スピーカーの寿命は何年?寿命の症状は? 寿命を伸ばす方法や劣化の原因もご紹介!

スピーカーは比較的、寿命が長いと言われていますが、だからこそ日々の取り扱いや寿命が来たタイミングを見極めたいところ。
「自分のスピーカーは寿命が来ているのか、どれくらい使えるか知りたい」
「寿命を縮めてしまう原因や寿命を伸ばす方法を知って長く使いたい」
といった人たち向けに、スピーカーの寿命についてや手放す場合におすすめの買取業社を紹介します。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

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スピーカーの寿命
音楽だけではなく、ゲームやホームシアターを楽しむ為にも利用されるスピーカーは、オーディオ機器の中でもスピーカーは、長く使用できると言われています。
普及しているスピーカーにはアクティブスピーカーとパッシブスピーカーの二種類があります。
前者は音を出すための電力の調整を担うアンプがスピーカー本体に内蔵さているタイプ。後者は、別途アンプを外部接続して使う仕様です。
一般的にはアクティブスピーカーのほうがリーズナブルで初心者でも扱いやすく、パッシブスピーカーはアンプを別途購入する必要があるため高めの傾向があると言えます。
ただカスタマイズ可能なため、高い出力や音質を求める人に好まれるのは、パッシブスピーカーでしょう。
どちらのタイプのスピーカーも平均的な寿命は約10年ですが、20年以上現役で使われ続けている製品も珍しくありません。
スピーカーのタイプによって寿命が大きく変わるわけではありませんが、アンプが内蔵されていないパッシブスピーカーのほうが本体自体は壊れにくいと言われています。
どちらにせよスピーカーは適切に使用すれば、10年~もの長い間に渡って活躍してくれるオーディオ機器です。
スピーカーの寿命を見分ける方法
長く愛用できるスピーカーとはいっても、いつか寿命がやってくるものです。スピーカーの寿命を見分ける方法を覚えておきましょう。
ノイズが乗る
スピーカーから聞こえる音にノイズが乗るトラブルが起きる例は少なくありません。ノイズ=雑音の原因には、さまざまなものがあります。
例えば、ネット接続時の混線や電波障害、より簡単な原因としては配線やプラグの接続不良などがあげられます。
しかし、上記を見直してもノイズが消えない場合は、スピーカーの寿命を疑うべきでしょう。
スピーカーは、寿命によりコーンやケーブルなどの劣化が進むとどうしてもノイズが発生してしまいます。これは、どれほどに丁寧に扱っていても避けられない現象です。
特別な原因が見当たらないのにノイズが乗るようになったときには、使用年数を考慮したうえで寿命と考えましょう。
バランスボリュームを使い正しくパンできない
スピーカーは、単純に音の大きさを調節するだけではなく、左右スピーカーのバランスを調整することができます。
しかし、ボリュームバランスを使っても正しくパンできない場合、その原因は寿命による劣化の可能性が高いでしょう。
パンとは、音の左右の定位(位置)を指します。抵抗、コンデンサなどスピーカー内部のパーツが寿命による劣化のために錆びついたり接触不良を起こしたりすることで、このような問題が起こります。
スピーカーの寿命による劣化は、どのような製品にも起こる現象です。
スピーカーの寿命が縮む原因
扱い方によっては平均的な10年より寿命が短くなることもあれば、20年、30年と寿命が伸びることもあります。
ここでは、スピーカーの寿命を縮ませる原因について解説していきます。
物を置いてしまっている
時々、スピーカーの上部に物を置いたり、排気口部分を塞いでしまったりするケースを見かけます。
ですが、これはスピーカーの放熱を邪魔し、熱を内部にこもらせてしまうのでやってはいけない行為です。
使用するうえでスピーカーが熱を持つのは避けられませんが、この熱はスピーカーの各部位にダメージを与え劣化の要因であるため、スピーカーの上に物を置いたり放熱を妨げると寿命を縮めてしまうのです。
ボリュームをあげすぎる
好きなサウンドを楽しむために、ついついスピーカーの音量をあげがちになることも。
しかし、スピーカーは音量をあげるほど発熱し、負担がかかってしまいます。
特にボイスコイルなどが断線する大きな原因ですから、注意しなければいけません。
最大音量で長時間の使用は、スピーカーの寿命を縮めてしまいます。
電源のつけっぱなし
スピーカーを愛用していると、つい電源をいれっぱなしにしてしまう人もいるでしょう。
