内見でチェックすべきポイントは?2つの場所を必ず確認しよう

賃貸物件を借りる場合に必ず行われる内見。内見とは、内部見学を略した言葉で、実際に物件を訪れ、物件をチェックする作業のことです。内見で様々な場所を確認し、良い物件を見つけましょう。しかし、内見で様々な場所を確認しようと言われても「そもそもどこを確認すれば良いの?」という疑問や「内見前に準備しておくこと、用意しておくものはあるの?」という疑問を抱えている方も多いかと思います。
そのため、この記事では内見の流れや内見前にしておくと良い準備、そして内見時に準備しておきたい持ち物や内見で見るべきポイントなどを具体的にまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
内見の流れを把握しよう
内見の流れは、以下5つのステップで進んでいきます。
- 来店予約をしていた不動産会社に訪れる
- 不動産会社から求められるアンケートに回答する
- 担当者から部屋を紹介してもらう
- 内見したい部屋を決める
- 実際に、担当者と部屋を内見する
良い部屋を紹介してもらうコツは、自分の考えや要望をハッキリと伝えることです。考えや要望を具体的に伝えることで、担当者の方もあなたにぴったりの部屋を紹介してくれるでしょう。
内見前の準備
何も準備せずに内見に行っても問題ありませんが、準備してから内見に行くと契約後の後悔が少なくなるかもしれません。そのため、内見前は以下の準備をしておきましょう。
- 配置する家具の高さ、横幅、奥行きを測っておく
- 引っ越し日をなるべく明確にしておく
- 勤務先の住所を把握しておく(申込書に記載しなければいけない場合があります。)
- 連帯保証人の有無を決めておく
- 希望条件を予め担当者に伝えておく
以上のことを準備しておくと、内見がスムーズに進みます。
内見の持ち物
基本的に、内見する場合は手ぶらで行っても問題ありません。しかし、持っていくと便利な物もありますので、余裕があればこれから紹介するものを準備して持っていきましょう。内見時に持っていくと便利な持ち物は以下9つです。
- 図面
- カメラ(広角タイプだとなお良い)
- メジャー(3~5mあると十分)
- メモ帳
- 家具の寸法を測ったデータ
- ボールペンやシャーペン
- 懐中電灯
- スリッパ
- 身分証明書、ハンコ、収入証明書のコピー
特に、図面とカメラ、そしてメジャーを持っていくと大変役立ちます。
内見で見るべきポイント
ここでは、内見時に見るべきポイントを具体的に説明していきます。
建物内部
内見時は、建物内部を確認しましょう。ここでは、具体的にどこを確認すれば良いのかを説明していきます。
日当たりの良さ
内見時は、日当たりの良さを確認しましょう。日当たりに関しては、図面である程度把握できますが、日差しが差し込む量や明るさなどは実際に見てみなければ分かりません。日当たりが悪いと、部屋が一日中くらいというのはもちろん、洗濯物も中々乾かないでしょう。また、隣接する建物によっては、南向きの物件でも日当たりが悪い場合があります。
特に、築年数が浅い物件は気密性が高く、中々日が差し込まないという問題もあるかと思いますので、日当たりの良さは必ず確認しておきましょう。
間取りや広さ
内見時は、間取りや広さなどを確認しましょう。内見時は、物が無いので広く感じる場合があります。「広いから大丈夫だろう」と間取りや広さを確認せずに物件を決めてしまうと、内見時の体感スペースと実際の居住スペースに大きな差が出来てしまいかねません。家具・家電を設置した場合、実際の居住スペースはどのくらいかというシミュレーションもしてみましょう。
窓やドアの寿命
内見時は、窓やドアの寿命も確認しましょう。窓やドアの建具がしっかりと動かせない場合、寿命が近いと考えられます。もしも、建具がしっかりと動かない場合は、入居日までに修理してもらうことは可能かということを聞いておきましょう。
遮音性の高さ
内見時は、遮音性の高さも確認しましょう。特に、上下左右の生活音はどのくらい聞こえるかというところも確認しましょう。もしも、隣に人が住んでいないのであれば、軽く壁を叩いてみてください。中身が詰まったような音がした場合は、遮音性が高いことが期待できます。
また、二重サッシになっていない場合は、騒音問題に悩む場合があります。近くに大きな道路や線路がある場合は、二重サッシになっているかということも確認しておきましょう。
建物が傾いていないか
内見時は、建物が傾いていないかも確認しましょう。部屋が傾いていると、人によっては頭痛やめまいなどが起きるようです。現在は、スマホアプリで建物が傾いていないかをチェックできます。特に、築年数が古い建物程、傾いている傾向があるので注意しましょう。
搬入経路の広さ
内見時は、搬入経路の広さも確認しましょう。搬入経路が狭い場合、ベッドや大型家電などを搬入することができません。玄関の広さはもちろん、エントランスやエレベーターの広さも確認しておきましょう。搬入経路が狭い場合、手吊りやクレーン吊りなどで搬入させることができますが、数万円~数十万円かかってしまうので注意しましょう。
コンセントの位置や数
