引っ越し料金が高い時期・安い時期はいつ?料金を安く抑える方法

引っ越し料金は時期によって異なり、高い時期と安い時期とでは、10万円以上異なる場合があります。そのため、なるべく安い時期に引っ越しをしたいと考えている方が多いかと思いますが、料金が安い時期はいつなのでしょうか?
そこで、今回は「様々な視点から引っ越し料金が安い時期」を説明していきます。引っ越し料金が安い時期の他に、引っ越し料金を安くする方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
【世帯人数別】3月の引っ越し相場
3月は引っ越し相場が1年の中で最も高い時期とされています。
いろいろな引っ越し業者と比較するためにも、3月の引っ越し相場をまず把握しましょう。
単身(荷物少ない) | 単身(荷物多い) | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|
全平均 | 34560円 | 42000円 | 70000円 | 76000円 | 80000円 | 81000円 |
~15km未満 | 27000円 | 32400円 | 60000円 | 70000円 | 72800円 | 80000円 |
~50km未満 | 30000円 | 35000円 | 66000円 | 80000円 | 99600円 | – |
~200km未満 | 41750円 | 50000円 | 97000円 | 100000円 | 100000円 | – |
~500km未満 | 54000円 | 70000円 | 139660円 | 159750円 | 180000円 | 200000円 |
~500km以上 | 65940円 | 90000円 | 180000円 | 220000円 | – | 200000円 |
出典:引っ越し侍
時期別に見た引っ越し料金の相場
ここでは、繁忙期(3~4月)と閑散期別(3~4月以外)に見た引っ越し料金の相場を具体的に説明していきます。
※なお、以下の引っ越し料金はあくまで参考であり、依頼する業者によって料金は変動します。
繁忙期の引っ越し料金相場
繁忙期の引っ越し料金相場は以下の通りです。
距離15km未満 | 距離50km未満 | 距離200km未満 | 距離500km未満 | |
---|---|---|---|---|
1人暮らし | 4万5000円 | 5万円 | 8万円 | 11万円 |
2人暮らし | 8万5000円 | 10万円 | 15万円 | 20万円 |
3人暮らし | 10万円 | 12万円 | 20万円 | 26万円 |
4人暮らし | 11万円 | 16万円 | 23万円 | 27万円 |
5人暮らし | 12万円 | 18万円 | 25万円 | 30万円 |
繁忙期は引っ越し会社も強気の価格設定をしているため、どれだけ安くても4万円を切ることはまずありません。
閑散期の引っ越し料金相場
閑散期の引っ越し料金相場は以下の通りです。
距離15km未満 | 距離50km未満 | 距離200km未満 | 距離500km未満 | |
---|---|---|---|---|
1人暮らし | 3万円 | 3万3000円 | 4万7000円 | 6万5000円 |
2人暮らし | 6万円 | 7万円 | 10万円 | 14万円 |
3人暮らし | 7万円 | 8万円 | 11万円 | 16万円 |
4人暮らし | 7万5000円 | 10万円 | 12万5000円 | 17万円 |
5人暮らし | 8万円 | 11万円 | 13万円 | 19万円 |
繁忙期と閑散期では、引っ越し料金が10万円以上異なる場合があります。そのため、料金が安い時期に引っ越したい場合は、なるべく閑散期を狙いましょう。
月別に見た引っ越し費用が安い時期と高い時期
ここでは、引っ越し料金が安い時期と高い時期を月別に説明していきます。
単身の場合は10月が安く3月が高い
まずは、単身で引っ越しをする場合の料金をご覧ください。
荷物が少ない場合の料金 | 荷物が多い場合の料金 | |
---|---|---|
1月 | 3万8000円 | 4万2000円 |
2月 | 4万円 | 5万円 |
3月 | 6万5000円 | 8万円 |
4月 | 5万円 | 5万5000円 |
5月 | 4万円 | 4万2000円 |
6月 | 3万6000円 | 4万1000円 |
7月 | 3万9000円 | 4万5000円 |
8月 | 3万8000円 | 4万1000円 |
9月 | 4万円 | 4万5000円 |
10月 | 3万5000円 | 4万円 |
11月 | 3万7000円 | 4万4000円 |
12月 | 3万6000円 | 4万1000円 |
引っ越し料金は、3月が高く10月が低い傾向にあるため、単身の方は引っ越し料金が安い10月を狙うと良いでしょう。
家族の場合は12月~1月が安く3月~4月が高い
まずは、家族で引っ越しをする場合の料金をご覧ください。
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
---|---|---|---|
1月 | 7万4000円 | 8万9000円 | 8万5000円 |
2月 | 8万6000円 | 9万2000円 | 9万7000円 |
3月 | 12万7000円 | 15万円 | 16万9000円 |
4月 | 10万1000円 | 9万1000円 | 12万3000円 |
5月 | 7万9000円 | 8万8000円 | 9万7000円 |
6月 | 8万円 | 8万8000円 | 8万7000円 |
7月 | 8万4000円 | 8万8000円 | 10万円 |
8月 | 7万9000円 | 9万5000円 | 8万6000円 |
9月 | 7万8000円 | 7万9000円 | 9万6000円 |
10月 | 7万7000円 | 8万5000円 | 9万1000円 |
11月 | 7万5000円 | 8万8000円 | 8万7000円 |
12月 | 7万6000円 | 8万3000円 | 7万9000円 |
引っ越し料金は、家族の人数によって異なりますが、12月~1月は安い傾向にあり、3月~4月は高い傾向にあります。
平日・土日・祝日、引っ越し料金が安いのは?
