引っ越し時にやる事とは?9つのやる事をリスト化して徹底解説

荷造りや掃除。引っ越しが決まった場合、やる事はたくさんあります。やる事がたくさんあるので、しっかりと計画を立てて一つ一つこなしていかなければ、スムーズな引っ越しができなくなることが予想されます。しっかりと計画を立てて、気持ちよく引っ越しを行いましょう。
しかし、しっかりと計画を立てようと言われても、「そもそも引っ越しする場合、何をやれば良いの?」という疑問を抱えている方も多いかと思います。そのため、この記事では引っ越しする場合にやる事をリスト化して具体的にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
引っ越し業者ははやめに押さえよう
引っ越しをする際、荷造りや荷物の運搬を引っ越し会社に依頼する方が多いかと思います。そのような作業を引っ越し会社に依頼する場合は、なるべく早めに依頼しましょう。可能であれば1ヵ月前、遅くても2週間前までに引っ越し依頼をすることをおすすめします。特に3~4月の繁忙期に引っ越しをする場合、1ヵ月前でも予約が中々取れないというのも珍しくありません。
早めに予約した場合、割引してくれることはあっても値上げされることはありません。そのため、引っ越し日が決まっているのであれば、なるべく早めに依頼しましょう。
▼まだどのサービスを使って引っ越しをするか決めていない方は、おすすめの引っ越し業者をご紹介しているこちらの記事が参考になるかもしれません。
引っ越しやる事リスト
引っ越しする場合、やる事はたくさんあります。そのため、ここでは引っ越し時にやる事を具体的に説明していきます。
新居を決める
引っ越しする場合、まずは新居を決めましょう。新居を決める場合は、家の間取りや駅・バス停からの距離などは確認するかと思います。しかし、家の間取りや駅・バス停からの距離以外にも、「荷物の搬入は可能か」ということも確認しておきましょう。
具体的には、エレベーター・階段の幅は狭くないか、玄関や部屋のドアサイズは小さすぎないかというところを確認しておきましょう。
段ボールなどを用意する
新居を決めた場合、次は段ボールや気泡緩衝材などの梱包資材を用意しておきましょう。具体的には、以下の梱包資材を用意しておくと良いでしょう。
- 段ボール
- 気泡緩衝材(ぷちぷち)
- ガムテープ
- 要請テープ
- 油性ペン
人によって異なりますが、引っ越しをする時に使う段ボールは、単身であれば10~20個、家族であれば30~40個あれば間に合うと言われています。
また、段ボールはホームセンターや専門店で購入する方が多いかと思いますが、引っ越し会社に依頼すると無料で段ボール(最大50個まで)を手に入れることができます。各引っ越し業者によって多少異なりますが、サイズは基本的に110サイズと130サイズの2種類です。
ホームセンターや専門店などでは、段ボール10枚入り2,000円程度で売られています。最大で10,000円節約できるので、段ボールはなるべく引っ越し会社から無料でもらうようにしましょう。
今住んでいる家を解約する
段ボールや気泡緩衝材などの梱包資材を用意した場合、次は今住んでいる家を解約しましょう。今住んでいる家を解約する場合は、なるべく早めに物件を管理している管理会社や大家さんに解約したいということを伝えてください。
なるべく早めに連絡してほしい理由は、「賃貸契約解約をする場合は〇ヶ月前までに連絡してください」という期日が決められていることが多いからです。物件によって期日は異なりますが、基本的に1ヵ月前と定めているところが多い傾向があります。まだ、引っ越し日がはっきり決まっていない場合は、大体の退去日を伝えましょう。
また、家の他に駐車場も借りている場合は、駐車場の解約も行いましょう。駐車場も家同様に、基本的には1ヶ月前までに解約したいということを申し出る必要があります。
不用品の処分
今住んでいる家の解約を管理会社や大家さんに伝えた場合、次は不用品を処分しましょう。しかし、不用品を処分する場合は、適切な方法で処分しなければいけません。「処分方法が分からない」という方も多いかと思いますので、不用品別に適切な処分方法を以下の表にまとめました。
不用品の種類 | 処分方法 |
---|---|
粗大ゴミ(大型家電やベッドなど) | 自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用する |
家電4品目(エアコン、テレビ(ブラウン管式、液晶・プラズマ式)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 |
・家電を購入したお店に引き取ってもらう ・自治体の回収サービスを利用する |
パソコン | メーカーに引き取ってもらう |
小型家電(携帯型ゲーム機、デジタルカメラ、炊飯器、ドライヤーなど) |
・ボックス回収で処分する ・ステーション回収で処分する |
その他 |
・友人や親せきに譲る ・リサイクルショップで売却する ・フリマアプリで売却する ・不用品回収業者に引き取ってもらう |
自治体の回収サービスの利用方法は、まず各自治体に電話やインターネットから回収の予約をします。回収の予約をした場合、次は「処理券」というシールを購入し、処分したいものに処理券を貼り付けましょう。最後に、指定された場所にものを置いておけば、自治体の回収業者が不用品を回収していってくれます。
