着物クリーニングを安い金額で抑えるには?どこで洗える?お手入れ方法も解説!

着物クリーニングを安い金額で抑えるには?どこで洗える?お手入れ方法も解説!

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着物クリーニングは、一般的な洋服のクリーニングよりも専門的な知識や技術が必要になるため、高額のイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

けれども、コスパのいい専門クリーニング業者を選んだり、日々のお手入れをしっかりしたりしていれば、安い料金で抑えることが可能です。

おすすめの着物クリーニング業者やセルフケアの方法をご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

コスパのいい着物クリーニング業者

安いのに丁寧に着物のメンテナンスをしてくれるなど、コスパのよさに定評がある着物クリーニング業者を4社ピックアップしました。全社ネットで簡単に手続きができて、着物を送るだけでOK。

「近くに着物クリーニング店がない」「複数枚依頼したいけど手持ちで持っていくのが大変」という方にもおすすめです。

京都きもの友禅オンラインストア

成人式の振袖のCMなどでもおなじみの老舗呉服店「京都きもの友禅」。丸洗いや汗抜きをメインに、着物や帯などアイテム別に複数のコースが用意されています。

クリーニングは、職人による目視で汚れやシミの種類や状態を1点1点くまなくチェックして、確実な方法で対処。ベーシックなお手入れでは落とせない汚れがあった場合は、別途最適なコースを提案してくれます。着物の場合1枚8,000円台から依頼でき、納期・衛生面・梱包にもこだわった質の高いサービスを受けることができます。

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アライバ

アライバ」は、全国20ヶ所にクリーニング工場を有する創業55年の老舗着物クリーニング専門店。熟練のクリーニング職人の丁寧なメンテナンスが受けられるにも関わらず、クリーニング料金と保管料金が業界最安クラス!年間20万点もの着物に加え、ウエディングなど特殊クリーニングも大口で請け負っているからこそ実現できる価格なのだそう。

価格設定も明瞭で、振袖や留袖、訪問着など、どんな着物でも1着3,980円(税抜)で丸洗いが可能。「シミ抜き」などのオプションが必要な場合は、別途クリーニング担当者から直接電話で見積もりや対処方法を提案してくれるので安心です。

さらに、クリーニング後そのまま着物を保管してもらうことも可能。最初の1年は保管料無料で、2年目以降も年間たったの980円(税抜)。品質を保つための最適な環境で保管してくれるので、しばらく着る予定のない方や、虫干しなどのメンテナンスをするのが面倒という方は、保管もセットで依頼してみるのもおすすめです。

ホワイト急便のネット宅配クリーニング

着物専門ではないものの、着物のクリーニングに定評がある「ホワイト急便のネット宅配クリーニング」。金額は1枚10,000円(税抜)~と少し高めですが、長襦袢や羽織、着物コート、浴衣、帯、袴、そして子ども用のほか、なんと着物をリメイクしたワンピースなどもクリーニングしてくれます

中でも便利なのが、オプションでつけられる「着物安心パック」。遮光性のある特殊なフィルムでクリーニング後の着物を包み、パック内の酸素を抜いて高純度の窒素ガスを封入して無酸素状態にすることで酸化を防止。シミやカビの発生や進行を抑えることができるため、しばらく着る予定がなく長期間保管したいときにおすすめです。

しかも、効果は約3年持続するため、その間開封しなければ虫干しなどのお手入れの手間も省けます。

きものtotonoe

きものtotonoe」は、全国の呉服屋さんからクリーニングを数多く手がけてきた着物専門のクリーニング店です。注目すべきは、難易度の高いシミ抜きや修正、染め替えなどを得意とする優れた技術力。専門的な知識を要する着物のトラブルにも的確に、かつリーズナブルな価格で対処してくれるため、ダメージが気になる着物をしっかりお手入れしたいという方には特におすすめです。

キャンペーン中であれば、着物1枚5,000円台から依頼できるうえ、複数枚依頼したい方向けに、お得なセット価格も用意されています

また、「ネットだけでのやり取りだと不安…」という方でも安心して利用できるよう、送った着物はすべて写真に撮ってメールで送ってもらえるなどの配慮もうれしいポイント。

着物クリーニングの相場

そもそも着物クリーニングは、一般的にどのくらい金額がかかるのでしょうか?

