冷蔵庫に霜取り不要な種類はある?賢い選び方や霜取り方法・頻度についてもご紹介

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暮らしの中で必要不可欠な家電の1つである冷蔵庫。食材を冷やしているだけなのに、長く使っていると庫内に段々と霜がついてくることがあります。中には庫内を圧迫するほど霜がついてしまう場合もありますが、軽く霜がついているだけなら、冷蔵庫の霜取りは不要なのでしょうか。そもそも霜取り不要な冷蔵庫があるのかも気になるところです。

ここでは、冷蔵庫の霜取りが必要なタイミングや方法、頻度に加え、霜取り不要な冷蔵庫の種類や選び方などについてご紹介しています。

冷蔵庫が冷えるしくみは?

まずは、冷蔵庫が冷えるしくみについて簡単に解説します。

冷媒で庫内を冷やす

冷蔵庫は、「冷媒」と呼ばれる液体を利用して、庫内を冷やすしくみになっています。冷媒となる液体が気化する際に熱を奪うため、冷蔵庫内の温度を低く保つことができるのです。

冷媒を使った冷却装置は冷蔵庫だけでなく、エアコンでも同じ方法が採用されています。冷媒には主にガスが使われており、パイプの中で冷媒が循環することによって冷たい空気を作り出し、温度を下げるしくみです。

冷却方法は「直冷式」と「ファン式」の2種類

冷蔵庫の冷却方法には「直冷式」と「ファン式(間冷式)」と呼ばれる2種類の冷却方法があります。冷蔵庫の大きさやレイアウトなどによって、2種類のうちどちらかの冷却方法が採用されています。

直冷式は、冷媒の入った冷却装置が冷蔵庫の中にあり、庫内を直接冷やす方式です。ファン式は冷蔵庫の外側に冷媒があり、ファンを使って冷たい空気を送ることで庫内を冷やします。

冷蔵庫に霜がついてしまう理由

冷蔵庫が冷えるしくみについてわかったところで、次に霜がついてしまう理由についても見ていきましょう。

空気中の水分が冷却され、氷となる

冷蔵庫に霜ができる理由は、冷蔵庫を冷やす冷媒に外気が触れるからです。空気中の水分が冷却装置によって冷やされ、次第に増えて霜となっていきます。

霜のつき始めは氷の粒もまだ柔らかく、かんたんに取り除くことができますが、長期間放置していると固くなり、霜取りにも手間がかかってしまうでしょう。

霜のつきかたは、冷蔵庫の冷却方法によっても違ってきます。どのような冷蔵庫に霜ができやすいのでしょうか。

直冷式の冷蔵庫には霜ができやすい

直冷式の冷蔵庫は庫内に霜がつきやすく、ほとんどの場合定期的な霜取りが必要となります。
霜取りをしないでいると霜が大きくなり、庫内を圧迫するだけでなく、故障の原因にもなってしまうため、霜が目立ってきたら霜取りをおこなうようにしましょう。

ファン式は霜ができにくいが、ついてしまうことも

ファン式の冷蔵庫は一般的に霜がつきにくく、自動で霜取りする機能がついているものもあります。直冷式ほどではありませんが、冷蔵庫の種類によっては薄く霜がついてしまうこともあるため、ファン式であっても霜を見つけたら霜取りをした方がよいでしょう。

直冷式とファン式冷蔵庫の見分け方

冷蔵庫が直冷式かファン式かを見分けるポイントは以下の通りです。

ドアの数

冷蔵庫のドアが1つしかなく、冷蔵部分と冷凍部分が1つの庫内で仕切られているタイプは、直冷式の冷蔵庫となります。

冷蔵庫のドアが2つ以上あり、冷蔵室と冷凍室が個別に分けられているタイプの冷蔵庫は、冷蔵庫の外側にある冷却装置の冷気をファンでまわすファン式のものになります。

大きさ

1ドアタイプ以外に、2ドアでも1人暮らし向けに作られた小型の冷蔵庫では、直冷式タイプのものもあります。2ドアでも100L前後の冷蔵庫は、製品詳細などで直冷式かファン式かを確認するとよいでしょう。

直冷式とファン式のメリット・デメリットは?