しかし、常に電源をいれっぱなしにしていると、コンデンサーやトランジスターなどの部品は劣化が早まります。
放置のし過ぎ
使い過ぎによる過度の通電も寿命を縮める原因ですが、その正反対の行為がスピーカーの寿命を縮めるケースもあります。
あまりにも長い間、スピーカーに電源をいれずに放置しているとコンデンサーなどの劣化を早めてしまいます。
つまり、使用時間が短い=寿命が伸びるというわけではありません。
過度なスイッチのオンオフ
通常の使用では考えられないほど、短時間のうちに電源のオンオフを繰り返す行為は、スピーカーの寿命を縮めます。
スピーカーは、電源をいれる瞬間に本体に大きな負担がかかるものです。
例えば数分、数十分の間にオンオフを繰り返すと通常よりもかかる負担は大きくなり寿命を早めてしまいます。
スピーカーの寿命を伸ばす方法
スピーカーの寿命を縮める原因がある一方で、寿命を伸ばす方法もあります。
縮める原因を取り除くと共に、伸ばす方法を実践すると長くスピーカーを愛用できるでしょう。
直射日光や急激な温度・湿度変化に注意する
スピーカーに限らず、機械は直射日光の当たらない場所で使用しなければいけません。
熱は機器にダメージを与えますが、内部発生する熱だけではなく外部からの熱も悪影響を与えるので避ける必要があります。
また、直射日光はスピーカーに使用されている皮やゴムなどの部品の劣化を早める原因にも。窓際などにスピーカーを置かないように気をつけましょう。
スピーカーの寿命を伸ばすためには、直射日光以外にも使用する場所の温度や湿度の変化にも注意です。
スピーカーは、極端な暑さや寒さに強くありません。特に精密機器ですから、湿気の多い環境はスピーカーにとって大敵です。
温度差の激しい環境は、結露などが生じるため、寿命を伸ばしたいなら避けるべきです。
通電は必要時間だけにする
スピーカーの寿命を縮める原因にもあげた過度の通電は避けたいところ。寿命を伸ばすためにも、必要な時間にのみ通電をすることが大切です。
もちろん人によってスピーカーを使用する時間は異なるでしょう。
しかし、適度に使用し適度に休まさせることがスピーカーの寿命を伸ばします。
長生きのために、適度な運動と休息が必要なのは、人もスピーカーも同じと言えます。
電源を常時オンにするという使い方は、特殊はスピーカー以外は避けましょう。
スピーカーの劣化しやすい部分や修理費用の目安
スピーカーは、さまざまな部品が組み合わされできています。
全てが一度に壊れるわけではなく、中でも劣化しやすく壊れやすい部分もあります。
一部のみが劣化した場合、その部分を交換・修理することで使い続けられるケースもあります。そこで劣化しやすい部分と共にその修理費用を紹介しましょう。
スイッチの修理費用
電源スイッチが入らない、といった故障の場合、直らないと諦めてしまう人もいるかもしれません。
ですが、接触不良などにより電源スイッチがはいらなくなっている恐れがあります。
スイッチにのみ問題がある場合、修理をすることで以前のように使用できるようになるでしょう。
スピーカーのスイッチの修理費用は、製品や業者にもよりますが10,000~20,000円が相場です。
入力端子の修理費用
スピーカー端子の修理費用は、端子を交換する場合7,000~20,000円ほどです。交換する端子の種類によっても値段が変わってきます。
端子だけではなく、基盤ごと交換しなければいけない場合は、上記の費用よりも高くなるでしょう。20,000~30,000円前後かかるケースもあります。
スピーカーユニットのエッジの修理費用
スピーカーの劣化しやすい部位のひとつが、エッジです。
エッジの交換・張り替え費用は、素材や口径などによっても違います。
高耐久性エッジの場合、口径20cm~30cmで16,000~18,000円。40cm以内で20,000円前後、50cm以内では25,000前後が相場です。
ウレタン素材エッジでは、上記より4,000円ほど安くなります。また、セーム皮を使用するとウレタンより2,000円前後費用は高い傾向がみられます。
なお、上記の修理費用は、修理専門店などメーカー以外に出した場合の金額です。
メーカー修理では、上記よりさらに10,000円以上高くなってしまうケースが多いでしょう。
コンデンサーの修理費用
電子を蓄えたり放出したりする役割を果たしているコンデンサーの劣化が進むと電気を蓄えられなくなり、スピーカーが正常に作動しなくなってしまいます。
コンデンサーの修理というと、大抵は交換です。費用は、大体10,000円前後と考えられるでしょう。
不要になったスピーカはどうする?
