ユーザー車検のメリットは?費用・必要書類・注意点・手続きなども紹介!

バイクの車検は、数年に一度受けなければいけませんが、高額な車検費用に頭を悩ませている方も多いかと思います。
そのような方には、「ユーザー車検」がおすすめです。
今回は以下のようなことについて具体的にまとめました。
- ユーザー車検の概要
- ユーザー車検を受けるメリットと注意点
- ユーザー車検でのチェック項目
「車検費用が安くなるユーザー車検って何なのだろうか」という疑問を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
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ユーザー車検とは
ここでは、抑えておきたいユーザー車検の基礎知識を具体的に説明していきます。
車検期間は新車と中古で異なる
車検期間は、「新車のバイク」と「中古のバイク」で異なります。
バイクを新車として購入した場合、初回は3年、それ以降は2年に一度、車検を受けなければいけません。
しかし、バイクを中古で購入した場合に限り、初回から2年に一度車検を受ける必要があります。
車検を受けなければいけない車種・排気量
バイクには、「車検を受けなければいけないバイク」と「車検を受けなくても良いバイク」が存在します。
車検を受けなければいけないバイクは、251cc以上のバイクで、車検を受けなくても良いバイクは200cc以下のバイクです。
しかし、車検が義務付けられていないからと言って、何もしなくても良いわけではなく、各自で定期的にバイクの点検を行う必要があります。
車検を受けられる場所
通常の車検であれば、バイク販売店やディーラーで受けられます。
しかし、ユーザー車検を受ける場合は、陸運局の運輸支局か検査登録事務所に自ら出向く必要があります。
ユーザー車検を受けるメリット
ここでは、ユーザー車検を受けるメリットを具体的に説明していきます。
車検費用を節約できる
ユーザー車検を受けるメリット1つ目は、「車検費用を節約できる」ことです。
バイク販売店やディーラーに車検を依頼すると、5万円~10万円の車検費用がかかりますが、ユーザー車検であれば約2万円で済みます。
バイク販売店やディーラーの車検費用が高い理由は、整備費やパーツ交換費用が半分以上を占めているからです。
つまり、整備やパーツ交換などを自分で行えば、車検費用は必要経費のみ(約2万円)で済むのです。
バイクに関する知識が深まる
ユーザー車検を受けるメリット2つ目は、「バイクに関する知識が深まる」ことです。
バイクは便利な乗り物である一方、人の命を奪う危険な乗り物でもあります。
バイクを危険な乗り物にしないためには、バイクを理解する必要があります。
バイク販売店やディーラーに車検を任せっきりにしていると、どこにどのような異常が発生していたのか分からず、いつまで経ってもバイクを理解することはできません。
しかし、ユーザー車検は自らがバイクを車検に通すため、自然とバイクの知識が身についてきます。
そのため、「バイクに関する知識を深めたい」という方は、ユーザー車検を受けてみましょう。
自分のスケジュールに合わせて車検を受けられる
ユーザー車検のメリット3つ目は、「自分のスケジュールに合わせて車検を受けられる」ことです。
バイク販売店やディーラーに車検を依頼すると、どうしても依頼先のスケジュールに依存してしまいます。
しかし、ユーザー車検であれば自分の都合がよい日に車検を受けられるため、忙しいという方はユーザー車検をおすすめします。
バイクパーツの交換頻度が分かるようになる
ユーザー車検のメリット4つ目は、「バイクパーツの交換頻度が分かるようになる」ことです。
ユーザー車検を受ける場合、自分でバイクをチェック・整備しなければいけません。
そのため、何度もバイクをチェック・整備していると、「そろそろ○○を交換した方が良いな」とパーツの交換頻度が自然と分かるようになります。
ユーザー車検を行う場合の注意点
ここでは、ユーザー車検を行う場合の注意点を具体的に説明していきます。
無知識のまま整備すると逆にバイクを悪くしてしまう場合がある
まず、無知識のまま整備してしまうと、逆にバイクを悪くしてしまう場合があるので注意しましょう。
何度も説明しているように、ユーザー車検を受けるのであれば、基本的には自分でバイクをチェック・整備しなければいけません。
そのため、バイクの知識がなければ、どこをどのように整備すれば良いのか分からない場合もあるでしょう。
その結果、間違った整備をしてしまい、逆にバイクの状態を悪くしてしまう場合があります。
このような事態を防ぐためにも、しっかりとバイクの知識を身に付けておく必要があります。
不合格になるとその後の対応が難しい
次に、不合格になるとその後の対応が難しいので注意しましょう。
車検不合格となれば、その場でバイクの整備が必要になるのですが、整備箇所によっては個人で整備するのが難しい場合もあります。
個人で整備するのが難しい場合は、バイクショップで整備してもらわなければいけません。
