大阪府の古物市場・オークション会場一覧|情報の入手方法や初心者向け市場の探し方

大阪府の古物市場・オークション会場一覧|情報の入手方法や初心者向け市場の探し方

大阪には多くの古物市場があり、中には初心者も参加しやすいものもあります。とはいっても、「どこがそうなの?」と疑問に思ってしまうかもしれません。

そこで、大阪の古物市場の情報や情報の入手方法、初心者向けの古物市場の探し方などを紹介します。

 

大阪で開催している時計・宝飾品・貴金属メインの古物市場一覧

流通量が多く、さまざまな場所で取引されている商品が時計・宝飾品・貴金属などです。大阪で開催している時計・宝飾品・貴金属メインの古物買取市場を紹介していきます。

日本流通勉強会

古物営業許可証を所持している方であれば、誰でも簡単に入会できすぐにオークションに参加できるのが「日本流通勉強会」です。新規入会者でも気軽に落札ができ、アプリを利用して海外からも入札ができます。

オークションを毎週開催し、換金が早いのも大きなメリットです。 オークション開催日の2日前から商品の下見をすることも可能で、十分に品定めをしてからオークションに臨むことができます。

入会に関しては入会金30,000円と年会費の10,000円を支払い、各種個人情報などの書類を提出すればすぐに入会可能です。 会場は大阪府大阪市北区梅田1丁目3−1 大阪駅前第1ビル3F10号室。問い合わせ先は06-6342-9111です。

古物ナニワ市場

古物ナニワ市場は高級時計・装飾品・貴金属などのリアルオークションを開催している市場です。特にカラーストーンに関して、他のオークションよりも高値で落札される仕組みを形成しています。開催日は不特定ですから、問い合わせが必要で、開催時は昼の12時からオークションが開催されます。

オークション参加に関して入会金・年会費・参加費などは無料ですが、買主の方は既存会員の紹介がなければ、オークションに参加することができません。しかし、無料で見学なども実施していますから、新規売り主の方も気軽に参加できる雰囲気も特徴的です。

会場は大阪府大阪市北区南森町2-1-20 南森町エンシンビル10F。問い合わせ先は06-7711-7080です。

大阪で開催している骨董品・美術品・着物メインの古物市場一覧

大阪の古物市場では多くの骨董品・美術品・着物をメインとして取り扱っている市場も多く、想定外の高額で取引されるケースも多いです。

関西着物市場

関西着物市場は古物の許可証さえ持っていれば、着物の知識がなくても誰でも参加できます。オークションには多くの方が来場しており、売り・買いに関するアドバイスなども実施してくれる参加しやすい古物市場です。もし事前に雰囲気などを知りたい方には、無料で会場見学なども実施しています。

1日当たり5,000~10,000点以上の着物を取り扱い、年会費と、1回の参加料1,000円(昼食代含む)を支払えば参加できます。 会場は大阪市東住吉区住道矢田6-6-8。問い合わせ先は06-6708-8811です。

堺美術オークション会

堺美術オークション会は大阪区堺市美原区で、美術品などのオークションを開催しています。古物商を中心にセリ市、オークション市を開催し、個人の方からも骨董品や美術品を買取しているオークション会です。

毎月6・15・26日に美術品などのオークションを開催しており、茶道具、工芸品、兜、中国骨董など幅広い種類の商品を取り扱っています。開催時間は9:30~17:00頃までで現金のみでの決算方法を取り入れています。参加費の1,000円(昼食付)を支払えば参加可能です。

会場は大阪府堺市美原区小平尾933。問い合わせ先は072-363-7333です。

大阪丹比会

古美術品の取引を、ネットオークション形式でおこなう会社が大阪丹比会です。オークションを多くの人に開放し、古美術品をさらに身近に感じてもらう活動を推進しています。

また、現在会員を積極的に募集していますから、各種催事などへ紹介してくれるのもメリットです。 オークションに参加するには事前にメール・クレジット認証を完了させ、さらに個人情報などの登録が必要になります。

落札に関しては原則として500万円までの限度があり、500万円以上の落札では別途与信登録が必要です。

会場は大阪府堺市美原区多治井24−4。問い合わせ先は072-363-8082です。

大阪で開催しているブランド品・アパレルメインの古物市場一覧

ブランド品・アパレル品も市場に多く流通している商品の1種で、大阪でも多くの古物市場で出展されています。どんな市場がブランド・アパレル商品をメインで取り扱っているのでしょうか。

新大阪道具市場

毎月第3火曜日にブランド品・アパレル品などのオークションを開催しているのが「新大阪道具市場」です。オークション開始は10:00からですが、7:30から下見などもでき、商品の品定めなどもゆっくりできます。

