雛人形の処分方法!無料できるの?自治体や神社での方法も!

雛人形の処分方法!無料できるの?自治体や神社での方法も!

3月3日の桃の節句に女の子のいる家庭で飾られる雛人形。

子どもが大きくなるにつれ、押し入れの中に終いっぱなしというケースが増えた時が処分を考える目安です。

ですが、雛人形は処分方法に悩むことも多いアイテム。処分方法を詳しく見ていきましょう。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

雛人形の処分方法4選

雛人形を処分するには、どのような方法があるのでしょうか。

人形を供養する

そのまま雛人形を処分するのは、心苦しいと感じる人は多いでしょう。

そのような場合は、これまで女の子の健やかな成長を見守ってくれていた雛人形に感謝の気持ちも込めて、お寺や神社での供養をおすすめします。

一般社団法人日本人形協会

伝統行事の振興を図る活動として、節句人形などの日本人形類に係わる関連産業の発展にも関与している一般社団法人日本人形協会。事業のひとつとして、人形供養の代行をしています。

料金はひと箱5,000円、プラスゆうパック料金が地域別にかかります。

一般社団法人日本人形協会で預かった雛人形は、毎年10月に開催される東京大神宮人形感謝祭にて供養してもらえます。

そのため本年度中に供養してもらいたいなら、その年の9月までに供養代金を振り込まなければいけません。

いつでも申し込みができるため、時期を気にしなくていいというメリットがあります。

神社

神社で雛人形を供養する場合、いくつかの方法があります。

まずは持ち込みによる方法です。神社によっては予約不要・いつでも持ち込み可能なところと分かれています。

予約不要でも曜日や日付が決められている神社もあるので確認は必須です。もちろん予約・申し込みが必要な神社もあります。

1月15日前後には、各地の神社でどんど焼きと呼ばれる行事が開催されます。

お守りや破魔矢、しめ縄などを持ち寄って燃やす行事ですが、雛人形も持ち込めるのでは?と思われるかもしれません。

しかし、どんど焼きでは人形、ぬいぐるみ類を燃やすことは禁止されています。間違って持参しないように注意しましょう。

持ち込み以外では、郵送という形も可能です。遠方であっても、郵送により供養を受け付けている神社も多くなっています。

近くに供養をお願いできる場所がない場合は、雛人形を郵送して向こうで供養してもらう選択も考えてみましょう。

神社で雛人形を供養してもらう場合、費用の相場は10,000円前後。

金額が設定されておらず、お気持ち=志納金のところもありますが、相場は5,000円ほどです。

お寺でも雛人形の供養をおこなっているところがあります。

方法や金額は、神社とお寺による違いはありません。持ち込み・郵送による選択が可能で相場は、10,000円前後です。

供養方法や日時、金額、予約の有無などは、お寺により違うため事前に確認・問い合わせをしてください。

買取業者へ売却する

購入時の値段がそこそこする雛人形は、買取業者へ売却するとお金になると考える人もいるでしょう。

しかし残念ながら、一般的に普及している雛人形を買取対象とする業者は非常に少ない現状です。

なぜなら中古の需要が少なく、簡単にいうと買い手がつきにくい雛人形を歓迎しない業者が多いからです。

ただし、雛人形も買取対象としている業者であれば〜100,000円といった幅広い金額で買い取ってくれるでしょう。

値段がつかないものは多いですが、有名ブランドなどであれば高額買取も期待できます。

ゴミとして処分する

意外かもしれませんが、雛人形はゴミとして処分することもできます。

その場合、粗大ゴミとして捨てるか一般ゴミとしてゴミの日に出すかを考えなければいけません。

粗大ゴミになる大きさは、お住まいの地域によって異なります。

1辺の長さが最大30cm以上、もしくは最大50cm以上を粗大ゴミとして定義している自治体が多いでしょう。

また、金属は30cm〜、それ以外のプラスチックや木製の品は50cm〜というように素材で異なるケースもあります。

ですから、必ずお住まいの地域のルールを確認して従うようにしてください。

粗大ゴミとして処分する場合、収集手数料を徴収されるのが一般的です。

これも自治体によって金額やルールが異なり、200〜2,800円程度のことが多いでしょう。

一般ゴミとして処分をするなら、不燃ゴミと可燃ゴミに分別しなければいけません。

体や衣装は可燃物、一方で剣や冠などの装飾品には、金属製も多く、不燃ゴミに分別しなければいけないケースもあります。

またサイズが大きい場合は、自分で解体する必要も出てきます。

寄付する

児童施設やボランティア団体では、子ども服や本、オモチャの寄付を募っている所があります。

そういった施設や団体に雛人形を寄付することも可能です。

ただし、他のアイテムと違い、本来雛人形は、生まれた女の子の厄よけという身代わり人形としての役目を持っています。

そのため、施設や団体から寄付を求められていないケースの方が多いのです。

勝手な押し付けは、かえって迷惑になるので注意しましょう。寄付を受け付けているかどうか、事前に必ず確認するようにしてください。

寄付の場合、基本的に持ち込み以外は送料を負担しなければいけません。送料はサイズ、配送地域によって異なります。

雛人形おすすめ買取業者3選

雛人形の買取業者を探すのは意外と大変です。そこでおすすめしたい業者を3つ紹介します。

おいくら

おいくらLP

出典:おいくら

雛人形は美品・立派なものであっても買取できない製品が多いもの。

そもそも雛人形を買取の対象としていない業者も少なくありません。そのため売却するのに苦労しがちなジャンルといえます。