ここでは、平日・土日・祝日、引っ越し料金が安いのはいつなのかを具体的に説明していきます。
平日・土日・祝日別に見た引っ越し料金の相場
平日・土日・祝日別に見た引っ越し料金の相場は以下の通りです。
単身の場合 | 家族の場合 | ||
---|---|---|---|
同じ都道府県内に引っ越す場合 | 平日 | 4万円 | 8万2000円 |
休日 | 4万1000円 | 8万円 | |
祝日 | 4万円 | 8万円3000円 | |
違う都道府県に引っ越す場合 | 平日 | 7万7000円 | 15万2000円 |
休日 | 7万円5000円 | テキスト | |
祝日 | 8万1000円 | 18万6000円 |
さほど大きな差はありませんが、全体的に見ると祝日の方が若干高くなる傾向があります。
月別にみた引っ越し料金の相場
次は、平日・土日・祝日の料金を月別に比較してみました。
※同じ都道府県内での引っ越しの場合
平日の引っ越し料金 | 土日の引っ越し料金 | 祝日の引っ越し料金 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
単身 | 家族 | 単身 | 家族 | 単身 | 家族 | |
1月 | 4万1000円 | 8万1000円 | 4万2000円 | 7万9000円 | 2万7000円 | 9万1000円 |
2月 | 4万7000円 | 9万1000円 | 4万7000円 | 8万6000円 | 4万円 | 8万5000円 |
3月 | 7万9000円 | 14万5000円 | 7万6000円 | 14万円 | 7万8000円 | 16万6000円 |
4月 | 5万8000円 | 10万8000円 | 5万3000円 | 11万3000円 | 5万2000円 | 9万1000円 |
5月 | 4万5000円 | 8万6000円 | 4万2000円 | 8万2000円 | 4万6000円 | 9万7000円 |
6月 | 4万3000円 | 8万6000円 | 4万2000円 | 7万8000円 | 4万4000円 | 8万7000円 |
7月 | 4万3000円 | 8万9000円 | 4万7000円 | 8万7000円 | 4万4000円 | 8万3000円 |
8月 | 4万2000円 | 8万3000円 | 4万4000円 | 8万9000円 | 5万円 | 8万5000円 |
9月 | 4万3000円 | 8万3000円 | 4万7000円 | 7万7000円 | 4万8000円 | 5万6000円 |
10月 | 4万2000円 | 8万3000円 | 4万1000円 | 8万1000円 | 3万7000円 | 8万6000円 |
11月 | 4万5000円 | 8万4000円 | 4万1000円 | 7万4000円 | 4万円 | 8万6000円 |
12月 | 4万2000円 | 7万9000円 | 4万円 | 7万4000円 | 4万円 | 9万2000円 |
月によっては平日よりも土日・祝日の方が安い、土日・祝日よりも平日の方が安い場合もありますので、一概に「いつが安い」とは言えません。しかし、ゴールデンウィークや春休み期間などは、祝日の料金が急激に高くなる場合があるので、そのような時期に引っ越しを考えている場合は注意しましょう。
引っ越し料金が安い時間帯と高い時間帯
ここでは、引っ越し料金が安い時間帯と高い時間帯を具体的に説明していきます。
午後12時~15時は安く、午前は高い
時間別に見た引っ越し料金の相場は以下の通りです。
単身 | 家族 | |
---|---|---|
午前中 | 6万9000円 | 11万6000円 |
12時~15時 | 6万4000円 | 9万2000円 |
15時~ | 6万8000円 | 9万1000円 |
全体的に午前中は引っ越し料金が高い傾向にあるため、なるべく12時以降に引っ越し依頼を行いましょう。
