バイクの名義変更に使う委任状の書き方と注意点まとめ!必要書類や手続き方法も

バイクの名義を変更する際、本人以外が手続きをする場合に委任状が必要になります。
委任状は必要な内容が間違いなく書かれていないと、効力を発揮しません。
適切な情報が書かれていない場合、代理の人が手続きできなくなってしまうため注意が必要です。
そこで、本記事では、バイクの名義変更で使う委任状の書き方や注意点をまとめました。
また、委任状以外の必要書類や名義変更の手順も紹介しています。
「委任状を書いたものの、情報の過不足があり名義を変更できなかった」ということにならないよう、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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バイクの名義を変更する際の委任状の書き方
バイクの名変更で代理人が手続きする場合は、委任状が欠かせません。
委任状には、以下の7つの情報を記載する必要があります。
- 受任者の氏名
- 受任者の住所
- 自動車登録番号か車台番号
- 委任者の氏名(氏名の右横に印鑑)
- 委任者の住所
- 委任した年月日
- 「受任者を代理人と定め、記載している自動車の移転登録申請に関する権限を委任します。」という文言
受任者というのは、代理で手続きをおこなう人のことです。氏名と住所をそれぞれ間違いないよう記入しましょう。
委任者は、手続きを代理してもらう新しい所有者のことです。委任者は印鑑も必要ですので、忘れずに押印してください。
委任状は上記の情報が書かれていれば自作でも問題ありませんし、国土交通省の公式サイトなどからダウンロードすることもできます。
委任状を書くときの注意点
委任状を書くときは、間違えた情報を書かないよう注意しましょう。
委任状の内容が間違っていた場合、訂正は委任者の捨印しか認められていません。
つまり、手続きを代理してもらうバイクの新しい所有者しか、訂正ができないということです。
そのため、代理人が申請しに行った際に間違えている部分がある場合、代理人は訂正できないため、その場では名義を変更できません。
改めて委任状を書き直し、代理人が再び手続きしに行かなければならないので、手間も時間もかかってしまいます。
何より、代わりに時間を作って手続きをしてもらっているのに、その時間が無駄になってしまうのは避けたいですよね。
一度の手続きで名義を変更できるよう、委任状を記入する際に間違えないようにするだけでなく、記入が終わった後に必ず確認するようにしましょう。
バイクの名義を変更する方法
バイクの名義は、以下の3つの手順で変更できます。
- 必要書類をそろえる
- 書類を記入する
- 指定の場所で手続きを進める
まずは委任状を含めた必要書類をそろえ、それぞれの書類の必要事項を記入していきましょう。
委任状以外の必要な書類は、このあと解説していきますので、ぜひご覧ください。
手続きを進める場所は、バイクの排気量によって異なります。
125cc以下のバイクは、新しい所有者が住民登録をしている市区町村の役所にある軽自動車税関連の窓口での手続きとなります。
例えば、バイクの新しい所有者が東京都新宿区に住んでいる場合、新宿区役所の窓口です。
126cc以上のバイクは、新しい所有者が住んでいる住所を管轄している運輸支局か、自動車検査登録事務所で手続きできます。
住んでいる場所を管轄している運輸支局がわからない方は、国土交通省の公式サイトで確認しておいてくださいね。
バイクの名義変更に必要な書類
バイクの名義変更には、委任状以外にもいくつかの書類が必要です。
バイクの排気量によって必要書類は異なるため、排気量別に必要書類を解説していきます。
125cc以下のバイクの名義変更に必要な書類
125cc以下のバイクの名義変更には、以下の4つの書類が必要です。
- 廃車証明書
- 譲渡証明書(前の所有者の署名と捺印が必要)
- 軽自動車税申告(報告)書兼標識交付申請書
- 新しい所有者の身分証明書(運転免許証など)
廃車証明書と譲渡証明書は、バイクを譲る側が廃車手続きをおこなった上で準備し、記入して次の所有者に渡します。
軽自動車税申告(報告)書兼標識交付申請書は、新しい所有者が役所の窓口でもらうかインターネットでダウンロードしましょう。
その上で、すべての書類を持って市区町村の役所にある軽自動車税関連の窓口で手続きしてください。
書類に不備がなければ、ナンバープレートと標識交付証明書が交付されて名義変更は完了です。
125cc超〜250cc以下のバイクの名義変更に必要な書類
125cc超〜250cc以下のバイクの名義変更は、125cc以下のバイクよりも必要書類が多くなります。
- 譲渡証明書(前の所有者の署名と捺印が必要)
- 住民票(発行日から3ヵ月以内のもの)
- 軽自動車届出済証
- 軽自動車税申告書
- 申請書(軽二輪第1号様式)
- 自賠責保険証明書
前の所有者がそろえる書類は譲渡証明書のみ。廃車手続きは必要ありません。
新しい所有者は、譲渡証明書を受け取った上で他の書類を準備し、運輸支局で手続きしましょう。
また、管轄する区域が変わる場合はナンバープレートも変わるため、元のナンバープレートも必要になります。
250cc超のバイクの名義変更に必要な書類
250cc以上のバイクの名義変更には、以下の書類が必要です。
- 譲渡証明書(前の所有者の署名と捺印が必要)
- 自動車検査証(車検証)
- 住民票(発行日から3ヵ月以内のもの)
- 申請書
- 軽自動車税申告書
- 手数料納付書
前の所有者がそろえる書類は、譲渡証明書と自動車検査証の2点です。廃車手続きは必要ありません。
新しい所有者は、譲渡証明書と自動車検査証の2点を受け取り、他の書類を用意しましょう。
また、125cc超〜250cc以下のバイクと同じように、管轄する区域が変わる場合はナンバープレートが変更になるので、ナンバープレートも持っていくようにしてくださいね。
委任状は正しく記入しスムーズな名義変更を
バイクの名義変更に必要な委任状の書き方や注意点をまとめました。
委任状の内容に不足があると、代理人は名義変更の手続きができません。
改めて委任状を書き直し、手続きしに行く手間がかかってしまいます。
本記事の内容を参考にして正しい情報を記入し、一度で手続きが完了するようにしてくださいね。
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