着物クリーニングのメニューとしてもっともベーシックなのが「丸洗い」です。この場合、だいたい5,000円~10,000円程度が相場で、安いところであれば3,000円台の業者もあります。ただし、着物の種類や素材によって、多少金額が異なります。

また、着物の汚れやダメージの具合によっては、シミ抜きや汗抜きなどのオプションが必要になってきます。その場合、基本的に状態を見てから見積もりを出してもらう形になるので、金額を確認してどこまでメンテナンスをするのか、お店と相談しながら決めるようにしましょう。

どちらが安い?一般的なクリーニング店との違いとは

一般的なクリーニング店の多くは洋服が専門で、基本的に機械や洗剤も洋服向けのものを使用しています。しかし、着物を洋服と同じように洗ってしまうと生地の縮みなどのトラブルに繋がる可能性があるため、会社によっては着物専門の下請け業者に依頼することも多いようです。

また、どの店舗のスタッフもクリーニング師という国家資格は取得していますが、実際は現場で体験しながら学んでいくことが多いといいます。そうなると、一般的なクリーニング店のスタッフは、ある程度の着物の知識を持っていたとしても洋服より対応する数が圧倒的に少なく、着物専門のクリーニング店と比べると経験値が劣る場合が多いと考えられます。

そのため、着物を一般的なクリーニング店に出すと逆に高くついたり、満足がいかない仕上がりになったりする心配があるため、経験豊富で効率的かつ高いクオリティで仕上げてもらえる専門業者に任せた方がよいでしょう。

着物クリーニングメニューの種類と選び方

着物のクリーニングにはいくつかのメニューがあり、着物の状態によってはオプションをつけてさらに丁寧なメンテナンスをすることができます。一般的なメニューの種類とそれぞれの概要をまとめてみました。

丸洗い

ドラム式洗濯機械と石油系溶剤の開発により実現した、着物をほどかずに仕立て上がりのまま洗う現代の洗濯方法。一般的に、着物クリーニングといえばこの丸洗いを指していることが多いです。

丸洗いで落とせるのは、表面についたほこり汚れや、ファンデーションなど油性の汚れ。それ以外の汚れについては丸洗いで落とすことができないので、あわせてシミ抜きや汗抜きなどで対処します。

洗い張り

仕立て済みの着物をそのままの形で洗う丸洗いに対し、「洗い張り」は着物を一度ほどいて反物の状態に戻して洗う洗濯方法。元来着物はこちらのやり方で洗うことが一般的で、室町時代にはすでに行われていたといわれています。

洗い張りは、着物のカビなどが酷いときにおすすめです。丸洗いでは表面の汚れやカビしか取れないため、胴裏の裏側まで広がっている場合などに効果的。また、仕立て直すときに、着物の寸法を直したり古くなった裏地を交換したり、八掛の色を変えたりすることもできます。

ただし、洗い張りは“ほどく・洗う・張りなおす”という3つの工程を踏むため、丸洗いより金額が高くなりがち。また、洗い張りのメニューの中に仕立て代が含まれていない場合も多く、着れる状態に戻してもらうためには別途仕立て代がかかり、仕上がりまでの待ち時間も長くなります。

シミ抜き

丸洗いは、化粧品や皮脂など油性の汚れを落とすもの。そのため、コーヒーやワイン、雨や泥、ポールペンなどのインクなど、油性以外の汚れは落とすことができせん。

また、油性汚れの場合でも、広範囲におよんでいるものや汚れてから時間が経過してしまっているものは、丸洗いで落とせない場合があります。そんなときは、あわせてシミ抜きが必要です

