ホットカーペットの電気代は?ほかの暖房器具との比較からおすすめの電力会社まで解説!
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「ホットカーペットの電気代は高いのか?安いのか?」このような悩みを持っていませんか?
エアコンやセラミックヒーターは電気代が高いと言われているため、「ホットカーペットも電気代が高いのではないか」と気になりますよね。
結論だけお伝えすると、ホットカーペットの電気代は意外と安いです。
今回は、具体的にどのくらいの電気代がかかるのか、他の暖房器具と比べてどのくらい安いのかを説明していきます。
「ただでさえ電気代が安いのにもかかわらず、さらに電気代を安くする方法」についても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
ホットカーペットを使うと電気代は?
ここでは、ホットカーペットを使うと電気代はいくらになるのか具体的に説明していきます。
ホットカーペットは消費電力が少ない
ホットカーペットは、カーペットの表面を暖める暖房器具です。エアコンや電気ストーブのように、空間全体を暖める暖房器具ではありません。
そのため、エアコンや電気ストーブに比べて、ホットカーペットは消費電力が少ないのが特徴です。
ホットカーペットの電気代
ホットカーペットを使った場合の電気代をシミュレーションしていきます。シミュレーションの条件は以下の通りです。
- ホットカーペットの消費電力:サイズ別の製品情報を確認
- 1kWhあたりの電気単価:27円
ホットカーペットのサイズ | 1時間使った場合 | 5時間使った場合 | 10時間使った場合 |
---|---|---|---|
1畳(200W) | 5.4円 | 27円 | 54円 |
1.5畳(300W) | 8.1円 | 40.5円 | 81円 |
2畳(350W) | 9.45円 | 47.25円 | 94.5円 |
3畳(400W) | 10.8円 | 54円 | 108円 |
4畳(850W) | 22.95円 | 114.75円 | 229.5円 |
ホットカーペットの電気代は「消費電力」と「使用時間」と「電気単価」によって異なるので、必ずしも上記の電気代が当てはまるとは限りません。
ホットカーペットと他の暖房器具を比較
ホットカーペットを使った場合の電気代をシミュレーションしてみましたが、「これは安いのか?高いのか?」という疑問を抱いた方も多いかと思います。
そこで、ホットカーペットと他の暖房器具の電気代を比較してみました。比較の条件は以下の通りです。
- 一人暮らしを想定
- 1kWhあたりの電気単価:27円
暖房器具の種類 | 1時間あたりの電気代 | 1日あたりの電気代(10時間) | 1ヶ月あたりの電気代 |
---|---|---|---|
ホットカーペット | 5.4円 | 54円 | 1620円 |
電気ストーブ | 12.15円 | 121.5円 | 3645円 |
こたつ | 8.1円 | 81円 | 2430円 |
エアコン | 13.5円 | 135円 | 4050円 |
冬に使われる代表的な暖房器具とホットカーペットを比較した結果、ホットカーペットの電気代が最も安いということが分かりました。
【結論】ホットカーペットは電気代節約向きの暖房器具
ホットカーペットの消費電力や電気代について説明してきましたが、ホットカーペットは「電気代節約向きの暖房器具」と言えます。
先ほどのシミュレーションを参考にすると、1ヶ月間の電気代はエアコンは4050円、ホットカーペットは1620円でした。つまり、年換算すると約3万円の差です。
もちろんホットカーペットのみで冬を乗り切るのは厳しいかと思いますが、他の暖房器具を上手に併用すれば、電気代が高い暖房器具を1つ使うよりも安い電気代で冬を乗り切っていけると言えるでしょう。
ホットカーペットのメリットとデメリット
ホットカーペットは電気代が安いということが分かりましたが、それ以外のメリットはあるのでしょうか。
また、どのようなデメリットがあるのでしょうか。ここでは、メリットとデメリットを紹介していきます。
ホットカーペットのメリット
ホットカーペットのメリットは以下の通りです。
- 本体価格が安い
- 空気が汚れない
- 一酸化炭素中毒の危険性がない
大きさにもよりますが、3000円台で購入できるホットカーペットもあります。
ホットカーペットのデメリット
ホットカーペットのデメリットは以下の通りです。
- 一部分しか暖まらない
- 低温やけどの恐れがある
- ダニが発生しやすい
一酸化炭素中毒の恐れはありませんが、低温やけどの恐れがあります。また、ダニが発生する環境になりやすいので、定期的な除菌が必要になります。
ホットカーペットの電気代を節約する方法
ここでは、ホットカーペットの電気代を節約する方法を具体的に説明していきます。
必要な面積のみ暖める
1つ目は、「必要な面積のみ暖める」ことです。ホットカーペットは、暖める面積が広くなればなるほど多くの電気を消費します。
しかし、ホットカーペットは空間を暖める能力が低いため、全面を暖めてもあまり意味がなく、「暖まらないのに電気代が多くかかる」という状況になりかねません。
