MacBookの寿命年数やサイン・寿命を伸ばす方法

パソコンはいきなり壊れることが少なく、徐々に使いづらさを感じることが多いです。
そのため、「そろそろ買い替えどき?」「寿命が来たのかな?」と思いつつ使い、データなどを失ってしまうことも……。
早めに寿命が来たサインを掴み、お得に買い換えるために、本記事ではMacBookの平均寿命やサイン、寿命を伸ばす方法とともに買取事情やおすすめの業者を紹介します。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
MacBookの平均寿命
熱心なファンがいることでも知られているアップル社のMacBook。
毎年おこなわれるOSのアップグレードもあり、最新のOSに対応していない古くなったMacBookを買い替える人も多いでしょう。
MacBookの一般的な耐用年数はおおよそ10年くらいといわれていますが、アップル社公式の発表では、macOSの使用期間は4年を一つの基準としています。
しかしながら、動画の編集やゲームなどでパソコンに重い負荷がかかる使い方をしていれば当然、一般的な耐用年数より早めに寿命をむかえる可能性はあります。
長く使いたいのであれば、なるべく負荷をかけない工夫は必要です。
MacBookに寿命が来ていることを示すサイン
本体の耐用年数や基準となるOSの使用期間がわかっていても、目安の期間内にもかかわらず突然の故障があるかもしれません。
それほど古くなっていないのに不具合が出ることもあるのではないでしょうか。
多くの場合は不具合によって寿命が近いことに気がつきます。実際に寿命が来ているサインを見ていきましょう。
ディスクなど重要箇所に傷がある
ハードディスクなどの重要な箇所に傷を負ってしまうと、修復は困難です。
異音・異臭がしたり、ハードディスクの問題に関するメッセージが出たりしたら、ご自身での対応は難しいでしょう。
物理的ダメージは修理が効くとも限らないため、買い替えを覚悟しなければいけません。
最新版のOSを実行できない
macOSは毎年9月~11月頃に最新版がリリースされますが、古いパソコンですと最新のOSを実行できなくなります。
アップル製品は発売から5年間のサポートが保証されているものの、それ以降は修理などのサポートが受けられなくなるのです。
パソコン自体は問題なく使えていたとしても、もしもの時のサポートを受けられないのは不安でしょうから、新しいOSにアップグレードできなくなったら買い替えを検討するのがおすすめです。
最近の必要データ容量に対して容量が小さすぎる
時代が進むにつれて、ファイルやアプリを起動するために必要なデータ容量は大きくなる傾向があります。動画の画質があがった代わりに容量を食う、などは分かりやすい例です。
必要とされるデータ容量に対してパソコンの容量が小さいのは、時代の進歩に合わなくなってきているくらい古いパソコンであるといえるかもしれません。
アプリを起動できなくなる
アプリは日々新しいものが開発・提供されています。ですが、新しいアプリが古いパソコンで起動しないこともあります。
起動できないアプリが増えてきたときには新しいパソコンへの買い替えを意識するべきでしょう。
充電してもすぐにバッテリーが切れる
充電したバッテリーがすぐ切れるようでしたらバッテリーの寿命と考えられます。
バッテリー充電回数の上限目安は、1000回と定められているモデルが多いです。
MacBookのシステムレポート上で充電回数は確認できますが、あくまで目安であるため、ご自身のパソコンの状態を確認しながらバッテリー交換も選択肢に入れるべきでしょう。
バッテリー交換には1万円~2万円弱の費用がかかりますが、アップルケアに加入している場合にはその限りではありません。
充電中に充電ランプが点滅する
通常であれば充電完了後に緑ランプが点灯しますが、まれに充電中に緑ランプが点滅して全く充電されないことがあります。
SMCリセットを試すなどしても状況が変わらない場合、一番可能性が高いのが充電ケーブルの問題です。アップルストアに相談してみましょう。
勝手にマウスカーソルが動く
マウスカーソルが勝手に動いたり飛んだりする場合は、まずマウスやマウスパッドの汚れがないか確認してきれいにしましょう。
他の対処法としては、別のUSBポートを試したり、ワイヤレスマウスであればバッテリー残量を確認してみたりしてください。
マウスの設定状態を確認したりSMCリセットを試したりするのもいいでしょう。
それでも解決しなければ、マウスの使用年数を考慮し、経年劣化が考えられる場合はマウスの買い替えを検討しましょう。
MacBookの寿命を伸ばす方法
不慮のトラブルでもない限りは、故障もなく長い間おなじパソコンを使えるに越したことはないと考える人も多いでしょう。
使い方を工夫すれば未然に防げるトラブルもありますから、ここではMacBookの寿命を伸ばす方法を紹介していきます。
修理する
パソコンになにかトラブルがあれば買い替えか修理で悩むところですが、買って間もない故障であれば修理を選ぶ人も多いでしょう。
アップルケアに入っていれば、通常は買ってから1年の保証期間が3年に延長されるため、早い時期のトラブルには安心です。
加入費用は約2万円~4万円かかりますが、通常2万円前後かかるバッテリー交換が無料でおこなえるサービスがつきます。
ただし、条件としてはバッテリーの蓄電量が8割未満になったときです。
また、「USBポートの反応が悪い」などの細かな症状では、電話口で特定キーを押すなどの指示だけで直ることがあるため、利用すると便利なこともあります。
初期の修理が寿命を伸ばすことにもなりますから、安心のために加入を検討するのもいいでしょう。
バッテリーを定期的にリフレッシュする
バッテリーのもちの悪さは、ある種はMacBookの寿命とも考えられます。
バッテリー自体の劣化が原因で長くもたない場合もありますが、バッテリー本体の残量とMacBookが記憶している残量とのギャップのせいで、きちんと満タン充電されないこともあります。