汗抜き

汗も丸洗いだけではキレイに落とすことができないため、別途「汗抜き」を行います。着物を脱いでパッと見ただけではわからなくても、汗が染みこんだ状態で放置してしまうと、シミや黄ばみとなって現れます。

特に、膝の裏、首、わきの下、ウエスト回りなどは汚れやすいため要注意です。多少コストはかかってしまいますが、長くキレイに着続けるためにも、丸洗いに出す際は汗抜きもあわせてやっておくとよいでしょう。

カビ取り

お手入れが十分にできていない状態で長期間保管していると、カビが発生してしまう場合があります。軽度のカビであれば丸洗いで落とせますが、多くは「カビ取り」という専用の方法でケアする必要があります。

カビは色落ちや変色を引き起こす可能性があるため、カビ臭さを感じたときやカビと思われる斑点や変色が見られた場合は、他の衣類にカビが移らないよう離して保管し、速やかに専門業者に依頼するようにしましょう

撥水加工

撥水加工とは、水や油などを弾く加工のことで、汚れから着物を守る役割があります。

代表的なものに「パールトーン加工」というものがあり、着物のほか帯や襦袢にも施すことができます。丸洗いやシミ抜きとあわせて依頼しておくと、その後の着用時に水や汚れなどのダメージを最小限に抑えることができます

また、パールトーン加工は、カビの発生や水気による伸縮防止にも効果的。もちろん加工をしても、着物の通気性や風合いが失われることはありません。

着物をクリーニングに出す頻度

着物のクリーニングは、どのくらいのペースで出せばよいのでしょうか?

よく着用する方であれば、気になる汚れやシミがない限り、基本的にシーズンの終わりに1回でOK。袷であれば5月頃、単衣は9月~10月頃、夏物(薄物)は9月頃が目安です。たまにしか着用しないという方は、3~4回着たら丸洗いに出すくらいのイメージで十分でしょう。

ただし、振袖や留袖、喪服などフォーマル向けの着物は、1回の着用ごとにクリーニングに出すことをおすすめします。フォーマル向けの着物は着用する機会が限られるため、1年以上保管しっぱなしという場合も。変色やカビなどのトラブルが起きる可能性があるため、都度クリーニングに出してから保管したほうが安心です。

また、麻や木綿、化繊素材のものなど、自宅で洗濯できるものは、クリーニングに出さなくてもOK。

ただし、たくさん汗をかいたときやなかなか落ちないシミがある場合は、正絹の着物と同様専門業者に相談しましょう。特に夏物は薄い色合いのものが多いため、汗ジミができると目立ちやすいので注意が必要です。

着物以外のクリーニング

着物以外のクリーニング方法

和装には、着物以外にもたくさんのアイテムがあります。帯や襦袢、半衿、帯留め、帯揚げといった和装小物は、クリーニングに出した方がよいのでしょうか?

帯はクリーニングに出すべき?

基本的に着物と同様、帯も自宅では洗濯できません。正絹を使っているうえ、帯には芯が入っており、洗濯機で洗ってしまうと芯が折れたり歪んだりしてしまい、型崩れを起こす要因になります。ただし、最近では洗濯可能な帯も売られているので、その場合は各メーカーの指示に従って自宅で洗ってOKです。

帯は着物ほどこまめにクリーニングに出す必要はありませんが、食べ汚しをしてしまったり雨や泥がかかったりしてしまった場合などは放置しておくとシミになってしまうため、早急にクリーニングに出すようにしましょう。

また、お太鼓になる部分やお腹の前に来る部分に深いシワが寄っていると悪目立ちしてしまうので、この場合も専門業者への相談をおすすめします。

長襦袢のクリーニング

着物の下に着る長襦袢も、正絹で作られています。着物と同様、シーズンが終わるときや複数回着用した後に、丸洗いに出しておくと安心です。シミや汗が気になるときは、着物と同様シミ抜きや汗抜きも依頼しておきましょう。