内見時は、コンセントの位置や数も確認しましょう。特に家電が多い方は、コンセントの位置や数というのは重要なところだと思います。コンセントの他にも、テレビのアンテナ線や電話線はどこに配置されているのかも確認しておきましょう。コンセントの位置や数を図面に書き込んでおくと、後々設置のシミュレーションをする時に役立つでしょう。
電波状況の良さ
内見時は、電波状況の良さも確認しておきましょう。物件の構造や周辺建物との位置関係によっては、電波が悪い場合があります。基本的に、木造であれば電波は通りやすいですが、鉄筋コンクリートは電波が通りにくくなる傾向があります。
また、同じ部屋の中でもキッチン周辺は電波が良いが、寝室は電波が悪いというように、場所によって電波の強弱が異なるということも珍しくありません。そのため、部屋の至るところで電波の強弱を確認しましょう。
匂いの発生状況
内見時は、匂いの発生状況も確認しておきましょう。立地条件によっては、下水や浄化水などの匂いが気になる場合があります。特に、物件の周辺に飲食店がある場合、一年中食品の匂いがすると考えられるので注意しましょう。
湿気を逃がす設備は整っているか
内見時は、湿気を逃がす設備は整っているかも確認しておきましょう。湿気が多いと、部屋の至るところにカビが発生してしまいます。場合によっては、カビによってスーツやバッグがダメになってしまうこともあるでしょう。
また、湿気を逃がす設備はあるが、耐用年数が超えている状態で設置されている場合があります。その場合は、入居時までに交換可能かを相談してみましょう。
収納スペースの数や大きさ
内見時は、収納スペースの数や大きさも確認しておきましょう。特に、収納スペースの大きさは必ずチェックしておきたいポイントです。サイズが合わないと、服をハンガーにかけられない場合や靴箱にブーツが入らない場合があります。高さ、横幅、奥行きを測り、メモしておくと良いでしょう。
周辺環境
内見時は、周辺環境を確認しましょう。ここでは、具体的にどこを確認すれば良いのかを説明していきます。
コンビニやスーパーまでの距離
内見時は、コンビニやスーパーまでの距離を確認しておきましょう。車がある方であれば、距離はあまり気にならないかもしれませんが、自転車で買い物に行く場合、コンビニやスーパーまでの距離というのは重要です。可能であれば、距離の他にスーパーの営業時間も確認しておきましょう。
住民トラブルの有無や治安の良さ
内見時は、住民トラブルの有無や治安の良さも確認しておきましょう。住民トラブルの有無を確認したい場合、過去にどのようなトラブルやクレームが発生したかを質問してみてください。そして、治安の良さに関しては、近くに街灯はあるか、人通りは多いかなどを確認してみましょう。
騒音の原因となる施設や建物の有無
内見時は、騒音の原因となる施設や建物の有無も確認しましょう。例えば、物件の近くに居酒屋やパチンコ店がある場合は、注意が必要です。また、近くに線路があると騒音に悩まされる場合があるので気を付けましょう。
交通の利便性
内見時は、交通の利便性も確認しましょう。例えば、自宅から最寄り駅までは何分かかるのか、電車やバスの本数は少なすぎないかなどを確認しましょう。もしも、自転車をメインに使う場合は、周辺の駐輪場や料金なども確認してみてください。
ゴミ置き場のシステム
内見時は、ゴミ置き場のシステムも確認しましょう。専用のごみ置き場があり、24時間使えるところもありますが、そうではないところもあります。また、ゴミ置き場が荒れていないか、ゴミが放置されたままではないかというところも確認しましょう。あまりにも汚い場合は、管理が行き届いていない可能性が高いと考えられます。
ベランダの周辺
内見時は、ベランダの周辺も確認しましょう。例えば、外壁に足場がある場合や2階のベランダまで登れる状態になっている場合は、部屋に侵入される危険性があります。そして、余裕がある場合、ベランダの広さも確認しておきましょう。あまりにも狭い場合は、洗濯物をたくさん干せないので注意しましょう。
引っ越し先が決まったら次はお得に引っ越し業者を探そう
これまで紹介してきた内見ポイントを抑えながら物件を確認すれば、きっと良い物件に出会えるでしょう。そして、物件が決まった場合、次は引っ越しの準備として引っ越し業者に荷造りや荷物の運搬を依頼する必要があります。しかし、可能であれば引っ越し料金が安い会社に依頼したいですよね。
その場合、引っ越し一括見積もりサービスの引っ越し侍を利用してみましょう。必要事項を記入するだけで、最大10社からの見積もり金額が表示されます。簡単に料金が安い引っ越し業者を見つけることができるので、ぜひ利用してみてください。もちろん、利用料は無料です。
引っ越し業者は少しでも早めに押さえることをおすすめします。ぜひ一括見積サービスを利用して、安い業者を見つけてみてください。
まとめ
この記事では、内見の流れや内見前にしておくと良い準備、そして内見時に準備しておきたい持ち物や内見で見るべきポイントなどを具体的に説明してきました。内見時は、建物内部と周辺環境をしっかり確認しましょう。また、良い物件に出会うためには、自分の考えや要望をしっかり伝えることが大切です。
そして、お気に入りの物件が決まった場合は引っ越しの準備をする必要があります。その時は、簡単に料金が安い引っ越し会社を見つけることができる引っ越し侍を利用してみましょう。
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