直冷式の冷蔵庫は霜がつきやすく、冷凍室に近い冷蔵室は温度が低くなりがちで水分の多いものは凍りやすい、といったデメリットがある反面、小型で場所を取らないものが多く、製品自体の価格もリーズナブルで電気代も割安となるメリットがあります。

ファン式のメリットは霜がつきにくく、自動で霜取りをおこなってくれる機能があるものもあり、室内温度も安定しているため、長期間ストレスなく使用できるというメリットがあります。
デメリットとしては中型~大型のものが多いため製品価格が高く、設置するのに一定のスペースが必要となること、ファンをまわして大きな室内を冷やすため、直冷式よりも電気代がかかる、種類によっては薄く霜がついてしまうものもある、といった点が挙げられるでしょう。

長く使うならお手入れ必須!冷蔵庫の霜取りをする際のポイント

冷蔵庫の故障を防ぎ、長く使うためにも、霜取りのお手入れは大切です。ここでは、特に霜が目立ちやすい直冷式冷蔵庫の霜取り頻度や方法、綺麗に霜を取る際のポイントなどについて解説しましょう。

どのくらいの頻度で霜取りすればいい?

普段何となく気になりながらも「まだ大丈夫かな」「忙しいし」と放っておくと、冷蔵庫の霜はどんどん大きく、固くなり霜取りが大変になってしまいます。

霜のつき方は冷蔵庫の使用状況や種類によっても違いますが、霜がつき始めのうちに取り除いておいた方がよいでしょう。

庫内についた霜をそのままにしていると、冷蔵庫のスペースが霜で圧迫されるだけでなく、電気代も割高となってしまいます。霜取りをおこなう頻度としては、大体数か月に1度程度を目安におこなうのがおすすめです。

霜取りの基本は「溶かして落とす」

霜取りをする際には、アイスピックなどで突ついたり、ナイフなどで削って落とそうとするのは厳禁です。冷却装置を傷つける恐れがあるため、霜は必ず溶かして取り除くようにしましょう。

冷蔵庫の使い方で霜は防げる?

直冷式の冷蔵庫の場合、外気の水分が冷やされ、氷となることによって霜がつきます。庫内の設定温度を低くし過ぎないことで、ある程度の霜対策にはなるでしょう。

また、ドアを開閉する回数を極力減らし、ドアを開けている時間も短くするのも一定の効果が期待できますが、どんなに気をつけていても、使っているうちにどうしても霜はついてきてしまいます。

基本的に直冷式の冷蔵庫は「普通に使用していても必ず霜がついてくるもの」と考えた方がよいでしょう。

霜が綺麗に取れるおすすめの霜取り方法は?

せっかく霜取りをおこなうなら、冷蔵庫を傷つけることなく、スッキリと霜を除去したいですね。おすすめの霜取り方法には、どのようなものがあるのでしょうか。

電源を切って霜取りする方法

時間と準備の手間はかかりますが、放っておくだけで綺麗に霜が取れるので、電源を切る霜取り方法はおすすめです。ただし、霜の量によっては半日~1日はかかるため、時間に余裕があるときにやるようにしましょう。

電源を切っておこなう霜取り方法の手順は、おおむね以下の通りです。

1. 要冷蔵のものは処理をする
冷蔵庫の中に入れている食材や飲み物のうち、アイスや牛乳など、要冷蔵のものはクーラーボックスに入れたり、食べてしまうなどして冷蔵庫から取り出しておきます。要冷蔵でないものも、温度の変化で劣化する恐れがあるため、できれば空っぽにしておくのがおすすめです。掃除も兼ねて、冷蔵庫の中を整理するとよいでしょう。

2. 庫内の下にタオルなどを敷く
霜取りで溶けた霜は、水になって冷蔵庫の下にたまるため、水漏れ防止にタオルなどを敷いておきましょう。霜が大きく、水が大量になる可能性がある場合には、トレイを置いた上にタオルを敷きます。

3. 冷蔵庫の電源を切り、ドアを開けておく
準備ができたら冷蔵庫の電源を切り、ドアを開けてそのまま放置します。段々と霜が溶けてくるので、時々様子を見て必要ならタオルやトレーを取り替えましょう。

4. 庫内を清掃して電源を入れる
霜が完全に溶けたら、冷却装置の周りや庫内全体を拭き掃除して、電源を入れてドアを閉じます。

お湯に浸したタオルをあてて霜取りする方法

食材の整理が難しい場合や、あまり時間がない場合には、お湯に浸したタオルをあてて霜取りする方法もあります。

50~60度のお湯に浸し、固く絞ったタオルを霜の部分にあて、ゆっくりと溶かすのがポイントです。溶けた霜が水になったり、霜の塊が外れたりすることもあるため、洗面器やボウルなどを用意してから霜取りするとよいでしょう。

