他人名義のバイクを売る人必見!委任状の書き方や注意点などを徹底解説!

バイクを売る場合、基本的に所有者が売却手続きを行わなければいけません。しかし、所有者以外の人に売却を任せることもできます。
そこで必要になるのが「委任状」です。今回は、委任状の書き方や書くときの注意点、そしてバイクを売るときに必要な書類・ものなどをご紹介していきます。
目次
他人名義のバイクは売却できる?買取価格への影響は?
ここでは、他人名義のバイクの売却可否や買取価格への影響などを説明していきます。
条件を満たしていれば「売却可能」
他人名義のバイクでも、以下どちらかの条件を満たしていれば、問題なく売却することができます。
- 他人名義の登録書類(返納証や廃車証など)がある
- 所有者の名義と住所が分かる
「バイクを買取に出せるのは所有者だけ」というルールはないので、売却主と所有者が異なっていても、買取には何ら関係ありません。
極端な話、所有者の名義と住所が分かれば買取してもらえます。業者によっては、他人名義で登録時の住所と名義が分からなくても買取してもらえます。
しかし、その場合は基本的に業者独自の条件を付けられることがほとんどです。
買取価格への影響は「基本的に」なし
先ほど、「売却主と所有者が異なっていても、買取には何ら関係がない」と説明しました。そのため、買取価格への影響も一切ありません。
しかし、他人名義で登録時の住所と名義が分からないバイクは、買取価格に大きな影響を与えるので注意しましょう。
委任状が必要になるのは「他人名義のバイクを売る」とき
委任状は他人名義のバイクを売るときに必要です。委任状は、委任者と受任者の関係を問わず、どんな方でも使うことができます。
委任状の入手方法は以下の通りです。
- インターネットから書式をダウンロードしてプリントアウトする
- バイクショップでもらう
- 白紙を使って自作する
「委任状はこの紙でなければいけない」というルールはないので、委任状を自作しても効力は発揮します。
委任状の書き方
以下8つの情報を書き込むだけで、委任状が完成します。
- 受任者の氏名
- 受任者の住所
- 自動車登録番号
- 車台番号
- 委任者の氏名(氏名の右横に印鑑を押してください)
- 委任者の住所
- 委任した年月日
- 「受任者を代理人と定め、記載している自動車の売買契約に関する権限を委任します。」という文章を記載する
委任状のテンプレートや形式によっては、多少内容が異なる場合もあります。その場合は、そのテンプレートや形式に沿って必要事項を記載していきましょう。
委任状を書く場合の注意点
委任状を書く場合、以下2つのことに注意しましょう。
- 不備のないように必要事項を記載する
- 捨印は「信頼関係が十分築かれている相手のみ」に押す
内容に不備が見られた場合、所有者本人が修正しなければ、委任状は効力を果たしません。
本人がいなくても捨印があれば修正できますが、捨印は「委任状に記載されている内容を自由に修正しても良い」という意味があるので、慎重に行いましょう。
また、名義人が異なるバイクを売却する場合、名義人に電話がいく場合があります。そのため、売却するときは必ず名義人と連絡が取れるようにしておいてください。
委任状以外に必要な書類・もの
他人名義のバイクを売る場合、委任状の他にも以下6つの書類・ものが必要になる場合があります。そのため、可能な範囲内で良いので、集められるものは集めておきましょう。
- 車検証と登録証
- バイクを売却する人の印鑑
- 納税証明書
- 自賠責保険証
- 譲渡証明書証(名義人の署名と捺印入り)
- 名義人の身分証明書のコピー
現在は、本人承諾確認のために身分証明書のコピーを準備するのが主流となっています。
どこで売れば良い?バイクを売る方法
ここでは、他人名義のバイクを売る方法を説明していきます。
個人に売る
1つ目の方法は、「個人に売る」ことです。
具体的には、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ・サイトを使って、バイクを個人に売ります。
個人にバイクを売るメリットは、出品価格を自由に決められるので、下取りや買取よりも高く売れる場合があることです。
しかし、高額な取引になるので、責任感のある行動・対応が求められます。
バイク販売店に売る
2つ目の方法は、「バイク販売店に売る」ことです。
具体的には、バイクのディーラーや街のバイクショップなどに売ります。バイク販売店に売るメリットは、買取作業や手続きなどをほぼ全てショップ側が代行してくれるため、買取が楽になることです。
しかし、業者選びを失敗すると安く買い叩かれてしまうので、業者選びの手間がかかります。
バイク一括査定サービスを使って売る
3つ目の方法は、「バイク一括査定サービスを使って売る」ことです。
バイク一括査定とは、複数のバイク販売店にお持ちのバイクの買取見積もりを一括で依頼する方法です。
一括査定を行うと、見積もり金額が複数社から届くので、買取相場やどの業者に売れば高価買取が実現するのかが分かります。そのため、業者選びで失敗することはありませんし、安く買い叩かれることもありません。
バイク一括査定は、「他人名義のバイクを高く売りたい」と考えている方に、まず使っていただきたいサービスです。
他人名義のバイクを高く売るためには?
