ソファーの処分方法4選|引き取りや持ち込み処分費用と捨て方も

引っ越しや部屋の模様替えをする際、不要になったソファの処分に頭を悩ませる方は多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に、ソファの4つの処分方法についてご説明します。
- リサイクルショップに引き取ってもらう
- 大型ごみなどを回収している業者に依頼する
- 自分の住んでいる町の自治体に粗大ごみとして出す
- 自治体や団体のリユースサービスに出す
上記の処分方法についてのメリットやデメリットを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
1.リサイクルショップに買取依頼する
リサイクルショップというと、家の近くに店舗がない、店頭まで持ち込むのは面倒だと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、今は宅配便などを利用して無料査定してくれるお店もたくさんあります。
まずはインターネットで住所を入れて検索してみてはいかがでしょうか。
見積もりもメールや電話一本で調べることができるので、気軽に査定を行えます。
価格に納得できなければ、ソファーの引き取りをやめることもできます。
不用品の買取について詳しく解説した関連記事がありますので、合わせてご覧ください。
買取してもらうメリット
リサイクルショップにソファーの引き取りを依頼するメリットは、処分費用がかからないことです。
また、ごみにならないので、エコな処分方法ともいえます。さらにソファーの状態によっては買取可能な場合もあります。
リサイクルショップで引き取りを依頼するには、店頭持ち込みのほか、宅配買取や出張買取などいろいろな方法が選べます。
無料で宅配を受け付けてくれるリサイクルショップが多いため、家まで宅配業者が集荷に来てくれて、重いソファーを自分で運ぶ必要もありません。
出張買取は、自宅にリサイクルショップのスタッフが来て、その場で査定してくれるので、すぐに買取料金を受け取ることができます。
- 処分費用がかからない
- ソファーの状態により買取可能
- 引き取り方法が選べる
買取してもらうデメリット
依頼するリサイクルショップによって査定額に差が出てくるというデメリットがあります。
また、状態の悪いソファや買取価格の付かないものは、買取ることができないということも把握しておく必要があります。
次に、上記のようなデメリットを解決するサービスをご紹介したいと思います。
- 査定額に差がある
- 買い取ってもらえないこともある
手早く高く売るなら一括査定がおすすめ!
「おいくら」は全国に1000件以上あるおいくら加盟店に、一回の申込で買取金額の見積もり依頼ができる「一括査定サービス」です。
売却するお店は「オークション」のように、一番高い査定額を掲示したお店を選んで売れます。
また電話番号の登録が不要で、査定結果はメールのみでの確認も可能。店舗からのわずらわしいセールスとも無縁です。
査定依頼ページでは商品情報を細かく入力する必要があるため、「面倒くさい」と感じる方もいるでしょう。
ですが、申込時にしっかりと入力することで、買取業者が商品価値をきちんと査定できるため、適正価格以上で売れる可能性が高くなります。
査定したい商品はまとめて15品まで依頼ができるので、少し時間のある時にいったい「いくらになるのか」試してみてはいかがでしょうか?
対応サービス | 宅配買取・出張買取・店頭買取 |
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電話問い合わせ有無 | あり |
サービスの特徴 |
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2.回収業者に引き取ってもらう
ソファーの数が多いときや、リサイクルショップでは引き取ってもらえないような古くて壊れてしまったソファーでも、粗大ごみ回収業者になら気軽に処分を頼むことができます。
関東近辺の処分相場としては以下のような料金設定をしている回収業者が多いようです。
回収業者 | 料金 |
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回収業者A | ソファー1点あたり6,000円~11,000円 |
回収業者B | ソファー1点あたり6,000円~12,000円 |
1人掛け・2人掛けなどソファーの大きさや地域によって料金は変わるので、いくつかの業者に見積もりを取ってからサービスを利用するのがおすすめです。
きれいなソファーの場合には「買取」「無料回収」「料金の一部減額」などで臨機応変に対応してくれる回収業者もあります。事前に一度確認してみるのもおすすめです。
回収業者のメリット
粗大ごみ回収業者にお願いするメリットとして、自分の都合の良い日時を指定して、ソファーを引き取ってもらえることが挙げられます。
タイミングによっては即日回収してもらえる場合もあるので、スピーディーにソファーを処分したいときには最適です。
特に、引っ越しの際など、部屋に荷物が大量にあるときなどは大変助かります。
また、ソファーの運搬も回収業者がすべて行ってくれるので、自分で運ぶ必要がありません。
面倒なことは全部回収業者が引き受けてくれるため、主婦や高齢者にもおすすめです。
- 回収に都合の良い日時を指定出来る
- 自宅からソファーを運んでもらえる
回収業者のデメリット
ソファーを収集するときには立ち合いが必要なので、自治体に出すときのように収集日に決められた場所に出せばよい、というわけではありません。