時間によって料金が変動する理由
引っ越し業者は、引っ越しの依頼が集中する時間帯は料金を高く、依頼が少ない時間帯は料金を低くする傾向があります。そのため、時間によって料金が変動するのです。実際、引っ越し会社のデータを参考にすると、引っ越し依頼の7割は午前中に集中し、12時以降の引っ越し依頼はわずか3割でした。
交渉によっては12時以降の引っ越し料金を値引きしてもらえる可能性がありますので、交渉が得意な方は一度交渉してみることをおすすすめします。
引っ越し費用を安くする方法
引っ越し料金が安い時期に引っ越せば、料金を節約できますが、実はその他にも引っ越し費用を安くする方法があります。そのため、ここでは比較的簡単にできる引っ越し料金節約方法を紹介していきます。
複数社で見積もりを取る
引っ越し費用を安くする方法1つ目は、「複数社で見積もりを取る」ことです。引っ越し料金は時期のみならず、引っ越し業者によっても変動します。
しかし、引っ越し業者は数十社あるため、「○○社は2万円、○○社は4万円、○○社は…」と一社一社比較していくのはかなり面倒な作業です。
そこで役に立つのが引っ越し侍の「引っ越し会社一括見積りサービス」です。一括見積りサービスを活用すると、複数社の見積り金額が一斉に表示されるので「長距離引っ越しはA社が安い」「短距離ならB社の方が安い」とすぐに分かります。これにより、一社一社確認していく面倒な作業を行わずに引っ越し料金が安い業者を見つけられます。
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不用品を買取に出す
引っ越し費用を安くする方法2つ目は、「不用品を買取に出す」ことです。新居に持っていく荷物が多くなればなるほど、引っ越し料金が高くなります。しかし、不用品を買取に出すことで、新居に持っていく荷物が減るので引っ越し料金は安くなります。また、買取に出すと買取金額も受け取れるので、「臨時収入+引っ越し料金が安くなる」と一石二鳥です。
そのため、引っ越しを機に不用品を整理して、それを買取業者に買取してもらいましょう。
▼おいくらマガジンでは引っ越しの際に不用品を処分する方法を解説しています。
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▼まだどのサービスを使って引っ越しをするか決めていない方は、おすすめの引っ越し業者をご紹介しているこちらの記事が参考になるかもしれません。
【番外編】家賃や初期費用が安い時期と高い時期
引っ越し料金が変動するように、家賃や初期費用も時期によって変動します。一般的には6月の上旬から8月までは家賃や初期費用が安い傾向にあり、3月~4月は高い傾向にあります。
3月~4月は、引っ越しで入居者が多い時期なので大家さんや不動産会社は強気の価格設定をしてきますが、夏は閑散期なので比較的弱気な価格設定をしています。
閑散期は家賃や初期費用の値引きに応じてくれる大家さんや不動産会社が多いため、引っ越し費用のみならず賃貸物件の家賃や初期費用も抑えたい場合は、閑散期に賃貸物件を探してみましょう。
まとめ
今回は、様々な視点から「引っ越し料金が安い時期」について解説してきました。引っ越し料金が安い時期と高い時期は、引っ越しの繁忙期と閑散期が関係しています。つまり、2月~4月は料金が高い傾向にありますが、2月~4月以外は比較的落ち着いており安い傾向にあります。また、今回のデータからは午前中よりも12時以降の引っ越し料金の方が安いことが分かりました。
平日・土日・祝日の引っ越しに関しては、若干祝日の料金が高くなる傾向にありますが、さほど大きな差はありませんでした。そのため、今回のデータをまとめると、引っ越し料金が安い時期は「2月~4月以外の12時以降」となります。
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