一方、ポリエステルや麻の長襦袢、木綿素材の二部式襦袢、半襦袢などであれば、基本的に自宅で洗濯することができます。

半衿や帯揚げなど和装小物のクリーニング

半衿や帯揚げ、帯締め、羽織紐といった和装小物は、基本的にクリーニングは不要です。脱いだ後、しばらく陰干しして湿気を逃がしておくだけでOKですが、どうしても気になる汚れがある場合はベンジンなどを使ってセルフケアが可能です。

ただし、ビーズや刺繍が施してある正絹の半衿を洗いたいときや、セルフケアに自信がないとき、汚れがひどいときなどは、専門業者に相談してみましょう

着物クリーニング業者を選ぶコツ

大切な着物を預けるなら、やはり信頼できる業者を選びたいもの。洋服のクリーニングほどではないものの、着物クリーニングにもたくさんの会社がありますが、何を基準に選べばよいのでしょうか?

自分に合った業者を見つけるポイントを3つご紹介します。

メニューが豊富

着物クリーニング業者の中には、丸洗いのみ取り扱っているところから、豊富にメニューが用意されているところまでさまざまな形態があります。

シンプルに丸洗いだけをお願いしたい場合は丸洗いのみの業者でも構いませんが、シミ抜きや汗抜きなど、着物の状態に合わせてお手入れの方法を相談したい場合は、メニューが豊富な業者を選ぶとより本格的なクリーニングをしてもらえるので安心です。

また、洗い張りをして寸法の仕立て直しや八掛の取り換えなど、クリーニング以外のメンテナンスも依頼したいという方は、メニューに含まれているかどうかも確認しておくとよいでしょう。

仕上がり期間が適切か

着物クリーニングをスピーディーに仕上げてくれる、というメリットはとても魅力を感じますが、最短2日納品など、極端に短すぎる場合は要注意。着物は非常にデリケートな衣服です。丁寧に状態をチェックしながら作業を行うため、丸洗いだけでも仕上がりまでだいたい2~3週間程度が一般的です。

ただし、シミ抜きや汗抜きなどのオプションをつける際は、別途見積もりを出してからの作業になるうえ、より工数もかかるため、1ヶ月~1ヶ月半程度かかる場合もあります。直近で着用の予定がある場合は、依頼する際にしっかり納期の確認をしておきましょう。

見積もりや相談時の対応が丁寧

オプション追加時の見積もりや、処置方法の相談時の対応のスムーズさも業者を選ぶポイントの一つ。

着物のクリーニングは洋服よりも専門的な知識が必要であるがゆえに、素人にはわからないことがたくさんあります。大切な着物をメンテナンスするにあたって、ユーザーの要望や懸念点をクリアにしてくれるようなサポート体制が整っている業者に依頼したほうがよいでしょう。

着物のお手入れや保管の方法

せっかくなら、大事な着物をキレイな状態で保ち、長く着続けたいもの。そのためには、日々のお手入れや保管方法を正しく行っておくことが欠かせません。また、セルフメンテナンスをしっかりしておくことで、着物クリーニングを安い料金で済ませることができます。

基本的なやり方をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

脱いだ直後はすぐにしまわない

着物を脱いだ後、すぐに箪笥(タンス)などにしまい込んでしまうのはNGです。絹でできている着物にとって、湿気は一番の大敵。脱いだ直後の着物は湿気を含んでいる状態なので、着物ハンガーなどにかけてしばらく陰干しをし、湿気を逃がすようにしましょう。長襦袢や帯、和装小物も同様です。

その際、着用時には気づかなかったシミや汚れがついているかどうかもあわせて確認しておくようにしましょう。

汚れてしまったときの応急処置のやり方

着物のシミは、できるだけ早い対処が得策。速やかに専門業者へ依頼する必要がありますが、一旦セルフで応急処置をすることも可能です。シミは、その原因によって対応の仕方が異なります。