電源を入れたまま、長時間ドアを開けて作業をすると故障の原因になるため、霜が大きい場合は1度にすべて取ろうとせず、何日かに分けて少しずつ取り除いていきます。

ドライヤーをあてる方法

タオル以外に、ドライヤーの熱風をあてて霜取りする方法もあります。ドライヤーが水に濡れないように、また霜以外の部分にあたり過ぎないように注意する必要はありますが、電源を切る霜取りと併せておこなうことで、霜取り時間を短縮することが可能です。

ドライヤーをあてる際にも、霜が溶けた水を受けるタオルやトレーは準備しておこなうようにしましょう。

ヘラで落とす方法

霜がある程度溶けて柔らかくなってきたら、ヘラなどを使って霜取りをしてもよいでしょう。

霜取りをする際には、アイスピックなどの尖ったものや金属製のヘラを使用すると、冷蔵庫を傷めてしまいます。ヘラを使う場合は、冷蔵庫に付属のものやプラスチック製のヘラを使用するようにしましょう。

これらはいずれも直冷式の冷蔵庫の霜取りとしておすすめの方法となります。ファン式の冷蔵庫の場合、冷蔵庫に自動霜取り機能がついているため、大掛かりな霜取り作業は不要となります。

それでも、100L前半代の比較的小型なものの場合、冷凍室部分に薄い氷ができることもあります。その場合は、年末の大掃除のタイミングなどに柔らかいふきんで拭き取るとよいでしょう。

直冷式からファン式の冷蔵庫に買い替える際の注意点

直冷式の冷蔵庫に霜取りはつきものです。「冷蔵庫の霜取りが面倒だからファン式が欲しい」「引っ越しに合わせて大きな冷蔵庫に買い替えたい」と考える場合の注意点についても見てみましょう。

置けるスペースを確保する

直冷式の冷蔵庫に比べると、ファン式の冷蔵庫は2ドア以上の大型のものが主流となります。
ファン式に買い替えた場合、現在冷蔵庫を置いている場所よりも大きなスペースが必要となるため、検討している冷蔵庫が置けるかどうか、サイズチェックは必須です。

電気代が割高になる可能性も

ファン式の冷蔵庫は直冷式よりも大型となるうえ、ファンをまわす動力が余分にかかるため、直冷式よりも電気代が割高となる可能性があります。

新しいタイプの省エネ型や、ファン式でもできるだけ小型のものを選べば、ほとんど変わらない電気代で利用することができるので、多くの種類から検討することをおすすめします。

ファン式は冷凍室が上部にあるタイプや下部にあるもの、野菜室やチルド室、自動製氷機能付きなど、さまざまなタイプのものが出ています。予算やデザイン性、カラーなどもチェックしつつ、生活スタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。

冷蔵庫を買い替えるなら、中古買取相場もチェックしてみよう

冷蔵庫を新しく買い替える場合は、現在持っている冷蔵庫の中古買取査定を検討してみるのもよいでしょう。

参考までに、中古冷蔵庫の買取実績もご紹介します。以下の記事をチェックしてみてください。
冷蔵庫の買取相場と3つの高く売れるコツ!メーカー別高価買取事例も紹介

冷蔵庫は買い替えの際、古いものを無料で引き取ってもらえる場合もありますが、製造年によっては、リサイクル法にもとづき引き取り料が発生する場合もあります。

比較的新しい冷蔵庫なら、引き取り料を取られることなく、逆に売却することも可能です。自分の冷蔵庫が買取対象となるかどうか、一度査定してもらってみてもよいかもしれません。

まとめ

冷蔵庫は冷却装置の場所によって「直冷式」と「ファン式」に分けられ、直冷式の冷蔵庫は霜が発生しやすく、定期的に霜取りをする必要があります。霜取りには電源を切る方法やお湯に浸したタオル、ドライヤーなどを使って霜を溶かす方法がありますが、霜が大きくなってしまう前に、数か月に1度程度の頻度で定期的に霜取りをするのがおすすめです。

ファン式の冷蔵庫では大掛かりな霜取りの必要はないため、冷蔵庫を置くスペースに余裕があるなら、ファン式の冷蔵庫へ買い替えるのもよいでしょう。冷蔵庫の引き取りには料金が発生する場合があるため、買い替えを検討する際には、古い冷蔵庫の買取査定を試してみるのも1つの方法です。

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