初めて参加する方でも安心して利用できるように符号などを使用しないのも特徴で、平等な市場を目指しています。 古物許可商、顔写真付き本人確認証・登録料20,000円を提出し、各種参加費を支払えばだれでも登録・参加できます。

会場は大阪府大阪市東淀川区東中島3丁目10−16 アート古野。問い合わせ先は06-6322-5591です。

日本ブランドアドバンストオークション(NBAA)

2007年からスタートしている、日本のブランドオークションの中でも古い歴史を持つのが「日本ブランドアドバンストオークション」です。NBAAはブランド品・アパレル・高級時計などに特化しているオークションで、多くの種類の商品を取り扱っています。

一般的な日本の閉鎖的なオークションとは異なり、新しい参加者を歓迎し、誰でも参加しやすい環境を提供しているのが大きな特徴です。オープン的な長所を存分に生かし、国内・海外にわたり多くのユーザーを獲得しているようです。

オークション会場は大阪ならではの活気的な雰囲気に溢れ、市場に訪れるだけで、業者間のコミュニケーションなども存分に取ることができます

入会金30,000円(税抜)、年会費10,000円(税抜)、1名につき参加費3,000円(税込)(昼食費込み・1社につき2名まで・下見は無料)の費用がオークション利用料として掛かります。

入会方法は「メール申し込み」「FAX申し込み」の2種類から選択することが可能です。
会場は大阪府大阪市西区南堀江1-7-4 マルイト南堀江パロスビル6F。問い合わせ先は06-6251-6717です。

大阪で開催している道具類メインの古物市場一覧

大阪では、遺品整理や店じまいなどで出てきた道具類を、オークションで出展できる古物市場も多数存在します。さまざまな道具を出店しているオークションもあり、バラエティーに溢れているのが特徴的です。

大阪豊中道具市場

遺品整理や引越しなどで出てきた多種類の道具類を、オークションで出展しているのが「大阪豊中道具市場」です。衣類・楽器・厨房器具・工具などさまざまな道具を取り扱っています。

参加に関しても古物免許取扱取得免許を取得している業者であれば、誰でも気軽に参加が可能です。

大阪豊中道具市場は、指定の場所で毎月5・10・20・25日にオークションを開催しており、現在は新規参加を希望している業者を随時募集しています。申し込みに関してはネット上のフォーム上に必要事項を記入すれば手続き完了です。

会場は大阪府豊中市原田中1-10-22。問い合わせ先は06-6152-3033です。

北大阪オークション市場

北大阪オークション市場は、大阪府摂津市でさまざまな道具のオークションを開催している古物市場です。毎月1・6・11・16・21・26(3月1日、8月16、1月1日は休み)に朝10時からオークションを開催しています。

基本的に生き物以外であればなんでも取り扱っているのが特徴的な古物市場です。 オークションに参加するには、会員の紹介が必ず必要で入会金の10,000円も必要です。入会登録から3ヶ月間は「仮会員」扱いとなり、登録から3ヶ月間に売買の実績がなければ登録が抹消されてしまいます。

会場は大阪府摂津市鳥飼和道2-10-15。問い合わせ先は072-653-2960です。

ひらかた道具市場

毎月27日にさまざまな道具を出展、オークションを開催しているのが「ひらかた道具市場」です。オークションの開始時間は午前10時からで、午前9時には開場して下見もすることができます。

入会金・年会費・参加費などは無料ですが、基本的に公安委員会の古物商許可を得ている方のみ利用可能です。 取扱品目は、各種道工具、釣り具、香水、おもちゃ、アクセサリーなど幅広い品目を取り扱っており、家電・家具などの大型商品は扱っていません。

取引に関してはすべて現金のみでおこなわれています。 会場は大阪府枚方市長尾谷町1-54-1。問い合わせ先は072-856-1514です。

大阪で開催している自動車メインの古物市場一覧

大阪では、一般的な買取店が買取している商品以外にも、自動車・バイクなどを出展しているオークションもあり、多くの方が参加しています。

株式会社MIRIVE大阪会場(関西松原オートオークション)

株式会社MIRIVE大阪会場(関西松原オートオークション)は、2019年の10月1日に株式会社MIRAIVEと経営統合し、現在は「株式会社MIRAIVE大阪会場」と名称を変更しています。

70%以上の成約率を推移し、軽・輸入車のコーナーなどは成約率が80%を超えている成約率が高めのオークションと言えます。 平均成約単価も600,000円以上で、高品質の自動車が多数出店されているのも特徴的です。