仕事などで忙しい方も回収業者に事前に連絡をして立ち合い可能な日時を決めなければいけません。
また、回収業者によって作業の丁寧さやスタッフの応対の仕方、質の差があるため、選んだ業者によっては期待したサービスを受けられない可能性があります。
回収費用についても、それぞれの業者で違いが出てくるため、事前にホームページや電話などで詳細を確認しておく必要があります。
- 回収に立ち会いが必要
- 事前連絡が必須
- 業者によってサービスの質・価格が異なる
回収業者への一括比較・見積もりが便利|エコノバ
ソファーを含めた家具類の処分に回収業者を利用する際に重要なのは、費用をしっかり比較検討することです。
かたづけ業者の一括見積サイト「エコノバ」なら、一度の依頼で複数社から処分費用の相場をもらうことが可能です。
よくわからず一社に頼んでしまう前にまずは利用してみることをおすすめします。
電話問い合わせ有無 | あり |
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サービスの特徴 |
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明確な料金体系で安心|エコピット
エコピットは関東地域(東京・神奈川・千葉・埼玉)に特化した不用品回収サービスです。
ベッドやタンス、ソファといった大型家具から生活家電、自転車、健康器具などの回収にも対応しています。
パック料金には搬出作業や出張費、スタッフ追加(2名まで)料金等がすべて入っているため後から請求金額が高くなるといったことがありません。
ご自身のニーズにあったパックを選んで安くお得に不用品を処分できるためおすすめです。
電話問い合わせ有無 | あり |
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サービスの特徴 |
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3.自治体に粗大ごみとして出す
まずはソファーの処分法として最初に思いつく、自治体の粗大ごみとして出す方法をご紹介します。
住んでいる自治体により分別の仕方が違い、同じソファーでも一人がけ、二人がけなど大きさによって費用も変わってくるので、市のホームページなどでよく確認することが必要です。
粗大ごみを出す流れ
住んでいる市や区の粗大ごみ受付センターへ電話をすれば処分にかかる費用を品目ごとに教えてくれます。
各自治体のホームページで「粗大ごみの出し方」のページを見れば、簡単に手数料がわかりますので事前に調べておきます。
かかる費用を確認したら、市役所や指定のスーパー、コンビニなどで手数料を払って粗大ごみ申し込み券(シール)を購入します。
あとは、粗大ごみ収集日にソファーに貼って出すだけです。
収集場所については、決まったところがある場合もありますし、もし自宅がごみ収集車の入れないような細い路地や場所などにあったとしても、市役所等に相談すれば対応してくれるので、簡単に利用することができます。
粗大ごみとして出すメリット
自治体に粗大ごみとして出すメリットは、わかりやすさと安心感ではないでしょうか。
粗大ゴミの引き取り業者などに依頼をすると、費用が会社によって異なりますが、自治体に出す場合は予め明示されているため、とても安心です。
さらに、引き取り業者によっては収集時に立ち合いが必要な場合もあります。
自治体の場合は通常、決められた日に粗大ごみを出しさえすれば自治体にもよりますが、立ち会いなしで収集してくれるので、忙しい方にも向いています。
自治体によっては自分で指定の清掃工場に粗大ごみを持ち込むことができる場合もあります。
運賃分、費用が安くなることが多いため、自家用車などでソファー運搬が可能なときはその方法を利用するのもいいです。
- 自治体なので安心
- 費用が明確
- 持込なら格安になることもある
粗大ごみとして出すデメリット
粗大ごみを出すには、処分費用がかかります。
市役所やスーパー、コンビニなどで粗大ごみ申し込み券(シール)を購入する必要があるので、時間のない方には少し面倒かもしれません。
また、申し込み時に収集日も決めなければならないほか、指定された収集日まで待たなくてはいけないため、思い立ってすぐにソファーを処分、というわけにはいきません。
戸建住宅の場合は敷地内や門の近く、集合住宅の場合は決められた集積場所などに、自分で運んでいかなければならないため、大きくて重いソファーを出すのは女性や高齢者には大変です。
自治体に粗大ごみとして出す場合、これらのデメリットも知ったうえで、検討することをおすすめします。
- 粗大ごみ申し込み券の購入が必要
- 収集日が指定されている
- 基本的には集積場所まで自分で運ばなければならない
各自治体のソファー処分費用の例
参考までに、各自治体でソファーの処分にかかる費用を、東京都新宿区、東京都江戸川区、大阪府大阪市、京都府京都市の4つの地区を例に挙げてご紹介します。※2021年2月の情報です
各自治体でソファーの大きさや種類、素材などによって処分にかかる費用に差があります。
ソファーを自治体に粗大ごみとして出す場合は、自分で事前にサイズを測り、種類を確認するなどしておく必要があります。
東京都新宿区のソファー処分費用
新宿区では、ソファーを処分するには大きさや種類によって800円~2800円と金額が異なり、その分の粗大ごみ処理券を購入しなければなりません。
粗大ごみ処理券にはA券(200円)とB券(300円)の2種類があり、処分にかかる費用分を、組み合わせて購入する必要があります。
品目 | 料金 |