そのため、明らかに異常や故障が発生していると分かっているのであれば、はじめからバイクショップに車検を依頼した方が良いと言えるでしょう。
車検合格=安全ではない
次に、車検合格=安全ではないので注意しましょう。
基本的に、一定水準以上をクリアしていれば、車検は通ります。
例えば、パッドの残りが非常に少なかったとしてもブレーキが効けば合格になりますし、ブレーキランプの調子が悪くても車検でしっかりと点灯すれば合格になります。
つまり、車検で「バイクの劣化状況」は把握できないのです。
そのため、「車検に通ったから大丈夫」と考えるのではなく、「車検には通ったが、寿命が近いものは交換しておこう」と考えるようにしましょう。
自賠責保険に加入していなければユーザー車検を受けられない
最後に、自賠責保険に加入していなければユーザー車検を受けられないので注意しましょう。
自賠責保険はバイクを乗る上で必ず加入しておかなければいけない保険です。
万が一未加入である場合、必ず加入しておきましょう。
バイクのユーザー車検にかかる車検費用一覧
ここでは、バイクのユーザー車検にかかる車検費用を具体的に説明していきます。
重量税
ユーザー車検を受ける場合、重量税がかかります。
重量税とは、126cc以上のバイクにかかる日本の租税です。
250cc以上のバイクに関しては、バイク取得時のみならず、車検時にも重量税を支払わなければいけないので注意しましょう。
重量税の金額は以下の表の通りです。
重量税の金額 | |
---|---|
新車登録から13年未満の場合 | 3,800円 |
新車登録から13年以上17年以下の場合 | 4,600円 |
新車登録から18年以上の場合 | 5,000円 |
検査手数料
ユーザー車検を受ける場合、1700円の検査手数料がかかります。
検査手数料とは、車検を受ける場合に必要な「自動車審査証紙」と「自動車検査登録印紙」を入手するための費用です。
車検手数料と呼ばれることもあります。
検査手数料の内訳は、自動車審査証紙が1,300円、自動車検査登録印紙が400円です。
バイクのユーザー車検を受ける流れ
バイクのユーザー車検を受ける流れは以下の通りです。
- ユーザー車検の予約をする
- 必要書類を用意する(自賠責保険証明書、納税証明書、自動車検査証、定期点検整備記録簿)
- 当日持参する物を用意する(印鑑※、車検費用、予約番号の控え)
- 車検を受ける場所にバイクを持っていく
※印鑑は三文判でも構いませんが、車検費用は現金を持っていきましょう。
ユーザー車検の検査項目
ここでは、ユーザー車検の検査項目を具体的に説明していきます。
ヘッドライト周り
ユーザー車検の検査項目1つ目は、「ヘッドライト周り」です。
特に、ヘッドライトの光の向きを中心に検査されます。
光軸は、バイクの角度が少し傾いているだけで、大きくずれてしまいます。
そのため、必ずバイクを水平にしてから光軸チェックを受けるようにしましょう。
ブレーキ周り
ユーザー車検の検査項目2つ目は、「ブレーキ周り」です。
基本的に日常走行で不自由なくブレーキが効いていれば、不合格になることはありません。
基準値を下回り、不合格になってしまった場合は、ブレーキを修理・交換しなければいけないのですが、修理・交換するのには数日かかります。
不合格になった場合、ユーザー車検→修理・交換→別日にユーザー車検と手間がかかってしまうので、不安があれば事前にブレーキ周りを修理・交換してもらいましょう。
電気や保安装置関係
ユーザー車検の検査項目3つ目は、「電気や保安装置関係」です。
具体的には、テールランプやウインカー、ホーンや電気・保安装置などが検査されます。
車検証記載情報との照会
ユーザー車検の検査項目4つ目は、「車検証記載情報との照会」です。
主に、ミラーの取り付け具合やステップの有無、ボルト類やハンドルの高さ・寸法などが検査されます。
ノーマルバイクであれば不合格になる可能性は低いと言えますが、改造している場合は注意が必要です。
排ガスや騒音具合
ユーザー車検の検査項目5つ目は、「排ガスや騒音具合」です。
主に、排ガスの濃度やデシベル数による騒音具合を検査されます。
スピードメーター
ユーザー車検の検査項目6つ目は、「スピードメーター」です。
ローラーの速度とスピードメーターの速度が一致していれば、基本的には合格します。
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出典:アップス
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まとめ
今回は、バイクのユーザー車検に関する情報を具体的に解説してきました。
ユーザー車検は、車検費用を大きく削減できるのが最大のメリットです。
その他にも、バイクの理解度が深まったりパーツの交換頻度が分かるようになったりと様々なメリットがあります。
しかし、バイクの知識がないと、逆にバイクの状態を悪くしてしまう可能性があるので、ユーザー車検を受ける場合は、ある程度知識を蓄えておきましょう。
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