オークションは毎週木曜日に開催され、登録はネット上の指定のフォームから手続きができます。登録には「古物商認可許可証を受けてから1年以上営業をしている」「連帯保証人をつけれる」などの条件が必須です。

入会金は50,000円で、月額費用などが掛からないのが特徴です。会場は大阪府松原市一津屋2丁目10−7。問い合わせ先は072-330-2200です。

日産大阪オートコレクション

毎週月曜日の午前9時より約160席を設けて自動車のオークションを開催しているのが、「日産大阪オートコレクション」です。会員数1,600社を超えるオークションで、セリ方式は手競りオークションや不在入札などを導入しています。ネット上のフォームに事業所内容などを記載して入会手続きが完了します。

所轄公安委員会発行の古物許可証(自動車商)の許可を得て6ヶ月以上経過していることや、常設の営業所を所有し、中古車販売などをおこなっている方が入会対象です。

入会金の10,000円(税別、カード発行費用も含む)と保証金の30,000円が入会時に必要になります。 会場は大阪府大阪市此花区北港1丁目2−25。問い合わせ先は06-6465-6670です。

BDSオークション関西会場

BDSオークションは国内4メーカーはもとより、希少車・外車・旧車など幅広いバイクを展示しているオークションです。国内出品シェアNo.1の中古バイクオークションで、多くの種類の排気量のバイクが出展されています。

このオークションでは、インターネットを活用してオークションに参加できるシステム「ジュピター」の利用で、遠方からのオークション参加も可能になりました。毎週4,000台もの車輛を出品し、90%以上の成約率を継続している画期的なオークションです。

入会に関してはネット上の指定のフォームに所定の事項を記入します。入会金無料で保証人も必要なく、会員保証金の50,000円(解約時には返還)とシステム利用料の60,000円で入会できます。

会場は、大阪会場の場合に大阪府堺市西区草部1114。問い合わせ先は072-271-6141です。

大阪で開催しているその他の古物市場一覧

上記に紹介してきた古物市場が取り扱っていないような商品を扱う古物市場も多数あります。

古書籍商業協同組合

大正13年に創立され、90年以上も古書籍の即売会や古書籍市場の開催などをおこなってきたのが「大阪古書籍商業協同組合」です。同組合が開催する古書籍即売展は誰でも利用できる古書の即売会で、1冊からでも購入可能です

即売会に参加するには組合への加盟が必要ですが、「大阪公安委員会より古物商の許可を得ている」「従業員50人以下の小規模事業者」「大阪・和歌山の地区内に事業場を有する」「他の給与所得で生計を立てていない」などの条件が課せられます。

加盟時にかかる費用は、出資金の200円、加盟金の300,000円、など、高額な費用もかかります。

会場は大阪府大阪市中央区粉川町4-1 大阪古書会館内。問い合わせ先は06-6767-8380です。

WORLD GREATEST AUCTION(WGA)

「世界への架け橋」をコンセプトに、会場にいなくてもアプリさえ使用できれば、世界のどこでも入札を可能にしたオークションが「WORLD GREATEST AUCTION(WGA)」です。

自動車や家電製品から、ブランド、ジュエリー品まであらゆる商品を会場やアプリでも売買できるのもWGAの大きなメリットです。 オークションに新規参入する方でも、すぐに馴染めるアットホームな市場です。料金はオークション参加費として500円、年会費の10,000円で利用できます。

登録手続きはWGAホームページか、JDSオークションホームページから新規申し込みが可能です。 会場は大阪府門真市五月田町13−20。問い合わせ先は090-4279-9230です。

▼さらに遠くまで赴くことも検討しているようであればぜひ、関西の古物市場情報もご一読ください。

▼こちらの記事では、全国の代表的な古物市場をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

古物市場の情報を入手する方法

自分に合った古物市場を見つけるには、最初に古物市場の情報の入手が必要です。一般的な古物市場は、新しい参加者に閉鎖的なイメージを持たれることが多いです。

その中でも自分に合った雰囲気で活気のある市場を見つけることは重要なポイントです。自分に合った雰囲気の市場を選べば、のびのびと商売ができて自分の欲しい品物を入手できます。

情報開示制度を利用して都道府県公安委員会から情報を貰う

古物市場は古物商許可を取得しなければ利用できず、古物市場の情報を得るには「情報開示制度」を利用しなければ、古物市場の情報は入手できません。

古物市場の情報を知りたい場合は、知りたい古物市場の都道府県公安委員会に対して、情報開示制度を利用すれば正確な古物市場の情報を知ることができます。

また上記の方法以外にも、自分が知りたい古物市場の都道府県の警察本部長に対し、情報公開請求すれば正確な情報を入手することもできます。

警察が古物市場を管理するのを不思議に感じる方も多いかもしれませんが、古物商許可申請を全般的に管轄しているのは警察です。したがって、古物市場の情報を少しでも知りたい場合は、多くの情報を管理している警察に申請するのは1つの手段といえます。