寿命がきたり、買い替えを考えたりした際に、不要になったスピーカーをどうすればいいか悩んでいませんか。
そのような方のために、ここでは2つの方法について紹介します。
処分する
スピーカーを処分する際は、ごみとして処分するのが一般的です。
サイズによって、不燃ごみとして捨てるか粗大ごみとして捨てるかが決まります。一般的には、一辺が30cm以上のものは粗大ゴミとして取り扱われます。
しかし、自治体によって異なる場合があるので、お住まいの自治体のホームページなどで確認してから処分しましょう。
▼こちらの記事では、スピーカの処分方法について詳しくまとめているので、あわせて読んでみてください。
買取業者に依頼する
処分する前に、買取を検討してみてはどうでしょうか。
スピーカーは耐久性も高いため、中古の製品も積極的に買取をしている業者が多く見つかります。
壊れているスピーカーでも買取対象になる場合がありますので、ごみとして処分する前に買取業者でお手持ちのスピーカーを査定してもらうことをおすすめします。
スピーカーおすすめ買取業者4選
ここでは、スピーカーのおすすめの買取業者を紹介します。
おいくら

出典:おいくら
スピーカーを高く買取ってくれる業者を探すなら、弊社マーケットエンタープライズが運営する「おいくら」の一括無料査定が便利です。複数の業者から、手軽に査定価格をメールで受け取れます。
家にいながらスマホひとつで申し込みが可能で、少ない手間で買取業者を比較できるのが、おいくらのメリットです。
自分の希望とマッチした業者と交渉し、買取価格に納得したうえでスピーカーを売ることができます。
おいくらには優良店のみが加盟しているから、対応も安心でしょう。無料で全国どこからでも利用できる点も強みです。
オーディオ高く売れるドットコム
弊社マーケットエンタープライズが運営する「オーディオ高く売れるドットコム」では、スピーカーなどのオーディオ機器を高価買取していて、誰でも無料で売りたい製品の査定ができます。
店頭へ出向かなくても、電話・Webを利用した無料査定が可能で、買取価格を確認してから取引できます。
オーディオ高く売れるドットコムは、Web特化の販売をおこなっているため、無駄なコストを削減し、買取価格に反映しています。
無料査定後、買取を希望するなら宅配・出張・店頭の3通りの買取方法から選択できます。宅配買取の場合には、全国宅配送料無料、最短当日のスピード集荷も可能です。
オーディオの買取屋さん
出典:オーディオの買取屋さん
オーディオの買取屋さんは、その名前のとおりオーディオ機器専門に買取をしている業者です。
専門店だからこそジャンク品や付属品・保証書のないスピーカーでも買取をしてくれます。それもスピーカーの専門知識と販売ルートがあるからこそと言えます。
万が一、査定額が希望に満たない場合は、相談も可能です。買取方法は店頭のほか、全国対応の宅配、出張買取もあります。
出張買取は北海道や福島をのぞく東北、四国、沖縄以外のエリアで最短30分というスピード対応もしています。
法人、大量買取も可能と強調しているほか、まとめ売りキャンペーンなども実施しているため、大量持ち込みを歓迎している買取業社の1つと考えられます。
アートアンドビーツ
出典:アートアンドビーツ
スタッフ全員元プロのミュージシャンという、楽器への熱い想いとこだわりを持ったアートアンドビーツ。
事前に電話・LINE・メール・動画による査定もできるため、おおよその買取額を把握してからスピーカーを売ることが可能です。
海外に支店があり、グローバルに展開している企業であるため、ネットワークを使った海外輸出による高額査定を可能としています。
買取方法は宅配、出張に対応しています。宅配買取は、全国送料無料です。専用の梱包キットが用意されており、指定日に集荷してもらえます。
また、出張買取では、他社では見られない夜間の買取も可能とのこと。
ただし、出張買取エリアは、滋賀・京都エリア限定です。時期により、クーポンによる査定額アップも期待できます。
▼こちらの記事では、おすすめのスピーカー買取業者や高く買い取ってもらう方法をまとめているので、あわせて読んでみてください。
スピーカーを売るなら買取業社がおすすめ
最近では普及率もあがっており、より身近な存在になりつつあるスピーカー。
平均寿命は10年といわれていますが、寿命を伸ばす使い方をすれば、それ以上に活躍してくれます。もちろん扱い方によっては寿命を縮めてしまうため注意しましょう。
不要になったスピーカー、買い替えのために手放したいスピーカーがあるなら、買取り業者の利用がおすすめです。
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