荷物をまとめる
不用品を処分した場合、次は荷物をまとめましょう。荷造りは、以下のように大きく4種類に分けるとスムーズに荷造りできると言えます。
- 引っ越し先ですぐに使う物
- 靴の荷造り
- 本や漫画など、書籍の荷造り
- 割れ物や刃物などの荷造り
本や漫画などの書籍は重さがあるので、梱包も工夫する必要があります。大きな段ボールに書籍をたくさん詰めると、重くなってしまい、運びにくくなります。そのため、書籍を詰める段ボールは小さめにして、運びやすくしましょう。
また、割れ物や刃物などは緩衝材や新聞紙などを使って梱包することをおすすめします。特に割れ物は、上下の振動に弱い傾向があるので、段ボール内にできる上と下の隙間にクッションを詰めましょう。
ガスと電気と水道をとめる
荷物をまとめた場合、次はガス・電気・水道を止めましょう。ガス・電気・水道の止め方は、基本的に利用している会社に利用停止の申し込みをするだけです。どれも、電話又はインターネットから利用停止の申し込みができます。
電気に関しては、利用停止作業に立ち会う必要はありませんが、水道とガスに関しては、立ち会わなければいけない場合もあります。しかし、繁忙期は中々予約が取れません。そのため、遅くても引っ越し日の1週間前までには、利用停止の申し込みをしておきましょう。
▼ガスの引っ越し手続きはこちらの記事で解説しています。
▼電気の引っ越し手続きはこちらの記事で解説しています。
▼水道の引っ越し手続きはこちらの記事で解説しています。
部屋の掃除
ガス・電気・水道の利用停止申し込みをした場合、次は部屋の掃除をしましょう。普通に生活していて出来てしまう汚れや劣化の原状回復は、基本的に貸主の負担です。
しかし、借主の不注意や過失で出来てしまった汚れや破損は借主が負担しなければいけません。そのため、可能な範囲内で部屋を掃除しておきましょう。綺麗に掃除しておくことで、入居前に渡した敷金が多く戻ってくる場合があります。
転居はがきの作成
部屋の掃除を済ませた場合、次は転居ハガキを作成しましょう。転居ハガキとは、友人や親せきなどに新しい住所と電話番号を伝える挨拶状のことです。一般的には、引っ越しをしてから2~3ヶ月以内に送ることが望ましいと言われています。
転居・転出届を出す
転居ハガキを作成した場合、最後に転居届を出しましょう。転居届とは、日本郵便に引っ越すことを伝え、旧住所宛に届いた荷物を新住所に転送するよう依頼する届け出のことです。
異なる市区町村に引っ越す場合は「転出届」、同じ市区町村内で引っ越しする場合は「転居届」を役所に提出しましょう。
転出届を出した場合は、転出証明書を発行してもらえます。転出証明書は、引っ越し先で転入届を提出する際に必要な書類なので、失くさないように大切に保管しておきましょう。郵便転送の設定方法は以下記事で解説しています。
引っ越し時の掃除が面倒な方におすすめ!
これまで、引っ越しする場合にやる事を説明してきましたが、やる事リストの中に「部屋の掃除をする」という項目がありました。しかし、「部屋の掃除は面倒だからやりたくない」という方も多いと思います。
部屋の掃除が面倒と思っている場合、ハウスクリーニングサービスを提供している引っ越し会社に依頼してみてはいかがでしょうか。具体的には、ハート引越センターやサカイ引越センターがハウスクリーニングサービスを提供しています。
ハウスクリーニングサービスとは、プロの清掃スタッフがお部屋やキッチン、バスルームやトイレなどを綺麗に清掃してくれるサービスです。個人で清掃するよりも安上がりになることが多いので、部屋の掃除が面倒と思っている方はハート引越センターやサカイ引越センターが提供しているハウスクリーニングサービスを利用してみましょう。
引っ越し会社の一括比較・見積もりなら引っ越し侍をチェック
先ほど、ハウスクリーニングサービスを提供しているハート引越センターやサカイ引越センターをおすすめしましたが、「他の引っ越し会社はどうなの?」という疑問を抱えている方も多いかと思います。その場合は、他の引っ越し会社のホームページを確認すれば分かりますが、いちいちホームページを確認するのも面倒ですよね。もしも、そう思っているのであれば、引っ越し侍を利用してみましょう。
引っ越し侍とは、引っ越し一括見積もりサービスです。荷物量や引っ越し場所などを記入するだけで、最大10社からの見積もり金額が表示されます。また、見積もり金額の他に口コミやオプションも表示されるので、簡単に比較できます。
もちろん、無料で利用できるので、「引っ越し会社を徹底的に比較したい」という方は気軽に利用してみてください。
まとめ
この記事では、引っ越しする場合にやる事をリスト化して具体的に説明してきました。もう一度おさらいすると、引っ越しする場合にやる事は以下9つです。
- 新居を決める
- 段ボールなどを用意する
- 今住んでいる家を解約する
- 不用品の処分
- 荷物をまとめる
- ガスと電気と水道をとめる
- 部屋の掃除
- 転居はがきの作成
- 転居届を出す
引っ越し時の掃除が面倒という場合は、ハート引越センターやサカイ引越センターなど、ハウスクリーニングサービスを提供している引っ越し会社に依頼しましょう。プロの清掃スタッフが隅々まで丁寧に掃除してくれます。
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