業者からリストを購入して入手する

古物市場の情報を入手する手段として、古物市場のリストを販売している業者から情報を買い取るのも有効です。この方法は「情報開示制度」とは違い、当然ながら費用が掛かってしまいます。しかし、リスト自体が全国の古物市場を対象としており、全国単位で古物市場の利用を検討する方には向いている方法と言えます。

特に今まで継続して同じ古物商との取引があれば、古物市場に関しての有力なリストを購入出来る可能性が高くなります。長い付き合いがあれば無料で教えてくれることもあり、自分にとって必要な情報のみを入手可能です。

当然ながら、自分と付き合いのある古物商は自分と同じ種類の商品を取り扱います。したがって、参加する古物市場も自分と同系統の市場ですから、参考になります。

初心者向けの古物市場の探し方

現在日本では、多数の古物市場が開催されており、取り扱う商品などで市場の種類も大きく異なっていきます。古物市場に参加したことが無い初心者の方は、最初にどのような古物市場が開催されているかを十分に調査することが重要です。

しかし、実際に調査して古物市場に参加しようとしても、中には閉鎖的な市場もあり、新規参入を受け付けていないケースや紹介が必要なケースもあります。

したがって初心者の方は、自分に合った古物市場を見つけるための入念な調査が必要です。そこでここからは、初心者向けの古物市場の探し方を紹介していきます。

警察や公安が発表している古物市場のリストをチェックする

公安委員会や警察では、各都道府県で開催されている古物市場リストを発表しており、インターネット上でも分かりやすい情報を明記しています。リスト内には古物市場の所在地や連絡先などの情報が掲載されており、市場の雰囲気・特徴などもこまめに記載されています。

詳細に関しては「初心者を歓迎しているか」「見学会や講習会を実施しているか」「参加業者の紹介が不要か」「入会金は安いか」「初回無料サービスはあるか」「必要な人にはサポーターをつけてくれるか」などの事項に関して細かく記載されており、便利です。

Googleマップで調べる

古物市場の公式サイトや、所在地などのさまざまな情報を、実際の場所と一緒に地図上に示しているのがGoogleマップです。「古物市場」と検索すれば、現在地に近い市場を検索してくれます。

古物商の経験が長い先輩に教えてもらう

古物商としての経験が豊富な先輩に、古物市場の情報を教えてもらうのも有効な手段です。一般的に地方の古物市場はインターネットに情報を公開していない場合が多く、詳しい情報の入手が困難な市場も多数存在します。

したがって、経験豊かな先輩からインターネットには掲載されていないリアルな情報を得ることは、最適な市場を見つけるための有益な情報になります。

また古物商の中には、古物市場への「同行サービス」を実施している古物商も多数存在します。同行サービスの利用により、古物市場への参加が無料になるケースもあり、初心者にとってはお得なサービスとも言えます。

古物市場のまとめサイトを参考にする

実際に古物市場を利用した人の中には、自身のメディアやブログなどのサイトを利用して、古物市場のリストをまとめている方も多いです。この「まとめサイト」を利用・活用すればGoogleマップなどには一切掲載されていない古物市場の情報も掲載されていますから、市場探索には最適です。

しかし、まとめサイトは各市場や警察が発信している公式データではなく、あくまで個人が調査し記載した記事・データですから、記載されている情報と実際の雰囲気などが異なることが多いのが現状です。

古物市場での注意点

古物市場はプロから初心者まで様々な古物商が参加しています。改めて事前に古物市場の情報を調べておくことを強くオススメします。

参加することによって安い値段で大量に商材を仕入れられる可能性があり、自分の欲しい商材が多い市場に行けば思わぬ収穫を得ることができるかもしれません。

市場での仕入れ方法は落札方式が多いので損をしないようにだけ注意しましょう。まずはプロが少ない、初心者も参加しやすい古物市場に参加して相場観などをつかんで、有効に活用しましょう。

仕入れだけでなく集客も増やせる方法

古物市場では仕入れを増やすことはできても顧客を増やすことは難しいでしょう。そこで仕入れ、集客の悩みを解決できる買取集客プラットフォームを活用してみてはいかがでしょうか?買取集客プラットフォームは集客や仕入れに悩んでいる古物商と商品を売りたいとおもってるユーザーをつなげるサービスを行っています。サービスを利用するとそこに集まっている買取の依頼を自分で対応することができます。

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