ここでは、他人名義のバイクを高く売る方法を説明していきます。
春~夏に売る
1つ目は、「春~夏に売る」ことです。
バイクの需要は新生活が始まる春から、大型連休が始まる夏に高くなる傾向があります。そこでお店は、在庫を揃えるために多少高くてもさまざまなバイクを仕入れたいと考えます。
そのため、需要が高まる春~夏はバイクを高価買取してもらいやすいのです。
可能な範囲内できれいにする
2つ目は、「可能な範囲内できれいにする」ことです。
やはり、「第一印象」は非常に大切です。第一印象で「汚いな…」と思われてしまうと、「不具合が多いバイクなのではないか」を疑われてしまいます。そのように疑われてしまうと、買取した後の不具合に備えて、安く買い取られてしまいます。
その点、バイクをきれいにしておけば、大切に乗っていたというアピールにも繋がるので、お店側は比較的安心して買取できます。その安心感を与えられると高価買取してもらえる可能性が高まるので、買取に出す前に可能な範囲内でバイクをきれいにしておきましょう。
事故歴や修復歴を把握しておく
3つ目は、「事故歴や修復歴を把握しておく」ことです。
査定士が買取で最も気になるのは、「隠れた不具合がないか」です。そのため、不安が残ったまま査定が終わると、お店側は保険をかける意味で、通常買取価格よりも安い査定額を提示します。
その状況になるのを避けるために、事故歴や修復歴を把握して、予めそれらの情報を伝えましょう。そうすると、不安が少なくなるので、高価買取してもらえる可能性が高まります。
高価買取のために事故歴や修復歴を隠す人がいますが、それは逆効果なので、絶対に辞めましょう。
ノーマルパーツを揃えておく
4つ目は、「ノーマルパーツを揃えておく」ことです。
バイクの買取価格は、「そのバイクが売れるか否か」も関係してきます。当然、ノーマルバイクと改造バイクでは、ノーマルバイクの方が売れやすいと言えます。なぜなら、改造バイクは好き嫌いがハッキリするので、購入希望者がグッと絞られるからです。
ノーマルバイクの方が高価買取されやすいので、用意できる範囲内でノーマルパーツを揃えておきましょう。
相見積もりを取る
5つ目は、「相見積もりを取る」ことです。
当然のことながら、バイクを高く売りたいのであれば、高く買取してくれる業者にバイクを売る必要があります。では、どのようにして高価買取してくれる業者を探すのか、その方法が「相見積もり」です。
複数の業者に見積もりを依頼し、各業者の買取価格を比較します。この業者選びで失敗すると、いくらバイクをきれいにしても、いくら事故歴や修復歴を完璧に把握していても高価買取は期待できません。
そのため、バイクを高く売りたいのであれば、「業者選び」に力を入れましょう。
相見積もりを取るなら「バイク比較.com」がおすすめ
相見積もりを取るなら「バイク比較.com」がおすすめです。ここでは、バイク比較.comの特徴を説明していきます。
特徴1:実績があって登録買取店数が多い
1つ目の特徴は、「実績があって登録買取店数が多い」ことです。
バイク比較.comは2007年から現在まで一括査定サービスを提供しています。また、登録買取店数が10社未満の一括査定サービスが多い中、バイク比較.comに登録している買取業者数は約80社です。
バイク比較.comを使うと業者選びの選択肢が増えるので、高価買取が期待できます。
特徴2:リアルな買取金額が分かる
2つ目の特徴は、「リアルな買取金額が分かる」ことです。
実際の査定額を公表していない一括査定サービスが多い中、バイク比較.comは「実際に一括査定で査定された金額」を公開しています。
そのため、自分のバイクがどのくらいの価格で売れるのか、チェックしてから買取を申し込むことができるので、買取を依頼する前に「安心感」を得られます。
特徴3:「お試し」でも使える
3つ目の特徴は、「お試しでも使える」ことです。
一括査定サービスと聞くと「買取の意思が固まっている人が使うもの」というイメージを抱えている方も多いかと思います。しかし、バイク比較.comは、「とりあえず、査定だけしてもらいたい」という方の利用も大歓迎しています。
そのため、バイクの売却を少しでも考えているのであれば、まずはバイク比較.comを使って、いくらで売れるのか把握だけしてみましょう。
まとめ
今回は、委任状が必要になる場面や書き方、そして委任状を作成する場合の注意点などを説明してきました。
委任状は、他人名義のバイクを売却する場合に必要です。委任状は、この記事で説明した8つの情報を記載すれば、それで完成します。
しかし、内容に不備があると効力を果たさないので、ゆっくり間違わないように情報を記載しましょう。
そして、そのバイクを売るつもりでいるならば、バイク比較.comを使って高価買取してくれる業者を見つけましょう。バイク比較.comを使えば、厳選された提携業者に査定してもらえるので、安心して査定を任せられます。
買取の意思が固まっていない方のご利用も大歓迎なので、「このバイクはいくらで売れるのだろう」と気になったら、一度バイク比較.comを使ってみましょう。
おいくらは全国のリサイクルショップが加盟する一括査定サービスです。
家電や家具などあらゆる不用品の情報を送るだけで最大20店舗から買取価格の見積りをまとめてもらうことができ、お得な価格で売却できるショップが簡単に見つかります。
処分しようと考えていた物に思わぬ価値があるかもしれません。