定期的なバッテリーリフレッシュをすることで、バッテリーの寿命を延ばすことにもつながります。
省エネな使い方をする
普段から省エネを心掛けた使い方をすれば、パソコンへの負担も減り寿命を伸ばすことにもなります。
省エネルギー設定やディスプレイ設定の定期的な見直し、Wi-Fi・Bluetooth設定のオンオフ、周辺機器の接続状態など、省エネできる部分を探ってみるといいでしょう。
使っていないアプリはこまめに終了することも大事です。
特に自動で立ち上がるアプリがあると消すときにもバッテリー消費につながるため、自動ログインが必要なアプリなどは注意が必要です。最小限にとどめておくようにしましょう。
満充電・0%の状態を少なくする
以前普及していたニッケル水素の充電池では、「バッテリーは使い切ってから充電するべき」という常識がありました。
しかしそれは過去の認識であり、MacBookに採用されているリチウムイオン技術は非常に優秀で、基本的には好きなタイミングで充電しても問題ない作りになっています。
リチウムイオンバッテリーは過充電すると劣化が早くなるという認識は正しいのですが、MacBookの場合は自動でオフになってくれるのでその心配はありません。
アップルの公式サイトでの推奨では、長期保存時のフル充電や完全に放電した状態は避けるようにされていますが、普段使っている分には化学的経年劣化を最小限に抑えてくれる設定になっています。
バッテリーの充電設定はOSで管理されているため、なるべく最新のOSを使うことと「満充電と充電0%の状態はなるべく少なくする」程度の認識で問題ないでしょう。
MacBookの買取価格相場は換金率が高い
MacBookの買取相場は一定の支持層がいるため、換金率が高い傾向があります。
新モデルが出れば当然旧モデルの相場は急落する可能性があるため、早めの買い替えで結果的に得をすることも少なくないでしょう。
例えば、1年以内に出たManBook Proですと、30万円以上の取引価格になることも珍しくありません。
フリマアプリやオークションでは、手間がかかったり個人間のトラブルがあったりしますが、相場より高い価格がつく可能性があります。
特にパソコン類は、知識の差がトラブルを生む傾向にあります。また、型落ちした旧モデルの売れ残りを目にすることが少なくないため注意も必要です。
MacBookを買い取っている業者比較
買取業者は複数存在します。実際にMacBookを買い取っている業者の傾向などをあげていきますから、比較検討してみるといいでしょう。
おいくら
出典:おいくら
一括査定ができる「おいくら」では、一番高い査定額を提示してくれるお店を簡単に見つけることができます。
登録買取業者は1000社以上。ご自身が納得できる買取方法や買取金額を提示している買取業社に依頼できます。
また、早く処分したい場合などには、近隣のリサイクルショップを調べるのにも有効です。
MacBook自体が需要のある市場のため、特に欲しがっているお店であれば相場以上での取引にも期待できるでしょう。
パソコン高く売れるドットコム
高く売れるドットコムでは、1年を通してのMacBookの買取強化を公言しています。
程度不良の商品でも1万円近い買取実績があるため、状態関係なく一度相談してみてはいかがでしょうか。
買取方法は店頭、宅配、出張です。特に、ジャンク品などでない場合には精密機器なため、出張買取をおすすめしています。宅配・出張買取の利用であっても手数料は無料です。
ReRe買取
出典:ReRe買取
リユース総合ECサイトのReRe買取では、需要のある商品の高価買取はもちろん、サイトの買取実績に掲載がなくとも正常に動作しないものの買取が可能な場合があります。
買取実績を見ると1万円~2万円程度の取引が多いですが、型番と状態が分かれば60秒で終わる簡単な査定を利用することができます。
ご自身のMacBookのおおよその相場を事前に知ることができるため便利です。
また、買取が成立すればReRe内で使えるポイントをもらえるため、より新しいMacBookの購入など、買い替えでも有効活用できます。買取方法は店頭、宅配、出張のいずれかです。
Mac買取ネット
出典:Mac買取ネット
Mac買取ネットはその名の通り、MacBookの買取に特化した業者です。
サイトで買取実績を見ることはできませんが、30秒で終わる査定フォームへの入力で瞬時にランク別の買取相場を知ることができます。
ご自身のMacBookのスペックの簡単な調べ方もサイト上で案内してくれているため、確認してみるといいでしょう。
買取方法は宅配買取に特化しています。梱包用グッズは配布しているため、ホームセンターなどに行って資材を揃える必要がありません。
MacBookに特化した不用品回収業者
出典:Mac無料回収センター
Mac無料回収センターは、不要になったMacBookを壊れたものであっても完全無料で回収してくれるサービスです。
ただし、部品が抜き取られている商品など回収不可品目も存在するため、一度サイトを確認してみるといいでしょう。
回収したパソコンはデータ消去後に中古パソコンとして再生され、リユースした売り上げの一部を寄付するという社会貢献もおこなっています。
まとめ
MacBookの耐用年数は10年といわれていますが、使い方によって短くなることもあります。
OSのアップデートの都合上、パソコンは動いていても思った以上に使えないこともあるため、高く売れる間の早めの買い替えが、結果的に得する手段だということもお分かりいただけたのではないでしょうか。
普段から大事に使い、パソコンをいい状態で維持できれば査定時の価格も高くなる傾向があるため、買い替えタイミングを意識しながら丁寧な扱いを心掛けるといいでしょう。
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処分しようと考えていた物に思わぬ価値があるかもしれません。