最近は暖める面積を選択できるホットカーペットも発売されているため、節電したいのであれば、そのようなホットカーペットを購入しましょう。
断熱シートを併用する
2つ目は、「断熱シートを併用する」ことです。床が冷たいとホットカーペットの熱が床に逃げていきます。
そうなると、「あまり暖かくない」という状況になりかねません。そこで、床に断熱シートを敷いて、その上にホットカーペットを敷いてみてください。
こうすることで、熱が床に逃げにくくなるため、弱設定でも十分暖まることができます。
窓断熱を行う
3つ目は、「窓断熱を行う」ことです。窓断熱を行うことで、窓から取り込まれる冷気を防ぐことができます。
しかし、「窓断熱のやり方が分からない」方も多いでしょう。そのため、次の段落からセルフでもできる窓断熱の方法を紹介していきます。
カーテンやブラインドを使う
セルフでもできる窓断熱の方法1つ目は、「カーテンやブラインドを使う」ことです。
カーテンやブラインドを閉めるだけで、窓との間に空気の層ができるため、熱が外に逃げにくくなります。
カーテンやブラインドの生地が厚めだとさらに高い効果が期待できます。
断熱シートを使う
セルフでもできる窓断熱の方法2つ目は、「断熱シートを使う」ことです。
先ほどは断熱シートを床に敷こうと説明しましたが、窓に貼るタイプの断熱シートもあります。窓に霧吹きをして貼り付けるだけなので、誰でも簡単に貼ることができます。
断熱シートは、ホームセンターやショッピングモールなど、基本的にどこでも売っているので探してみてください。
断熱フィルムを貼る
セルフでもできる窓断熱の方法3つ目は、「断熱フィルムを貼る」ことです。
断熱シートと同じようなものですが、断熱シートよりも透明性が高いのが特徴です。
そのため、「窓断熱はしたいが、外の景色も見たい」という方は、断熱フィルムの方をおすすめします。
断熱ボードを使う
セルフでもできる窓断熱の方法4つ目は、「断熱ボードを使う」ことです。
断熱ボードとは、窓に立てかけるタイプの断熱材です。窓の下半分に立てかけるのが一般的なので、「それでは意味がないのでは?」という方も多いかと思います。
しかし、冷たい空気は下に溜まりやすいという特徴があるため、下半分に立てかけるだけでも効果があります。
契約しているアンペア数を見直す
4つ目は、「契約しているアンペア数を見直す」ことです。
契約しているアンペア数が大きければ大きいほど、電気代の基本料金が高くなります。
そのため、契約しているアンペア数が大きすぎる場合は、一度下げてみることをおすすめします。
世帯人数別に見た適正アンペア数の目安は以下の通りです。
世帯人数 | 契約アンペア数 |
---|---|
1人 | 10~20A |
1~2人 | 30A |
3人 | 40A |
4人 | 50A |
5~6人 | 60A |
ちなみに、オール電化住宅の場合は60A以上をおすすめします。
省エネ機能がついたホットカーペットを使う
5つ目は、「省エネ機能が付いたホットカーペットを使う」ことです。
省エネ機能付きホットカーペットは、自分で操作しなくても強弱を自動で調整してくれます。
そのため、「面倒なことはしたくないが、節電したい」という方は、省エネ機能付きホットカーペットを購入しましょう。
毛布を使う
6つ目は、「毛布を使う」ことです。
毛布を使うと熱を覆うことができるので、熱が外に逃げにくくなります。非常に簡単な節約方法でありながら、かなり暖まるのでぜひ試してみてください。
電力会社を切り替えて電気代そのものを安くしよう
ホットカーペットの電気代をさらに安くしたいのであれば、「電力会社の切り替え」も検討してみましょう。
ここでは、電力会社を切り替えるメリット・デメリット、そして切り替える方法を説明していきます。
電力会社の切り替えにはどのようなメリットがある?
電力会社切り替えのメリットは以下の通りです。
- 電気代が高確率で安くなる
- ガス代やスマホ代なども安くなる場合がある
電気をあまり使わないという方以外は、基本的に電気代が安くなるので、「電気代を本気で安くしたい」と考えている方にはおすすめです。
電力会社の切り替えにはどのようなデメリットがある?
電力会社切り替えのデメリットは以下の通りです。
- 支払い方法が限定的になる場合がある
- エリアによっては対応していない場合がある
基本的に支払い方法は、「クレジットカード払いのみ」という電力会社が多いので、クレジットカードを持っていない方は注意しましょう。
電気の質は変わらないので、生活に支障が出ることはありません。
まとめ
今回は、「ホットカーペットの電気代」について解説してきました。ホットカーペットの電気代は1時間あたり5.4円~22.95円が相場です。
エアコンや電気ストーブは、ホットカーペットの2倍以上の電気代がかかるので、ホットカーペットは非常に電気代が安い暖房器具です。
また、今回紹介した電気代節約方法を試せば、もう少し電気代を安くできるでしょう。
そして、電力会社の切り替えを行えば、さらなる節約が期待できます。そのため、「冬を損しながら過ごしたくない」と考えているのであれば、今すぐ電力会社の切り替えを検討してみましょう。
こちらの記事では、おすすめの新電力会社の特徴やキャンペーン・特典などをまとめているので。ぜひ参考にしてくださいね。