭き取るようにしましょう。
外側の徹底的な掃除は、年に1〜2回を目安に。特に背面の放熱部分とコンセント周りは、火災予防の意味でも定期的なホコリ取りがおすすめです。
冷蔵庫掃除で気をつけたいポイント
冷蔵庫の掃除でやってはいけないNG行為もチェックしておきましょう。
- シンナー・ベンジンなどの有機溶剤を使う
- 研磨剤入りクレンザーや金属たわしでこする
- 高温のお湯を直接かける
これらは、樹脂部分の変色・ひび割れ・傷・故障の原因になります。
また、アルコールを使う場合は、食品まわりにも使用できる台所用のアルコールスプレーなどに限定し、使用後は水拭き・から拭きをして、成分やニオイが庫内に残らないようにしましょう。
冷蔵庫は食品を保存する家電です。清潔さを保つことと同時に、素材や電装部分を傷めないよう、やさしい洗剤と道具を選ぶことが大切です。
冷蔵庫をキレイに保つためのコツ
大がかりな掃除の頻度を減らすためにも、日頃からできる工夫を取り入れておきましょう。
- 肉や魚はトレーのまま置かず、保存袋や密閉容器に入れる
- 調味料ボトルは洗った牛乳パックなどにまとめて立てる
- 庫内の収納量は「7〜8割」を目安にし、詰め込みすぎない
- こぼした液体や食品カスは、その日のうちに拭き取る
ボトル用の使い捨てカバーをわざわざ買わなくても、飲み終えた牛乳パックをよく洗って、そこに醤油やソースのボトルを立てておくだけでもOKです。中身がこぼれても、パックごと捨てれば庫内の掃除は最小限で済みます。
冷蔵庫掃除をプロに頼むなら
「何年も大掃除をしていない」「カビやニオイが気になるが、自分で全部やるのは不安」という場合は、ハウスクリーニングのプロに依頼するのも一つの選択肢です。
プロに依頼すると、
- 庫内のしつこいシミやカビ、ニオイまで徹底的にクリーニングしてくれる
- パッキンの溝や細かな凹凸など、自分では掃除しづらい部分も任せられる
- 掃除を任せている間に、自分は別の家事や用事に時間を使える
といったメリットがあります。ここからは、冷蔵庫を含むハウスクリーニングを依頼できる代表的なサービスを紹介します。
おそうじ本舗
「おそうじ本舗」は、業界トップクラスの店舗数を誇るハウスクリーニング専門チェーンです。全国展開しているため、依頼できるエリアの広さと予約の取りやすさが魅力です。
水まわりやエアコンはもちろん、冷蔵庫クリーニングを含むセットプランなどもあり、「費用は抑えたいけれど、仕上がりには妥協したくない」という方に向いています。料金体系も比較的わかりやすく、初めてプロに頼む方でも利用しやすいサービスです。
ユアマイスター
「ユアマイスター」は、ハウスクリーニングや修理・メンテナンスなど、生活まわりのサービスに特化したマッチングサイトです。
登録しているのは全国各地のクリーニング業者や職人さんで、料金や口コミを比較しながら自分に合った業者を選べます。小規模事業者も多いため、「この部分を重点的に」「ここだけはやり方を相談したい」など、細かい要望を伝えやすいのもポイントです。
価格重視で、地元の業者さんにお願いしてみたい方に向いたサービスといえるでしょう。
くらしのマーケット
「くらしのマーケット」も、ハウスクリーニングなどの出張サービスに特化したマッチングサイトです。エアコン掃除やキッチン、お風呂場のクリーニングなどと一緒に、冷蔵庫クリーニングを依頼できる業者も見つかります。
登録業者ごとに詳細な口コミや評価が掲載されているため、「人柄」「対応」「仕上がり」の評判を見ながら選べるのが特徴です。個人事業の業者も多く、大手と比べて料金が抑えられるケースも少なくありません。
なるべく費用を抑えつつ、自分に合う業者をじっくり選びたい方におすすめです。
まとめ
冷蔵庫の掃除を後回しにしていると、庫内の汚れからカビや雑菌が増え、食材にニオイが移ったり、最悪の場合には食中毒の原因になることもあります。また、外側や背面にホコリがたまると放熱効率が落ち、電気代アップや故障リスク、火災リスクにつながることもあります。
とはいえ、日頃から少しずつ工夫しておけば、大がかりな掃除の負担はぐっと減らせます。食材は保存袋や容器を活用してこぼれにくくし、汚れに気づいたらその日のうちにサッと拭き取る。この積み重ねだけでも、冷蔵庫の「キレイ」は長持ちします。
「冷蔵庫まで手が回らない」「一度プロにリセットしてもらいたい」という場合は、ハウスクリーニングの業者に任せるのも賢い選択肢です。自分でやる範囲とプロに任せる範囲を上手に分けて、清潔で気持ちのいい冷蔵庫をキープしていきましょう。