そのような時は、弊社マーケットエンタープライズが運営する「おいくら」の一括査定サービスをぜひご利用ください。

おいくらなら雛人形のブランドや作家名といった情報、写真を撮影して登録すると複数社から見積もりをとれます。

わざわざ自分で取り扱いのある店舗を探す必要もなく、簡単に複数の買取額を比較できます。

また利用や登録料は無料ですから、どのような雛人形でも、捨てる前にまずはぜひ、査定依頼してみてください。

全国各地のリサイクルショップが加盟しているため、値段をつけてくれる業者が見つかるかもしれません。

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高く売れるドットコム

高く売れるドットコム

出典:高く売れるドットコム

残念ながら、需要の少ない雛人形の買取をしている業者は限定されてきてしまいます。

そのような中で、弊社マーケットエンタープライズが運営する「高く売れるドットコム」は、雛人形の買取実績も豊富で、積極的な買取を行っています。

買取例は、リヤドロの雛人形が59,000円など。値段がつかないとイメージされる雛人形も、数万円での買取はあり得ます。

その他にも三盛竜光、真多呂、原米州といった有名作家作品、人形の秀月といったブランド品の買取実績もあるため、ぜひご利用ください。

骨董品や人形、着物など幅広く買い取っているため、そのほかに売りたいものがある方もぜひ、お電話[0120-503-864(※年末年始除く9:15~21:00)]またはWebからお申し込みください。

他の方法では買取不可でも、店頭持ち込みなら値段がつく可能性があるため、ご相談ください。

買取手数料がすべて無料ですから、売れそうもない雛人形でも引き取り料や出張料などはかかりません。

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バイセル

バイセル骨董品LP

出典:バイセル

バイセルは、日本人形をはじめとしたフランス人形やぬいぐるみの買取に定評のある業者です。サイトでも多数の人形買取実績が公開されています。

店頭・宅配・出張買取から選べるバイセル。そのうちの店頭買取は、予約なしで利用できます。

ただし、雛人形を売却する場合、急な持ち込みはおすすめしません。

人形の高価買取をしているバイセルですが、雛人形にいたっては、品物によって買取できないケースもあるためです。

雛人形の買取なら、買取相談専用専用ダイヤルやチャットを利用して相談・申し込みをするのがおすすめです。

買取可能かどうかの判断、最適な買取方法の提案などをしてくれます。

美術品や骨董品にも力をいれている業者のため、特に有名作家や芸術的に評価される雛人形なら、バイセルで買取してもらえる可能性は高いでしょう。

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▼こちらの記事では、雛人形を売るのにおすすめの業者や高く売るコツを紹介しているので、あわせて読んでみてください。

特に人気がある雛人形とは

精巧で美しく芸術的な価値も高く見える雛人形。

しかし、元来雛人形はお下がりにしたり、複数人と共有するアイテムではありません。

ですから中古品を求める人が少なく、必然的に売れにくいのです。

ただし、特別に人気のある雛人形なら値がつく可能性もあります。有名作家、人気ブランドの雛人形なら期待が持てるでしょう。

原孝洲の雛人形

赤ちゃんをイメージした初々しく愛らしいお顔の原孝洲の雛人形。

上質のはまぐりの殻を砕いた胡粉を塗って仕上げられた人形の肌は、滑らかで輝く白さ。

他の人形にはない独自の魅力を持つ原孝洲の雛人形は、人気がある作品です。

コンパクトでモダンな雛人形が多いため、現代の家庭での需要があり値段がつきやすいでしょう。

柿沼東光の雛人形

柿沼東光は数々の受賞歴を持つ伝統工芸士。彼が手掛けた雛人形は、伝統と革新の融合した作品です。

現代インテリアとの馴染みが良く、ダイナミック・キュート・モダンと作品によって違った表情を見せる柿沼東光の雛人形。

不要となっても処分ではなく売却を考えてみましょう。

大橋弌峰の雛人形

身代わり人形としてだけではなく、家宝としても受け継いでいく価値のある大橋弌峰の雛人形。

京雛の伝統を忠実に継承した名工の技術が光る作品です。

人気のある作家雛の中でも、その価値は高く評価され買取価格も高値が期待できるでしょう。

大橋弌峰作品の中でも、高級品では10万円前後の値がつきます。

鈴木賢一の雛人形

人形製作の技術向上に大きな役割を果たし、功績を残してきた鈴木賢一。

そのような名工の作製した雛人形は、伝統を守りながらも独創的な点が魅力です。芸術の域まで高められた人形は、中古でも値段がつく製品が多いです。

真多呂人形

200年以上に渡り受け継がれてきた伝統技法により産み出されている真多呂人形の雛人形。

愛らしいふっくらした気品のある顔立ち、上質な素材とトレンドを取り入れた美しい衣装が特徴です。

コンパクトサイズから段飾り、伝統的な立雛まで豊富なラインナップが揃っています。

それだけに雛人形によって中古市場での需要は異なっています。高級ラインなら買取可能な品も少なくありません。

雛人形は納得がいく方法で処分しよう

雛人形の処分方法は、さまざまな形があります。業者に買取をしてもらう、ゴミとして処分をする、供養するなど選択肢は豊富です。

長年、女の子を見守ってきてくれたお雛様ですから、処分をしてから後悔をしないよう納得のいく方法でお別れをしましょう。

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