代表的なシミの種類とそれぞれの対処方法をご紹介するので、参考にしてみてください。

  1. コーヒー・紅茶・緑茶・お酒・ジュースなどの水性汚れ 濡れたタオルなどで、汚れを吸い取ります。強く押しつけると汚れが繊維にしみこんでしまったり生地を傷つけたりしてしまうので、そっと当てる程度でOK。
  2. 墨や墨汁などの水性汚れ 飲み物の水性汚れと同様、濡れたタオルで軽く押さえて水気を吸い取ります。ただし、墨や墨汁はとても落としにくいため、基本的にはセルフで対処しようとせず、専門業者に任せましょう。
  3. 化粧品の油性汚れ その場ですぐに応急処置をすることはできないため、帰宅後にアルコールやベンジンなどで対処するようにしましょう。
  4. バターやマヨネーズ、クリームなどの油性の汚れ ハンカチやティッシュなどで汚れが広がらないようにやさしくつまみ取り、そのあとは速やかに専門業者に依頼してください。
  5. 泥はね 雨の日などによく起こりやすい泥はね汚れ。濡れた状態のままこすってしまうと、繊維の中に汚れが入り込んでしまうので、一旦触らずに乾くのを待ちましょう。乾いてから柔らかいブラシなどで撫でて、泥を落とします。
    濡れ方がひどい場合は、こすらないように気をつけながら、やさしくタオルを当てて水分を吸い取ります。
  6. 乾いたタオルで水分を取り、着物を陰干しして乾かします。クリーニングに出す際に必ず汗抜きも行っておきましょう。
  7. インクやペンキ汚れ、香水のシミ セルフでの応急処置は難しいため、自分でどうにかしようとせず、速やかに専門業者へ依頼を。

いずれの場合も、自分でなかなか取り除けないシミや応急処置に自信のないときなどは、下手に触れず専門業者に任せましょう。

年に2回は虫干しをする

年に2~3回の虫干しは欠かさず行いましょう。虫干しとは、着物を陰干しすることで、湿気を飛ばして虫やカビによるダメージを防ぐ方法です。虫干しは、2~3日以上晴天が続いた湿度の低い日に3時間程度行います。

2月か梅雨明け後の7月下旬~8月上旬頃、もしくは11月頃がおすすめ。1日のうち最も空気が乾燥しやすい10~15時頃が最適です。

干す時間がない場合は、しばらくの箪笥の引き出しを開けたり、たとう紙を開いて日が当たらない場所に置いておいたりするだけでもOK。また、虫干しをするついでに、シミや汚れなどがないかどうかをチェックしておくとよいでしょう。

桐箪笥で保管する

着物はたとう紙に入れ、桐箪笥の中で保管する方法が基本。桐には湿度が高いときは湿気を吸収し、低いときは湿気を拡散することで通気性をよくする特徴があるため、湿気に弱い着物の保管にはうってつけ。

ただし、古くなってシミができたたとう紙は早めに取り換えるようにしましょう。そのまま放置しておくと、たとう紙のシミが着物に移ってしまう場合があります。

桐箪笥を置く場所がない場合は、プラスチックケースやスチールラックなどに収納しても構いません。ただし、除湿剤を入れるなど、湿気対策はしっかり行うようにしましょう。

また、絹の着物と、他の素材の着物や衣服などと一緒に収納することも避けたほうが無難。ウールなどは虫が寄りやすいので、わけて収納したほうが虫食いのダメージを回避できます。

ちなみに、ウールの着物は湿気に強い反面虫に食われやすいので、除湿剤の代わりに防虫剤を入れておくとよいでしょう

クリーニングや保管が難しければ買取もおすすめ

当面着る予定がなく、クリーニングや保管の手間もあまりかけたくない。そんなときは、思い切って買取に出してしまう方法もあります。着物はいくら丁寧にお手入れや保管をしていても、ある程度の経年による劣化は起こるもの。少しでもキレイな状態のときに売っておいた方が、買取価格も高くなりやすい傾向があります。