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一人がけ用ソファー(一人がけ用の応接用椅子を含む) | 800円 |
二人がけ用ソファー(二人がけ用の応接用椅子を含む) | 1,200円 |
三人がけ用ソファー(三人がけ用の応接用椅子を含む) | 2,000円 |
電動リクライニングつきの一人がけ用ソファー | 2,000円 |
電動リクライニングつきの二人がけ用ソファー | 2,800円 |
ソファーベッド | 2,000円 |
出典:粗大ごみの出し方|新宿区
東京都江戸川区のソファー処分費用
江戸川区でも新宿区同様、大きさや種類によって400円~1200円と金額が異なり、粗大ごみ処理券A(200円)、粗大ごみ処理券B(300円)を組み合わせて購入する必要があります。
また、持込は回収よりももっと安く処分できます。手間がかかりますが、金額重視の方にはおすすめです。
品目 | 料金 |
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一人がけ用ソファー | 800円(持込:400円) |
二人がけ用ソファー(二人がけ用以上も含む) | 2,000円(持込:1,200円) |
ソファーベッド | 2,000円(持込:1,200円) |
ソファー兼用型のシングルベッドマット | 1,200円(持込:800円) |
ソファー兼用型のダブル、セミダブルベッドマット | 2,000円(持込:1,200円) |
ソファー以外のオットマン、スツール、ベビーチェアーなどのいす | 400円(持込:無料) |
大阪府大阪市のソファー処分費用
大阪市でも、大きさや種類によって700円~1,200円とかかる金額が異なります。
手数料券は回収料金に合わせ200円、400円、700円、1,000円の4種類なので、組み合わせて購入する必要はありません。
品目 | 料金 |
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一人がけ用ソファー | 700円 |
二人がけ以上用ソファー | 1,000円 |
一人がけ用(座いすを含む)いす | 200円 |
二人がけ以上用いす | 700円 |
京都府京都市のソファー処分費用
京都市でも、大きさや種類によって400円~2,000円とかかる金額が異なります。
粗大ごみ処理手数料券は400円の1種類のみなので、処分費用に合わせて複数枚購入する必要があります。
品目 | 料金 |
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一人がけ用いす(応接用のものを除く) | 400円 |
二人がけ以上用いす(ウレタン製又はスポンジ製に限る) | 800円 |
応接用いす(一人がけ) | 800円 |
応接用いす(二人がけ) | 1,200円 |
ソファーベッド | 2,000円 |
出典:大型ごみ|京都市情報館
4.自治体や団体のリユースサービスを利用する
リユースという言葉はまだ馴染みのない方も多いかもしれませんが、自治体によっては、まだ使うことができる家具類などをリユースとして出すことも推奨しています。
この方法なら、まだ使えるソファーはごみにならず、再び誰かに使ってもらうことができるので、これもまた費用が無料のエコな方法といえます。
リユースのメリット
そもそもリユースとは言葉通り、再利用することです。
各自治体でリユースを行っている施設を紹介している場合が多いので、インターネットで調べたり、自治体に確認したりして出すことをおすすめします。
メリットとしては、粗大ごみは処理するコストがかかるが、リユースサービスを利用する場合はコストがかからないことです。
しかし、リユースといってもどうしたらいいかピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
いくつかの自治体を例にご紹介します。
愛知県豊田市の場合
粗大ごみの再生施設「リユース工房」があります。家庭から粗大ごみとして出された再使用が可能な家具などを、清掃または補修して、リユース(再使用)家具として展示し、入札方式で販売しています。
NPO法人の場合
NPO法人すぎなみ環境ネットワークなどリユース家具の展示や販売を行っているところがあります。使い捨て生活の見直しや、ごみの減量を目指して簡単な修理・清掃をしたうえで、格安に販売していることが多いです。
リユース施設やサービスを利用する場合、ソファーの引き取り申し込みをすると手数料がかかりますが、家まで収集に来てくれることもあります。
リユースのデメリット
リユースのデメリットは、たいていの場合、該当施設まで自分で持ち込まなければならないので、ソファーのような大型のものや重いものは車を持たない人には利用しにくいことです。
また、家まで収集に来てもらう場合は手数料がかかってしまいます。
さらにリサイクルショップなどと違い、どんなに状態のいいソファーを持ち込んでも、その代金が支払われることはありません。
まとめ
ソファーの処分について、4通りの処分方法を説明しました。
自治体に粗大ごみとして出す方法のほか、粗大ごみの引き取り業者やリサイクルショップ、リユースにソファーを出すことで、ごみにしない、地球に優しいエコな処分方法も紹介しています。
自分に合った、負担にならない処分方法を見つけましょう。ソファーの処分の仕方について迷ったとき、困ったときの参考になれば幸いです。
ソファー以外にもベッドの処分方法について詳しく解説した関連記事もありますので合わせてご覧下さい。
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