おすすめの買取り業者を5社ご紹介します。

おいくら

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出典:おいくら公式サイト

おいくら」は、弊社マーケットエンタープライズが運営する買取比較サービス。たった一度の入力でおいくらに加盟している複数の着物専門買取業者へ一括で見積もり依頼が可能です。

もちろん無料で利用できて、買取金額が希望に沿わなかった場合は無理に売る必要もありません。

業者は、すべて厳正な審査基準を通過した優良買取業者のみを掲載。出張買取、宅配買取、店頭買取から、自分の都合にあった方法を選ぶことができます。

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バイセル

出典:バイセル

「バイセル」は、全国無料で出張査定をしてくれる買取業者。百貨店やオンラインなど、直売の販売経路を広く展開しているので、比較的高値で買い取ってもらうことができます。

商品知識や真贋鑑定などの厳しい研修を経た着物のプロが直接自宅に赴き、ひとつひとつ丁寧に査定。金額に納得すればその場で即現金化でき、納得しなければもちろん売らなくてもOKです。フォローコールを実施しており、アフターケアも徹底。

出張買取のほか、店頭買取や宅配買取にも対応しています。

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ザ・ゴールド

出典:ザ・ゴールド

全国に78もの直営店を展開している老舗買取専門店。着物をはじめ、宝石やブランド品など、幅広いアイテムを取り扱っています。

「ザ・ゴールド」の魅力は、“顔が見える出張買取”。実際に店舗で勤務しているスタッフが直接出張査定を行うため、安心して利用できる点が支持されています。全国でも数少ないリサイクル着物の目利きが多数在籍しており、その知識や経験値も申し分なし。

産地物や作家物など、付加価値の高い着物だけでなく、シミや汚れがある着物やノーブランドの着物でも、1点から出張査定が可能です。

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福ちゃん

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国内外に独自の販売ルートを豊富に所有することで、高額買取を実現している買取専門業者。出張買取、店頭買取、宅配買取のすべてに対応し、いずれの方法でも厳しい研修を受けて経験を積んだ着物専門のスタッフが査定してくれます。

昭和初期以前に作られたアンティーク着物など、古い着物も高額買取の対象に。着物や帯のほか、和装小物も査定・買取してもらえます。

また、シミや色あせなどによる状態不良で、他の業者では買取してもらえなかった着物でも値段をつけてもらえる可能性があるので、難ありの着物が手元にある方は、まずは見積もりだけでも依頼してみるとよいかもしれません。

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着物10

出典:着物10

「なるべく手間をかけずに買い取ってほしい」「スタッフが自宅に着て査定してもらうのは抵抗がある」という方は、宅配買取専門の「着物10」がおすすめ。

電話かWEBで申し込めば、無料でダンボールなどの資材一式を含む宅配キットが送られてくるので、その箱に詰めて宅配業者に依頼するだけでOK。もちろん手数料はかかりません。

値段がついた品物には、すべて1点ごとに明細を出してくれます。万が一値段がつかなかったものも無料で引き取り、寄付やリサイクルなどに活用しているので、とにかく着物を処分したいという方にもぴったりです。

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安い料金で済ませたいなら、専門のクリーニング業者へ

着物は正絹で作られているうえ、非常に繊細な装飾が施されたものも多いため、とてもデリケート。だからこそ、クリーニングは着物の知識が豊富な専門業者への依頼がおすすめです。

今回ご紹介した着物クリーニング業者は、すべて専門的な知識と技術を持ちながらも、コスパのよいサービスを受けられる業者ばかり。

日々のお手入れに加えて、シミや汚れがついてしまったときや、季節の変わり目の定期メンテナンスにぜひ活用して、大切な着物をキレイな状態で長く楽しみましょう。

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